センター・セクションのマシンコントロール・パネルには、System 5のトランスポート機能とロケート機能があります。以下の図をこの章でのリファ レンスとして使用します。
マシンコントロール・パネル
hr min
bar sec / ft beat fr / msec
tick
locate time Time
Display
+ Edit Trim
- +
- Trim LocateReg’s
7 8 9
4 5 6
1 2
0
Clear
Lo c
Return
Jog Auto
Punch
Roll Back
Rec Trim Shuttle
Reh Enter
3
Cue Store
Current Recal l
Delete
12:24.03.10 00:16.12.04
Store Locate Mark
In
Mark
Out [Locate Reg's]キー
[Trim +]キー
ジョグホイール
Shuttleキー
Jogキー
次のキューポイント ロケート・タイムコード・
ディスプレイ
[Trim -]キー
Cueキー
タイトル・スタート・キー トランスポート・コントロール タイムコード・ディスプレイ
Trimキー
前のキューポイント
トランスポート・コントロール
トランスポート・セクションには、再生、巻戻し、早送り、停止、録音の標準ボタンがあります。
ShuttleキーとJogキーは、追加のトランスポート機能を提供します:
1 Shuttleキーを押すと、キーが点灯します。
SpinKnobで、トランスポートを前後に移動させます。速度は、SpinKnobの回転の度合いによって決まります。
2 無効するには、もう一度、Shuttleキーを押します。
3 Jogキーを押すと、キーが点灯します。
SpinKnobで、トランスポートを前後に移動させます。速度は、SpinKnobの回転の度合いによって決まります。最大限に回転させると、トランスポー トが再生速度で移動します。この機能は、正確な編集ポイントとキューポイントを設定するのに役立ちます。
4 無効にするには、もう一度、Jogキーを押します。
ロケート・レジスター
ロケート・コントロールは、トランスポートを連続的に移動させるのではなく、正確なタイムコードへ移動させます。
タイムコード・ディスプレイ
現在のタイムコードとロケート・タイムコードの表示(上の図の上部)は、ロケート機能の不可欠な要素です。
[Locate Reg's]キー(ロケート・タイムコード・ディスプレイの下)を押し、パネル・ビューアにLocate Registersパネルを表示します。
現在のタイムコード・ディスプレイでは、現在のトランスポートの位置における実際のタイムコードを表示します。
ロケート・タイムコード・ディスプレイには、ロケート・タイムコード・レジスターの値が含まれています。この値は、Locate Registersパネルに 表示されているレジスターに保存することができます(以下を参照)。
[Feet + Frames]または[H:M:S:F]での表示
レコーダーのタイムコードは、[H:M:S:F]フォーマット(既定のSMPTEタイムコード)または、主に映画で使用される[Feet + Frames]でフォーマッ トで表示することができます。フォーマットを選択するには、Locate Registersパネルの[H:M:S:F]キー、または、[Feet + Frames]キーを押し、
表示フォーマットを有効にします。
[Feet + Frames]のオフセット
[Feet + Frames]が有効の場合、[FF o-set](オフセット)が、インカミング・タイムコードのみに適用されます。[H:M:S:F]フォーマットが有効 の場合、タイムコードはオフセットなしで表示されます。
[FF o-set]タイムコードを設定するには:
1 センター・セクションのオートメーション・パネルにあるテンキーを使用してロケート・タイムコード・ディスプレイにタイムコードを入力します。
全体のタイムコードを入力する必要があります。最初のテンキーを押すと、新しい値を入力するために表示がクリアされます。
2[Store Locate]の後、Locate Registersパネルの[FF o-set]キーを押し、ロケート・タイムコードを[FF o-set]フィールドに転送します。
Film Type(フィルムタイプ)
[Feet + Frames]表示は、3mm、35mm 25Fr、16mm、16mmキー(1/2フィート)に設定できます。
Locate Registersパネル
H:M:S:F
Film Type 35mm
Locate Registers
PreRoll 00:00:00:00 PostRoll00:00:00:00 Feet + Frames FF o-set 00:00:00:00
Rollback00:00:00:00 T/Start 00:00:00:00 T/End 00:00:00:00 R/Start 00:00:00:00 R/End 00:00:00:00
タイムコード・ディスプレイの入力と修正
ロケート・タイムコード・ディスプレイにタイムコードを入力する方法は3通りあります。
• テンキー:マシンコントロール・パネルの左に沿って並んでいる番号を使用しタイムコードを入力します。たとえば、5秒と入力するには、5、0、0、
Enterの順に押します。上位のゼロは入力不要です。
• 現在のタイムコードをロケート・タイムコードに転送する:現在のタイムコード・ディスプレイの右の下向きの矢印を押し、現在のタイムコード・ディ スプレイをロケート・タイムコード・ディスプレイに転送します。
• Recallキー:Locate Registersパネルで、Recallキー(点滅します)を押し、次に、Pre-Roll、Post-Roll、Rollback、T/Start、T/End、R/Start、
または、R/Endを押して、その値をロケート・タイムコード・ディスプレイに転送します。
ロケート・タイムコードを修正する方法は、2通りあります。
•[Trim +]キーと[Trim -]キーを押し、1つのフレームをロケート・タイムコードに追加したり、ロケート・タイムコードから差し引いたりします。
•[Trim]キーを押します(点滅します)。SpinKnobを使用してロケート・タイムコードを修正します。終了時に、もう一度、[Trim]キー(点滅しな くなります)を押します。これは、[Trim +]/[Trim -]キーと異なりますのでご注意ください。
レジスターにロケート値を保存します
[Store Locate]キー(保存先のキーを押すまで点灯します)を押してから、Pre-Roll、Post-Roll、Rollback、T/Start、T/End、R/Start、または、
R/Endキーを押して、ロケート・タイムコードをレジスターに保存します。
レジスターに現在の値を保存します
[Store Current]キー(保存先のキーを押すまで点灯します)を押してから、Pre-Roll、Post-Roll、Rollback、T/Start、T/End、R/Start、または
R/Endキーを押して、現在のタイムコードをレジスターに保存します。
Mark In/Mark Out(マークイン/マークアウト)
[Mark In]または[Mark Out]を押し、現在のタイムコードをそれぞれR/Startのパラメーター、またはR/Endのパラメーターにキャプチャします。
現在のタイムコードの代わりにロケート・タイムコードをキャプチャするには、[Mark In]または[Mark Out]を押す前に、[Store Locate]をキー 押します。
Recallキーを押した後、[Mark In]または[Mark Out]を押し、保存されたR/Startタイムコードまたは、R/Endタイムコードをロケート・タイ
ムコード・ディスプレイに呼び出します。
Locate (ロケート)キー
Locキーを押し、ロケート・タイムコード・レジスターの値にトランスポートを移動させます。
Return (リターン)キー
Returnキーを押して、トランスポートをR/StartとR/Endの位置の間で循環させます(pre-rollまたは、post-rollのタイムコードが確認されます)。
Title Start (タイトル・スタート)キー
Locate Registersパネルで、タイトル・スタート・キーを押し(上の図を参照)、T/Startタイムコード設定にロケートします。
[FF o-set]キーへの保存する方法については、103ページをご参照ください。
[FF o-set]キーの値を保存する方法については、103ページをご参照ください。
キューポイント
各タイトルに、実質的に無限のキューポイントを保存することができます。
CMX 3600 EDLファイルは、タイトル・フォルダから、キュー・リストにインポートできます。EDLが選択されている時、OpenボタンがImportに変わ
ります。EDlのキューポイントが、タイトル内に既にあるものと一致する場合、タイトル内のキューポイントが保存されキュー・ノートが維持されます。
新しいキューを作成するには:
1[Store Locate]キー、または[Store Current]キーを押し、ロケート・タイムコードと現在のタイムコードをそれぞれ使用します。
2 Cueキーを押します。
キューは、タイムコード値の増加順に並べられたキュー・リストに配置されています。
キューポイントの表示と使用 1 Cueキーのみを押します。
キーは有効になると点灯し、マスター・セクションの上のTFT画面にキュー・リストが表示されます。
2 SpinKnobを使ってリストをスクロールします。
リストで現在のキューがハイライトされ、その値がロケート・タイムコード・ディスプレイに表示されます。
3 Locキーを押し、そのキューポイントにロケートします。
4 Cueキーを押し、無効にします。
次のキューと前のキュー
[次のキュー]と[前のキュー]キーで、キュー・リストを番号順に移動します。
キューポイントの編集と削除
Editキー(有効時に点滅)を押し、現在のキューポイントのタイムコードと名前を編集します。タイムコードの入力と修正の方法については、104ページの
「タイムコード・ディスプレイの入力と修正」をご参照ください。
名前を編集するには、新規の名前を入力しマシンコントロール・パネル、または、キーボードのEnterを押します。もう一度Editを押して、モードを解
除します。
ハイライトされたキューを削除するには、Deleteキー(Editキーの隣)、または、コンピュータのキーボードのDeleteキーを押します。
[Store Locate]キー、[Store Current]キー、Recallキーのいずれかが、デスティネーションのキーが押されるのを待っていることを示 して点滅している場合は、Cueキーを押してもキュー・リストは表示されません。
トラックのアーミング
Machines - Setupパネルでは、トラック・アーミングをコントロールします。Machines - Setupパネルは、メイン・パネルから[Machine Setup]
ボタンを押すことにより表示できます。[Record in Motion]、[Track Arm in Motion]、[On Transport Stop]、[Arm While Stopped]には、
それぞれ2通りの専用の設定があります。
TT002のシリアル・ポート1つで、最大64チャンネルのトラック・アーミングをサポートします。トラック・アーミングとレコーディング・タリーの 情報をコンソールに送信し、サーフェス(CM402Tの上部とCM403内のレコーディング・パドル)で、真のトラック状態のタリーを生成するために使 用します。
• 点滅 = アーム済
• 点灯 = レコーディング中
Machines - Setupパネル
Record in Motion (モーションでのレコーディング)
これらのコントロールは、トランスポートのモーション時にレコーダーに作用します。
•[Rec NeedsPlay+Rec]キーを有効にし、再生ボタンと録音ボタンを同時に押してアーミングされているトラックをレコーディング待ち状態にします。
•[Send Rec with arm]キーを有効にし、録音ボタンのみを押し、配備されているトラックをレコーディング待ち状態にします。
On Transport Stop (トランスポート停止時)
これらのコントロールは、トランスポートが停止している時にアーミングされているトラックをどう処理するかを決定します。
•[Disarm on stop]を有効にすると、アーミングされているトラックがアーミングから解除されます。
•[Arm while stopped]を有効にすると、アーミングされたトラックは、次のパスのためにアーミングされたままの状態となります。
Auto Punch: Locate (オートパンチ:ロケート)
[Auto Punch: Locate]は[Auto Punch]と共に作動します(143ページの「Mix Bus Auto Punch(ミックスバス・オートパンチ)」参照)。[Auto
Punch: Locate]が有効(点灯)の時、[Auto Punch]を押し、AR/Startにレジスター記憶されたタイムコードに自動再生/録音を開始し、AR/End
レジスターに記憶されたタイムコードで停止します(141ページの「Fill StartとFill Endのタイムコードの設定」参照)。
TC Lock ( TC ロック)
[TC Lock]は、System 5が、インカミング・タイムコードを追従する前の経過時間を設定します。この設定は、テープデッキに必要なタイムコードを
調べ、その再生速度に調整します。再生速度が安定する前に、System 5が信号を追従している場合、オートメーションは、テープのオーディオと正し く動作しません。
既定の[TC Lock]設定は、200msで、ほとんどのデバイスには十分です。有効時には、[TC Lock]は、SpinKnobを使用して設定することができ
ます。デバイスに必要な最短時間に[TC Lock]を設定する必要がある場合でも、テープの速度が安定する前に不正確にロックされるのを防ぐために、
短い時間よりも長い時間に設定することをお勧めします。ノンリニア作業には、200msを推奨します。