3.1. Management Console の機能
3.2.4. メールサーバ
システム管理者はManagement Consoleからメーリングリストの作成やSPAMにも対応し たメールの受信/転送ルールの設定が可能であり、非常に容易にかつ高いセキュリティを持 ったメールサーバを実現することができます。また、一般ユーザもManagement Console から自分宛メールの転送先を設定することができます。
設定項目には以下の項目があります。
● メーリングリストの設定
● 配送設定
● メールサーバの設定
● スパム対策機能設定
● 詳細なメールサーバの設定
● mcファイルの直接編集
● メールキューの管理
● 全メール保存機能
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3.2.4.1.
メーリングリストの設定
メーリングリストの作成、管理を行うことができます。
メーリングリストとは、あるアドレス(これをメーリングリスト名と呼びます)に送っ たメールが、メーリングリストのメンバ全員に配送される機能です。
メーリングリストの作成
1.[■ドメインの選択対象]一覧よ り、編集対象のドメインにチェッ クをし、[次へ]を押下します。
2.[追加]でメーリングリスト名と メッセージ言語を指定して[設定]
を押下します。
メーリングリスト管理者など のエイリアスを設定する
メーリングリストのメンバ の追加・削除をする 新しいメーリング
リストを作成する。
メーリングリストの ポリシーなどを設定する
メーリングリスト ログを表示する メーリングリスト
を削除する
メーリングリストログ の削除設定を行う メーリングリストに投稿さ れた記事をHTMLに変換し表 示するための設定をする
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●各設定項目の詳細についてはオンラインヘルプを参照してください。
●リモートコマンドとリモート管理コマンドについて
リモートコマンドとは、コントロールアドレスにメールを送ることでfmlに対する 操作指示を行うためのコマンドのことです。コントロールアドレスは、「メーリン グリスト名-ctl」というエイリアス名で登録されています。
たとえばmydomain.comドメインのtestmlメーリングリストなら、コントロール
アドレスは[email protected]です。
メールの宛先をコントロールアドレスに指定し、本文にコマンド文字列を入力して 送信することでリモートコマンドが実行されます。ここでは代表的なリモートコマ ンドについて説明します。詳細については、helpコマンドを参照してください。
-help... コマンドの詳細なヘルプが返信されます。
-guide ... 一般的な案内を得ることができます。(メンバでない人でも 取り寄せ可能)。
-subscribe ... subscribe<名前>と入力して送信することで、メーリング リストへの参加(登録)手続きができます。
-bye...メーリングリストから脱退します。
リモート管理コマンド
-admin passパスワード....認証を行います。メールの先頭にはこの行が必要です。
-admin help... 管理者コマンドヘルプを取り寄せます。
-admin log ...ログの最近の100行を取り寄せます。
-admin addアドレス...アドレスの人をMLに登録します。
-admin byeアドレス...アドレスの人をMLメンバから削除します。
メーリングリストの編集
「操作」欄にある[編集]で投稿ポリシー・リ モートコマンドの設定、メーリングリストの 管理、ヘッダーの書き換え、返信メッセージの 編集などの設定を行うことができます。初期 状態ではセキュリティを最も高める設定に なっており、メンバ以外からの投稿、メンバ の自動登録などはできません。また、過去メー ルの保存もできません。メンバの自動登録、
過去メールの保存などを可能にする場合は設 定を変更してください。
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エイリアスの編集
メーリングリストの管理者アドレスなどを設 定します。メーリングリストを作成した場合、
必ずここでメーリングリスト管理者へメール エイリアスを適切に設定してください。
メンバの編集
メーリングリストのメンバの追加・削除を行います。メールアドレスを改行で区切って指 定してください。
メーリングリスト HTML 設定
メーリングリストに投稿された記事をHTML に変換し、ブラウザで参照するための設定を 行います。参照URLは以下になります。
http://ドメイン名(FQDN形式)/ml/メーリン グリスト名/
(例)
"example.co.jpドメイン上の"test-ml"と いうメーリングリスト名の記事を HTML変換した場合、ブラウザで参照す るためのURLは、
http://example.co.jp/ml/test-ml/
になります。
各設定項目の詳細についてはオンラインヘルプを参照し てください。
「リモートコマンドのポリシー」を「誰でも使用可能」
にした場合、または「メンバ以外からのリモートコマ ンド」を「自動登録」にした場合には、ここからメン バの編集を行うことはできません。
各設定項目の詳細についてはオンラインヘルプを参照 してください。
各設定項目の詳細についてはオンラインヘルプを参照してください。
記事のHTML 変換をする場合は、事前にメーリングリストの編集に て過去メールを保存する設定にしてください。
HTML ページ表示形式、検索ページ表示形式のユーザ定義は、それ
ぞれMHonArc(Mail-HTMLコンバータ)、Namazu(日本語全文検
索システム)の知識が必要になります。通常は、デフォルトをご使用 ください。
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配送の設定
配送設定において、静的配送およびスマート ホストの設定を行います。
● 静的配送の設定
静的配送とは、送られてきたメールをあ らかじめ決められたルールに従って配送 することです。静的配送はsendmailの mailertable機能によって実現されます。
システムは、届いたメールのあて先のド メイン部分とmailertableのレコードのド メイン名とマッチングを行います。マッ チした場合、そのレコードの転送先に メールを転送することで、配送を行いま す。ここでは、このmailertableの編集を 行います。
● スマートホストの設定
スマートホストを使用する/スマートホ スト名/直接配送するドメインスマート ホストを使用する場合は、[スマートホス ト使用する]を選択してください。この場 合、スマートホスト名を必ずFQDNで設 定してください。必要に応じて直接配送 するドメイン名を指定してください。ド メインが複数ある場合は、それぞれのド メインを1つの半角スペースで区切って 入力してください。
各設定項目の詳細については、オンラインヘルプを参照 してください。
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3.2.4.2.
メールサーバの設定
Mangement Consoleからメールを受信したり転送したりするドメインを限定する
ことができます(設定項目の詳細については、画面上の[ヘルプ]を押下しオンラ インヘルプを参照してください)。
● 下記のドメイン宛のメールは受信する
メールの宛先がここで指定されたドメインと一致した場合、メールを実ド メイン上の同じアカウント名で受信します。
● 下記のドメイン/アドレスからのメールは転送する
メール送信元のドメインまたはアドレスがここに指定されたドメイン/ア ドレスと一致した場合、メールの転送が許可されます。
● 下記のドメイン宛のメールは転送する
外部のホストから受信したメールの宛先がここで指定されたドメインと 一致した場合、
メールの転送が許可されます。
ここで設定したドメイン名を DNS に登録する場合、メールサーバ
(MXレコード)に本製品の実ホスト名を指定する必要があります。
この項目は、スタンドアロン構成時のみ表示されます。
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3.2.4.3.
詳細なメールサーバの設定(上級者)
SPAMメールやエラーメール等によるメール送信停滞やメールサーバ停止に対処で きるように、メールサーバの詳細な動作設定が可能です。
詳細なメールサーバ設定
メールサーバ環境設定
(1) IPv6の動作モード
IPv6を使用する場合に[有効]に設定します。デフォルトは、[無効]です。
(2) 子プロセスの最大実行数
この値を増やし配送プロセス数の起動数の上限を上げることで、配送の許容量を変更 することができます(20~215)。
(3) キューの保持時間
メールの送信に失敗した際、一時的な失敗と考えられる場合、一旦、キューに保存し、
キュー保持期間の間、定期的に再送信を試みます。この期間を短くし、エラーメール の再送信によるプロセスの使用を抑制することができます。
(4) キューの未送信通知までの時間
メールがキューイングされ、設定した時間経過してもキューに残っている場合、ワー ニングメールが送信元に送信されます。ワーニングメール送信後、さらに設定した時 間経過してもキューに残っている場合、再度ワーニングメールが送信されます。これ を設定時間毎に繰り返します。この設定時間を長くすることにより、ワーニングメー ルの送信によるプロセスの使用を抑制することができます。
(5) 応答遅延時間までのエラー回数
同一のIPアドレスから指定回数以上、SMTPプロトコル上のRCPT TOコマンドにてエ ラーが発生した場合、そのIPからの受付を遅延させます。この機能によりディレクト リーハーベスト攻撃を防止し、メールアドレス漏洩を抑制する事ができます。
(6) 受信/送信メールの最大容量
メール送受信容量を制限することができます。この場合、送受信メールの最大容量で 設定した値より大きなサイズのメールを送受信できなくすることができます。
(7) DNS検索方法
DNSの検索方法を調節する事が可能です。環境に対し適切な設定を行うことにより、
信頼できないDNS情報を無視したり、不要なドメイン補完等を行なわない設定が可能 です。