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池田市総合計画「基本計画」(素案) 池田市第6次総合計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果について/池田市ホームページ

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全文

(1)

池田市第6次総合計画

基本計画

《素案》

平成 22 年3月

(2)

第1章 にぎわいと活力あふれるまち . . . 1

第1節 駅周辺を中心とした市街地の整備 . . . 1

第2節 細河地域の活性化 . . . 4

第3節 大阪国際空港の活用 . . . 6

第4節 道路網の整備 . . . 8

第5節 住宅の充実 . . . 11

第6節 農園芸の振興 . . . 14

第7節 商業の活性化 . . . 16

第8節 工業の振興 . . . 19

第9節 労働者施策の推進 . . . 21

第 10 節 観光の振興 . . . 23

第2章 みんなが健康でいきいきと暮らせるまち . . . 26

第1節 福祉社会の推進 . . . 26

第2節 高齢者福祉・介護の充実 . . . 29

第3節 障がい者福祉等の充実 . . . 32

第4節 少子化への対応と子育て支援 . . . 36

第5節 生活自立支援の充実 . . . 38

第6節 保健衛生の充実 . . . 40

第7節 市立池田病院を拠点とした地域医療体制の充実 . . . 43

第8節 みんなで支える医療保険 . . . 46

第9節 人権尊重の推進 . . . 48

第 10 節 男女共同参画社会の実現 . . . 50

第3章 人、環境にやさしい安全・安心なまち . . . 52

第1節 災害に強いまちづくり . . . 52

第2節 火災・救急体制の強化 . . . 56

第3節 安心して快適に移動できるまちづくり . . . 59

第4節 環境にやさしいまちづくり . . . 62

第5節 良好な自然環境を生かしたまちづくり . . . 68

第6節 上水道事業の充実 . . . 71

第7節 下水道事業の充実 . . . 73

第8節 消費生活の充実 . . . 76

(3)

第4章 みんなでつくる分権で躍進するまち . . . 79

第1節 地域分権の推進 . . . 79

第2節 コミュニティの活性化 . . . 82

第3節 公益活動の促進 . . . 84

第5章 豊かな心を育む教育と文化のまち . . . 86

第1節 学校教育の充実 . . . 86

第2節 学校・家庭・地域をつなぐ地域教育の振興 . . . 91

第3節 社会教育の振興 . . . 93

第4節 市民文化の創造 . . . 97

第5節 国際交流と地域交流の推進 . . . 100

第6章 行財政改革を推進し希望の持てるまち . . . 103

第1節 開かれた市政の推進 . . . 103

第2節 健全な行財政運営の推進 . . . 106

第3節 広域行政の推進 . . . 109

(4)

第1

わい

活力あ

れる

第1

駅周辺を

中心と

た市街地の整備

めざすべき

姿

高度な都市機能を持つ市街地と、地域の持つ歴史的・文化的特性や恵まれた自然環境などを生か した景観が調和した都市が構築されることにより、利便性と快適性、安全性を兼ね備えた人にやさ しい都市整備が図られている。

現状と

課題

〇池田・石橋両駅周辺は、都市核(中心市街地)として位置付けられている。 〇石橋駅周辺は、道路幅員が狭く密集した店舗・住居が混在している。

〇石橋駅付近には蛍などが生息する箕面川や今井水路が流れ、市街地にうるおいを与えているが、 その保全や活用を図っていく必要がある。

〇池田駅前は、市街地再開発による近代的商業機能の核となる複合商業施設・バスターミナルが設 置され、利便性の向上が図られているが、その周辺の商業施設、密集した木造家屋には防災上の 問題も多い。

〇本町通りの道路整備が完了したことにより、新たな観光・商業スポットへの展開が期待されるこ とから、引き続きさらなるまちなみ整備やにぎわいの創出を行っていくことが必要である。 〇阪急宝塚線沿線での市街地整備の進展や近隣市における大規模商業施設の立地などにより、商業

圏や人の動線が大きく変化しており、本市の商業を取り巻く環境はより一層厳しくなっている。 〇その他の市街地についても、必ずしも統一的に開発が行われていないことから、土地の有効活用

(5)

施策の体系

1.石橋駅周辺地区の整備

【計画】

商業の活性化を図るとともに、居住環境の改善を行い、高齢者や障がい者(児)をはじめ、す べての人々が安心して利用できる環境を整備する。

【ステップ】

・にぎわいのあるまちの維持・発展をめざすことから、循環型再開発 1※

も視野に入れた新手法「石 橋モデル」を官民双方で研究する。

・駅およびその周辺の道路や施設のバリアフリー 2※

化を促進する。 ・鉄道・バス会社などの公共交通機関との連携強化を図る。

・木造老朽化建築物の建替えを図る。

・建物の建替え時に理解と協力を得て、狭あい道路の解消を図る。

・箕面川や今井水路、市街地に残る緑地・保存樹などを生かし、ヒートアイランド対策など環境 に配慮したうるおいある都市景観の整備を進める。

2.池田駅周辺地区の整備

【計画】

まちなみ整備によるにぎわいの創出を進め、狭あい道路の整備と木造老朽化建築物の建替えを 図り、安全で良好なまちづくりを推進する。

【ステップ】

・歴史・文化・四季の自然を感じる回遊性の高い散策路の整備を行う。 ・地元関係者などと協議を行い、駅前にふさわしい顔づくりを進める。 ・駅およびその周辺のバリアフリー化を促進する。

・木造老朽化建築物の建替えを図る。

・建物の建替え時に理解と協力を得て、狭あい道路の解消を図る。

1

循環型再開発:事業対象区域をいくつかに区分し、既存建築物の除却と公共施設の整備を段階的に進めて、中・低層の 建築物を複数建築する事業手法。対象区域を一度に整理し、1棟の高層マンションを建築する従来型の手法に対し、既 存のまちなみやコミュニティの激変を緩和するものとして注目される。

2

バリアフリー:障がい者や高齢者などが社会生活を送るうえで、その支障となる物理的・精神的な障がいや障壁を取り

駅 周 辺 を 中 心 と し た 市 街 地の整備

1. 石橋駅周辺地区の整備

(6)

3.郊外市街地の整備

【計画】

市民がこころよくふれあい生活できる環境整備を図り、良好な景観形成を誘導する。 宅地化する農地や未利用地の有効活用を促す。

土地利用構想などに基づき適切な指導と誘導を行い、良好な住環境の形成を図る。 【ステップ】

・市街地に点在する宅地化する農地や未利用地は、住民同意による地区計画などを活用して良好 な住環境の形成を図る。

・狭あい道路の解消を図る。

・民間活力や地区計画などの手法を活用しながら、環境に配慮したコンパクトタウンを推奨して いく。

・地域分権などによる自主的なまちづくり活動を推進する。

市民等の市政への参画

・市街地の整備について、地元関係者は協議を行う。

・市民一人ひとりが、まちなみの保全についての意識を持つ。

・地域分権などにより、道路のカラーペイントや木、花の植栽などを行い、安全・安心で快適な まちづくりを行う。

主な部門別計画

(7)

第2

細河地域の活性化

めざすべき

姿

細河地域は、旧来の都市軸に新たな高速道路も加わり、利便性の高い地域となっている。伝統の植木 産業における「ほそかわ」ブランドが確立・保持されていると同時に、自然環境を生かした観光地・自然体 験ができる教育の場としての活用が図られている。

現状と課題

○ 細河地域は、五月山と鼓ヶ滝風致地区に囲まれ、猪名川や余野川を備えた自然豊かな地域である。 ○ 地域の総合案内所や特産物販売所などとして、細河地域コミュニティ推進協議会の拠点施設である「細

河みどりの郷案内所」がある。

○ 今後、国道 423 号や新名神高速道路などの広域幹線道路が整備されることで、交通利便性の高い地域 へ変貌することが予想される。

○ 細河地域は、ほぼ全域が市街化調整区域で、その多くが本市の伝統産業である植木の生産地となって いる。

○ 優良農地の保全と地場産業の振興に努めてきたが、植木産業の今後については社会経済状況の変化 などに伴う先行きの不透明感があり、後継者問題と相まって地域の将来を考えるうえでの重要な課題と なっている。

○ 「細河植木塾 22」や「細河園芸振興対策協議会」など若手後継者グループが活性化に取り組んでいるが、 これらのグループを集約し、細河地域全体が一体となって活性化を図る必要がある。

施策の体系

細河地域の活性化 1. 地域の特性を生かしたまちづくりの展開

2. 地域産業の保持・育成と、良好な地区環境 の保全

(8)

1.地域の特性を生かしたまちづくりの展開

【計画】

農地や山林など豊かな自然環境との調和を基本とし、交通量の増加や交通利便性にも対応した 細河地域の活性化策を進める。

【ステップ】

・木部ランプと新名神高速道路(仮称)箕面I. Cを結ぶ国道 423号の交通量の増加が予想され ることから自然環境との調和を図りながら、通過者などを招き入れる施設を整備する。 ・流通の結節点となる木部ランプ周辺に流通ゾーンを形成する。

・自然環境の中で実践できる地域の特性を生かし、教育施設の誘致を図る。 ・エコツーリズムなどの自然体験プログラムを作成する。

・豊かな自然を生かして、近隣観光地としての観光振興を進める。

2.地域産業の保持・育成と、良好な地区環境の保全

【計画】

伝統の植木産業の保持・育成を図りながら、新たに野菜栽培への多角化を図り、伝統と新産業 が融合した土地の活用を行う。

【ステップ】

・植木産業などの地場産業を育成する。

・放置された植木畑などを活用し、遊休農地の解消を図る。

・野菜や植木の直売を推進するため、直売所の設置や整備を支援する。 ・野菜栽培講習会を実施する。

・植木剪定枝のチップ化への支援を行うなど有効活用を図る。

・「細河園芸振興対策協議会」や「細河植木塾 22」など若手後継者グループの活動を支援する。

3.地域住民が主体となった活性化策の検討

【計画】

将来の植木産業や農業のあり方などを含めて、細河地域の今後の具体的活性化策について検討 する。

【ステップ】

・自治会や後継者グループなど地元関係者からなる協議の場を設ける。 ・地区計画等の手法を用いて、将来的な活性化策についての検討を行う。 ・地域交流を深めるための交流の場を創設する。

・地域外の人たちとの意見交流の場を持ち、細河地域への来訪者のニーズを把握する。

市民等の市政への参画

・地元の産業について知識を深め、地域住民誰もが誇りを持ち、今後のあり方について関心を持 つ。

(9)

第3

大阪国際空港の活用

めざすべき

姿

国際的視野に立つ航空戦略に基づいて、関西3空港 3※

の適切な役割分担や運用が行われている。 空港アクセスが整備され、空港周辺や関西全体の経済活性化に寄与し、地域の新たな雇用機会が創 出されている。

空港ターミナルビルは新たに整備され、エコエアポート 4※

として人にも環境にもやさしい空港と なっている。

現状と課題

○ 大阪国際空港は我が国有数の基幹空港であり、本市の産業・経済の発展には、その存在と役割は 欠かせない。そのため、空港を生かしたまちづくりを推進する必要がある。

○ 関西3空港体制の中、大阪国際空港は国内線の基幹空港として活用されているが、関西国際空港 に旅客を誘導する関空シフトにより旅客数は減少し、地域の経済・雇用に大きな影響を与えてい る。

○ 関西3空港の一体運用や、近畿圏の航空需要に応えるための適切な役割分担について、議論が高 まっている。

○ 平成 20 年(2008 年)6月に空港法が施行され、空港整備から運営へと国の政策は大きく転換し ている。また、周辺地域の活性化、利用者利便の向上や安全確保を空港と地元が一体となって推 進する取り組みを図っており、本市が果たすべき役割は大きくなっている。

○ 低騒音機材の導入により、航空機騒音は低減し、対策区域も縮小されている。

施策の体系

3

関西3空港:大阪国際空港、関西国際空港、神戸空港のこと。

大阪国際空港の活用 1. 空港を生かした地域づくり

(10)

1.空港を生かした地域づくり

【計画】

国・府・周辺自治体と連携して空港関連業務施設の誘致や周辺地域の整備を図る。 空港機能を多角的に活用した地域振興と周辺地域のまちづくりを推進する。 【ステップ】

・空港敷地の有効活用と空港関連施設の誘致を国や事業者に働きかける。 ・空港周辺都市の連携を強化し、周辺地域と空港の発展を図る。

・空港官舎の跡地利用について、検討を行う。

・空港利用客に対して、本市の魅力ある地域資源を発信する。

2.利用者の利便性の向上

【計画】

国内線の基幹空港として路線・便数の充実を国や航空会社に働きかけるとともに、空港への交 通アクセス基盤施設の整備促進を関係機関に要望し、利用者のさらなる利便性確保を図る。 【ステップ】

・基幹空港にふさわしい空港施設・交通アクセスの整備を国や府、事業者などに要望する。 ・周辺地域整備と連動した幹線道路整備や公共交通の導入を要望する。

・近距離国際線と長距離国内線の復活等の活性化を国に要望する。

3.周辺環境の整備

【計画】

空港周辺地域の安全で良好な生活環境の確保を図る。 【ステップ】

・関係機関などで組織する委員会、検討会 5※

において、関西3空港のあり方の協議を進める。 ・空港周辺の適切な土地利用を国・府などと検討する。

・生活環境など周辺対策のさらなる改善を国に要望する。

5

(11)

第4

道路網の整備

めざすべき

姿

新名神高速道路や市内域の国道整備などにより広域交通網の整備が図られ、災害時の緊急輸送路、 レジャーの行動圏や地域振興の広域的ネットワークが拡大し、利便性が向上している。

市内幹線道路においては拡幅整備やバリアフリー化が行われ、市民が安全かつ円滑に通行できる道路 形態となっている。

現状と課題

○ 都市機能の根幹となる道路については、都市の骨格を形成し、市域の軸となる都市計画道路の整備、 ならびに市民生活と密着した地域生活道路の整備に努めてきた。

○ 阪神高速道路池田線や箕面グリーンロードの供用により渋滞が解消され、近郊都市へのアクセスが改善 されてきた。

○ 都市軸として重要な役割を担う都市計画道路神田池田線・中央線の拡幅整備や周辺道路の整備を進 め、防災空間の確保に努めた。

○ 今後の道路体系については、広域的な視点に立ち、広域幹線道路、市内幹線道路および生活道路な ど、それぞれの機能に基づいて道路整備を図る必要がある。

○ 都市計画道路である菅原新町線、満寿美猪名川線の拡幅整備を行うとともに、環境や景観などにも配 慮し、道路など新たな時代の要請に対応した道路整備を進めていく必要がある。

○ 生活道路についても、歩行者や自転車の安全確保のため、歩道・自転車道の整備を進め、バリアフリー 化や、ユニバーサルデザイン

6※

にも配慮した交通環境整備を行う必要がある。

施策の体系

6

ユニバーサルデザイン:「どこでも、誰でも、自由に、使いやすく」という考え方のもと、身体的状況や年齢、国籍な どを問わず、可能な限りすべての方が、人格と個性を尊重され、自由に社会に参画し、いきいきと安全で豊かに暮らせ るよう、生活環境や連続した移動環境をハード・ソフトの両面から継続して整備・改善していく、という理念に基づい

道路網の整備 1. 計画的な道路整備・管理の推進

3. 市内幹線道路の整備 2. 広域幹線道路の整備

(12)

1.計画的な道路整備・管理の推進

【計画】

重点的および優先的に整備すべき路線を抽出し、計画的な道路整備を行うとともに、適切な管 理を推進する。

【ステップ】

・現状の問題点、課題を抽出し、道路整備の見直しを図る。

・バリアフリーに配慮し、環境の視点を取り入れて、道路の維持・管理を適切に行う。 ・国や府、近隣市と連携強化を図り、道路整備や適切な管理を進める。

2.広域幹線道路の整備

【計画】

新名神高速道路の全線早期完成および、国道 423 号の整備促進を図る。 【ステップ】

・国や府、高速道路株式会社など関係機関に強く働き掛け、整備促進を図る。

3.市内幹線道路の整備

【計画】

市内の交通渋滞解消を図り、良好な歩行空間の確保に配慮した幹線道路の整備を行うとともに、 池田駅周辺の回遊機能と防災機能を確保し、まちの活性化を図る。

【ステップ】

・菅原新町線を整備し、池田駅前広場の整備を検討する。 ・満寿美猪名川線の整備を図る。

(13)

4.生活道路の整備と狭あい道路の解消

【計画】

市民生活に直結する生活道路については、歩道、交通安全施設を整備し、安全で快適かつ、良 好なまちなみを形成する道路整備を推進する。

【ステップ】

・安全かつ円滑な道路を供用するために、歩道の改良、カーブミラー、道路照明などの交通安全 施設の整備を図る。

・透水性・カラー舗装など、環境や景観の向上に配慮した道路整備を推進する。 ・パブリックコメント

7※

や公聴会制度を活用し、道路整備について市民の意見を反映させる。 ・狭あい道路解消についての積極的な啓発を行い、市民の理解を求める。

市民等の市政への参画

・自分たちが普段利用する道路について、積極的に意見を出す。

・パブリックコメントや公聴会等に積極的に参加し、自分たちのまちの道路について意識を高め る。

7

(14)

第5

住宅の充実

めざすべき

姿

衛星都市である本市は、教育・文化・健康都市として定住性が高く、良好な住環境を誇っている。 官民が連携し、質の高い居住水準と多様なニーズに対応できる住環境が整備されている。

現状と課題

○ 本市は、これまで国・府の施策に連動しながら、公的住宅の供給を図ってきた。

○ 市内には、公営、民営合わせて潤沢な住宅供給が行われているが、古い賃貸住宅では空き戸数も 目立っている。

○ 老朽化した公的住宅の建替え、土地の有効活用が課題となっている。

○ 少子高齢化の進展や価値観の多様化に伴い、障がい者(児)や高齢者、子育て世帯なども住みや すい、多様なライフスタイルに対応できる住宅の供給が求められている。

○ 民間賃貸住宅のオーナーや管理者の協力を得て、新婚世帯への優遇賃貸住宅のあっ旋を行ってい るが、住宅価格が高水準にとどまっており、手頃な価格帯、スペースの住宅が少ないことから、 若年世代の市内定住を促進する必要がある。

○ 既成市街地 8※

を中心に木造老朽住宅が密集する地域では、都市防災や居住環境などの観点から安 全・安心で良好な住環境の整備が求められる。

○ 住宅整備に関しても、環境問題への配慮が求められている。

施策の体系

8

既成市街地:古くから住宅などが建ち並び、既に市街地を形成している区域で、主に池田駅・石橋駅周辺を指している。

住宅の充実 1. 公的住宅の充実

(15)

1.公的住宅の充実

【計画】

高齢者や障がい者(児)、子育て世帯なども住みやすい、多様な居住ニーズに応じた市営住宅 を供給する。

都市計画公園などの整備や土地の有効活用を図り、居住水準の向上と住環境の改善を図る。 【ステップ】

・多様な価値観・生活スタイルによる居住ニーズの把握に努め、選択肢のある市営住宅の供給計 画をつくる。

・公園などの都市施設整備と一体となった、市営石橋住宅の建替え計画をつくる。 ・大阪府住宅供給公社、UR都市機構などの住宅関係機関との連携を図る。

2.民間住宅の充実

【計画】

住宅の建設促進と優良賃貸物件の充実を民間に働きかける。 【ステップ】

・公的融資、住宅税制の優遇措置により、住宅の建設促進を図る。

・中堅所得層への賃貸住宅の充実に向けて、優良住宅の供給や、若年ファミリー層向け物件の充 実について、民間に働きかける。

・建築基準法の遵守徹底など適切な行政指導を行う。

3.良好で安全・安心な住宅の供給

【計画】

すべての市民が住み慣れた地域で自立・安心して暮らせるよう、住宅のバリアフリー化や、耐 震化、環境への配慮に努める。

【ステップ】

・公的助成や優遇税制により住宅のバリアフリー化を促進する。

・耐震診断や耐震改修に対する公的助成や優遇税制により、住宅の耐震化を促進する。

・太陽光発電パネル設置を助成するほか、環境に配慮した住宅建設に対する公的助成などを検討 する。

・公的融資、住宅税制の優遇措置により、長期優良住宅 9※

の建設の促進を図る。

9

(16)

市民等の市政への参画

・環境やバリアフリー、耐震、景観などに配慮した住宅についての講習会等に参加し、それらへ の意識を高める。

主な部門別計画

・池田市住宅・建築物耐震改修促進計画(審査課:平成 20 年(2008 年)∼)

・池田市住宅マスタープラン―すまい・まちづくり21プラン―(空港・総務課:平成 11 年度 (1999 年度)∼22 年度(2010 年度)、改訂計画 23 年度(2011 年度)∼)

・池田市市営住宅ストック総合活用計画(池田市営住宅長寿命化計画)(空港・総務課:平成 15 年度(2003 年度)∼22 年度(2010 年度)、改訂計画 23 年度(2011 年度)∼)

(17)

第6

農園芸の振興

めざすべき

姿

細河地域の伝統の植木産業が受け継がれるとともに、神田地域を中心とした野菜栽培も盛んとな り、植木市や野菜の直売などで地産地消が推進され、活況を呈している。また、担い手のいなくな った農地は貸し農園として市民に提供され、人気を得ている。

現状と課題

○ 細河地域の植木、神田地域の野菜栽培とも、経営者の高齢化、農地の減少等により生産、出荷量 とも減少し農家の安定的な収入の確保が難しい状況にある。

○ 特に、細河の植木栽培地域については、地の利を生かした野菜栽培への転換も課題となっている。 ○ 将来的には後継者不足が一段と深刻化すると同時に遊休農地の増加が懸念される。

○ 食の安全・安心への関心が高まっているなか、地産地消へ向けた取り組みを進める必要がある。 ○ ヒートアイランド対策の観点から市街地の緑としての都市農業の取り組みが注目されている。

施策の体系

1.細河地域における植木産業の活性化と野菜農家の育成

【計画】

農園芸団体・行政などとの連携により、細河地域における農園芸生産基盤の計画的整備、PR の強化を行い消費者ニーズに対応した販売対策を図る。

【ステップ】

・植木や草花特産品の創出を図る。

・水路・農道等の整備や集出荷体制の確立などにより、農園芸生産基盤を強化する。

・インターネット販売の推進など、消費者ニーズに対応した生産と販路開拓を行い、植木のPR 強化を図る。

・植木、農産物などの一般市民向け販売の実施・充実を支援する。 ・生産者グループによる勉強会、検討会などへの活動支援を行う。

3. 後継者や新規就農者の確保・育成 2. 神田地域を中心とした都市農業の保全 農園芸の振興

(18)

2.神田地域を中心とした都市農業の保全

【計画】

都市近郊という立地の良さを生かして、神田地域を中心に安全・安心な良質で市場性の高い減 農薬・有機農業を行い、地産地消を推進するとともに、市街地の緑として農地を保全する。 【ステップ】

・減農薬、有機農業のための講習会の実施や有機肥料の購入費用の助成を行う。 ・地方卸売市場との情報交換等連携を強化し、消費ニーズを把握する。

・学校給食や保育所等への供給量の増加を図り、安定した供給先を確保する。 ・遊休農地を把握し、貸し農園の推奨を行う。

・ブランド化を図るなど地元野菜をPRし、地産地消を進める。

3.後継者や新規就農者の確保・育成

【計画】

農業の経営改善を行い、収入の安定を図り、後継者や新規就農者を確保・育成する。 【ステップ】

・大阪版認定農業者 10※

の認定を推進する。 ・農業経営計画を実現するための支援を行う。 ・担い手グループに対する講習会などの啓発を行う。

・機械化・省力化などを図るとともに、生産方式や経営管理の合理化を推進する。 ・就農希望者に対する説明会、講習会を開き、就農を支援する。

市民等の市政への参画

・農空間保全委員会 11※

への参画のもと、行政・生産者・市民による協議により農園芸の振興につ なげる。

・地域コミュニティ推進協議会が中心となって、朝市、即売会、担い手募集のイベント企画など をする。

・市民自ら、地元産の野菜を積極的に購入し、地産地消を推進する。 ・伝統の植木産業についての知識を深める。

主な部門別計画

・池田市農業経営基盤強化促進基本構想(地域活性課:平成9年度(1997 年度)∼)

10

大阪版認定農業者:国の認定農業者に加え、小規模であっても地産地消に取り組む農業者を育成・支援するため、大 阪府が認定するもの。

11

(19)

第7

商業の活性化

めざすべき

姿

店舗だけでなく、インターネットを利用するなど、販売方法が多様化する中、伝統・文化を継承 しながら、池田の地域性を生かした商業活動が展開されている。

池田・石橋両駅周辺の商店街では、市民はもちろん近隣からも人々が訪れる商業エリアが創出さ れており、個々の地域では少子高齢社会の中、地域の商店が高齢者等の生活を支えている。

現状と課題

○ 市内の商店数、商品販売額ともに減少傾向にあり、商店街では空き店舗が目立つ。

○ 駅周辺などの中心市街地は、地域ブランドの確立が課題となっており、池田地域ではまちづくり 会社のいけだサンシー株式会社が、石橋地域では石橋活性化協議会が中心となり、それぞれが地 域の活性化に取り組んでいる。

○ 変化する消費者ニーズに対応し、きめこまかなサービス提供を図るため、行政、商工会議所など の団体、商店街や個店の枠を越えた連携が求められている。

○ 商業活動の拡大には、情報化・ネットワーク化は不可欠であるが、それを活用したPRも販路開 拓も不十分である。

○ 地域内には生活密着型の個店も点在するが、身近に買物できる場所がなく、不便な地域もある。

施策の体系

商業の活性化 1. 地域ブランドの確立

(20)

1.地域ブランドの確立

【計画】

池田地域では、観光などの視点も加えた商業の活性化を図る。また、石橋地域では、市民生活 に密着した魅力ある商店街づくりを推進する。

【ステップ】

・起業家に対する支援のために、いけだピアまるセンター 12※

の充実を図る。

・商店街の統一的なイメージ形成のため、店舗の建築・改修に当たっては、景観に配慮するよう 支援する。

・消費者ニーズを調査し、地域独自の商品やサービスの開発・提供を支援する。 ・特徴的なイベントや効果的なPRを支援する。

2.経営の安定化

【計画】

経営基盤の安定および収益の確保のため、経営の高度化・近代化を推進する。 【ステップ】

・商工会議所、商工団体や商業者間の連携を密にする。

・商工会議所などを活用し、商業者の人材育成や情報共有を支援し、経営基盤を整備する。 ・リーダーの養成と若手の担い手づくりを支援する。

・女性など多様な人材の活用を図る。

・各種ゼミナール、研修会、講習会を実施し、各個店の自助努力の啓発を行う。 ・店舗の新築・増改築資金として各種融資制度の有効活用を図る。

3.多様な商圏の確立

【計画】

市内の各所に多様な商圏の確立を図り、地域密着型商業を育成する。 【ステップ】

・ミュージアムや寺社仏閣などの地域資源をつなぐ道の周辺に、来訪者に魅力的な商業空間を整 備する。

・インターネットやCATVなどを、広告媒体として活用を図るとともに、販路開拓としても活 用する。

12

(21)

市民等の市政への参画

・商業活動の活性化をめざす会議などに商業者・消費者双方の立場の市民が積極的に参加し、要 求および改善策を出し合い、市内商業の魅力向上につなげる。

・商店主などは、業種に関わらず情報を共有し、インターネット販売を導入するなど、積極的に 新たな活動に取り組む。

(22)

第8

工業の振興

めざすべき

姿

変動する国内外の経済情勢や、情報システム・交通ネットワークの進展と相まって変化する企業 の要請に対応しつつ、既存企業の特性を生かした技術革新の促進、将来の工業振興を担う人材の育 成の強化など各種支援策を実施することで、創造性と活力あふれる工業基盤が形成されている。

現状と課題

○ 本市には、ダイハツ、リコーなどの大手優良企業や、国の先端研究機関である産業技術総合研究 所があり、本市の工業を支える一方、小規模事業所が事業所全体の約7割を占め、工場も散在し ている。

○ 空港官舎跡地など空港周辺地や高速道路インターチェンジ付近など、交通利便性を生かした工業 基盤整備が必要となっている。

○ 市内既存工場の活力向上、将来の工業振興を担う人材育成によって、本市工業基盤の強化・拡充 を図る必要がある。

○ 事業者が経営に有効な情報を的確に取得できるよう、工業団体との連携強化が課題となっている。 ○ 環境に配慮した工場への支援・誘導がますます重要になっている。

施策の体系

1.創業の支援

【計画】

空港や高速道路などの立地条件を生かした産業振興を図り、先進性や独自性のある企業を育成 する。

【ステップ】

・企業育成室いけだピアまるセンターを活用し創業あるいはベンチャー企業の支援を行う。 ・起業家を発掘し、その育成を支援する事始め奨励大賞

13※

を実施する。 ・各種融資制度の充実および情報提供に努め、制度の有効活用を促進する。 ・空港官舎跡地、公共施設跡地等への企業誘致を図る。

13

事始め奨励大賞:池田市内において、これまでにない新しい技術・製品の開発や、先進的なサービスを提供している 人を対象とした表彰・奨励金制度。

工業の振興 1. 創業の支援

(23)

2.経営の合理化・安定化

【計画】

生産施設の高度化と健全経営を支援する。 【ステップ】

・中小企業を担う人材を育成する。

・異業種間の交流を促し、情報の共有を図る。

・各種講座を開催するなど、工業者の自助努力を啓発する。

・各種融資制度の充実および情報提供に努め、制度の有効活用を促進する。

市民等の市政への参画

・工業者は講座等に積極的に参加し、経営の安定化を図る。

(24)

第9

労働者施策の推進

めざすべき

姿

老若男女、障がいの有無に関わらず、すべての労働者が意欲を持ちながら、健康で安心して働け る環境が整備されている。

また、高齢者、女性、障がい者、外国人などの人材活用が進み、育児や介護を行いながら働くこ とも容易になっている。

現状と課題

○ 世界的な金融不況などの影響により、企業を取り巻く環境も厳しさを増しており、雇用情勢は厳 しい状況にある。

○ 今後も解雇などによる失業者の増加や労働条件の引き下げが懸念される。 ○ 少子高齢化の進展に伴い、今後、労働力人口が減少していくことが予想される。 ○ 障がい者や高齢者、ひとり親家庭の親などの就労が困難な状況にある。また、ニート

14※

やフリー ター

15※

など、安定した職につけない若年層も存在する。

○ サービス残業や不当解雇など、労働者の権利侵害が問題となっている。

施策の体系

14

ニート:「Not i n Empl oyment , Educ at i on or Tr ai ni ng」働いておらず、学校にも行っておらず、職業訓練も受けてい ない人のこと。

15

フリーター:定職につかず(つくことができず)、アルバイトをしながら生活している人。フリーアルバイター。

労働者施策の推進 1. 雇用安定事業の促進

(25)

1.雇用安定事業の促進

【計画】

雇用促進・安定を図り、就業機会の増加に努める。 【ステップ】

・就職面接会や意識啓発セミナーを開催するハローワークや池田雇用開発協会などの関係機関と 連携する。

・雇用の安定を促進するため、関係機関へ働きかける。

2.就労困難者の就労支援の充実

【計画】

働く意欲がありながら就労困難な障がい者、ひとり親家庭の親、高齢者や、ニートと呼ばれる 若年層の就労を支援する。

【ステップ】

・能力向上のための講座を開催する。

・ハローワークと連携して、雇用情報を提供する。

・農園芸や介護など、市内の労働力不足の分野を紹介できる機会をつくる。 ・企業が障がい者の法定雇用率を遵守するよう、啓発活動を充実する。

3.働く者の権利擁護の推進

【計画】

労働者の権利を擁護し、働きやすい環境をつくる。 【ステップ】

・地域就労支援センターを充実させる。 ・労働相談を充実する。

・本市のみで対応が困難な事例については、労働基準監督署などの関係機関と連携して取り組む。 ・労働基準法や男女雇用機会均等法など、労働に関する法律や諸制度の周知を図る。

市民等の市政への参画

・障がい者雇用や、ひとり親家庭の親の雇用、育児後の女性の再就職などについて、企業は理解 を深め、積極的に活用する。

・シルバー人材センターによる高齢者雇用を促進する。

(26)

第 1 0 節

観光の振興

めざすべき

姿

五月山を中心とした自然や多様な文化施設が近隣観光の拠点として受け入れられるとともに、広 く国内外からの観光客が楽しめるような環境が整備され、多くの観光客でにぎわっている。

本市の伝統行事やイベントについても、市内外に広く知られ、多くの人々が訪れるとともに、イ ベントの形態も市民参加型へと進み、地域の活性化に役立っている。

現状と課題

○ 観光は、経済や雇用、地域の活性化などに大きな影響を及ぼす 21 世紀のリーディング産業 16※

で ある。

○ 国は観光庁を発足させて観光立国の実現に取り組んでおり、大阪府においても、旅行者の増加を 目的とした施策が展開されている。

○ 本市は、高速道路網や鉄道、大阪国際空港など交通アクセスに恵まれている。

○ 本市には、歴史民俗資料館、上方落語資料展示館(落語みゅーじあむ)、( 財) 逸翁美術館、 ( 財) 阪急学園池田文庫、インスタントラーメン発明記念館、ヒューモビリティワールドなど、官民を 問わずさまざまな文化施設があるほか、池田城跡公園、久安寺などの史跡、五月山や猪名川をは じめとする豊かな自然など多くの観光資源がある。これらの施設はそれぞれ個々には集客力があ るので、市内全体を観光してもらう仕掛けづくりが必要である。

○ 本市の代表的な伝統行事である「がんがら火祭り 17※

」や、「五月山大一文字・大文字 18※

」を生か した集客やまちの活性化が求められている。

施策の体系

16

リーディング産業:成長が著しく、また雇用や他産業の生産活動への幅広い波及効果を持ち、それによって日本経済 を牽引する力を有する産業。

17

がんがら火祭り:毎年8月 24 日に行われる。17 世紀中頃から続く北摂を代表する火祭り。大松明が市内を練り歩く。

18

五月山大一文字・大文字:五月山に点される御神火。西は「大一」、東は「大」文字に点される。がんがら火祭りとと もに、「池田五月山の愛宕火(がんがら火)」として平成 22 年(2010 年)1月、大阪府指定無形民俗文化財に指定され る。

観光の振興 1. 魅力ある観光ルートの創設

3. 広域観光事業の推進

2. 伝統行事やイベントの充実・支援

(27)

1.魅力ある観光ルートの創設

【計画】 回遊型

19※

、長時間滞在型 20※

、散策型 21※

など多様な魅力ある観光ルートを創設し、観光客の増 加を図る。

【ステップ】

・回遊性のある観光ルートを設定するとともに、交通利便性を生かして、近隣の方のみならず遠 来者も「ちょっと」立ち寄りたくなるスポットを創設する。

・多様なニーズにマッチするようにメニューを充実させた観光マップを作成する。 ・外国人が一人でも回遊できるような環境整備を図る。

・まちなみの景観形成を行い、歩いて、見て、楽しいまちづくりを行う。

2.伝統行事やイベントの充実・支援

【計画】

伝統行事の保存と充実を図る。

集客力に優れた市民参加型イベントの育成・支援を行う。 【ステップ】

・「がんがら火祭り」、「五月山大一文字・大文字」については、保存会への継続的な支援に加え て、保存会自身による一層の自助努力を促す。

・市民カーニバルなどのイベントは、各種団体の積極的な参加や団体間の連携強化を促進する。

3.広域観光事業の推進

【計画】

観光客の多種多様なニーズに応えるため、市単独だけではなく多彩なメニューが提供できる市 域を越えた広域観光

22※

を推進する。 【ステップ】

・豊能地区の3市2町で組織する豊能地区広域観光推進協議会において、広域観光圏としての認 知度向上のための効果的な事業を展開する。

・歴史街道推進協議会など各種団体と連携する。

19

回遊型:点在する観光拠点をつなぐルートを整備し、「点」ではなく「線」で結び、回遊しながらする観光形態。

20

長時間滞在型:一箇所に滞在し、そこを拠点に周辺の観光を楽しむ観光形態。一箇所に滞在することにより、経済波 及効果や地元との交流、リピーター化が期待できる。

21

(28)

4.観光PRの強化

【計画】

本市の魅力的な五月山をはじめとする自然、史跡、観光施設や観光イベントなどを、効率的か つ効果的にPRする。

【ステップ】

・紙媒体のみならず、インターネットやCATVなどを利用した観光資源のPRの多媒体化を図 る。

・隠れた観光資源を発掘、ブラッシュアップすることで、さらなる観光客の増加を図る。 ・観光と商業の連携により、効果的なPRと地域の活性化を図る。

市民等の市政への参画

・積極的にイベントや祭りなどへ参加する。

・観光客を温かく受け入れる「おもてなしの心」で、積極的にボランティアガイドなどの活動に 協力する。

(29)

第2

みんなが健康でいき

いき

暮ら

せる

第1

福祉社会の推進

めざすべき

姿

高齢者や障がい者( 児) をはじめとするあらゆる人の社会参加が進み、一人ひとりの能力と地域全 体の支え合いにより、住み慣れた地域で、健康で文化的な生活を営み、希望する保健・医療・福祉 のサービスが受けられ、安心した生活を送ることができるようになっている。

現状と課題

〇少子高齢化および核家族化が進行し、地域社会への関心が希薄になり、家族の扶助機能や地域で の相互扶助機能が低下する傾向にある。

○ 社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、ボランティア団体、NPO法人などの活動に対する 市民の理解を深め、参画を促進していく必要がある。

○ 保健・福祉サービスを総合的に提供する保健福祉総合センターは、保健福祉の中核施設としての 認知度を上げる必要がある。

○ バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方が認知されてきているものの、障がい者( 児) や高 齢者などに配慮し、防災面にも優れた生活基盤整備を、一層推進する必要がある。

○ 自殺対策として、総合相談や電話相談、自死遺族支援など、専門的な相談・支援を民間委託で実 施しているが、新しい行政分野であり、積極的に取り組む必要がある。

施策の体系

福祉社会の推進 1. 地域福祉活動の推進

(30)

1.地域福祉活動の推進

【計画】

地域福祉計画 23※

などに基づいて、市民の自発的な福祉活動を促進し、地域で支え合う環境づく りを進める。

【ステップ】

・社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、地区福祉委員会、医療機関、教育機関、企業など が相互に連携を図りながら、地域福祉活動を推進できる体制を強化する。

・公民館や共同利用施設などを、地域福祉活動の推進のための交流の拠点として活用する。 ・福祉に関係する団体が行う活動などへの参加を広く呼びかけ、ボランティア活動に対する理解

を深められるよう、働きかける。

2.保健福祉総合センターの機能充実

【計画】

多様な保健・福祉サービスの一体的な提供と地域福祉活動を推進する市民交流の場とするため、 保健福祉総合センターの機能を充実し、活用を推進する。

【ステップ】

・保健事業、健康増進、高齢者福祉、障がい者福祉、次世代育成支援の各施策が円滑に進むよう 機能の充実を図る。

・地域福祉の核施設として広く市民に活用されるよう、地域コミュニティや世代間交流の場とし ての運用を充実させる。

・市民交流の場を提供し、積極的にPRする。

3.やさしいまちづくりの推進

【計画】

障がい者( 児) や高齢者などに配慮した住まいづくりを支援するとともに、公共施設、民間施設 などの生活環境基盤の整備を推進する。

障がい者( 児) や高齢者など、社会的弱者に配慮したまちづくりを推進する。 【ステップ】

・障がい者( 児) や高齢者住宅の供給体制の整備や良好な住環境の整備を行う。

・公共施設や民間施設などを市民すべてが利用しやすいものとなるよう、バリアフリー化を進め るなど、ユニバーサルデザインの観点からより一層の整備を行う。

・防災面に配慮し、障がい者( 児) や高齢者などの安否確認や避難誘導できるルートや施設を確保 する。

・市民ニーズを的確に把握する。

・自殺対策連絡協議会を設置し、専門機関などとの相互連携や包括的なネットワークを構築する。

23

(31)

市民等の市政への参画

・総合福祉施策推進審議会や地域福祉計画の改定に際し、市民や福祉関係団体、ボランティア、 事業者などの参加により、市民の自主的・自立的な福祉活動を福祉施策に反映できるよう努め る。

・地域コミュニティ推進協議会による見守り活動や配食サービスなどの事業を通じて、地域住民 がともに支え合う福祉のまちづくりを行う。

主な部門別計画

(32)

第2

高齢者福祉・

介護の充実

めざすべき

姿

高齢者が、できるかぎり住み慣れた地域の中で、すべての世代の方との交流・助け合いなどを通 じて、いきいきと暮らせる社会となっている。

元気な高齢者が支援などを要する高齢者の支え手となるなど、地域みんなで高齢者を支える社会 となっている。

現状と課題

○ 平成 27 年(2015 年)には、団塊の世代が 65 歳を迎え、本市においても4人に1人が高齢者とな る超高齢社会が現実のものとなる。

○ 高齢者については、介護や年金などの社会保障制度、住宅や生活環境、雇用の問題など各分野で 大きな課題があり、総合的な施策の展開と幅広い対応が求められている。

○ 高齢者のひとり暮らしや高齢者のみの世帯が増加しており、家族の介護力が低下傾向にある。 ○ 高齢者が、住み慣れた地域でいきいきと生活できるよう、福祉や介護の充実、地域での支え合い

が求められている。

施策の体系

高齢者福祉・介護の充実 1. 高齢者福祉の充実

(33)

1.高齢者福祉の充実

【計画】

すべての高齢者が社会参加し、住み慣れた地域で生きがいを持って生活できるよう、高齢者福 祉サービスの充実を図る。

【ステップ】

・老人クラブの育成を図る。

・老人福祉センター(敬老会館など)の維持と運営の充実を図る。 ・シルバー人材センターの活用と運営の充実を図る。

・高齢者が積極的にボランティア活動などへ社会参加できる環境づくりを行う。 ・高齢者自らが自立する意欲を持つことができるように啓発する。

・地域の子どもたちとのふれあいなど、世代間交流を促進する。 ・高齢者の健康の保持増進を図る。

2.介護保険事業の適切な運営

【計画】

介護を必要とする人が、状態に応じたサービスを受けることができるよう、介護保険事業を適 切に運営する。

【ステップ】

・居宅介護サービス 24※

の質の確保と向上を図る。 ・地域密着型サービス

25※

を中心とした施設サービスの量の確保と質の向上を図る。 ・介護予防サービスの質の確保と向上を図る。

・利用者ニーズの把握・分析を行う。 ・地域包括支援センター

26※

のさらなる機能強化を図る。

・介護従事者の需要増に対しては、失業者や求職者とのマッチングを図る。 ・居宅介護を行う同居家族へのケアとして、相談支援業務の充実を図る。 ・適正な介護給付の推進を図る。

24

居宅介護サービス:ホームヘルパーなどが訪問して行うサービス「訪問サービス」と、自宅から施設に通って日帰り で利用する「通所サービス(デイサービス)」、短期間施設に泊まって介護を受ける「短期入所サービス(ショートステ イ)」などをいう。

25

地域密着型サービス:平成 18 年(2006 年)4月1日の介護保険法の改正に伴い創設された新たなサービス。①夜間対 応型訪問介護 ②認知症対応型通所介護 ③小規模多機能型居宅介護 ④認知症対応型共同生活介護(グループホー ム) ⑤小規模(定員 29 人以下)の特別養護老人ホーム ⑥小規模(定員 29 人以下)の特定施設入所者生活介護(ケ アハウス)

26

(34)

3.地域による支え合いの推進

【計画】

高齢者が地域で安心して暮らせるよう、地域住民の協力や地域で温かく見守る体制を構築する。 【ステップ】

・地区福祉委員や地域コミュニティ推進協議会など各種団体のネットワーク化を図る。 ・個人情報保護法の趣旨を尊重しながらも、災害時・緊急時の連絡体制を構築する。

市民等の市政への参画

・各種計画策定時には、計画策定委員会の公募に積極的に応じ、参画する。また、パブリックコ メントにも意見を出す。

・地域コミュニティ推進協議会による見守り活動や配食サービスなどの事業を通じて、地域住民 がともに支え合う福祉のまちづくりを行う。

主な部門別計画

(35)

第3

障がい者福祉等の充実

めざすべき

姿

ノーマライゼーション 27※

の理念に基づき、障がいの有無にかかわらず、すべての市民が相互に人 格と個性を尊重し、支え合う共生社会が実現している。

障がい者( 児) があらゆる社会活動に参加し、社会の一員としての責任を分かち合っている。

現状と課題

○ 障がいのある人が、自己決定・自己選択し普通に暮らせる地域環境は、順次整備されているもの の、まだ十分に整備されているとは言えない。そのため、障がい者(児)の親は、自分亡き後の 子どもの生活を心配する状況が続いている。

○ 障がい者( 児) のQOL(生活の質)の向上や家族のサポート体制を整備する必要がある。 ○ 障がいのあるがままを受け入れ、普通に暮らせる基盤づくりが求められている。

○ 総合的な相談窓口や障がい者(児)自身のニーズに合わせた支援体制を整備する必要がある。 ○ 障がいによっては高額な医療費がかかるが、その助成については国や府の制度変更に影響される

おそれがある。

○ 施設サービスについては、壮年期までは整備されているが、増加している高齢障がい者に対して も充実させる必要がある。

○ 障がい者( 児) の就労は、依然として困難な状況にある。

○ 発達障がいについては 10 年ほど前から社会的に注目され始めた。法が制定され、特別支援教育 をはじめとする適切な支援体制が着実に進められてきてはいるものの、さらなる整備の必要があ る。

27

(36)

施策の体系

1.生きがい対策と社会参加の促進

【計画】

障がい者( 児) が生涯にわたってさまざまな形で社会参加と自己実現を図り、生活の質を高める ことができるように支援する。

障がい者( 児) が社会に参加できる居場所づくりや障がい者( 児) に開放的なまちづくりを行う。 【ステップ】

・「障がい者週間」「障がい者雇用促進月間」「人権週間」など幅広い参加が得られる各種行事な どを開催し、社会参加にかかる啓発・広報活動に努める。

・生涯学習やスポーツ活動の機会の充実を図る。

・障がい者( 児) 同士、障がい者( 児) と地域の人たちとの交流の促進を図る。 ・施設などの整備だけでなく、心のバリアフリー化も進める。

2.援護・医療サービスの継続支援

【計画】

障がい者( 児) に対して親亡き後の生活を援護する。 障がい者( 児) への安定した医療の提供を支援する。 【ステップ】

・各種サービスの負担軽減のための施策を継続して行う。 ・障がい者医療施策の充実を図る。

・障がい者( 児) に対する支援だけでなく、同居家族へのサポートを行う。 ・国・府に援護・医療サービス制度の継続を要望する。

障がい者福祉等の充実 1. 生きがい対策と社会参加の促進

3. 在宅福祉サービスの充実 2. 援護・医療サービスの継続支援

4. 施設・居住系福祉サービスの充実

5. 雇用・就労の促進

(37)

3.在宅福祉サービス

2 8

の充実

【計画】

障がいのある人々が住み慣れた地域において、必要なときに必要な在宅生活の支援を受けられ るように、サービスの供給体制・相談体制をより一層充実させる。

【ステップ】

・障がいが複雑化していることから、より専門性の高い人材の確保と養成に努める。

・居宅介護給付事業などの訪問系事業や短期入所事業、その他の施設利用系事業を充実する。 ・災害時や緊急時の各種障がいに対応した対策を立てる。

・専門性の高い人材を確保するとともに各種機関の連携を推進し、相談支援体制を充実する。

4.施設・居住系福祉サービス

2 9

の充実

【計画】

施設入所者の自立を支援する。

障がい者( 児) の自立した生活を支援するために、ケアホームやグループホームなどの居住系サ ービスの確保に努める。

【ステップ】

・市立くすのき学園などの通所施設は、日中活動の場として、また、就労へ向けての訓練の場と して、施設の充実に努める。

・居住系生活拠点としてのケアホームやグループホームの充実に努める。 ・障がい者( 児) ニーズに対応した住宅整備を推進する。

・高齢障がい者仕様の特別養護老人ホームの施設整備を支援する。 ・入所施設を利用し、地域での自立した生活に向けて支援する。

5.雇用・就労の促進

【計画】

障がい者の就労の場を確保するため、雇用の促進に努めるとともに、これらを多方面かつ重層 的に支える仕組みを構築する。

【ステップ】

・事業主に対して、啓発・広報活動を積極的に行い、働く意欲のある障がい者が一人でも多く就 労できるよう努める。

・障がい者への職業訓練・機能訓練・生活訓練など、自立に向けた支援を行う。 ・事業主が取り組む職場環境の改善などを支援し、障がい者雇用の機会の拡大を図る。 ・福祉的就労の場の整備促進を図る。

・ハローワーク、事業主、教育機関、行政が連携し、支援体制をつくる。

28

(38)

6.発達障がい者( 児) 等の支援

【計画】

発達障がいなど、近年制定された法にかかる障がい者( 児) に対する総合的な支援体制を構築す る。

【ステップ】

・乳幼児期の早期発見・早期療育、児童期から青年期までの一貫した支援システムを構築する。 ・個人にかかるデータの共有と支援の連携を図る。

市民等の市政への参画

・障害福祉計画の策定や自立支援協議会へ積極的に参画し、障がい者( 児) が地域で安心して生活 できる社会づくりをめざす。

・地域コミュニティ推進協議会による交流の場づくりや地域による見守りなど、地域住民が支え 合う形をつくる。

主な部門別計画

(39)

第4

少子化への対応と

子育て支援

めざすべき

姿

結婚や出産、子育てと仕事の両立にかかわる社会的な選択肢が拡大するなか、ライフステージに 応じた希望の生活を実現できるようになっている。

また、多様な子育て支援サービスが、必要な質・量ともに確保・提供されるとともに、社会全体 で子どもたちを育てる環境が整備され、子どもたちが健やかに育っている。

現状と課題

○ 少子化の原因として、未婚率の上昇や晩婚化、晩産化、出産数の減少等が挙げられる。

○ 少子化の背景には非正規雇用の増大、女性の就労の増加や仕事と子育ての両立の難しさ、子育て コストの増大、住宅事情等、子育てに関する不安感が大きいことがある。

○ 少子化の中にあっても、共働き世帯の増加に伴い、保育所入所を希望する家庭が増えている。 ○ 一時預かりや病後児保育など、保育ニーズが多様化している。

○ 核家族化や地域のつながりの希薄化などにより家庭の教育力が低下し、子育てに不安を持つ親や 児童虐待などが増加している。

施策の体系

1.保育事業の充実

【計画】

保育所については、地域事情や保護者のニーズに見合った保育サービスを充実させるとともに、 子育て拠点としての役割を果たしていく。

子どもたちが保育所で安全に過ごせるよう、保育所の規模・機能の充実を図っていく。 【ステップ】

・保育所施設の老朽化等の改善を図り、施設整備の充実に努める。

・小学校などとの連携も含め、地域における子ども同士や高齢者との交流を促進する。

・延長保育や一時保育など保育ニーズに合わせて、サービスを拡充するとともに、私立保育所な どとの連携を図り、提供手段の多様化を図る。

・在宅児童や親に対する事業を充実・拡大する。 少子化への対応と

子育て支援

1. 保育事業の充実

(40)

2.子育てしやすい環境づくり

【計画】

子育て家庭に対し経済的支援を拡充するとともに、子育てしやすい環境を整備する。 【ステップ】

・子育て家庭への支援を国や府に要望する。 ・医療費助成の拡充を図る。

・ファミリー・サポート・センター 30※

事業では子育て家庭をサポートする援助会員を増やす。 ・子育てに不安を持つ親を支援する地域子育て支援拠点事業では、拠点数を増やす。

・女性が育児をしながら働きやすい環境づくりと男性が育児できる体制づくりを図る。

・受け入れ児童の生活基盤としての留守家庭児童会の施設設備の拡充を図り、健全育成に努める。 ・子ども家庭センターや民生児童委員による支援体制を強化する。

・企業に対する子育て支援策や子育てしやすい職場環境のPRに努める。 ・新・いけだ子ども未来夢プラン

31※

(後期計画)を推進する。

市民等の市政への参画

・地域コミュニティ推進協議会をはじめとする地域住民が学校外での児童の見守りを行うととも に、地域の公園や通学路の安全を点検・確保する。

・地域の特性を生かした柔軟な子育て支援を展開していくことで、子育ての孤立感・負担感を軽 減する。

主な部門別計画

・池田市次世代育成支援行動計画「新・いけだ子ども未来夢プラン」(子育て支援課:平成 22 年 度(2010 年度)∼26 年度(2014 年度))

30

ファミリー・サポート・センター:地域の子育てと仕事の両立を応援するための事業。育児の援助を受けたい人と行 いたい人が会員となり、急な残業や外出などの際に児童の預かり等の子育て支援を行う。

31

(41)

第5

生活自立支援の充実

めざすべき

姿

低所得者対策が推進され、多様な生活支援が充実し、低所得者を地域全体で支え合うとともにす べての人が自立し、自分らしい生活を送っている。

ひとり親家庭に対する支援や施策が充実することで、自立し、安定した生活を営めるようになっ ている。

現状と課題

○ 派遣労働、パート労働など雇用が安定しない職業に就く若者が増え、保険料未納などにより年金 額が少ない高齢者も増加するなど、生活困窮者の増加に伴い、自立のための施策を充実する必要 がある。

○ 母子家庭は経済的に自立できていないケースが多く、就労支援や経済的支援を積極的に行う必要 がある。

○ 父子家庭は、日々の子育てや生活面で問題を抱えている例が多いと考えられるので、実態を把握 する必要がある。

施策の体系

1.低所得者の自立への支援

【計画】

適切な生活保護制度の運用と地域による支え合いにより、低所得者を自立させる。 【ステップ】

・自立就労支援員による相談や個別指導などの就労支援を行う。 ・民生委員をはじめとする、地域による支え合いの体制を充実する。 ・地域包括支援センターなど関係機関との連携を強化する。

生活自立支援の充実 1. 低所得者の自立への支援

(42)

2.ひとり親家庭への支援の充実

【計画】

ひとり親家庭の経済的自立や生活基盤の確立を図る。 【ステップ】

・母子自立支援員の母子自立支援プログラム策定などによる就労支援を行う。 ・保育所や留守家庭児童会への入所・入会をサポートする。

・父子家庭の実態把握に努める。

・父子家庭についても、生活相談を行うとともに国・府等に施策の充実を要請する。

市民等の市政への参画

・地域の中でひとり親家庭の子どもを継続的に見守る。

・ひとり親家庭や生活困窮者に対して、地域の交流会などへの参加を呼びかける。

主な部門別計画

参照

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