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ドキュメント内 ニュートリノ振動と質量問題 (ページ 63-67)

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        (a)

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10−3 10−2 10『1   8in22θ   (b)

100

誇、

(a)

(b)

図5.2 太陽ニュートリノの物質振動解4

二つの線の内側が各データにより許される範囲で、ほぼ三角形の帯をつくる。

神岡データ(実線)とホームステイクデータ(ダッシュ線)から許される領域を斜 線で示してある。一点鎖線は神岡データの日夜変化(地球効果)から除外される

領域。

(a)をさらにGaデータを使って領域を絞ったもの。黒影部分が3個のデータにす べて合う領域。灰色部分は地球効果で除外される部分。

 一般の振動解は、上記三つの解で囲まれた三角形の内部に存在する。第一の断熱解では 7MeV以上のμ。がほとんどすべて怖に変わる(高エネルギー側欠損)が、これより低い エネルギーではほとんど影響を与えない。準真空解では、グ.が全エネルギーで一様に減 少する。一方、非断熱解は、エネルギーEの小さいニュートリノの数を少なくする。し たがって、条件を適当に選べば、三つの太陽観測実験データを同時に説明する解がありう

る(図5.2(b))。

 d.地球の影響

 物質による共鳴振動は地球でも起きる(式(5.55),(5.56))にρヨ5g/cm3を入れる)。

地球効果は、太陽中でレ。→%と振動したものをもとにもどす作用( e→レμ)があり、

ニュートリノ強度の時間で積分した値を見ている限り、物質振動解で許される範囲が広が る。地球効果は、夜間と日中のデータの差をとることにより観測できる。日夜変化が検出 できなかったことから、図52(a)でsin22θ≧0.1,ムm2〜10−5・5付近の突出部分を除外

できる。

5.3 ニュートリノ発生源とその観測

5.3.1 主なニュートリノ発生源

 ニュートリノの主な発生源をどのような観測・実験が行なわれているかを表5.2に示す。

表5.2 主なニュートリノ発生源とその観測実験

発生源 反応 ニュートリノ実験

太陽   核融合反応

@P十P十P一トP

ィHe+2(e++〃。)

   太陽ニュートリノ実験

i例)スーパーカミオカンデ(SK)実験

@    SNO実験など

大気 宇宙線の大気との衝突

@πの生成と崩壊

   大気ニュートリノ実験

i例)スーパーカミオカンデ(SK)実験 超新星

iスーパーノバ)

重力エネルギーの放出 超新星ニュートリノ観測実験

@(例)カミオカンデ実験

@  IMB実験など

原子炉   核分裂

ホ→P十e}一トρ。

 原子炉ニュートリノ実験 i例)カムランド(Kamland)実験

@KASKA,CHOOZ実験など

加速器 素粒子反応     加速器実験

@   (例)K2K実験

kSND,K:2K:,MINOS実験など

5.3.2 太陽ニュートリノ問題

 a.標準太陽モデル(SSM:standard solar model)

 太陽ニュートリノは、太陽の中心での熱核融合反応

      2e}一ト4p一>4He十2〃,十ッ(26.73MeV) (5.65)

の際放出されるもので、その正体は電子ニュートリノである。熱核融合反応は主として ppチェインと呼ばれるさまざまな原子核反応(図5.3)の結果として起こるもものであ り、放出されるニュートリノのエネルギースペクトルを図5.4示す。なお、中心温度が 2×107度を越える場合(太陽より重い恒星)では、同じヘリウム生成反応でもC,N,0を

触媒とするCNOチェインが効くが、これはまったく違ったエネルギースペクトルをもつ ので区別は容易である。

 b.太陽ニュートリノの検出  i)ホームステイク実験

 最初に太陽ニュートリノフラックスを測定したのはアメリカのホームステイクに設置し たニュートリノ検出器であり、1968年にまでさかのぼる。方法は

      μe十37Cl一→37Ar十e一

の反応(エネルギー閾値:Eレ>0.81MeV)を用いる。

      ppI

       ρ十ρ→D十〆十り     ρ十ビ十ρ一しD十レ

      E.=1.44MeV        99.75%    も          0.25%・

〈E:,〉=0.26MeV

ρ+D・ゆHe3十γ

14% 86%

He4十He3→Be7十γ He3+He3一・He4+ρ+ρ

PP皿

13。98%

ビ+Be7→Li7+ツ

 0.02%

PP皿

E.=0.86(89。6%》

El慶署0.38(10.4%》

ρ十Be7一ゆB8十γ

p十Li7一→2He4 B8→Be8十8+十り

くE,〉=7.2MeV

(5.66)

Be8→2He4

図5.3 太陽の熱核融合反応:ppチェイン4

   1012

、  10塞1

霧10象。

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