• 検索結果がありません。

ディスク バックアップを仮想コンピュータに変換する方法

ドキュメント内 Acronis Backup & Recovery 11 (ページ 130-134)

5 復元

5.5 ディスク バックアップを仮想コンピュータに変換する方法

TIB ファイルを仮想ディスク ファイルに変換すると追加の操作によって仮想ディスクを使用可能に する必要があるため、Acronis Backup & Recovery 11 では、設定済みで使用可能な新しい仮想 コンピュータにディスク バックアップをリカバリする方法で変換を実行します。復元操作を設定する ときに、ユーザーのニーズを満たすように仮想コンピュータの構成を調整できます。

Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for Windows では、ディスク(ボリューム)のバッ クアップを、VMware Workstation、Microsoft Virtual PC、Parallels Workstation、Citrix

Copyright © Acronis, Inc. 131 XenServer オ ー プ ン 仮 想 ア プ ラ イ ア ン ス(OVA)、 ま た は Red Hat Kernel-based Virtual

Machine(KVM)の新しい仮想コンピュータに復元できます。

新しい仮想コンピュータのファイルは、選択したフォルダに保存されます。それぞれの仮想化ソフト ウェアを使用してコンピュータを起動するか、他の用途のためにコンピュータのファイルを準備する ことができます。Citrix XenServer オープン仮想アプライアンス(OVA)は、Citrix XenCenter を使 用して XenServer にインポートできます。Kernel-based Virtual Machine のファイルを、Linux が 実行されているコンピュータに移動することができ、そこから、Virtual Machine Manager プログラ ムを使用して、仮想コンピュータを実行できます。VMware Workstation コンピュータは、VMware OVF ツールを使用して OVF(Open Virtualization Format)に変換できます。

Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for Hyper-V またはエージェント for ESX(i) を 使用すると、ディスク(ボリューム)バックアップをそれぞれの仮想サーバー上の新しい仮想コンピュ ータに復元できます。

ヒント: Microsoft Virtual PC では、127 GB より大きいディスクはサポートされません。アクロニス製品では、こ れより容量の多いディスクを使用して Virtual PC コンピュータを作成し、ディスクを Microsoft Hyper-V 仮想コ ンピュータに接続することができます。

ディスク バックアップを仮想コンピュータに変換する手順は、次のとおりです。

1. 管理サーバー、またはエージェント for Windows、エージェント for Hyper-V、またはエージェン ト for ESX(i) がインストールされているコンピュータにコンソールを接続します。

2. [復元] をクリックして、[データの復元] (106ページ) ページを開きます。

3. [データの選択] (107ページ) をクリックします。[データ ビュー] タブまたは [アーカイブ ビュ ー] タブを使用して、変換するディスクまたはボリュームを選択します。

4. [復元先] で、[新しい仮想コンピュータ] を選択します。

5. 管理サーバーにコンソールが接続されている場合のみ、[参照] をクリックします。変換を実行す るエージェントがインストールされているコンピュータを選択します。

6. [VM の種類] で、作成する仮想コンピュータの種類と場所を選択します。

7. (オプション)[仮想コンピュータの設定] (132ページ) では、新しい仮想コンピュータへのパス、コ

ンピュータ名、ディスク準備モード、割り当て済みメモリ、およびその他の設定を変更できます。

同じフォルダ内に、同じ種類のコンピュータを同じ名前で作成することはできません。同じ名前が原因でエ ラー メッセージが表示される場合は、VM 名またはパスを変更してください。

8. 各ソース ディスクまたは各ソース ボリュームと MBR の保存先ディスクは、自動的に選択され ます。保存先ディスクは、必要に応じて変更できます。

Microsoft Virtual PC では、オペレーティング システムのローダーが存在するハード ディスク 1 上の

ディスクまたはボリュームに復元するようにしてください。そうしないと、オペレーティング システムが起動 しなくなります。Virtual PC は BIOS 内の起動デバイスの順序に関する設定を無視するため、BIOS で 起動デバイスの順序を変更してもこの問題を解決することはできません。

9. [復元の実行時期] で、復元タスクを開始する時期を指定します。

10. (オプション)[タスクのパラメータ] で [復元オプション] を確認し、必要に応じてデフォルト値から

設定を変更します。[復元オプション] > [VM 電源管理] では、復元が完了した後で新しい仮想 コンピュータを自動的に起動するかを指定できます。このオプションは、仮想サーバー上に新し いコンピュータを作成した場合にのみ使用できます。

11. [OK] をクリックします。将来の復元タスクをスケジュールするときは、タスクを実行するための

ログイン情報を指定します。

132 Copyright © Acronis, Inc.

[バックアップの計画およびタスク] ビューが表示され、復元タスクの状態と進行状況を調べることが

できます。

変換後の操作

変換後のコンピュータには常に、SCSI ディスク インターフェイスとベーシック MBR ボリュームが あります。そのコンピュータでカスタム ブート ローダーを使用する場合は、新しいデバイスを指すよ うにローダーを構成し、再度アクティブ化する必要があります。GRUB の構成については、「GRUB を再度アクティブ化して構成を変更する方法 (135ページ)」を参照してください。

ヒント:Linux コンピュータで論理(LVM)ボリュームを保持する場合は、他の方法による変換を検討します。新し い仮想コンピュータを作成し、物理コンピュータの場合と同じように、ブータブル メディアを使用して起動し、リ カバリを実行します。復元中、LVM 構造が自動的に再作成される場合があります。

5.5.1 仮想コンピュータの種類 /仮想サーバーの選択

新しい仮想コンピュータは、仮想サーバー(これには、Acronis Backup & Recovery 11 エージェン ト for Hyper-V またはエージェント for ESX(i) をインストールする必要があります)またはローカル フォルダやネットワーク接続を介してアクセスできるフォルダ上に作成できます。

新しい仮想コンピュータを作成する仮想サーバーを選択する手順は、次のとおりです。

1. [選択した仮想サーバー上に配置する] オプションを選択します。

2. ウィンドウの左側で、仮想サーバーを選択します。ウィンドウの右側の部分を使用して、選択し たサーバーの詳細を確認します。

3. [OK] をクリックして [データ リカバリ] ページに戻ります。

仮想コンピュータの種類を選択する手順は、次のとおりです。

1. [選択した種類の VM のファイルとして、指定したフォルダに保存する] オプションを選択しま

す。

2. ウィンドウの左側で、仮想コンピュータの種類を選択します。ウィンドウの右側の部分を使用し て、選択した仮想コンピュータの種類の詳細を確認します。

3. [OK] をクリックして [データ リカバリ] ページに戻ります。

5.5.2 仮想コンピュータの設定

次の仮想コンピュータの設定を構成できます。

名前

デフォルト名: 新しい仮想コンピュータ

新しい仮想コンピュータの名前を入力します。

ストレージ

初期設定: 仮想サーバーで新しいコンピュータが作成された場合は、仮想サーバーのデフォルト ストレージです。それ以外の場合は、現在のユーザーのドキュメント フォルダです。

これは、新しい仮想コンピュータを作成する場所です。仮想サーバー上のストレージを変更できるか どうかは、仮想化製品の製造元と設定によって異なります。VMware ESX では、複数のストレージ

Copyright © Acronis, Inc. 133 を使用できます。Microsoft Hyper-V サーバーでは、任意のローカル フォルダに新しい仮想コンピ ュータを作成できます。

メモリ

初期設定: バックアップに含まれない場合は、仮想サーバーのデフォルト設定です。

これは、新しい仮想コンピュータに割り当てられたメモリ容量です。メモリの調整範囲は、ホストのハ ードウェア、ホストのオペレーティング システム、および仮想化製品の設定によって異なります。た とえば、仮想コンピュータはメモリの 30% まで使用できます。

ディスク

初期設定: ソース コンピュータのディスクの数とサイズです。

通常、ディスクの数はソース コンピュータと同じです。仮想化製品に設定された制限事項が原因 で、ソース コンピュータのボリュームに対応するために、さらにディスクを追加しなければならない 場合には異なる可能性があります。コンピュータの構成に仮想ディスクを追加するか、場合によって は、指定されたディスクを削除できます。

新しい仮想をインターフェイスと機能と共に追加する場合、フォーマットを指定できます。

 シン フォーマット:ディスクが占有する保存領域の大きさが、そのディスクに保存されるデータと 同じ大きさになります。これにより保存領域が抑えられます。シン フォーマットを有効にするに は、[シン プロビジョニング](ESX の場合)または[容量可変の拡張ディスク](Hyper-V の場合) チェックボックスをオンにします。

シック フォーマット:ディスクが準備された保存領域をすべて占有します。これにより仮想コンピ ュータのパフォーマンスが改善します。シック フォーマットを使用にするには、[シン プロビジョ ニング](ESX の場合)または [容量可変の拡張ディスク](Hyper-V の場合)チェックボックスを オフにします。

物理コンピュータがバックアップされた場合、デフォルト設定はシック フォーマットです。仮想コンピ ュータのバックアップから復元する際、元のコンピュータのディスクのフォーマットの再作成が試行さ れます。再作成できない場合、シック フォーマットが使用されます。

Xen コンピュータの実装は Microsoft Virtual PC をベースにして行われ、その制限(IDE ディスク最大 3 台と プロセッサ 1 つ)が継承されます。SCSI ディスクはサポートされていません。

プロセッサ

初期設定: バックアップに含まれない場合、または仮想サーバーでバックアップの設定がサポートさ れていない場合は、デフォルトのサーバーの設定です。

これは、新しい仮想コンピュータのプロセッサの数です。ほとんどの場合、これは「1」に設定されま す。コンピュータに複数のプロセッサを割り当てた場合の結果は保証されません。仮想プロセッサの 数は、ホストの CPU の構成、仮想化製品、およびゲスト オペレーティング システムによって制限 される場合があります。複数の仮想のプロセッサは、一般にマルチプロセッサ ホストで使用できま す。マルチコア ホストの CPU またはハイパースレッドでは、単一プロセッサ ホスト上で複数の仮 想プロセッサを使用できる場合があります。

ドキュメント内 Acronis Backup & Recovery 11 (ページ 130-134)