(・・り・) ミー ミヨ
シ
(一)(〜)
,。。婿瓢 襯識。。蒲
i
セー シー
コpm
ショー
以上をまとめて活用の表を作れば,
(5) 「動詞」十「補助動詞」(アル,オル,テアル,テオル,テアゲル,テヤ ル,テオク,テイク,ヤガル,テヤガルなど)
この特色は=音韻変化を起すことと意味変化を来たすことにある。たとえぽ,
ヵク十アル…カキャラヒン,カキャッタ,カキャル, カキャッタラ,カキャル ヤμ(丁寧)のようなものである。 rカク+オル」は「カッコッタ (四段目の み起る)」「カッキョッタ」の二形を生じるが,ともに,いやしめて言う形。「ミ ル十テァル」「ミル÷テヤル」は「ミタル」「ミタル」のようにアクセントで区:
魅する。 「ミル十テアル」は「ミチャル」ともなり,了寧ないし親愛をあらわ シバ
す。 「ミル十テオル」は「ミトル」となるが,大字芝においてのみ「ミチョル」
の形をとる。ともに,いやしめて醤う形である。
(6) 動詞の音便(イ音便,ウ音便,促音便,溌音便,特殊音便)
(i) イ音便…力行「書イテ」・ガ行「泳イデ」・サ行「指イテ」において起 るGただし,サ行は「傘サイテ」「どこそこの方向をサイテ」の二例においての み起る。
ニタ ワロ
(ii) ウ音便…ハ行「買一テ」「笑テ」において起る。後者は短音化される。
(lll) 促音便…ラ行「借ッテ」・タ行「勝ッテ」において起る。ただし,「行 って」「取って」「持って」は「イテ」「トテ」「モテ」のように促音節が脱落し ている。
(圭v) 溌音便…バ行「飛ンデ」・マ行「飲ンデ」・ナ行「死ソデ」において起
る。
(v)特殊音便…音韻篇1.2(18),(19)参照。
丈 法 159 3.形容詞の活用形とその罵法
3.1 「早い」の活絹
「ハヤイ」(早い)という形容詞は活用によって五つの形があらわれるQ ハヤカッtV ハヨ(一)(N) ハヤイ(N) ハヤN ハヤケリャ 「ハヤカッN」には「〜タ」(過ま),「n」タラ」(仮定)が付くQ
「ハヨ(一)(N)」には「〜テ」ヵミ付く。また用言に連なる形でもある。特に f・vナイ」(打消)に続く形である。申止法として使われるときだけ「ハヨー」
と長音化する。
「ハヤイ(〜)」は震いきりの形である。この形には「〜ナー,ノー」 (間投助 詞),「Nケ」(疑問),「〜ケド,カテ,ヨッテソ」,(接続助詞)などが付く。ま たr〜ヤロ」(推量)に付く形である。また二三修飾の形でもある。したがって,
「ハヤイナイ」の形は「ハヤイコトナイ」の,体雷「コ碍の省略形と見るべ きである。
rハヤ〜」は語幹であるが,「〜ハス」(丁寧)に付く形で,北部大和の特徴 形の つである。
エラィ ハヤハソナー。〔たいそう皐いですねえ。〕
「ハス」は後続子音[n]音によって同化され,携音化する。
「ハヤヶリャ」は仮定形であるが,「ハヤカッタラ」の形を始終用いる。また
「ハヤイネヤッタラ」(早いのだったら)の形をも使う。
3.2 「暑い」の活用
「アツイ」(暑い)・ギオモシPt K」(面白い)の活用は四つの形があらわれる。
アツカツ〜 アツ(一)(t v) アツイ(〜) アツケリャ オモシPtカッ〜 オモシロ(一)(tV) オモシPtイ(rN・・) オモシロケリャ おのおのの用法は「ハヤイ」に準じる。なお,rネブタイ」(眠い),「オモタイ」
〈重い)などは,「uij型に「タ」が挿入されて「ai」型に変化したものである。
3.3 「e箋 LLN3の活用
「ウツクシイ」(美しい)の活用は四つの形があらわれる。
ウツクシカッ〜 ウツクシ(一)(tV) ウツクシイ(〜) ウツクシケリャ 絹法は「ハヤイ」に準じるが,形の上で「ウツクシ訊一」とはならずにヂウ
160 奈 良 県
ツクシ(一)」となり,最後の「i」が脱落してすべて短音化しつつある傾向に
ある。
3・4 「ええ(良い)」の活用
特殊型として「エー」(良い)がある。活用として次の四つの形があらわれる。
ヨカッ〜 Hf・・ r) エー(N) ヨケリャ
用法は上に準じるが,「〜ハス1に続くときには「エーハス」とはならないで
「ヨロシハス」の形を使う。
そのほか,「シンドイ」(疲れた),「ダンナイ」(大事ない)など語彙的に珍し いものがあるが,活用形としてはとりあげるものはない。
4.形容動詞の活甲形とその用法
たとえぽ「シズカヤ」(静かだ)という形容動詞は,活用によって七つの形が あらわれる。
シズカヤッ〜 シズカニ・V シズカデ シズカヤ(〜) シズカtV シズカナ〜 シズカヤμ
「シズカヤッ〜」は「・Vタ」(過i却「〜タラ」(仮定)に付く○「シズカナラ1 という仮定形は使わない。
ワシトン キンジ3 ホンマニ シズカヤッタラ 」=・一ネケドナー。 〔私の所の近殊 が本当に静かだったらいいんだがなあ。〕
「シズカ:・vjは用需に連なる形,「シズカデ」は中止法の形である。
rシズカヤ(〜)」は言いきり,また闘投助詞,接続助詞,「〜ナイ」(打消)
に付く形。
「シズカtV」は語幹で,「・Vケ,デス,ダス」に続く形である。
「シズカナ〜」は体言に連なる形である。この形から「シズカナヤ」という
.新しい基本形が生まれる。
「シズカヤロ」は言いきりで,推量をあらわす形である。
5.助動詞の活用形とその用法
ここでは,大きく活用の形式によって分類し,その活用形と意味と接続とを 示すにとどめる。
5.1動詞型の活用を示すもの
丈 法 161 (1) 「ス」 使役。動詞(四段・サ変)の第1活用形より接続する。動詞 にならって活用表を作ると,
ス
1
・1・巨 1・
67 1
(ノソ
tVサrV 一・
Nシ(ノ 〜シ(〜)
言いきり 体 欝
〜ス(〜)
・・vタラ
(仮定)
rN・シN
り︶き令い命欝︵
.一一」it
Atシ
言いきり
(意志)
(ノソ
となるQ以下これにならって説明する。
「ヤス」 使役。動詞(上一・下一・力変)の第1活用形より接続する。活 用形は,「ス」の活用形に「ヤ」の付いた形となる。ただし「ミセル1のみ「セ ル」の形も併用する。
(2) 「レル」受身・可能・自発。動詞(四段・サ変)および助動詞(「ス」
「ヤス」)の第1活用形より接続する。その活用形は,
〜レ・v 〜レ〜 〜レ(・)) 〜レル(〜) 〜レ(・ (〜レヨ) へ・レヨ 命令形(〜レヨ)は受身のみQ可能の表現には「ヨー(得) ノボル(登る)」
の形を多く使う。
「ヤレル」 受身。可能・自発。動詞(上一・下一。サ変。力変)の第1活 用形より接続する。その活用形は「レル」の活用形に「ヤ」の付いたもの。用 法は「レル」と同じ。
(3)rハル」尊敬。動詞(四段),助動詞(「ス」「ヤス」「レル」「ヤレ ル」)の第1活用形より接続する。その活用形は,
(ノハラ(ノ (ノハッ(? (ノハリ((ノ) (ノハル(tV) (ノハッ(ノ (ノハレ ○
「ヤハル」尊敬。動詞(上一・下一・力変・サ変)の第1活絹形より接続す る。活用形は「ハル」に「ヤ」の付いた形。
「ナハル」 尊敬。動詞,助動詞(「ス」「ヤス」「レル」「ヤレル」)の第3活 用形より接続する。その活用形は,
tVナハラrV Nナハッ〜 O r…ナハル(rV) NナハッtV 〜ナハレ ○ (4) 「マス」丁寧。接続は上と岡じ。ただし,助動詞(ヂハル,ヤハル」)を
さらに添加する。
162 奈 良 察
・)マへ〜 〜マシん ○ 〜マス(〜),(マツ〜;マン〜) 〜マシ〜
(tN・マセ) 〜マヒa
f〜マセ3は上流家庭用謡(比較的に)。
「ダス」 丁寧な断定。名詞,形容動詞の第4活用形,助動詞(「ソウヤ」
「ヨウヤ」)の語幹,ある種の助詞より接続する。
0 〜ダシrV O 〜ダス(tV),(t ■vダッ〜;tVダソ(ノ) 〜ダシ〜 ○ ○ 「デス」も併用。これは上よりもやや上品。
「ハス」丁寧な断定。形容詞の第4活用形より接続する。
O tVハシ〜 ○ 〜ハス(i ・V),(ハンtV) Nハシt ・ ○ ○
ヨPシハシタラ ムサイトコダッケド トマッテイキナハレ。〔およろしかったらむ さくるしい所ですけど泊って行きなさい。〕
(5) 「タ,ダ」過虫。用言,助動詞の第2活用形より接続する。
○ ○ O Nタ,ダ(〜) 〜タ(1ダ)ラ ○ 0 5.2形容詞型の活用を示すもの
(1)「タイ」願望。動詞,助勤詞(「ス」「ヤス」「レル」「ヤレル」)の第3 活用形より接続する。
O Nタカッ(ノ r)ト(一)(〜) 〜タイ(t・V) 〜タケリャ ○ ○ ワイ= キカシトナイネヤ。〔お前に聞かしたくないのだよ。〕
(2) 「ラシイ」 推定。用雷,助動詞(乱調型,「タイ」,雑)の第4活用形 より接続する。
○ 〜ラシカツ(ノ NラシーN (・ラシ(一)(rV) 〜ラシカツtV O O 5.3 形容動詞型の活用を示すもの
(1) 「ヤ」断定。名詞,形容動詞の第4活用形,助詞(「ノ」 「バッカリ1)
より接続する。また「tVヤロ」(推量)は用欝,助動調の第4活用形より接続す 為。また体言に続く形はない。
○ 〜ヤツ〜 〜デ 〜ヤ 〜ヤッ〜 0 〜ヤロ
(2) 「ソーヤ」様態。動詞,助動詞(動詞型)の第2,また形容詞,形容動 詞,助動詞(形容詞,形容動詞型)の第4活用形より接続する。
○ 〜ソーヤツ( 〜ソー二,t・uソーデ 〜ソーヤ, ・Vソー・・ナ
文 法 163 (・ソーヤツ〜 O tVソーヤロ
「良い」ヂ無い」には「ヨサソーヤ」「ナサソーヤ」のように「サ」が挿入され
る。
(3) 「ソーヤ」(伝聞)用言,助動詞の第4活用形より接続する。
O O Nソーデ t vソーヤ(tV) ○ ○ ○
(4) 「ヨーヤ」比瞼・不確かな断定・例示。山九,助動詞の第4活用形よ り接続する。
○ 〜ヨーヤツ〜 〜ヨー二,・Vヨーデ 〜ヨーヤ(tV),・vM一ナ〜
ヨーヤッrN/ O nVヨーやPt
5.4 雑
(1) 「ン」打消。動詞,助動詞(動詞饗)の第1活用形より接続する。そ
の活用は,