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ボリューム操作

ドキュメント内 Acronis Backup & Recovery 11 (ページ 197-200)

9 ディスクの管理

9.7 ボリューム操作

Acronis Disk Director Lite では、ボリュームに対して次の操作を実行できます。

 [ボリュームの作成] (198ページ) - [ボリュームの作成]ウィザードを使用して新しいボリュームを

作成します。

 [ボリュームの削除] (202ページ) - 選択したボリュームを削除します。

 [アクティブに設定] (202ページ) - インストールされている OS でコンピュータが起動できるよう に、選択したボリュームをアクティブに設定します。

 [ドライブ文字の変更] (203ページ) - 選択したボリュームのドライブ文字を変更します。

 [ラベルの変更] (203ページ) - 選択したボリューム ラベルを変更します。

198 Copyright © Acronis, Inc.

 [ボリュームのフォーマット] (204ページ) - 必要なファイル システムにボリュームをフォーマット

します。

完全版の Acronis Disk Director には、ボリュームでの作業に使用するツールとユーティリティが 多数用意されています。

Acronis Disk Director Lite は、ターゲット ボリュームに排他的にアクセスする必要があります。つまり、このア

プリケーションがアクセスしている間、他のディスク管理ユーティリティ(Windows のディスクの管理ユーティリ ティなど)はターゲット ボリュームにアクセスできません。ディスクをブロックできないことを示すメッセージが表 示された場合は、このボリュームを使用しているディスク管理アプリケーションを閉じてから、Acronis Disk Director Lite を再度起動します。そのボリュームを使用しているアプリケーションが何かわからない場合は、

すべてのアプリケーションを終了してください。

9.7.1 ボリュームの作成

新しいボリュームには次のような操作が必要な場合があります。

 以前に保存したバックアップ コピーを「以前の状態のまま」の設定で復元する。

 同じ種類のファイルをまとめて別々に保存する(たとえば、MP3 コレクションやビデオ ファイル を別のボリュームに保存する)。

 特別なボリューム上に他のボリュームまたはディスクのバックアップ(イメージ)を保存する。

 新しいオペレーティング システム(またはスワップ ファイル)を新しいボリュームにインストール する。

 新しいハードウェアをコンピュータに追加する。

Acronis Disk Director Lite でボリュームを作成するツールは、ボリューム作成ウィザードです。

ダイナミック ボリュームの種類 シンプル ボリューム

単一の物理ディスク上の空き領域から作成されたボリューム。ディスク上の 1 つの領域で構成 することも、複数の領域から構成することもでき、LDM (Logical Disk Manager)によって仮想的 に連結されます。信頼性の向上、速度の改善、サイズの追加におけるメリットはありません。

スパン ボリューム

複数の物理ディスクから LDM が仮想的に連結した空きディスク領域から作成されたボリュー ム。最大 32 のディスクを 1 つのボリュームに含めて、ハードウェア サイズの制限を克服でき ます。ただし、1 つでもディスクに障害が生じると、すべてのデータが失われ、ボリューム全体を 壊さずにスパン ボリュームの一部を取り除くことができません。そのため、スパン ボリュームに は、信頼性の向上または I/O 速度の改善におけるメリットはありません。

ストライプ ボリューム

ボリューム内の各ディスクにわたって書き込まれた、均一サイズのデータのストライプから構成 されるボリュームで、RAID 0 とも呼ばれます。つまり、ストライプ ボリュームを作成するには、

複数のディスクが必要です。ストライプ ボリューム内のディスクは同一である必要はありません が、ボリュームに含めるそれぞれのディスクに利用可能な未使用領域が存在する必要があり、

ボリュームのサイズは最も小さな領域のサイズに従います。I/O が複数のディスクにまたがって いるので、ストライプ ボリューム上のデータへのアクセスは、通常、単一の物理ディスク上の同 じデータへのアクセスよりも高速になります。

Copyright © Acronis, Inc. 199 ストライプ ボリュームの作成はパフォーマンスを改善するためであり、信頼性の向上を目的とし ていません。ストライプ ボリュームには、冗長な情報は含まれません。

ミラー ボリューム

データが 2 つの同一の物理ディスク上に複製された、フォールト トレラントなボリュームであ り、RAID 1 とも呼ばれます。一方のディスク上のすべてのデータが他方のディスクにコピーさ れ、データの冗長性をもたらします。システム ボリュームやブート ボリュームを含め、ほとんど すべてのボリュームをミラー化できます。どちらかのディスクに障害が発生しても、もう一方のデ ィスクからデータにアクセスできます。残念ながら、ミラー ボリュームを使用する場合、サイズと パフォーマンスに関するハードウェア制限はより厳しくなります。

ミラー ストライプ ボリューム

ストライプ レイアウトの高速な I/O とミラー タイプの冗長性の利点を組み合わせた、フォール ト トレラントなボリュームであり、RAID 1+0 とも呼ばれます。ディスクとボリュームのサイズ比 率が低いという、ミラー アーキテクチャの明白な短所をそのまま継承しています。

RAID-5

データが 3 つ以上のディスクのアレイにわたってストライプされる、フォールトトレラントなボリュ ーム。ディスクは同一である必要はありませんが、ボリューム内の各ディスクで利用できる未割 り当て領域のブロックは同じサイズにする必要があります。パリティ(障害が発生した場合にデ ータの再編成に使用できる計算値)もまた、ディスク アレイにわたってストライプされます。ま た、パリティは常にデータ自体とは別のディスクに保存されます。物理ディスクに障害が発生し た場合、障害のあるディスク上にあった RAID-5 ボリュームの部分は、残りのデータとパリティ から再度作成できます。RAID-5 ボリュームは、信頼性におけるメリットがあり、ミラーよりもディ スクとボリュームのサイズ比率が高いため、物理ディスクのサイズ制限を克服できます。

ボリューム作成ウィザード

[ボリューム作成]ウィザードには、システムとアクティブを含むすべての種類のボリュームの作成、フ ァイル システムの選択、ラベルの設定、ドライブ文字の割り当て機能、およびその他のディスク管 理機能が用意されています。

ウィザードのページでは、段階的に進めながら操作パラメータを入力したり、必要に応じて前のステ ップに戻り、以前に選択したオプションを変更することができます。選択を簡単に行えるように、各パ ラメータには詳細な説明が付けられています。

ボリュームを作成する場合の手順は、次のとおりです。

[ウィザード]バーで[ボリュームの作成]を選択するか、または、未割り当て領域を右クリックして表示 されるコンテキスト メニューから[ボリュームの作成]を選択して、[ボリュームの作成]ウィザードを実 行します。

作成するボリュームの種類の選択

手順の最初で、作成するボリュームの種類を指定する必要があります。次のボリュームの種類を利 用できます。

ベーシック

シンプル/スパン

ストライプ

ミラー

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