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使用環境設定 74

1) 出力形式

エンコーディング後、作成する動画ファイルの形式を選択することができます。

図36。出力形式選択

 MP4:MP4形式のファイルを作成します。一般PC、PSP、iPod、デジタルカメラ、携帯電話などで再生する

ためのファイル形式です。

 OGM:OGM形式のファイルを作成します。一般PC、PDAで再生するためのファイル形式です。

 FLV:FLV形式のファイルを作成します。フラッシュビデオ(UCC用)のためのファイル形式です。

2) クイック設定タブ

エンコーディング時、使用頻度の高い設定を確認し、変更することができます。クイック設定タブではコーデ ックタブ、動画タブ、オーディオメニュータブでよく使用する設定項目が表示されます。

図37。出力設定ウィンドウ - 簡単設定タブ

ビデオコーデック設定

オーディオコーデック設定

動画

オーディオメニュー

ビデオコーデック設定

エンコーディング時、出力するビデオ圧縮方法とビットレートを設定することができます。

 圧縮方法:ビデオコーデックの圧縮方法を設定します。

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使用環境設定 76

 MPEG-4 Video:エンコーディング速度が速いです。一般動画を製作する時に適しています。

 MPEG-4 AVC / H.264:エンコーディング速度が遅いが、画質がいいです。高画質動画を製作する時

に適しています。

 ビットレート:映像の画質を設定します。ビットレートが高いほど画質はいいが、ファイル容量が増えま す。(設定範囲:10~30720kbps)。

オーディオコーデック設定

エンコーディング時、出力するオーディオ圧縮方法とオーディオフォーマットを設定することができます。

 圧縮方法:オーディオ圧縮方法を設定します。

 オーディオフォーマット:オーディオフォーマットを設定します。Kbpsが高いほど音質がいいです。

動画

エンコーディング時、出力する映像のサイズを設定することができます。ユーザー定義を選択するとサ イズ調整部分が活性化され、映像のサイズを直接設定することができます。(設定範囲:240~1920)。

オーディオメニュー

エンコーディングする映像の音質とオーディオタイプを設定することができます。

 サンプルレート:映像の音質を設定します。サンプルレートが高いほど原音に近い音質になるが、ファ イル容量が増えます。

 モノ/ステレオ:オーディオタイプを設定します。

3) コーデックタブ

ビデオコーデックとオーディオコーデックの詳細を設定することができます。

図38。出力設定ウィンドウ - コーデックタブ

ビデオコーデック設定 オーディオコーデック設定

ビデオコーデック設定

エンコーディング時、出力するビデオ圧縮方法とビットレートを設定することができます。簡単設定で提 供するビデオコーデック設定より、もっと詳細に設定することができます。

 圧縮方法:ビデオコーデックの圧縮方法を設定することができます。

- MPEG-4 Video:エンコーディング速度が速いです。一般動画を製作する時に適しています。

- MPEG-4 AVC / H.264:エンコーディング速度が遅いが、画質がいいです。高画質動画を製作する

時に適しています。

- [CBR]ビットレートを基準にエンコーディングを一回遂行:設定するビットレートを基準に映像を圧縮

します。

- [VBR]ビデオ品質を基準にエンコーディングを一回遂行:設定するビデオ品質を基準に映像を圧縮

します。CBR方法よりファイル容量を効率的に使用できるが、映像変化による帯域幅の変化が大 きくなり、ネットワークに瞬間的な過負荷与える場合があります。

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使用環境設定 78

 H.264 Profile:エンコーディング時、出力するビデオの用途により、設定を変更することができます。

- Baseline Profile:低仕様、または低解像度デバイス用の映像を作成する時に設定します。他の

Profile設定と比べ、画質が悪いです。

- Main Profile:動画の圧縮率を高め、保存用映像を作成する時に設定します。

- High Profile:高画質動画、ブルーレイ映像を作成する時に設定します。低仕様デバイスで使用す

る場合、CPUに負担がかかります。

 Level:H.264 Profileの性能水準を表します。エンコーディング映像は高画質ほどに高い水準のLevel 値が必要です。

 ビットレート:映像の画質を設定します。ビットレートが高いほど画質はいいが、ファイル容量が増えま す。(設定範囲:10~30720kbps)。圧縮方法が[CBR]ビットレートを基準にエンコーディングを一回遂 行の場合のみ、設定することができます。

 キーフレーム間隔:キーフレーム間隔を設定します。キーフレーム間隔が狭いほど画質はいいが、フ ァイル容量が増えます。(設定範囲:1~20秒)。

 ビデオ品質:ビデオ品質を設定します。数値が高いほど画質はいいが、容量が増えます。(設定範 囲:1~100)。[VBR]ビデオ品質を基準にエンコーディングを一回遂行の場合のみ、設定することが できます。

オーディオコーデック設定

エンコーディング時、出力するオーディオ圧縮方法とオーディオフォーマットを設定することができます。

 圧縮方法:オーディオ圧縮方法を設定します。

 オーディオフォーマット:オーディオフォーマットを設定します。Kbpsが高いほど音質がいいです。

4) 動画タブ

映像のサイズ、比率、リサイズフィルター、フレーム、倍速エンコーディングを設定することができます。

図39。出力設定 – 動画タブ

サイズ

比率

リサイズフィルター

フレーム

サイズ

エンコーディング時、出力する映像のサイズを設定することができます。

比率

挿入する各原本メディアの比率が異なる場合、出力する映像の比率を設定することができます。

 原本動画の比率を維持する。: 挿入したすべてのソースメディアの割合そのまま出力します。

 4:3映像の比率設定:挿入する全ての原本メディアの比率を4:3に出力します。

 16:9映像の比率設定:挿入する全ての原本メディアの比率を16:9に出力します。

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使用環境設定 80

 2.35:1映像の比率設定:挿入する全ての原本メディアの比率を2.35:1に出力します。

リサイズフィルター

動画サイズを調整する時に使用するアルゴリズムを設定することができます。

 Bilinear:エンコーディング速度は速いが、映像がぼやけます。

 Bicubic:エンコーディング速度と映像の鮮明度が普通です。

 Lanczos:エンコーディング速度は遅いが、映像が鮮明です。

 ImageResample:エンコーディング速度は遅いが、映像がとても鮮明です。

フレーム

映像のフレーム(fps、1秒当りのフレーム数)数値を設定することができます。フレームが高いほどに映 像が滑らかになります。

 できる限り原本フレームを維持:原本映像のfps値を維持します。

5) オーディオメニュータブ

映像に含まれているサウンドの質、サイズなどを設定することができます。

図40。オーディオメニュータブ

基本

音質、オーディオタイプ、音量などを設定することができます。

 サンプルレート:映像の音質を設定します。サンプルレートが高いほど原音に近い音質になるが、ファ イル容量が増えます。

 モノ/ステレオ:オーディオタイプを設定します。

 ノーマライザー:映像内のサウンドを一定の大きさに統一します。(設定範囲:0~100)。

 自動サウンド増幅:映像内のサウンドを増幅します。

使用環境設定 82