ご使用のSystem 5構成で使用可能なバスとチャンネルの数は、DF66 SuperCore(カード数)またはDF70(代わりにこちらが使用されている場合)
の処理能力とミキサーのモデルにより決まります。チャンネル数が増えるとバス数が減り、チャンネル数が減るとバス数が増えます。システム・リソー スについて、詳しくは28ページの「ミキサー・モデルの選択」をご参照ください。
System 5には、ミックス、グループ、AUX、ソロの4種類のバスがあります。
ミックス・バス
最大16のミックス・セクションに最大96のミックス・バスを設定できます。各ミックス・セクションには、それぞれ1つから8つのバスを使用でき
(ステレオ・ペアは2つ、LCRSセットは4つを使用)、あらゆるフォーマットに設定できます。ミックス・バスにはプレイバック・リターンがありますが、
AUXとグループ・バスにはありません。
グループ・バス
グループ・バスは、チャンネルをマルチトラック、DAW、ミックスマイナス・フィード、サブグループへルーティングします。グループ・バスはあら ゆるフォーマットに設定できますが、通常は奇数/偶数のステレオ・ペアに設定されます。パンがオフになっている場合、これらはモノのアサイン・バ スとして機能します。
AUXセンド
AUXセンドは、エフェクト、フォールドバック、ミックスマイナス・フィードに対して使用されます。AUXセンドは、モノまたはステレオ・ペア、プリま たはポストフェーダーとして設定できます。
ソロ・バス
ソロ・バスはステレオに固定されています。アフターパン・リッスン(APL)とプリフェーダー・リッスン(PFL)は信号をソロ・バスへルーティング します。各ストリップのフェーダーにはバックストップPFL機能も搭載されています。フェーダーをその最低レベルまで動かして固定するとPFLソロ・
モードが有効になります(72ページの「バックストップPFL」参照)。ソロ・イン・プレイス(SIP)は破壊ソロモードで、ソロ・バスを使用しません。
SIPについて、詳しくは49ページの「ソロ・モード」をご参照ください。
バス・マスター機能
バス・マスター・ストリップには、バス・マスター機能すべてをコントロールする8つのノブと5つの機能キーがあります。
消去
Auxマスター
グループ・マスター ミックス・マスター バス・ロック モニター・ロック
バスマスター のノブセット
ミックス、グループ、
Auxのマスターストリップ
AUX 、グループ、ミックスの各マスター
[Aux Mstrs]、[Grp Mstrs]、[Mix Mstrs]の各キーを押すと、それぞれAUXバス、グループ・バス、ミックス・バスがバス・マスターのノブセッ
トに表示されます。
バス・ロック
[Bus Lock]キーを有効にすると、バス・レベル(ミックス・マスター、マスター・トリム、レッグ・トリム)、バス・インサート、バス・オン/オフ・
スイッチの各機能が無効になります。これらの機能が無効の間も、その値は参照される場合があります。
モニター・ロック
[Mon Lock]キーは、コントロール・ルームとモニターのレベルを無効にします。[Dim]と[Cut]は常に有効のままです。
All キー
[All]キーは、すべてのストリップを[All]モードに設定します。
モニター・コントロールについて、詳しくは40ページの「モニタリング」をご参照ください。
詳しくは、73ページの「オール・モード」をご参照ください。
ミックス・バス
[Mix Mstrs]キーを押し、ミックス・バス・セクションをバス・マスターのノブセットにアサインします。マスター・フェーダーはミックス・セク
ション全体のレベルをコントロールします。各ミックス・セクションには、独自のレベル・コントロールと、選択されているフォーマットの各ミック ス・バスに対するトリム・コントロールがあります(フォーマットの設定方法については26ページの「Busses(バス)」をご参照ください)。相対レベ ルは、ミックス・バス・マスターまたはミックス・バス・セクションのレベルを最大値または最小値に達するまで調整する際に維持されます。
上図左は、[Mix Mstrs]ボタン(または[Clear]の隣の右上のノブセットの機能キー)を押した後のミックス・バス・マスターのディスプレイを示し ています。重要な機能は次のとおりです。
• 各ノブの左にある2つのボタンのうち上側のボタンを押すと、そのミックス・セクションの個々のバスが表示されます。
• ノブを動かすと、ミックス・バスの全体的なレベルをコントロールできます。
• ノブを押すと、各セクション・メーターがTFT画面に表示されます。
• 各ノブの左にある2つのボタンのうち下側のボタンを押すと、ミックス・バスのオンとオフを切り替えることができます。個々のバス・パラメーター ミックス・バス・マスター(左)と個々のバス(右)の各ディスプレイ
個々のミックス・バス
上図右は、各ノブの左にある2つのボタンのうち上側のボタンを押すことにより選択された個々のミックス・バスを示しています。重要な機能は次のと おりです。
• 各ノブの左にある2つのボタンのうち下側のボタンを押すと、バスのオンとオフを切り替えることができます。このレベルは、バスをオフからオンに 切り替えた場合も維持されます。
• ノブを動かすと、そのバスのレベルを設定できます。
グループ・バスと AUX バス
グループ・バスとAUXバスのメーターのコントロールは同一です。[Grp Mstrs]または[Aux Mstrs]ボタンを押すと、最初の8つのグループ・バ スまたはAUXバスのメーターが表示されます。とキーを使用して追加バスを表示させます。ノブはバス・レベルをコントロールし、ノブの左にあ る2つのボタンのうち下側のボタンはそのバスのオンとオフを切り替えます。フォーマットを選択する方法については、27ページの「Law Palette(法 則パレット)」をご参照ください。
AUX バスを設定する
AUXバスを設定モードに設定するには、AUXバスをバス・マスターのノブセットにアサインし、cfg とキーの両方を同時に押します。AUXバス 設定がクイック・アクセス・パネルに表示されます。両方のcfgキーが点滅し、AUXバス設定モードであることを示します。
各ボタンは、次のセクションで説明しているAUX機能に関連しています。これらの機能は、サーフェスに現在アサインされているバスにのみ影響します
(ステレオを除く。ステレオはマスターおよびすべてのセンドに適用されます)。
ステレオ
AUXバスのペアをステレオとモノの間で切り替えるには:
1[Stereo]ボタンを押します。
2 偶数のAUXバス・ノブに続く奇数のAUXバス・ノブを押します。
どちらもモノとステレオの間で切り替わります。
3 完了したら、別の奇数/偶数のペアを切り替えるか、別のAUX機能を選択します。
この操作は、このサーフェス上にないチャンネルを含むすべてのチャンネルに影響します。
オン/オフ
選択されているAUXセンドのオンとオフを切り替えるには:
1[On/Off]ボタンを押します。
AUXバス設定
ミキサーのモデルに応じて、4、8、16、24のAUXバスがあります。
プリ/ポスト
選択されているAUXセンドをプリ/ポスト・フェーダーの間で切り替えるには:
1[Pre/Post]ボタンを押します。
2 目的のAUXバス・ノブを押します。
3 完了したら、別のAUX機能を選択します。
ユニティ
選択されているAUXセンドのレベルをユニティに設定するには:
1[Unity]ボタンを押します。
2 AUXバス・ノブを押してユニティに設定します。
3 完了したら、別のAUX機能を選択します。
フェーダー・コピー
演奏者のモニター・ミックスを作成する便利なテクニックのひとつに、まずフェーダー上でミックスを作成し(通常、アウトプット・バスを供給します)、
この設定をAUXミックス作成の起点とする方法があります。
フェーダーのレベル(とステレオ・チャンネルのパン位置)を選択されているAUXバスにコピーするには:
1[Fader Copy]ボタンを押します。
2 設定の対象に対応するAUXバス・ノブを押します。
3 完了したら、別のAUX機能を選択します。
AUXコピー
モニター・ミックスは、要件が似通った別の演奏者のAUXミックスを別のAUXバスへとコピーすることにより、より迅速に作成することができます。
あるAUXバスの設定を別のAUXバスへとコピーするには:
1[AUX Copy]ボタンを押します。
2 設定のコピー元のAUXバス・ノブを押します。
3 設定のペースト先のAUXバス・ノブを押します。
4 完了したら、コピーする別のAUXバスを選択するか、別のAUX機能を選択します。
AuxtoFader
AUXバスは、各演奏者用にカスタマイズされたモニター・ミックスに対してよく使用されます。しかし、ノブでのミキシングはフェーダーを使用したミキシ ングに比べるとそう簡単ではありません。フェーダーでは、より詳細なコントロールと相対レベルのビジュアル表示が使用できます。AuxtoFaderは、
選択されているAUXバスのフェーダーからのコントロールを可能にします。AUXバスのゲインは12dBで、チャンネル・フェーダーの幅に一致します。
AUXミックスが完了したら、フェーダーを通常の機能に戻すことができます。
選択されているAUXバスをフェーダーにマップするには:
1[AuxtoFader]ボタンを押します。
2 AUXバス・ノブを押し、そのAUXバスをフェーダーにマップします。
3 完了したら、別のAUXを選択するか、別のAUX機能を選択します。
このモードは、別のパネルへ移動しても有効なままになりますので、完了したら[AuxtoFader]をもう1度押してこの機能を無効にします。