③ 債務者が破産手続開始決定を受けたとき(破産法第111条第1項)。
④ 債務者が民事再生手続開始決定を受けたとき(民事再生法第94条第1項)。
⑤ 債務者である法人が解散したとき(民法第79条第1項)。
⑥ 債務者の相続人が限定承認したとき(民法第927条第1項)。
⑦ 会社更生手続開始の決定があったとき(会社更生法第138条第1項)。
関 係 法 令 等
【民事執行法第51条第1項】(抜粋)
強制執行を実施することができる債務名義の正本を有する債権者等は、配当要求をすることができる。
【民事執行法第50条第1項】(抜粋)
配当要求の終期までに、その催告に係る事項について届出をしなければならない。
【民事執行法第188条】(抜粋)
前章第二節第一款第二目(第八十一条を除く。)の規定は担保不動産競売について、準用する。
【破産法第111条第1項】(抜粋)
破産手続に参加しようとする破産債権者は、債権届出期間内に、次に掲げる事項を裁判所に届け出なければなら ない。
一 各破産債権の額及び原因 ‥
【民事再生法第94条第1項】(抜粋)
再生手続に参加しようとする再生債権者は、債権届出期間内に、各債権について、その内容及び原因等を裁判 所に届け出なければならない。
【民法第79条第1項】(抜粋)
清算人は、債権者に対し、一定の期間内にその債権の申出をすべき旨の催告をしなければならない。
【民法第927条第1項】(抜粋)
限定承認者は、すべての相続財産に属する債務の債権者等に対し、限定承認をしたこと及び一定の期間内にその 請求の申出をすべき旨を公告しなければならない。
【会社更生法第138条第1項】(抜粋)
更生手続に参加しようとする更生債権者は、債権届出期間内に、次に掲げる事項を裁判所に届け出なければなら ない。
一各更生債権の内容及び原因‥
(3)弁護士からの債権額の照会
債務者から債務整理の依頼を受けた弁護士から、滞納額等について任意の照会があった場合は、
高知県個人情報保護条例第10条により取り扱うこと(様式13)。 関 係 法 令 等
■18債権の申出(私債権・非強制徴収公債権)
18 債権の申出
(1)債権の(届出)申出
債務者が第三者による強制執行又は破産手続開始決定を受けたこと等を知った場合において、
法令により、県が債権者として配当の要求その他債権の申出をすることができるときは、直ちに そのための措置をとり、債権の確保に努めなければならない。
なお、会社が解散等の事由によって清算される場合は、官報に一定期間内に債権を申し出るべ き旨の公告が掲載されるが、この期間内に申し出なければ清算から除斥され、手続きに参加でき なくなるので注意が必要である。
関 係 法 令 等
【地方自治法施行令第171条の4】
普通地方公共団体の長は、債権について、債務者が強制執行又は破産手続開始の決定を受けたこと等を知つた場 合において、法令の規定により当該普通地方公共団体が債権者として配当の要求その他債権の申出をすることがで きるときは、直ちに、そのための措置をとらなければならない。
2 前項に規定するもののほか、普通地方公共団体の長は、債権を保全するため必要があると認めるときは、債務者に 対し、担保の提供(保証人の保証を含む。)を求め、又は仮差押え若しくは仮処分の手続をとる等必要な措置をとらな ければならない。
【高知県財産規則第129条】(債権の申出等)
債権管理者は、常に債務者の資産状況等に注意し、次に掲げる事態が発生したことを知った場合においては、政令 第171条の4第1項の規定による配当の要求その他債権の申出を行わなければならない。
(1) 債務者が強制執行を受けたこと。
(2) 債務者が租税その他の公課について滞納処分を受けたこと。
(3) 債務者の財産について競売の開始があったこと。
(4) 債務者が破産手続開始の決定を受けたこと。
(5) 債務者である法人が解散したこと。
(6) 債務者について相続の開始があった場合において、相続人が限定承認をしたこと。
(7) 債務者の財産について企業担保権の実行手続の開始があったこと。
(8) 第4号から前号までに掲げるもののほか、債務者の総財産について清算が開始されたこと。
2 債権管理者は、前項の事実を知ったときは、他の債権管理者に対し、その旨を通知しなければならない
(2)法律により規定されている債権届出
法律により、債権届出が規定されているものは、主に次のものがある。
① 債務者の財産に強制執行の開始決定あるいは差押えがあった場合(民事執行法第51条第1 項)
② 債務者の財産に担保権の実行としての競売等があった場合(民事執行法第50条第1項及び 第188条)
高 知 県 公 報号外第28号平成28年6月7日(火曜日) 128128
■19遅延損害金・延滞金(私債権・非強制徴収公債権)
19 遅延損害金・延滞金
(1)遅延損害金の徴収
私債権は、督促をした場合に、当初の納期限の翌日から納付の日までの期間の日数に応じ、滞 納金額に規定の割合を乗じて計算した金額に相当する遅延損害金を加算して徴収する。
契約書や法令、規定等に遅延損害金(違約金、延滞利子等)の定めがない場合は、原則として、
民法第404条及び第419条第1項による年利5%又は商法第514条による年利6%を遅 延損害金として徴収する。
関 係 法 令 等
【民法第419条第1項】
金銭の給付を目的とする債務の不履行については、その損害賠償の額は、法定利率によって定める。ただし、約定利 率が法定利率を超えるときは、約定利率による。
【民法第404条】(法定利率)
利息を生ずべき債権について別段の意思表示がないときは、その利率は、年5分とする。
【商法第514条】
商行為によって生じた債務に関しては、法定利率は、年6分とする。
(2)延滞金の徴収
非強制徴収公債権は、法第231条の3第1項の規定により督促をした場合は、納期限(納期限 の延長があった場合においては、その延長された納期限とする。以下同じ。)の翌日から納付の 日までの期間の日数に応じ、その未納金に対して年14.6パーセント(納期限の翌日から督促状に 指定した期日までの期間については、年7.3パーセント)の割合を乗じて計算した金額に相当する 延滞金を徴収する(地方自治法第231条の3第2項、県税外収入金の延滞金徴収条例第2条)。
なお、督促状に指定する期限までの期間についての延滞金年7.3%の割合は、当分の間、各 年の特例基準割合(各年の前年の11月30日を経過する時における日本銀行法(平成9年法律 第89号)第15条第1項第1号の規定により定められる商業手形の基準割引率に年4%の割合 を加算した割合をいう。以下同じ。)が年7.3%の割合に満たない場合には、その年中におい ては、当該特例基準割合とする(県税外収入金の延滞金徴収条例付則第4項)。
関 係 法 令 等
【地方自治法第231条の3第2項】
普通地方公共団体の長は、前項の歳入について同項の規定による督促をした場合においては、条例の定めるところに より、手数料及び延滞金を徴収することができる。
■18債権の申出(私債権・非強制徴収公債権)
【高知県個人情報保護条例第10条】(抜粋)
実施機関は、個人情報取扱事務の目的以外の目的のために、個人情報を当該実施機関以外のものに提供しては ならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでない。
(1) 本人に提供するとき又は本人の同意があるとき。
高 知 県 公 報号外第28号成28年6月7日(火曜日) 129129
■19遅延損害金・延滞金(私債権・非強制徴収公債権)
関 係 法 令 等
【昭和8年11月15日大審院判決】
債務不履行による損害賠償債権(遅延賠償)は、本来の債権と同一性を有し、時効期間は本来の債権の性質によ って定まる。
(6)延滞金の時効
延滞金の消滅時効は、5年である(地方自治法第236条第1項)。
関 係 法 令 等
【地方自治法第236条第1項】(金銭債権の消滅時効)
金銭の給付を目的とする普通地方公共団体の権利は、時効に関し他の法律に定めがあるものを除くほか、五年間こ れを行なわないときは、時効により消滅する。普通地方公共団体に対する権利で、金銭の給付を目的とするものにつ いても、また同様とする。
■19遅延損害金・延滞金(私債権・非強制徴収公債権)
【高知県税外収入金の延滞金徴収条例第2条】
法第231条の3第1項の規定により、分担金、使用料、手数料及び過料その他の歳入を督促した場合においては、
納期限(納期限の延長があった場合においては、その延長された納期限とする。以下同じ。)の翌日から納付の日まで の期間の日数に応じ、その未納金に対して年 14.6パーセント(納期限の翌日から督促状に指定した期日までの期間 については、年7.3パーセント)の割合を乗じて計算した金額に相当する延滞金を徴収する。
2 前項の延滞金を計算する場合において、その計算の基礎となる未納金に1,000円未満の端数があるとき、又はその 未納金の全額が2,000円未満であるときは、その端数金額又はその全額を切り捨てる。
3 第1項の延滞金の額に100円未満の端数があるとき、又はその延滞金の全額が500円未満であるときは、その端数
金額又はその全額を切り捨てる。分担金等について前条の規定による督促をした場合においては、当該分担金等の 金額に、その納期限の翌日から納付の日までの期間の日数に応じ、その金額(100円未満の端数があるとき又は10 0円未満であるときは、その端数額又はその全額を切り捨てる。)に年14.6パーセント(督促状に指定する期限までの 期間については、年7.3パーセント)の割合を乗じて計算した金額に相当する延滞金額を加算して徴収する。
【高知県税外収入金の延滞金徴収条例付則第4項】
4 当分の間、第2条第1項に規定する延滞金の年7.3パーセントの割合は、同項の規定にかかわらず、各年の特例基
準割合(各年の前年の11月30日を経過する時における日本銀行法(平成9年法律第89号)第15条第1項第 1号の規定により定められる商業手形の基準割引率に年4パーセントの割合を加算した割合をいう。)が年7.3パーセ ントの割合に満たない場合には、その年中においては、当該特例基準割合(当該特例基準割合に0.1パーセント未満 の端数があるときは、これを切り捨てる。)とする。
※ なお、毎年末に次の総務部長通知を施行しているので参照のこと。
「高知県税外収入金の延滞金徴収条例付則第4項に規定する延滞金の特例の割合について(通知)」
(3)遅延損害金の減免
遅延損害金は、法令又は条例により、減額又は免除することができる。
(4)延滞金の減免
延滞金は、災害その他特別の事情によりやむを得ず延滞したものについては、延滞金を減免す ることができる(高知県税外収入金の延滞金徴収条例第3条)。
関 係 法 令 等
【高知県税外収入金の延滞金徴収条例第3条】(延滞金の減免)
知事は、災害その他特別の事情によりやむを得ず延滞したものについては、延滞金を減免することができる。
(5)遅延損害金の時効
遅延損害金の時効年数は、元金と同じ時効年数である。