DELETE 時
3.2 XML データ検索プラグインのユティリティ
3.2.6 phjincrword(文字列指定インクリメンタルユティリティ)
• p:
更新前ログ取得モードで実行します。
ロールバックに必要なデータベース更新ログを取得します。インクリメンタル処理後,バックアッ プを取得する必要があります。
• n:
ログレスモードで実行します。
データベース更新ログを取得しません。インクリメンタル処理前およびインクリメンタル処理後に バックアップを取得する必要があります。
-q 世代番号
Staticizer Option のインナレプリカ機能を使用する場合,処理対象とする RD エリアを 0〜10 の世代 番号で指定します。指定を省略した場合は,カレント RD エリアが仮定されます。
•
0:
オリジナル RD エリアを対象とします。
•
1〜10:
指定した世代番号の RD エリアを対象とします。
このオペランドは,Staticizer Option がインストールされていない場合は指定できません。
なお,インナレプリカ機能については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option」
を参照してください。
-t インクリメンタル実行時間
インデクスのインクリメンタルユティリティの実行時間を分単位で指定します。
実行時間は半角数字で 0〜6,000 の間で 15 分単位で指定してください。15 の倍数でない値が指定され た場合は,15 分単位で切り上げられます。
実行時間に 0 を指定した場合,またはこのオペランドを省略した場合,インクリメンタル処理が完了す るまで処理を続けます。
指定した実行時間でインクリメンタル処理が完了しなかった場合,ユティリティが指定時間を過ぎて終 了した旨のメッセージを出力します。
時間指定で停止した際にインクリメンタルできなかった残りの文字列をインクリメンタルしたい場合 は,最初に指定したファイルを再度指定して実行してください。インクリメンタル済みの文字列は処理 が省略されます。
-w 同時実行指定
このユティリティと検索処理を同時に実行するかどうか,またはこのユティリティと分割遅延登録を同 時に実行するかどうかを指定します。省略時は,「wait」が設定されます。
•
wait:
同時実行しません。
•
nowait:
登録・検索を同時実行します。
•
nowait_with_update:
登録・検索同時実行に加えて,分割遅延登録・更新系 SQL を同時実行します。
-f インクリメンタル対象定義ファイル名
インクリメンタルする文字列を記述したファイル名を絶対パスで指定します。
(5) インクリメンタル対象定義ファイル
インクリメンタル対象定義ファイルの規則および使用できる文字について説明します。
インクリメンタル対象定義ファイル規則
• 改行区切りでインクリメンタルする文字列を指定してください。
改行区切りは,Windows では CR+LF(0x0d+0x0a)か LF(0x0a),UNIX では LF です。
• 1 行は 253 バイト(改行コード含む)以内にしてください。
• 文字列前後の空白文字(全角スペースおよび半角スペース)は無視されます。次に例を示します。
△は半角スペースです。
(例)「△△日立製作所△△」は「日立製作所」となります。
• 空行(空白文字だけの行)は無視されます。
• タブコード(0x09)は指定できません。指定した場合はエラーとなります。
• 20 文字以上の文字列を指定した場合は先頭 20 文字を対象にインクリメンタルされます。次に例を 示します。△は半角スペースです。
(例 1)「abcdefghijklmnopqrstuvwxyz」は「abcdefghijklmnopqrst」となります。
(例 2)「abcde△△△△△△△△△△△△△△△△△△△fgh」は「abcde」となります。
• 指定可能なファイルの最大サイズは 10MB です。
• 対象のインデクスに文字統一指定がされている場合は,インクリメンタルする文字列を,文字統一 後の文字列でインクリメンタルします。
• 指定した文字列のインクリメンタル後のインデクスが存在する場合はその文字列は無視されます。
インクリメンタル対象定義ファイルで使用できる文字
HiRDB の文字コード種別によって,使用できる文字が異なります。文字コード種別ごとに表に示します。
なお,コードポイント U+00010000〜U+7FFFFFFF を含む文字列は使用できません。また,
DELcode=ON を指定している場合,削除文字を無視して登録します。削除文字だけの文字列は登録 されません。
(例)「日立製。作所」を指定した場合「日立製作所」で登録されます。
表 3‒4 HiRDB の文字コード種別が SHIFT-JIS の場合
文字コード 配置
1 バイト目 2 バイトコードの 2 バイト目
文字コード 配置
1 バイト目 2 バイトコードの 2 バイト目 0xA1〜0xDF
2 バイト文字コード 0x81〜0x9F
0xE0〜0xFC
0x40〜0x7E 0x80〜0xFC
(凡例)
−:該当しません。
表 3‒5 HiRDB の文字コード種別が EUC の場合
文字コード 配置
1 バイト目 2 バイトコードの 2 バイト目
1 バイト文字コード 0x20〜0x7E −
2 バイト文字コード 0x8E 0xA1〜0xDF
0xA1〜0xFE 0xA1〜0xFE
(凡例)
−:該当しません。
表 3‒6 HiRDB の文字コード種別が UTF-8 の場合
コードポイント 1 バイト目 2 バイト目 3 バイト目
U+00000009,
U+00000020〜U +0000007E
20〜7E − −
U+00000080〜U +000007FF
C280〜DFBF −
U+00000800〜U +0000FFFF
E0A080〜EFBFBF
(凡例)
−:該当しません。
注
表内の文字コード表現は 16 進数です。
(6) 規則
このユティリティは,HiRDB が稼働中のときだけ実行できます。
(7) 注意事項
• 同時実行指定で「wait」を指定した場合,対象処理となる RD エリアに対して排他モード(EX)によ る排他制御をするので,ほかのトランザクションと同時に実行できません。同時実行指定で「nowait」
• 時間指定実行で指定した時間と実際のコマンド終了時間とは多少のずれが生じることがあります。
• このユティリティは,英文検索用インデクスでは使用できません。