欧 一﹄ ﹄諷
醐﹂ 静け ︻
者 は︑ 労 働 組 合 同と 様
︑ 従 業 員代 表 制 に つい ても フ ラ ン ス人 と 同 じ参 加 権 有を す ると 考 え ら れ てき た ので あ型︵
︒ フランスにおける集団的労使関係の国際化と国際労働関係法の展開
九 五
法政 研究 二巻 三
・四 号
︵一 九九 八年
︶ 九六
︵c
︶ 不法 外 国 人労 働 者 以上 のよ う に︑ 現在 では
︑ 外 国 人労 働 者 は︑ 州欧 連 合 構成 国出 身 者 あで る か否 か にか かわ らず
︑ 適 法 に フラ ン スに 滞 在 し て いる 限 り︑ 従 業 員 代表 制 に関 し て フラ スン 人労 働 者 と 同 じ権 利 を享 受 す る︒ し か なし が ら︑ 不 法 外 国 人労 働 者 に つい ては
︑ そ の労 働 契約 無は 効 でな
螺
︑ 当 然 当︑ 該 企 業 また 事は 業 所 従の 業 員 で
4 ︵ 0
︶
あ る こと が要 求 され る従 業 員 代表 の選 挙 権 およ び 被 選 挙権 を有 し て いな いと 考 え ら れ て るい
︒
︵B︶ 外 国 駐 在 労 働者 そ れ で は︑ フラ ン ス の企 業 に雇 用 さ れ て いる が︑
① 外 国 事業 所 で の勤 務
︑
② 外 国 の他 企 業 への 出 向
③︑ 派遣 労 働 者 と し て外 国 企 業 へ派 遣
④︑ 請 負 事 業 遂 行 のた め外 国 へ派 遣
︑ 等 の理 由 よに り︑ 外 国 で労 働 し て いる 外 国駐 在 労 働者 に つい て︑ 第 一に
︑ 従業 員 代 表 機関 の設 置 義 務 の有 無 およ び 従 業 員 代 表 の数 を 決 定 す る にあ た てっ 算 定 基礎 と な る従 業 員 数 へ の参 入 の可 否
︑ 第 二 に︑ 従業 員代 表 の選 出資 格
︑ およ び
︑ 被 選 資出 格 の有 無 はど のよ う に考 えら れ る の であ ろう か︒
︵1︶ 従 業 員 数 への 参 入 フラ ン ス の企 業 二 用雇 さ れ て いる 労 働 者 は︑ 外 国 で労 働 し て いる 場 合 あで てっ も︑ 当 該 企業 の従 業 員 数 に参 入 され る︒ 破 毀 院 の判 例 によ れば
︑ 従 業 員 代 表 制法 は︑ そ の属 地 主義 的性 質 から フ ラ ン スに 所在 す る全 て の企 業 適に 用 さ れ るも の であ り︑ 外 国 で勤 務 し て いる 労 働 者 も フラ ン スの 企業 二 雇用 さ れ て いる 以 上︑ 従 業 員代 表 に関 わ る使 用 者 の義 務 の基 礎
4 ︵
. ︶
とな る従 業 員数 に参 入 され な け れば な ら な い︒ し た が てっ
︑ ラフ
ン ス企 業 の外 国 事 業 所勤 務 労 働者
︑ フラ ン ス派 遣 企 業
の外 国 派 遣労 働 者 フ︑ ラ ン ス企 業 の請 負業 務遂 行 等 のた め の外 国 派遣 労 働 者 は︑ 当 然当 該企 業 の従 業 員 数 に参 入 さ れ る︒ 問 題 なと る のは 外 国 企業 への 出 向 労 働者 であ るが
︑ 破 毀 院 判の 例 によ れば
︑ ラフ ン ス の出 向 元 企業 と の間 に法 的 使 用 従 属 関 係 Φ●︵︻︼
①O 03 R鮎
︼●
O●一︻
一菫 0●一 3 が 存在 す る限 り は︑ 当 該 労 働者 は当 該 企業 の従 業 員 数 に参 入 さ れ ︵解
︒ たし が てっ
︑ いわ ゆ る転 籍 出向 のよ う に︑ 出 向 元 と の当 初 の労 働契 約 が解 除 さ れ る場 合 を除 き︑ 外 国 企業 への 出向 労 働 者 も 出 向 元 企 業 の従 業 員 数 に参 入 さ れ る︒ な お︑ 派遣 労 働 者 よお び 出 向 労 働者 は︑ フラ ン ス の従 業 員代 表 法 制 に お いて は︑ 派遣 元 お よび 出向 元 企業 の みな ら ず
4 ︵ 3
︶
派遣 先 およ び 出 向 先 企 業 にお い ても そ の従 業 員 数 に参 入 さ れ るが
︑ 外 国 所に 在 す る企 業 には フラ ン ス の従 業 員代 表 法 制 適は 用 され な い ので
︑ 外 国 派遣 労 働者 よお び 外 国出 向 労 働 者 は︑ フラ ン ス の派 遣 元 およ び 出 向 元 企業 にお てい のみ 従 業 員数 に参 入 さ れ る こ と なに る︒
︵2︶ 選 資出 格 被と 選 資出 格 外 国 駐在 労 働 者 の︑ そ の雇 用 さ れ て いる ラフ ン ス企 業 おに け る従 業 員 代表 の選 出資 格 に つい ては
︑ フラ ン ス の企 業 に 所属 し そ の従 業 員 数 に参 入 さ れ る限 り 前︑ 述 所の 定 の肇
解 充を 足 す れば 出︑ 向 労 働者 を含 め型︵ 認 め ら れ る︒ し かし な が ら︑ 被 選 出資 格 に つい ては
︑ 破 毀 院 は︑ 当 該 労働 者 が実 際 に当 該 企 業 に お いて 労 働 し て いる こと を要 求 し て
は♂
︒ し た が てつ ヽ 出向 労 働 者 に つい はで
︑ そ の被 選 出資 格 否を 定 し て はだ
︒ 2 多 国籍 企 業 と従 業 員代 表 ラフ スン 国内 のみ で活 動 行を う フラ ン ス企 業 に つい て︑ フラ ン ス の従 業 員代 表 関に す る法 規 制 を全 面 的 に適 用 す る こ フラ スン にお ける 集団 的労 使関 係 の国 化際 と国 労際 働関 係法 の展 開 九七
法政 研究 二巻 三
・四 号
︵一 九九 八年
︶
︐ 九 八 と に問 題 はな いが
︑ 国 際 化 よに る︑ 外 国 企業
︑ また は︑ フラ スン 本に 社 を くお が フラ ン スを 含 む複 数 の国 に お いて 活 動 を 展開 し て るい 多 国籍 企 業
・企業 グ ルー プ の増 大 伴に い︑ 第 一に 従︑ 業 員 代 表機 関 の設 置義 務 とそ の範 囲
︵A︶ ︑ 第 二 に︑ 従 業 員代 表 権の 限
︵B︶ ︑ 第 二 に︑ 従 業 員 代表 の保 護 規 定 は︑ 当 該労 働 者 に つき フラ ン ス法 以外 の法 が契 約 準 拠 法 と し て 選 択 され て いる 場 合 も適 用 さ れ るか
︵C︶ ︑ と うい 大 別 三 つの 論 点 が提 起 さ れ る こと にな る︒
︵A︶ 従業 員 代 表 機 関 の設 置 ラフ ン スに お い ては 前︑ 述 のよ う に︑ 企 業 に おけ る労 働 者 代表 機 関 とし て︑ 組 合 支部 と組 合 代表 以外 に︑ 選 出 さ れ る 従業 員代 表 であ る︑ 従 業 員 代表 委 員
︑ 企業 委 員 会 等 の設 置 が 一︑ 定 数 以 上 の従 業 員 雇を 用 す る企 業 ま た は事 業 所 に義 務 づ け ら れ て いる
︒ これ ら の従 業 員 代表 機 関 の設 置 は︑ 外 国 本に 社 を 有 す る企 業 や 複︑ 数 国 事に 業 所 ま た は子 会 社 を有 す る多 国籍 企 業 ま た は多 国籍 企 業 グ ール プ にど こま で義 務 づ け ら れ る ので あ ろう か︒
︵1︶ 従業 員 代表 制 の介 入規 範 性 まず
︑ こ 従の 業 員 代 表 法制 に つい て︑ そ の介 入 規範 性 を明 ら か にし た のが
︑ コン セイ ユ
・デ タ の 一九 七 三年 月六 二九 日 の性
だ であ る︒ 同事 件 では
︑ ベ ルギ ー で同 法 に基 づ き設 立 され
︑ ブ リ ュッ セ ル に本 社 有を す る鉄 道 旅 行 会社 で︑ フラ ン スに も多 く の従 業 員 活と 動拠 点 を有 し て いる 企 業 が︑ 事 業 所 委 員会 のみ な ずら
︑ 中 央 業企 委 員会 代に わ る フ ラ ン スに おけ る中 央委 員 会 を設 置 す る義 務 有を す る か否 かが 争 わ れ た︒ コン イセ ユ
・デ タ は︑ そ の判 断 の前 提 とし て︑
﹁外 国 に本 社 があ ると いう こ と 相と 容 れな い場 合 を 除 いて
﹂ と いう 留 保
のも と︑ これ ら 従の 業 員代 表 法 制 は︑ 当 該 企業 本の 社 が フ ラ ン スに あ るか 外 国 にあ る か に か わか ら ず
︑ フラ ン スで 使 用 者 とし て の活 動 を 行 てっ いる 限 り︑ そ の活 動 に対 し て適 用 さ れ る こと を 明ら か にし た ので あ たっ
︒ そ し てこ の立 場 は︑ 以 後 現在 ま で維 持 れざ て は肥
︒ し た が てっ
︑ 従業 員 代 表 法制 介は 入規 範 ま た は直 適接 用法 規 あで り︑ 労 働者 が フラ ン ス にお てい 労 務 を 給 付 し て いる 場合
︑ 使 用 者 とし て の フラ ン ス にお け 活る 動 は︑ た と え︑ 企 業 の本 社
︑ 経 営 の中 枢 が 外 国 にあ る場 合 であ てっ も ラフ ン ス の従 業 員 代表 制 の適 用 を 導 く ので あ る︒
︵2︶ 適 用 対象 と な る 業﹁事 所
﹂ 従 業 員 代表 法 制 の介 入規 範 性 が 明 ら か さに たれ のち
︑ 次 に問 題 と な る のは
︑ 使 用者 とし て の活 動 が フ ラ ン ス領 土 に お いて 行 わ れ て いる か否 か︑ 換 言 す れば 事︑ 業 所 が フラ スン に存 在 す る か否 か あで る︒ こ の事 業 所 所 在 地 の特 定 は︑ 特 に︑ 航 空 機 乗務 員 や複 数 国 で労 務 を 給付 す る国 際輸 送 労 働 者 の場 合 問に 題 と な る︒ フ ラ ン ス の従 業 員 制法 が適 用 さ れ る事 業 所 の特 定 と いう 点 で︑ し かし なが ら 破︑ 毀 院 抑は 制 的 な 度態 を と てっ いる
︒ す な わ ち︑ 前 述 のよ う に︑ ーコ ト
・ジ ボ ア ー ル に本 社 を有 す る航 空 会 社 あで る ア フリ カ航 空 の航 空 機乗 務 員 で︑ パ リ の 支 店 の組 合 代 表 およ び 企 業 委 員会 のへ 組合 代 表 等 であ る労 働 者 た ちが
︑ 労 働 準基 監 督 官 の許 可 等 所 定 の特 別 の解 雇 手 続 き を経 ず し て行 わ れ た解 雇 の無 効 を訴 え た事 案 で︑ 一九 八 六年 月二 八二 日 の破 毀 院 混 合 部牲
理 は︑ 当 該乗 務 員 常は に コー ト
・ジボ ア ー ルに 登 録 さ れ て いる 航 空 機 に乗 機 し て りお し︑ た が てっ そ︑ の労 務給 付 地 航は 空 機 の登 録 国 であ る コー ト
・ ジ ボ ア ー ルで あ り︑ フラ ン ス法 適の 用 さ れ る パリ 支店 の従 業 員 では な いと し て︑ 労 働者 の訴 え 退を け た︒ ま た︑ 同 じ く ア リフ カ航 空 の事 件 で︑ 航 空 機 乗の 務 員 パで リ支 店 従の 業 員代 表 およ び 企 業 委 員会 委 員 であ る労 働者 た ラフ ン スに おけ る集 団的 労 使関 係 の国 際 化 と国 際 労働 関係 法 の展 開 九 九
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︶ 一〇
〇 ち が や は り 労 働 基 準 監 督 官 の許 可 等 所 定 の特 別 の解 雇 手続 を 経ず し て解 雇 さ れ︑ 今 度 は ぞ の刑 事 制 裁 のL
型 が 問 題 と な たっ 事 案 で︑ 破 毀 院 刑事 部 は︑ 一九
〇九 年 月五 一五 日 の性
癬 に お いて
︑ 当該 労 働 者 た ち は︑ そ れ ぞ れ登 録 国 が異 な る 複数 の航 空 機 に乗 機 し て おり
︑ し たが てっ
︑ 複 数 の労 務 給 付 地 国 を有 し て るい の で︑ そ の労 務 給 付地 を本 社 のあ る コー
5 ︵ 3
︶
卜 oジ ボ アー ル のア ビ ジ ャ ンで あ ると 特 定 し
︑ フ ラ ン ス法 の適 用 を 否 定 し た ので あ る︒
︵3︶ 企 業 およ び 企 業 グ ール プ レ ベ ルで 従の 業 員代 表 制 の適 用 多 国籍 企 業 従の 業 員 代 表機 関 設 置 義 務 に つい て︑ 事業 所 ン ベ ルで 設 置 が要 求 さ れ るも のに つい て は︑ そ の事 業 所 が フ ラ スン にあ る こ と に争 いが な い限 り問 題 なは い︒ す なわ ち︑ 従 業 員 代表 委員
︑ およ び
︑ 事業 所 委 員 会 に つい て は︑ フラ ン スに 存在 す る事 業 所 に つい て これ を設 置 す れば よ い ので あ る︒ と こ ろが
︑ ラフ ン ス法 は︑ 前 述 のよ う に︑ 事 業 所 レ ベ ル のみ な らず
︑ 企業 レ ベル およ び 企 業グ ール プ レベ ル にお いて も︑ 一定 の要 件 のも と 従で 業 員 代 表 機関 の設 置 義を 務 づ け て いる
︒ す な わ ち︑ 企 業 委 員会 の設 置 は︑ 五十 人 以 上 を雇 用 す る全 て の企 響︵ で︑ 原 則 とし て企 業 単 位 であ り︑ 当 該 業企 が
︑ 複 数 の独 立 事業 所 によ り構 成 さ れ︑ 五
〇 人以 上 の従 業 員 を 雇 用 す る独 立 事業 所 が存 在 す る場 合 は︑ 当 該事 業 所 に事 業 所 委 員 会 を設 置 す るが
︑ 同 時 に企 業 レベ ル 中で 央 企業 員委 会 を 設 置 す る義 務 を 急理
︒ ま た ヽ つ一 の支 配 企業 のも と 複に 数 の企 業 が 企業 グ ルー プ を 構 成 し て いる 場 合︑ 企 業 グ ルー
5 ︵ 6
︶
プ 委 員 会 の設 置 義が 務 づ け ら れ て いる
︒ と こ ろが 多︑ 国籍 企 業 ま た は企 業グ ール プ は︑ 純粋 な国 内 企 業 ま た は企 業 グ ルー プ 異と な り︑ ラフ ン ス にお け る活 動 そは の 一部 を 構 成 す る にす ぎ な い︒ これ ら の企 業 には ど︑ の範 囲 の従 業 員 代 表機 関 設 置 義務 が課 せら れ る ので あ うろ か︒ 第 一に
︑ 企 業 ンベ ル の義 務 に つい ては
︑ や は リ リ デト ィ ング
・ケ ー スで あ る︑ 前 述 の コン イセ ユ
・デ タ の 一九 七 三年