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仮想マシンの移動と共有

ドキュメント内 運用ガイド (ページ 151-163)

ここでは、仮想マシンを別のホストや同じホスト上の別の場所に移動する方法と、仮 想マシンを他のユーザーと共有する際の注意点に関して解説を行います。

また、GSX Server 3 と WMware Workstation 5.x で稼動する仮想マシンを VMware  Server を実行するホストに移動する方法についての情報も提供します。

„ VMware Server 仮想マシンの移動(P.143)

„ VMware GSX Server 3 仮想マシンを新規ホストに移動(P.146)

„ 旧バージョンの仮想マシンを移動(P.148)

„ 仮想マシンを他のユーザーと共有(P.153)

注 仮想マシンを新しいホストコンピュータや同じホストの別のディレクトリに 移動すると、あるいは仮想マシンの構成ファイルのパスに含まれるディレク トリ名を変更すると、VMware Server が各仮想イーサネットアダプタに新し い MAC アドレスを生成します(手動で MAC アドレスを指定している場合 は除きます)。詳しくは、『VMware Server 仮想マシン ガイド』の「仮想マシン の MAC アドレスの維持と変更(P.183)」をご覧ください 。

VMware 製品間での仮想マシンの移動に関する情報は、弊社 Web サイトの『VMware  Virtual Machine Mobility Planning Guide(VMware 仮想マシンモビリティ プランガイ ド)』をご覧ください。 

VMware Server 仮想マシンの移動 

ここでは、VMware Server を使用して作成した仮想マシンを VMware Server が稼動す る別のホスト、あるいは同一ホスト上の別の場所に移動する方法について説明してい きます。作業は難しいものではなく、多くの場合、Windows ホストと Linux ホスト 間で仮想マシンを移動することさえ可能です。

注 以下の説明では、ホストコンピュータ上の 1 個以上の.vmdkファイルに格 納された 1 個の仮想ディスクを使用している場合を想定しています。

下記のプロセスを開始する前には、常に仮想マシンのディレクトリに保存されている 全ファイルのバックアップコピーを作成しておくことをお勧めいたします。

注意 Red Hat Linux 7.3/7.2 の仮想マシンを AMD プロセッサ上で稼動するホス トと Intel プロセッサ上で稼動するホスト間で移動することはお勧めい たしません。詳しくは、ヴイエムウェア Web サイトにある『VMware ゲスト OS インストール ガイド』から、該当するゲスト OS の「既知の 問題」の箇所を参照してください。

以下のセクションでは、VMware Server 仮想マシンの移動に関してさらに詳しく解説 します。

„ 相対パスを使用する仮想マシン(P.144)

„ 移動に向けて仮想マシンを準備(P.144)

„ 仮想マシンを新しいホストに移動(P.145)

相対パスを使用する仮想マシン

VMware Server の仮想マシンに関連付けられた全ファイルへのパス名は相対的で、各 ファイルのパスはその時点でアクティブなディレクトリとの相対的な位置で表現され ます。例えば、特定の仮想マシンのディレクトリにいる場合、その仮想ディスクファ イルへの相対パスは<machine name>.vmdkとなります。

移動に向けて仮想マシンを準備

1 ゲスト OS をシャットダウンしてから仮想マシンをパワーオフします。仮想マシン がサスペンドされている場合、一旦レジュームしてから、ゲストのシャットダ ウンを行ってください。

2 次のいずれかを行ってください。

„ 仮想マシンを新しいホストに移動する予定であり、現在使用しているホスト マシンと新しいホストがネットワーク接続されている場合、現在のホストで の準備は完了です。ホストがネットワーク接続されていない場合は、仮想 ディスクファイル (.vmdk) を仮想マシンのディレクトリから新しいホストに 移動する方法が必要です。例えば、仮想ディスクファイルを共有ネットワー クディレクトリに移動したり、CD-ROM や DVD に焼き付けたりすることが できます。

仮想マシンの移動方法が決定したら、「仮想マシンを新しいホストに移動

(P.145)」に進んでください。

„ 仮想マシンを同じホストの別のディレクトリに移動する予定であれば、この 段階で移動の準備ができています。仮想マシンが現在格納されているディレ クトリにある全ファイルを新しい格納場所にコピーしてください。仮想マ シンのディレクトリ以外の場所に格納されているファイルがあれば、必ずそ れらのファイルを仮想マシンの格納場所と相対的に同じ場所にある同じ名前 のディレクトリに移動してください。

VMware Server Console を起動し、移動したばかりの新しい仮想マシンを開 きます。[File(ファイル)] - [Open Virtual Machine(仮想マシンを開く)] を 選択してから、その仮想マシンの構成ファイル (.vmx) を探してください。

仮想マシンを新しいホストに移動

1 新しいホストコンピュータに VMware Server がインストールされ、正常に動作し ていることを確認してください。

2 新しいホストに、移動する仮想マシンのディレクトリを作成します。移動したい 仮想ディスク ファイルを、新しいディレクトリにコピーします。この際、仮想 マシンの現在のディレクトリにある全ファイルを必ずコピーするようにしてくだ さい。仮想マシンのディレクトリ以外の場所に格納されているファイルがあれ ば、必ずそれらのファイルを仮想マシンの格納場所と相対的に同じ場所にある同 じ名前のディレクトリに移動してください。この仮想マシンのユーザーが全てア クセスできるように、新しいディレクトリのアクセス権を設定してください。

何らかの理由で特定のファイルを移動しない場合は、そのファイルを参照するパ スが存在しないことを確認してください。仮想マシン設定エディタを使用して、

移動しなかったファイルに対する正しい格納場所を仮想マシンが記録しているこ とを確認します([VM] - [Settings(設定)] を選択します)。仮想マシン設定エ ディタで各デバイスを選択し、関連ファイルを持つデバイスが正しいファイルを 参照していることを確認してください。また、[Option(オプション)] タブで、

redo ログファイルの格納場所が正しいかチェックします。

注 移動する仮想マシンのスナップショットを作成している場合、スナップ ショットを削除するか、一旦スナップショットの状態に戻してからスナッ プショットを削除すれば、簡単に移動を行うことができます。スナップ ショットを残しておきたい場合は、必ず仮想マシンのディレクトリにある 全ファイルと共に redo ログファイル (.REDO) も移動してください。 

3 VMware Server Console を起動し、移動したばかりの新しい仮想マシンを開きま す。[File(ファイル)] - [Open Virtual Machine(仮想マシンを開く)] を選択して から、その仮想マシンの構成ファイル (.vmx) を探してください。

4 仮想マシンを最初にパワーオンすると、既存の UUID を残しておくか、新しい UUID を作成するかの選択画面が表示されます。

管理上の目的で UUID を使用する場合は、[Keep(維持)] を選択してから [OK]

をクリックしてください。仮想マシンがパワーオンされます。UUID に関する詳 細情報は、「UUID による仮想マシンの識別(P.99)」をご覧ください。

VMware GSX Server 3 仮想マシンを新規ホストに移動

WMware GSX Server 3 で作成した仮想マシンを移動する場合、その仮想マシンが VMware Server と完全な互換性を確保できるように、移動の前にアップグレードする ことをお勧めします。アップグレードするには、VMware Server で該当する仮想マ シンを実行し、[VM] - [ 仮想ハードウェアのアップグレード ] を選択します。仮想ハー ドウェアをアップグレードする場合、アップグレード後に「VMware Server 仮想マシ ンの移動(P.143)」の手順に従ってください。

アップグレードした仮想マシンは、VMware GSX Server 3 では実行できなくなります。

GSX Server 3 と VMware Server の両方で仮想マシンを実行する必要がある場合は、仮 想ハードウェアをアップグレードしないでください。VMware Server コンソールを使 えば VMware GSX 3 Server ホストに接続することができますが、VMware GSX Server  仮想マシンコンソールから VMware Server が稼動するホストに接続することはできま せん。

注 以下の説明では、ホストコンピュータ上の 1 個以上の.vmdkファイルに格納 された 1 個の仮想ディスクを使用している場合を想定しています。下記のプ ロセスを開始する前には、常に仮想マシンのディレクトリに保存されている 全ファイルのバックアップコピーを作成しておくことをお勧めいたします。

以下のセクションでは、VMware GSX Server 2 または 3 を新規ホストに移動するため の準備と方法について解説します。

„ 相対パスを使用する仮想マシン(P.147)

„ 移動に向けて仮想マシンを準備(P.147)

„ 仮想マシンを新しいホストマシンに移動(P.148)

相対パスを使用する仮想マシン

VMware GSX Server 3 で作成された仮想マシンに関連付けられた全ファイルのパス名 は相対的で、各ファイルのパスはその時点でアクティブなディレクトリとの相対的な 位置で表されます。例えば、特定の仮想マシンのディレクトリにいる場合、その仮想 マシンが使用する仮想ディスクファイルへの相対パスは<machine name>.vmdkとなり ます。

VMware GSX Server 3 以降もしくは VMware Workstation 5.x を除く VMware 製品で作 成した仮想マシンを移動する場合は、「旧バージョンの仮想マシンを移動(P.148)」 をご覧ください。

移動に向けて仮想マシンを準備

1 VMware Server を使って仮想マシンに接続します。仮想マシンに複数の仮想ディ スクが設定されており、各仮想ディスクが異なるディスクモードを使用している 場合、Configuration Editor([Settings(設定)] - [Configuration Editor(設定エ ディタ)])を使って全ての仮想ディスクが同じモードを使用するように変更し てください。

2 ゲスト OS を完全にシャットダウンします。仮想マシンがサスペンドされてお り、その仮想ディスクが Persistent または Nonpersistent モードに設定されてい る場合、一旦レジュームしてからゲスト OS をシャットダウンしてください。

3 Undoable モードのディスクを使用している場合、ゲスト OS のシャットダウン 時に変更内容の反映または破棄を行ってください。ディスクへの変更内容を反映 も破棄もできない時は、「Undoable モードのディスクを移動する際の注意点

(P.151)」をご覧ください。

4 次のいずれかを行ってください。

„ 仮想マシンを新しいホストに移動する予定であり、現在使用しているホスト マシンと新しいホストがネットワーク接続されている場合、現在のホストで の準備は完了です。ホストがネットワーク接続されていない場合は、仮想 ディスクファイル (.vmdk) を仮想マシンのディレクトリから新しいホストに 移動する方法が必要です。例えば、仮想ディスクファイルを共有ネットワー クディレクトリに移動したり、CD-ROM や DVD に焼き付けたりすることが できます。

仮想マシンの移動方法が決定したら、「仮想マシンを新しいホストマシンに 移動(P.148)」に進んでください。

„ 仮想マシンを同じホストの別のディレクトリに移動する予定であれば、この 段階で移動の準備ができています。仮想マシンが現在格納されているディレ クトリにある全ファイルを新しい格納場所にコピーしてください。仮想マ シンのディレクトリ以外の場所に格納されているファイルがあれば、必ずそ れらのファイルを仮想マシンの格納場所と相対的に同じ場所にある同じ名前 のディレクトリに移動してください。

ドキュメント内 運用ガイド (ページ 151-163)