第 5 章 アルミ棒地山を用いた二次元模型実験
5.5 実験方法
以下にCase-1での実験方法を示す.また,図 5-5にフロー図を示す.
⑥ トンネル模型(直径89mm)を実験槽の中央に配置し,内空変位を与えるためのテ フロンシートをトンネル外周部に巻きつける.
⑦ データロガーの起動および設定を行った後に,3D(実験槽底面部より76mm)の高 さまでアルミ棒を敷設する(写真 5-8参照).
⑧ アルミ棒の敷設が完了したときの作用ひずみ(初期ひずみ)を計測する.
⑨ テフロンシートを1枚ずつ引き抜き,テフロンシート1枚の内空変位ごとに作用ひ ずみを計測する.なお,テフロンシートの引き抜きやすさを確保するために最外部
に0.05mmテフロンシート1枚を配置した.このテフロンシートについては放置し,
トンネル模型表面に残留させた.
⑩ 全てのテフロンシートを引き抜くこと(最外部に0.05mmテフロンシート1枚放置)
で掘削終了とする(写真 5-9参照).
写真 5-8 実験の様子(方法②)
写真 5-9 実験の様子(方法⑤)
図 5-5 実験の流れ(Case-1)
5.5.2 Case-2
以下に,Case-2での実験方法を示す.また,図 5-6に掘削ステップ図,図 5-7にフロ ー図を示す.
① トンネル模型(直径60mm)を実験槽の中央に配置し,内空変位を与えるためのテ フロンシートをトンネル外周部に巻きつける.
② 3D(実験槽底面部より76mm)の高さまでアルミ棒を敷設する(写真 5-10参照).
③ トンネル模型(直径60mm)に巻きつけたテフロンシートを1枚ずつ引き抜いてい く.なお,テフロンシートの引き抜きやすさを確保するために最外部に0.05mmテ フロンシート1枚を配置した.このテフロンシートについては放置し,トンネル模 型表面に残留させた.
④ データロガーの起動および設定を行った後に,内空変位を与えるためのテフロンシ ートをトンネル外周部に巻きつけたトンネル模型(直径89mm)を実験槽の中央部 分に押し込み設置する(写真 5-11参照)
⑤ トンネル模型(直径89mm)の設置が完了した時の作用ひずみ(初期ひずみ)を計 測する.
⑥ トンネル模型(直径89mm)に巻きつけたテフロンシートを1枚ずつ引き抜き,テ フロンシート 1 枚の内空変位ごとに作用ひずみを計測する.なお,テフロンシート の引き抜きやすさを確保するために最外部に0.05mmテフロンシート1枚を配置し た.このテフロンシートについては放置し,トンネル模型表面に残留させた.
⑦ 全てのテフロンシートを引き抜くこと(最外部に0.05mmテフロンシート1枚放置)
で,掘削終了とする(写真 5-12参照).
写真 5-10 実験の様子(方法②)
写真 5-11 実験の様子(方法④)
写真 5-12 実験の様子(方法⑦)
図 5-6 Case-2 掘削ステップ
図 5-7 実験の流れ(Case-2)
また,Case-2においては,画像解析を用いたアルミ棒地山の変位測定を行った.図 5-8にマーカー配置図を示す.
図 5-8 マーカー配置図
図 5-8に示す点において,トンネル模型(直径60mm)設置時点を基準点として,そ の後のトンネル模型(直径60mm)のテフロンシート引き抜き,トンネル模型(直径89mm)
設置,テフロンシート引き抜きごとのアルミ棒の変位を測定した.