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ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 63-70)

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「しびれJの体感補正係数Ks(f)は, 1/3オクターブの6.3Hzバンドまではフラットで, そ れ以上1バンドごとに0.33dBづっ感度が減少する程度のものである. この感度曲線を用い た補正加速度レベルを被験者A, C, D, Eのそれぞれの応答を対比して図6-17に示 す. ここでも基準はO.Olgである. 図中, R 2は寄与本であり, 比較的明確な直線関係が構 成されている. この体感補正を行った加速度レベルをdBSと表す. Sは脊椎Spinal Columnの イニシャルである. この4名はサンプルとして十分ではないが, 当面大規模な実験を繰り 返す見通しはないので, さしあたり「内臓共振」 の場合と同様の作業を試みる. 図6 - 1 8は, 被験者の応答を1から5に拡大・内挿して, 体感加速度レベルと対応させたもので ある. 図中の実線は, 応答と体感加速度レベルの回帰直線で, 寄与率0.70と比較的よい対 応関係にある.

しびれ-A

5

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ロ 実測

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一一評価関数

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刈6-17a 体感補正と被験者の応答(しびれ ・被験者A)

5 4

ロ 実測 一一評価関数

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Y=O. 1 07XtO. 766 R2=0.70

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刈6-17b 体感補正と被験者の応答(しびれ ・被験者C)

しびれ-0

5 "Y=O. 60X-11. 18

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。 実測 一一評価関数 4

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実測 一一評価関数

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と被験者の応答(しびれ ・被験者E) 体感補

|文16-17d

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A C D E

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体感加速度レベルと被験者の応答(しびれ) 米16- 1 8

ここでも「内臓共振」と同じ方法を適用すれば, 図6-18の破線のように95%信頼限 界線が評価3を交差する加速度レベル14dBSを採用することになる. 数値としては「内臓 共振」のそれより大きいが, 高周波成分を含んで見かけ上大きいこともある. もし99%信 頼限界をとれば, 12dBSとなる.

事故などの外傷の多様性は, 生物としての人の多様性や言語表現のばらつきを超える可 能性がある. その外傷による脊椎煩傷者の「しびれ」感覚をヒのように処理することは大 きな問題である. しかし, 現状では, 神経 ・ 感覚的変動と言語報告の変動を区別できない ので, とりあえず言語表現のばらつきが支配的であるかのごとく取り倣っている.

6. 4

結論

本論文は, 人体の動力学的特性を把握するため, 不整のある路面を走行する際の振動や 動揺を計算する人-車椅子系の力学モデ、ルの作成を行った.

本章で作成した人-車椅子系力学モデルは, 車両に比べて人体の影響が大きいため, 従 来の自動車を対象とする力学モデルに比べて人体の部分のモデル化を詳細に行った. 路面 の平滑度や利用者の障害の程度, 活動度に応じて選定される車椅子のバリエーションを考 慮することが出来る. 理論値と実測値を比較すると, ピークの位置に多少のズレが生じる ものの, 実際のハンフが計算に用いたようには規則正しく並んでいなかったためで, 比較 的一致していると考えられる.

次に初歩的ではあるが, 人を評価システムとしてとらえることにより, 路面凸凹によっ て生じる振動にに対する評価関数を提案した. 本論文で取り上げた車椅子利用者の不快感 は, 1/3オクターブバンドで3. 15Hz以下の領域で感度が高く内臓共振を疑わせるタイプと,

高周波領域での感度がやや大きく脊椎損傷者に特有のタイプの2つである. 両者について 体感周波数補正特性を用いて振動評価関数を求めた結果, 個人的なレベルでは寄与率R2 が0.7以上となり, 車椅子利用者の振動感覚特性を概ね表現できていると考えられる. 車 椅子利用者は独自の障害を持っており, しびれに関する反応についてはかなり個人差があ ることが考えられるが, 内蔵共振については障害の程度, 有無に関わらず感じ方に大きな 個人差があるとは考えにくい. しかし, 実際には内蔵共振の場合もかなりの個人差が生じ ている. これに対してはアンケートに対する答え方の差を考慮して個人差の調整を行った が, その結果はR2がO. 6以上となり, ある程度の相闘があり, 今回の被験者についての振 動評価を行うことが出来たと考えられる.

参考文献

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6・2) 荒木兵一郎・藤本 尚 久・田中 直人 :バリアフリーの建築設計, 彰国社, 1981.

6・3) 各務 繁・高橋政稔・ 栗本 譲・横森 求:シニアカーの段差乗り屈しの安全性,

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6・4) 栗山 清・中川伸一・小山田輝美・横山 哲: í人にやさしい道路Jを目指して-旋 ロl挙動を含む車いすすれ違い幅員の検討, 土木計|咽学研究・ 講演集, No.19(1),

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6・5) lþ川伸 一・ 栗山 清・ 小笠原章・ 横山 哲: í人にやさしい道路」を目指して-旋同 挙動を含む車いすすれ違い幅員の検討, 土木計画学研究・論文集, No. 18, pp775-786,

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pp21・30, 1989.

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6-8) 建設省九州地方建設局・ 国際航業:平成7年度バリアフリー型の交通施設のあり方 に関する調査業務報告書, P54, 1996.

6・9) 山田晴利:ハンフ通過時の自動車の動的挙動, 土木計画学研究・ 講演集, No.8,

pp 1 45 -1 5 2 , 1 986.

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6・11) Snowdon, J. C.:Vibration and shock in damped mechanical systems, pp7-18, John 明Tilley& Sonslnc.,1968.

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