• 検索結果がありません。

エフェクトの仕組み

ドキュメント内 TONE GENERATOR (ページ 72-75)

第 2 章  基礎知識

5. エフェクトの仕組み

インサーションエフェクト

インサーションエフェクトは、特定のパートに対して効果をかけるタイプのエフェクトです。

インサーションエフェクトを使用する場合は、楽器のアウトプットをエフェクトのインプットに直接 接続し、ドライ / ウェットのバランスで深さを調節しながらエフェクトをかけるのが一般的です。こ の接続方法では、特定の 1 パートにだけ効果をかけることができる上、ウェットを 100%に設定する ことでエフェクト音だけを出力することもできるので、音色変化系のエフェクトには便利です。

MU2000 では、インサーションエフェクト 1 〜 4 はインサーションとして動作します。またバリエー ションエフェクトについても、インサーションに設定することが可能です (出荷時はインサーション)。

(3) エフェクトの接続

MU2000 のエフェクトは、次のように接続されています。

バリエーションエフェクトをインサーションエフェクトとして使う場合

・ インサーション 1 〜 4 とバリエーションは、それぞれ 1 つのパートだけ on にすることができます。パー トごとのインサーション 1 〜 4 の on/off はエフェクトモードで(P107)、バリエーションエフェクトの on/off はマルチパートコントロール(P87)、パフォーマンスコントロール(P143)、またはエフェクト モード(P106)で選択します。

・ リバーブとコーラスには、まずパートごとのリバーブセンド(P86, 142)、コーラスセンド(P86, 143)

を設定することで信号が入ってきます。そしてリバーブリターン(P89, P139)、コーラスリターン(P89, 139)を設定するとエフェクトのかかった信号が出力されます。

・ リバーブとコーラスの信号の出口にはそれぞれパンがあり、エフェクト音の定位を設定できます。

・ コーラスからは「SendCho → Rev」(P104)によって、リバーブエフェクトに信号を送ることができま す。これによって、システムエフェクトを直列に接続することができます。

 

rev send cho send

dry insertion4 part variation part

part1

REVERB

reverb pan

send chorus to reverb

part64

DRY LINE

PAN

chorus pan PAN

reverb return

chorus

return OUT

太線はステレオライン

EQ

insertion4は 1パ-トのみ有効

CHORUS

Varationは 1パ-トのみ有効 insertion1 part

insertion1は 1パ-トのみ有効

rev send cho send

dry

rev send cho send

dry

rev send cho send part A/D1

part A/D2

INS4

INS4

INS4

INS4

VAR

VAR

VAR

VAR insertion4 on/off variation on/off insertion4 on/off variation on/off insertion4 on/off variation on/off insertion4 on/off

insertion1on/off insertion1on/off insertion1on/off

insertion1on/off variation on/off

dry INS1

INS1

INS1

INS1

バリエーションエフェクトをシステムエフェクトとして使う場合

・ インサーション 1 〜 4 は、1 つのパートだけ on にすることができます。

・ リバーブ、コーラス、バリエーションには、まずパートごとのリバーブセンド(P86, 142)、コーラス センド(P86, 143)、バリエーションセンド(P87, 143)を設定することで信号が入ってきます。そして リバーブリターン(P89, 139)、コーラスリターン(P89, 139)、バリエーションリターン(P89, 140)を 設定するとエフェクトのかかった信号が出力されます。

・ リバーブ、コ ーラス、バリエーションの信 号の出口にはそれぞれパン があり、エフェクト音の定位を 設定できます。

・ バリエーションエフェクトからは、「SendVar → Rev」(P105)、「SendVar → Cho」(P105)によって、リ バーブエフェクト、コーラスエフェクトに信号を送ることができます。また、コーラスからは、「SendCho

→ Rev」(P104)によってリバーブエフェクトに信号を送ることができます。この 3 本のバスラインを 使うと、3 つのエフェクトを直列につないだり、分割して使用したり、アイデア次第でいろいろな使い 方が考えられます。

・ バリエーションエフェクトを複数のパートにかけたい場合、この接続を使用します。

 

insertion4 part

part1

part64

insertion4は 1パ-トのみ有効 insertion1 part

insertion1は 1パ-トのみ有効

part A/D1

part A/D2

INS4

INS4

INS4

INS4 insertion4 on/off insertion4 on/off insertion4 on/off insertion4 on/off

insertion1on/off insertion1on/off insertion1on/off insertion1on/off INS1

INS1

INS1

INS1 VARIATION

REVERB

send chorus to reverb

send variation to chorus

send variation to reverb

DRY LINE

PAN

PAN

PAN reverb pan

reverb return

OUT 太線はステレオライン

EQ CHORUS

chorus pan

chorus return

variation pan

variation return var send

var send var send rev send

rev send

rev send cho send

cho send

cho send dry level

dry level

dry level

dry level

var send rev send cho send

ここでは、MU2000 の A/D パートについての基本的な知識を説明します。はじめからすべてを理解する必要 はありませんが、知っていただくと MU2000 の操作をより速く修得することができます。

(1) A/D パートの仕組み

A/D パートでは、A/D INPUT 端子に入力された音声信号をコントロールします。

A/D INPUT 端子に入力された音声信号は、いったんデジタル信号に変換され、A/D パートの設定によっ てボリュームやパンなど をコントロールしたり、リバーブ、コー ラス、バリエーション、インサーショ ン 1 〜 4 の各エフェクトやマルチ EQ をかけたりすることができます。

また、バンクセレクトとプログ ラムチェンジによって、入力ゲインや エフェクトのプリセット設定を選 択することができます。

(2) A/D パートでのバンクナンバーとプログラムナンバーの働き

A/D パートでは、バンクナンバーとプログラムナンバーを設定することで下の表のようなインプットプ リセットが設定され、入力ソースやエフェクトを入力信号に適した設定にすることができます。

A/D1 パートをバンクナンバー 018 または 019 に設定するとステレオの設定になり、A/D インプット 1/2 端子を L/R として入力ソースやエフェクトの設定を行なうため、ステレオ入力された信号の L/R 両方に A/D1 パートで設定したエフェクトをかけることができます。このとき、A/D2 パートのバンクナンバー 及びプログラムナンバーには「***」が表示され、設定できない状態になります。

AD1 パートには、バリエーションエフェクトのタイプが設定できるプリセットも用意されています。

各プリセットについての詳細は、別冊「リストブック」の A/D インプットプリセットをご覧ください。

A/D パートと XG 曲集との組み合わせによりマイナスワン演奏を楽しむ場合は、以下のように設 定してください。

1) AD Part Lock をオンにする。(P124)

2) A/D パートのエフェクトは、インサーション 1 〜 4 のいずれかを使用する。

これによって、MU2000 が XG システムオンを受信しても、A/D パートの各設定およびエフェク ト情報が保持されます。

ドキュメント内 TONE GENERATOR (ページ 72-75)