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パートごとに音色を作り替える ( マルチパートエディットモード )

ドキュメント内 TONE GENERATOR (ページ 90-102)

第 3 章  コンピューターミュージックの音源として使う

2. パートごとに音色を作り替える ( マルチパートエディットモード )

PART PART

パート番号

EDIT

参 考

(2) 音の明るさを変更する (FILTER エディット )

フィルターのカットオフフリケンシーとレゾナンスをパートごとにエディットします。

q LPF Cutoff(LPF カットオフフリケンシー)

ローパ スフ ィル ターで カッ トす る周波 数を パート ごとに設定します。

− 64 〜+ 00 〜+ 63

・ ここで設定した値よりも高い周波数の音がカット されます。

・ 値を低く設定すると高い倍音が削られるために丸 い音になります。

w LPF Reso(LPF レゾナンス)

ローパ スフ ィル ターの レゾ ナン スをパ ート ごとに 設定します。

− 64 〜+ 00 〜+ 63

値を上げると LPF カットオフフリケンシー付近の 出力が持ち上げられ、クセのある音になります。

e HPF Cutoff(HPF カットオフフリケンシー)

ハイパ スフ ィルタ ーで カッ トする 周波 数を パート ごとに設定します。

− 64 〜+ 00 〜+ 63

・ ここで設定した値よりも低い周波数の音がカット されます。

・ 値を高く設定すると低い倍音が削られるために薄 い音になります。

周波数 音量

LPFカットオフフリケンシー 倍音

カットされる部分 そのまま通過

する部分

設定値

解 説

周波数 音量

LPFカットオフフリケンシー レゾナンス

設定値

解 説

周波数 音量

HPFカットオフフリケンシー

基音 倍音

カットされる 部分

そのまま通過 する部分

設定値

解 説

(3) 音の立ち上がりや減衰の仕方を変更する (EG エディット )

音の立ち上がりやリリース(減衰)をパートごとにエディットして、音の時間的要素を変更します。

q Attack Time(アタックタイム)

w Decay Time(ディケイタイム)

e Release Time(リリースタイム)

外部 MIDI 機器の鍵盤を弾いた瞬間から離すまでの 音量や音色の時間的な変化を設定します。

それぞれ − 64 〜+ 00 〜+ 63

・ Attack Time(アタックタイム)は、鍵盤を弾いた 瞬間の音量が 0 から最大値に変化するのに要する 時間です。値が小さくなるほど立ち上がりが速く なります。

・ Decay Time(ディケイタイム)は、音量が最大値 に達した時点からサステインレベルに変化するの に要する時間です。値が小さくなるほど歯切れの いい音になります。

・ Release Time(リリースタイム)は、鍵盤を離し た時点から、音量が 0 に変化するのに要する時間 です。値が小さくなるほど音がすばやく消えるよ うになります。

・ 3 つのパラメーターは、アンプリチュードEGとフィ ルター EG の両方に機能します。

r PEGInitLvl(ピッチ EG イニシャルレベル)

t PEGAtakTime(ピッチ EG アタックタイム)

y PEGReleLvl(ピッチ EG リリースレベル)

u PEGReleTime(ピッチ EG リリースタイム)

外部 MIDI 機器の鍵盤を弾いた瞬間から離すまでの 音程の時間的な変化を設定します。

それぞれ − 64 〜+ 00 〜+ 63

・ PEGInitLvl(ピッチ EG イニシャルレベル)は、鍵 盤を弾いた瞬間の音程です。

・ PEGAtakTime(ピッチ EG アタックタイム)は、鍵 盤を弾いた瞬間の音程から本来の音程に変化する のに要する時間です。

・ PEGReleLvl(ピッチ EG リリースレベル)は、鍵 盤を離したあと最終的に到達する音程です。

・ PEGReleTime(ピッチ EG リリースタイム)は、鍵 盤を離したあとリリースレベルにまで変化するの に要する時間です。

離す 弾く

リリース タイム ディケイ

タイム アタック

タイム

設定値

解 説

離す 弾く

正しい音程 時間

ピッチEG アタック タイム ピッチEGイニシャルレベル

ピッチEG リリース タイム

ピッチEGリリースレベル

設定値

解 説

(4) 音色を補正する (EQ エディット ) ― ノーマルパート選択時のみ表示

このサブモードはノーマルパートを選んでいるときのみ表示されます。

ローとハイの 2 バンド EQ をパートごとに設定できます。

(ドラムパートの EQ はドラムセットアップエディットでインストごとに設定します。(P98))

q Low Freq(ローフリケンシー)

wLow Gain によってエディットされる音域の周波数 を設定します。

32 〜 2.0k[Hz]

w Low Gain(ローゲイン)

qLow Freqで設定した周波数のゲインを設定します。

− 64 〜+ 00 〜+ 63

e High Freq(ハイフリケンシー)

rHigh Gainによってエディットされる音域の周波数 を設定します。

500 〜 16k[Hz]

r High Gain(ハイゲイン)

eHighFreqで設定した周波数のゲインを設定します。

− 64 〜+ 00 〜+ 63

(5) ビブラートをかける ( ビブラートエディット )

ビブラートのかかり方をパートごとにエディットします。

q Rate(レート)

w Depth(デプス)

e Delay(ディレイ)

それぞれ − 64 〜+ 00 〜+ 63

・ Rate(レート)は、音程を揺らす速さを設定します。

・ Depth(デプス)は、音程を揺らす深さを設定しま す。

・ Delay(ディレイ)は、鍵盤を弾いてからビブラー トがかかり始めるまでの時間を設定します。

値を大きくすると、かかり始めるまでの時間が長 くなります。

設定値

設定値

設定値

設定値

設定値

解 説

 

時間

弾くディレイ レート

デプス

(6) 音色に関するその他の操作 (OTHERS エディット )

q Receive ch( レシーブチャンネル )

パートごとに MIDI レシーブチャンネルを設定しま す。

off、A01 〜 16、B01 〜 16、C01 〜 16、D01 〜 16 MIDI メッセージの受信チャンネルを設定します。

A01 〜 16 では、MIDI IN-A 端子からの入力 (HOST SELECT スイッチが MIDI の場合 )、または TO HOST/USB 端子からのポート 1 の入力 (HOST SELECT スイッチが MIDI 以外の場合 ) を受信しま す。

B01 〜 16 では、MIDI IN-B 端子からの入力 (HOST SELECT スイッチが MIDI の場合 )、または TO HOST/USB 端子からのポート 2 の入力 (HOST SELECT スイッチが MIDI 以外の場合 ) を受信しま す。

C01 〜 16 では TO HOST/USB 端子からのポート 3 の入力を、D01 〜 16 では TO HOST/USB 端子か らのポート 4 の入力を受信します( いずれも HOST SELECT スイッチが MIDI 以外の場合 )。

off を選択すると、MIDI チャンネルメッセージは受 信しません。

w Detune( デチューン )

パートごとのピッチを 0.1Hz 単位で細かくずらしま す。

− 12.8 〜+ 00 〜+ 12.7

・ メロディパートをやや高めに設定してメロディを 少し目立つようにしたり、反対にベースパートを 低めに設定して重みを出したりすることができま す。

・ 複 数の パー トの 音色 を同 じに 設定 し、互い の チューニングを微妙にずらし、複数のパートのレ シーブチャンネルを同じにしたり、同じ演奏デー タを複数のパートに同時に送ったりすると、広が りのある音色効果が得られます。

e PartMode( パートモード )

パート ごと にノー マル ボイ スとド ラム ボイ スのど ちらのボイスを使用するかを選択します。ドラムボ イスをエディットして使用する場合は、ドラムセッ トアップを設定 (P90) します。

・ n o rma l、d rum、dru mS1 、dru mS2 、dru mS 3、

drumS4(TG300B モードでは drum は選べません。)

・ normal( ノーマル ) は、ノーマルボイスを選択する 際に設定します。

・ drum( ドラム ) は、ドラムボイスや SFX キットを 選択します。ただし、エディットはできません。

・ drumS1 〜 S4( ドラムセットアップ 1 〜 4 ) は、ド ラムボイスや SFXキットをエディットする場合に 選択します。

MU2000 ではドラムボイスを直接エディットする ことはできません。そこで、パートに対してドラ ムセットアップを割り当て、これをエディットす ることで間接的にドラムボイスをエディットする 仕組みになっています。

MU2000 ではドラムセットアップを 4 つ内蔵して おり、4 パートのドラムボイスに対して異なるエ ディットを行なうことができます。

・ 出荷時はXGモードで、パート10(A10)…drumS1、

パート 26(B10)…drumS3、パート 42(C10)…drum、

パート 58(D10)…drum、他のパートは normal に なっています。

・ TG300B モードでは、パート 10(A10)、パート 26(B10)、パート 42(C10)、パート 58(D10) が drumS1、他のパートは normal になっています。

r Mono/Poly(モノ / ポリ)

モノモード/ ポリモードをパートごとに設定します。

mono( 単音しか発音しない状態 )、poly( 和音が演 奏できる状態 )

・ シンセベースなど本来単音でしか鳴らない楽器を 割り当てるパートにモノモードを設定してくださ い。

・ パートモードにドラムモードが選択されている場 合は「***」と表示され、設定できません。

設定値

解 説

設定値

解 説

設定値

解 説

参 考

設定値

解 説

t PortamntSw(ポルタメントスイッチ)

ポルタ メン トの 効果を かけ るか どうか をパ ートご とに選択します。

off、on

・ ポルタメントとは、音程の違う 2 つの音の間をな めらかに移動する機能です。

・ パートモードにドラムモードが選択されている場 合は「***」と表示され、設定できません。

y PortamntTm(ポルタメントタイム)

ポルタ メン トの かかり 具合 をパ ートご とに 設定し ます。

000 〜 127

・ 値を大きく設定するほどポルタメントがゆっくり になります。

・ パートモードにドラムモードが選択されている場 合は「***」と表示され、設定できません。

u NoteLimitL(ノートリミットロー)

i NoteLimitH(ノートリミットハイ)

発音域をパートごとに設定します。

NoteLimitL、NoteLimitH ともに C-2 〜 G8

・ NoteLimitL(ノートリミットロー)は、各パートの 発音域の下限を設定します。

・ NoteLimitH(ノ ートリミットハイ)は、各パート の発音域の上限を設定します。

複 数のパ ート を同じ レシー ブチ ャンネ ルに設 定し、ノ ートリミッ トで音域を 分けることで、

スプリット状態(ひとつの鍵盤に複数の音色が 並んでいる状態)にすることができます。

o Dry Level(ドライレベル)(VarConnect = SYS(P106)のときのみ表示される)

エフェ クト のドラ イラ イン への送 り量 をパ ートご とに設定します。

000 〜 127

・ 値を大きくするとパンによる定位感は大きくなり ますが、エフェクト効果が浅くなります。

・ 各エフェクトへのセンドレベルを考慮して設定し てください。

!0 VelSensDpt(ベロシティセンスデプス)

!1 VelSensOfs(ベロシティセンスオフセット)

受信したノート情報のベロシティ(外部 MIDI 機器 の鍵盤を弾く強さ)に対するセンシティビティ(感 度)を設 定す るこ とに よっ て、音源 に働 くベ ロシ ティの変化の仕方を変えます。

VelSensDpt、VelSensOfs ともに 000 〜 1 27

・ ベロシティセンスデプス

鍵盤を弾く強さに対して音源に働くベロシティの 変化の度合い(最大ベロシティでの音量)をコン トロールします。

・ ベロシティセンスオフセット

音源に働くベロシティの値を一律に増減します。

オフセット値を 64 より大きくすると、音源に働く ベロシティ値が全体に増加し、鍵盤を弱く弾いて も比較的大きなベロシティが音源に働き、鍵盤を ある強さ以上で弾くとベロシティは最大値(127)

で一定になります。

オフセット値を 64 より小さくすると、音源に働く ベロシティ値が全体に減少し、ある強さ以上で鍵 盤を弾くまではベロシティは最小値(0)で一定に なり、強く弾いても音源に働くベロシティ値は比 較的小さくなります。

オフセット値が 64 の場合は、受信したままのベロ シティ値が音源に働きます。

設定値

解 説

設定値

解 説

設定値

解 説

ノートリミット ロー

ノートリミット ハイ

発音します 発音しません

発音しません

参 考

設定値

解 説

設定値

解 説

デプスによるベロシティカーブの変化  (オフセット=64で一定にしたとき)

オフセット=64 音量

デプス=64 デプス=127

デプス=32 デプス=0

鍵盤を弾く強さ(ベロシティ)

ドキュメント内 TONE GENERATOR (ページ 90-102)