第 2 章 鉄道交通の安全
3 前年度の実績(平成 28 年度)
(単位:千円)
会社名 種 別 事 業 費 備 考
九州旅客鉄道
信号保安設備 613,239 ATS整備、連動装置一部更新、信号機構LED化 踏切保安設備 254,947 踏切設備改良、踏切しゃ断機取替、踏切警報
機取替
保安通信設備 343,134 通信電源装置取替、列車無線基地局取替 小 計 1,211,320
西日本鉄道
信 号 保 安 設 備
139,480 連動装置更新、ATS装置更新、継電器取替、軌 道回路機器更新、器具箱取替
踏 切 保 安 設 備
68,346 踏切支障報知装置新設、障害物検知装置新設
更新、踏切保安設備機器更新 保 安 通 信 設
備
44,877 列車無線基地局新設、無線通信装置更新、通
信電源装置更新 小 計 252,703
筑豊電気鉄道
踏 切 保 安 設 備
3,822 踏切警報機取替、継電器取替
信 号 保 安 装 置
50,385 PRC新設、連動装置更新
小 計 54,207 甘木鉄道
踏 切 保 安 設 備
12,279 踏切遮断機取替 小 計 12,279
平成筑豊鉄道
信 号 保 安 装 置
14,488 発条転てつ機・軌道リレー更新
踏切保安設備 9,620 踏切器具箱更新 保 安 通 信 設
備
7,958 通信ケーブル更新
小 計 32,066
福岡市交通局
信 号 保 安 設 備
304,042 ATC改良、CTC改良 小 計 304,042
北九州高速
鉄道
信 号 保 安 設 備
50,522
保 安 通 信 設 備
78,429 通信ケーブル布設 変電所設備 6,270 直流電源装置電池更新
電路設備 74,491 高配ケーブル、トロリー線張替
小 計 209,712
合 計 2,076,329
~ 90 ~
実 施 機 関 : 九 州 運 輸 局 節 2 鉄道交通の安全に関する知識の普及
項 目 細 目
1 計画の実施方針及び重点
運転事故の約9割を占める人身障害事故と踏切障害事故の多くは、利用者や踏切通行者、
鉄道沿線住民等が関係するものであることから、これらの事故の防止には、鉄道事業者に よる安全対策に加えて、利用者等の理解と協力が必要である。このため、学校、沿線住民、
道路運送事業者等を幅広く対象として、関係機関等の協力の下、交通安全運動や踏切事故 防止キャンペーンの実施,鉄道事業者が一体となって、鉄道利用者にホームにおける「な がら歩き」の危険性の周知や酔客に対する事故防止のための注意喚起を行うプラットホー ム事故0(ゼロ)運動等において広報活動を積極的に行い、鉄道の安全に関する正しい知 識を浸透させる。
また、これらの機会を捉え、駅ホーム及び踏切道における非常押ボタン等の安全設備に ついて分かりやすい表示の整備や非常押ボタンの操作等の緊急措置の周知徹底を図る。
2 計画の内容
(1) 各種の広報活動を積極的に実施する。
(2) 広範な機関に対し協力を要請する。
(3) 踏切事故防止キャンペーン等の展開により、効果的なPRを行い周知を図る。
(4) 幼児の線路内立入りや酔客のホーム転落等に多い人身障害事故の対策を講じ極力死亡 事故の未然防止・減少に努める。
平成29年度の各社の計画 会 社 名 九州旅
客鉄道 西日本
鉄道 筑豊電
気鉄道 甘木
鉄道 平成筑
豊鉄道 福岡市
交通局 北九州
高速
鉄道
ア 広報関係
チラシ類の配布 ○ ○ ○ ○
ポスター等の掲示 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
新聞・テレビ・ラジオPR
駅構内・車内放送案内 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
グッズ・ティッシュの配布等 クリアファイル マナーグッズ ティッシュ ティッシュ マナーグッ
踏切道での現地指導 ○ ○ ○ ○ ○
イ 列 車 妨 害 事 故 等 踏 切 安 全通行の協力要請活動 (園児、学校、事業者等)
・小学校
・自治体
・交通事業者
・自動車学校 等
・幼稚園
・小中学校
・交通事業者
・警察関係
小学校
ウ 踏切事故防止キャンペーンの
実施
○ ○
エ 独 自 の イ ヘ ゙ ン ト 行 事 ・ 啓 発
活動
踏切事故防止 講習会の実施
一日駅長
・ 交 通安 全協 会 主 催 の 安 全 運 転 管 理 者 講 習 会 に て 踏 切 事 故 防 止 に 関 す る講話
鉄道妨害防 止の啓発活 動を実施
乗車マナー 指導を実施
乗車マナ ー指導実 施(新学 期及び定 期的)
警察、関 係団体合 同啓発キ ャンペー ン
・乗車マナ ー向上キャ ンペーン
・乗車マナ ー教室
乗車マナ ー向上運動
~ 91 ~
オ 人身障害事故防止対策
・ホーム監視
・学校要請
・立入防止柵 設置の拡大
・ホーム監視
・立入防止柵 の整備
・非常押しボ タン(ホー ム・踏切) の周知
・非常通報装置 の設置
ホーム監視 カメラによ
る監視強 化等
3 前年度の実績
平成28年度の各社実施状況
会 社 名 九州旅
客鉄道 西日本
鉄道 筑豊電
気鉄道 甘木
鉄道 平成筑
豊鉄道 福岡市
交通局 北九州
高速
鉄道
ア 広報関係
チラシ類の配布 ○ ○ ○ ○
ポスター等の掲示 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
新聞・テレビ・ラジオPR
駅構内・車内放送案内 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
グッズ・ティッシュの配布等 クリアファイル マナーグッズ ティッシュ ティッシュ マナーグッズ 踏切道での現地指導 ○ ○ ○ ○ ○
イ 列 車 妨 害 事 故 等 踏切 安 全通行の協力要請活動 (園児、学校、事業者等)
・自治体、小 学校
・交通事業者
・自動車学校 等
・幼稚園
・小中学校
・交通事業者
・警察関係
小学校
ウ 踏 切 事 故 防 止 キ ャン ペ
ーンの実施
○ ○ エ 独 自 の イ ベ ン ト 行 事 ・
啓発活動
踏切事故防止
講習会の実施・一日駅長
・交通安全協 会主催の安全 運転管理者講 習会にて踏切 事故防止に関 する講話
鉄道妨害防止 の啓発活動を 実施
乗車マナー指 導を実施
乗車マナー指 導実施(新学 期、定期的)
警察、関係団 体合同啓発キ ャンペーン、
記念列車の運 行
・乗車マナー 向上キャンペ ーン
・乗車マナー 教室
乗車マナー向 上運動
オ 人身障害事故防止対策 ・ホーム監視
・学校要請
・立入防止柵 設置の拡大
・ホーム監視
・立入防止柵 の整備
・非常押しボ タン(ホー ム・踏切) の周知
・非常通報 装置の設置
・ホーム監視 カメラによる
監視強化等
~ 92 ~
実施機関:九州運輸局
節 3 鉄道の安全な運行の確保 項 目 1 保安監査の実施
細 目
1 計画の実施方針及び重点
鉄道事業者に対し、定期的に又は重大事故等の発生を契機に保安監査等を実施し輸送の 安全の確保に関する取組の状況、施設及び車両の保守管理状況、運転取扱いの状況、乗務 員等に対する教育訓練の状況等について適切な指導を行うとともに、過去の指導のフォロ ーアップを実施する。計画的な保安監査のほか、同種トラブルの発生等の際にも臨時保安 監査を行うなど、メリハリの効いたより効果的な保安監査を実施するなど保安監査の充実 を図る。
2 計画の内容(平成
29年度)
(1) 定期的な保安監査の実施
計画に基づき定期的に保安監査を実施する。
ア 運輸局 鉄道関係 4社(3回)
イ 運輸局 軌道関係 1社(1回)
ウ 運輸局 索道関係 5社(5回)
(2) 臨時、特別に実施する保安監査の実施
重大な事故が発生した場合や事故を頻発する鉄軌道業者に対しては、必要に応じて 特別に保安監査等を実施する。
3 前年度の実績(平成
28年度)
(1) 定期的な保安監査の実施
ア 運輸局 鉄道関係 3社(3回)
イ 運輸局 軌道関係 2社(2回)
ウ 運輸局 索道関係 4社(4回)
(2) 臨時、特別に実施する保安監査の実施 ア 運輸局 鉄道関係 0社 イ 運輸局 軌道関係 0社
実施機関:九州運輸局 節 3 鉄 道 の 安 全 な 運 行 の 確 保
項目 2 運転士の資質の保持
細目
1 計画の実施方針及び重点
運転士の資質の確保を図るため、動力車操縦者運転免許試験を適正に実施する。また、
資質が保持されるよう、運転管理者及び乗務員指導管理者が教育等について適切に措置を 講ずるよう指導する。
2 計画の内容
(1) 教育訓練体制の充実
~ 93 ~
ア 各種教育訓練を実施する。
会 社 名 養 成 教 育 ( 添 乗 指 導 ) 有責惹起者の特別訓練
九州旅客鉄道 768人に対し、一人あたり月1回実施 必要に応じて
西 日 本 鉄 道 289人に対し、一人あたり月2回以上実施 必要に応じて
筑豊電気鉄道 38人に対し、一人あたり年2回実施 必要に応じて 甘 木 鉄 道 対象者20人に年4回計画 必要に応じて 平成筑豊鉄道 対象者31人に年8回実施 必要に応じて
福岡市交通局 154人に対し、一人あたり月1回実施 必要に応じて
北 九 州 高 速 鉄 道 22人に対し、一人あたり月2回以上実施 必要に応じて イ 教 育 訓 練 体 制 の 整 備 ・ 充 実 を 図 る 。
○ 九州旅客鉄道
経 験 年 数 や レ ベ ル に 応 じ た 計 画 的 な 教 育 を 継 続 し て 実 施 す る と と も に 、 平 成 23年 に 開 講 し た 安 全 創 造 館 研 修 は 、「 安 全 に つい て 考 え る 」こ と を 主 眼 に お い て 更 な る 安 全 意 識 の 向 上 を 図 る 教 育 を 実 施 す る 。
ま た 、C A I( コ ンピ ュ ー タ 支 援 教 育 )や 運 転 シ ミ ュ レ ー タ ー 、実 習 線 や 現 車 を 活 用 し た よ り 実 践 的 な 教 育 ・ 訓 練 を 実 施 す る 。
○ 西 日 本 鉄 道
年 間 指 導[ 教 育 ]指 針 に 基 づ き 、毎 月 各 職 場 に て 助 役 ・運 転 士 ・車 掌 に 対 し て 業 務 研 究 会 (2時 間/回 ) を 実 施 す る 。
ま た 、 教 習 所 に て 運 転 シ ミ ュ レ ー タ ー に よ る 異 常 時 等 の 特 殊 な 想 定 下 で の 取 扱 い の 訓 練 や 運 転 士 経 験1・3・5・10年( 以 降 、5年 毎 )の 者 を 対 象 と し た 定 期 復 習 教 育 を 行 う 。
○ 福岡市交通局
乗 務 員・乗 務 助 役・乗 務 指 導 助 役 に 対 し 、現 車 訓 練 並 び に 机 上 教 育 を 併 せ て 年 間4回 実 施 す る(5時 間 以 上 / 回 )。ま た 、運 転 シ ミ ュ レ ー タ ー を 活 用 し た 効 果 的 な 教 育 訓 練 を 実 施 す る 。
○ 北九州高速鉄道
・業務研修会 助役 … 年間12回(毎月)実施する(2時間~3時間)
乗務員… 年間8回実施する(2時間~3時間)
(安全机上教育及び現車における事故防止訓練)
・総合訓練 全社的運転事故復旧訓練の実施(2時間)
(2) 乗務員等の適正の確保
適性検査の定期的な実施(3年に1回実施)を指導する。
九州旅客鉄道 250名 西日本鉄道 204名 筑豊電気鉄道 40名 甘木鉄道 8名 平成筑豊鉄道 14名 福岡市交通局 159名 北九州高速鉄道 10名
(3) 乗務員等の管理の改善r
ア 基本動作の励行、服務規律の遵守の徹底(確実な引継・報告の励行)
イ 就業時の安全管理の徹底 (ア) 点呼の厳正執行 ウ 異常時の適切な対応
(ア) マニュアル等の点検・整備
(イ) 異常時総合訓練等の実施により早期復旧体制の点検確立を図る。
(ウ) 適正な運転整理 ………… ダイヤ入力による運転整理 (エ) 的確な気象情報の収集
エ アルコール検知体制の厳正なる執行
オ 健康管理体制(SAS、飲酒、薬物等)の強化 (4) 動力車操縦者免許試験の適正な実施