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医療安全ワークショップ

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講師:河野龍太郎先生(自治医科大学医学部 医療安全 学教授、メディカルシミュレーションセンター長)

日時:平成24年1月13日(金)、14日(土)

場所:病院新館12階大会議室

自治医科大学医学部医療安全学の河野龍太郎教授 を講師に迎え、リスクマネージャー(RM)を対象とし た医療安全ワークショップが開催された。RMを対象 としたワークショップは平成21年度から開催され今 回が3回目となる。44名の参加者があり、そのうち15 名がRM以外の職種の参加であった。河野先生は元航 空管制官であることの経験も活かし、人間工学の立場 から医療現場におけるリスクとその対策の考え方を説 明していただいた。

東日本大震災という未曾有の災害に対する自治医科 大学の活動を交えながら、ヒューマンエラーの考え方 の基礎である「医療現場は様々な場面にリスクがあり、

エラーはなぜ起こるのか、その対策はどう考えれば良 いかを理解するために、ヒューマンエラーをまず理解 する必要がある」、「それぞれの役割でリーダーシップ を発揮するために」などの講義をしていただいた。

昨年度はImSAFER(Improvement SAFER問題解

決型)という分析手法を学んだ。これはヒューマンエ ラーが関係した事象分析手法の一つである「なぜなぜ 分析」の考え方を取り入れたものであった。今回はさ らに目的やリソースにより使い分ける手法を講義され た。その後グループワークに入り、院内事例を用いて 事例分析作業を行った。 

研修2日目には、グループ毎の発表と講評が行われ た。グループ発表では、河野先生から分析手法や問題 点の洗い出し不足を指摘される場面もあったが、予定 の終了時間を超える熱心な質疑応答が行われた。

グループ発表後は飯塚秀明医療安全部長から、医療 の質向上のために多職種による医療チーム、組織・職 場の文化としての医療安全という認識で取り組んでい ただきたいとの挨拶があり、ワークショップを終了し た。 (医療安全管理室 河口幸子記)

ワークショップ風景

平成 23 年度

第2回安全管理体制確保のための職員研修会

医療におけるヒューマンエラー とその対策

−指差呼称とコミュニケーションの重要性について−

講師:河野龍太郎先生(自治医科大学医学部医療安全 学教授・メディカルシミュレーションセンター長)

日時:平成24年3月9日(金)午後5時30分 場所:病院本館4階C41講義室

病院全職員を対象とする、本年度2回目の医療安全 研修会が開催された。特定機能病院として、医療安全 と感染管理の面で、それぞれ年2回以上の職員研修会 を開催することが義務付けられていることから、医師、

看護師、技師、事務職員を始め、本学病院で定常的に 業務するテナント・関係業者も含む約1,650人を対象 として、この研修会は開催されている。

今回の演者の河野龍太郎先生は、航空管制官として 12年間勤務された後、原子力発電プラントのヒュー

マンファクターの研究に従 事されており、日本人間工 学会認定人間工学専門家の 心理学博士でもあるなど幅 広いキャリアを持っている。

現在は自治医科大学医学部 に勤務され、ヒューマンエ ラーに関する研究をライフ ワークとされている。

河野先生には、平成21年 度から3年連続で、部門のリスクマネージャーに対す る2日間のMedical SAFER(インシデント・アクシ デント分析手法)のワークショップ講師を依頼してお り、このワークショプに参加した川上重彦病院長から、

特に医療職の業務に関わる対応として、今回の研修会 講師をお願いしたものである。

講演は、ヒューマンエラーの発生時状況と心理的要 因、病院におけるエラーの誘発要因、エラー誘発要因 と人間特性によるヒューマンエラーなどについて、80 分に及んだ。出席者はヒューマンエラーの発生メカニ ズムと具体的な防止策について理解を深めた。

(医療安全課 堂前正秀記)

河野龍太郎先生

院内感染防止に関する教育講演会 感染制御に関する最近のトピックス

講師: 大久保 憲先生(東京医療保健大学大学院 感染 制御学教授)

日時: 平成24年2月16日(木)午後5時30分 場所: 病院本館4階C41、C42講義室  

院内感染防止に関する教育講演会が、本学病院の医 師、看護師、医療技術者、事務職員等、計729名の出 席のもと開催された。

冒頭で大久保先生は、院内感染対策に関連した厚生 労働省通知や医療法上の規定、本年4月の診療報酬改 定における感染対策防止加算の概要について説明され た。先生は、厚生労働省がこれらの通知や規定を作成 する際の諮問機関である院内感染対策中央会議の委員 を務められており、その目的・意義について大変わか りやすく解説された。

続いて、冬季に問題となるノロウイルス対策の新た

なエビデンス、手術部位感染 防止のための正しい対応、各 種マスクの選択や着用法のポ イントなど、極めて実践的か つ感染対策上重要な話題につ いても触れられ、職員の知識 の整理、理解の向上にとって 非常に貴重な機会となった。

後半では、他施設において 先生ご自身が現場巡視された 際の写真を用いて、よく見落 とされがちな現場の問題点や間違った対応について、

時にはユーモアを交えながら解説され、職員が正しい 知識を持ち、それをもとに環境を適切に整備すること の重要性を強調された。

この講演会は、医療法により年2回の開催が義務付 けられている全職員対象の院内感染対策研修であり、

当日会場での聴講ができなかった職員もイントラネッ トVOD、DVD貸出などの方法によって受講できる。

(臨床感染症学 馬場尚志記)

大久保 憲先生

平成 23 年度

保険講習会

日時: 平成24年1月18日(水)午後3時

場所: 病院本館4階C42講義室

保険講習会は、保険診療の仕組みおよび請求に関す る基本的ルールや正しい知識を身につけ、今後の診療 に役立てることを目的に毎年1回開催している。今年 度は、石川県医師会の協力のもと、全職員(一年次研 修医および保険担当医・保険請求事務担当者は必須)

を対象に開催された。出席者は、医師14名、研修医

18名、看護職8名、事務15名の合計55名であった。

本講習会開催にあたり川上重彦病院長から、講演を お願いした石川県医師会理事の魚谷浩平先生、大平政 樹先生および医師会事務局の方に謝意が述べられた。

また、保険審査を担当されている講師による最新の医 療情勢や今後の展望について、直接講演をお聞きする 貴重な機会でもあるので今後大いに役立ていただきた いと挨拶された。

引き続き、梅原久範保険指導委員会委員長の司会の もと、石川県医師会の西尾幸栄業務課長から魚谷理事、

大平理事が紹介された。

最初に、魚谷理事が特に、保険診療を行っていくう えで遵守しなければならない関連法規、保険診療にお ける基本的ルール、医療保険の仕組み、保険診療の禁 止事項などについて指導、解説された。先生ご自身が 保険審査を担当されており、その審査状況についての 豊富な事例提示と詳細な説明であった。

続いて大平理事が審査と指導・監査の実際と題し例 題を交え、覚えておくと役に立つルールについて詳細 に説明された。

最後に、事前に本学病院から提出した質問事項にも 丁寧に回答いただき、講習会終了後には、参加した医 師、医事課職員との活発な意見交換が行われた。

(病院職員課 米田正明記)

魚谷浩平先生 大平政樹先生

平成 23 年度  接遇研修セミナ−

きもちは言葉をさがしている

− 29 年目紅茶の時間−

講師: 水野スウ氏(エッセイスト、オープンハウス

「紅茶の時間」主催)

日時: 平成24年2月28日(火)午後5時30分 場所: 病院本館4階C41、C42講義室  

病院サービス向上委員会主催による、平成23年度 接遇研修セミナーは、医師・看護師・コメディカル・

事務職員等490名の参加をえて開催された。

今回のセミナーは、これまでの態度・言葉遣い等を 重視した内容とは違い、一人ひとりのこころ「気持ち」

に問いかけるように、「あなたが言われてうれしい言 葉は」という「ほめ言葉」から始まった。

日々の生活の中で壁にぶつかった時、人間関係に悩 んでいる時、そんな時に言われた何気ない一言、その 言葉に「勇気をもらった」、「幸せな気持ちになった」、

言 葉 で 伝 え る こ と の 大 切 さ を、著書である「ほめ言葉の シャワー」より抜粋しエピソ ードとともに大変わかりやす くお話しいただいた。

障害や病いを抱えた患者さ まと接する時、その患者さまの 背景はさまざまであり、健康な 人に対する接し方よりもっと 深いものが要求される。言葉 にして伝えることは時に恥ずかしいかもしれないが、

声を掛けることが患者さまとのコミュニケーションに つながり、互いにわかりあう第一歩になり、同様に職 場でのコミュニケーションにもつながる。

病院医療サービス向上委員会は、病院職員の接遇技 術向上を目的に毎年研修会を開催し、患者さまの待ち 時間や職員の態度などに関するアンケート調査を実施 している。患者さまに安心、快適な対応ができるよう 活動を推進し、職員のスキルアップの一助となるよう 努めたい。 (医事課診療支援担当 古府美知子記)

水野スウ氏

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