第 4 章 エッジゲートウェイの基本操作
4.5 パッケージリポジトリの操作
ださい。
なお、パッケージ管理システムを利用する場合は、エッジゲートウェイをインターネットに接続す る必要があります。
通常は通信モジュールを利用し、モバイル回線でインターネットに接続しますが、イーサネット経 由で接続することも可能です。
eth0 側の IP アドレスの初期設定は DHCP クライアントに固定されています。インターネット側の ONU(光回線終端装置)などのネットワークにあわせて設定してください。
ネットワークの変更方法の詳細については、『8.2 インターフェイスの設定をする』を参照し
てください。
モバイル設定については、『第 7 章 モバイルの操作』を参照してください。
以下に、eth0 を経由してインターネットに接続する場合の例を示します。
インターネット ONU
3.
ファームウェアのファイルを確認します。ファームウェアを取得するためには、「接続先とファームウェア」「アカウント名」「パ スワード」の情報が必要です。
この手順の実行例で使用している最新ファームウェアの URL は、以下のとおりです。使 用するバージョンにあったファームウェアを用意する必要があります。
接続先とファームウェア
ftp://package.amnimo.com/firmware/ag10.amf
アカウントとパスワードについては、弊社サポートに別途ご連絡ください。
amnimo# firmware file check ftp://package.amnimo/com/firmware/ag10-v1.0.3-b1.amf Downloading...
######################################################################### 100.0%
version: amnimo G series AG10 version 1.0.3 build 1 PC
eth0 LAN ケーブル
モバイルネットワーク
インターネット コンソール シリアル
amnimo G シリーズ
3G/4G
ONU
エッジゲートウェイの導入と運用 第2 章
4.
ファームウェアのファイルを更新します。手順
3
で設定されたファームウェアファイルに更新します。amnimo# firmware area update
reboot to update? (y/n): ←「y」キーに続けて Enter を入力
詳しくは、『4.4.4 ファームウェアを更新する』を参照してください。
エッジゲートウェイがリブートします
5.
更新後のバージョンを確認します。amnimo# show firmware
amnimo G series AG10 version 1.0.2 build 1
詳しくは、『4.4.1 ファームウェアのバージョンを表示する』を参照してください。
CLIの基本 第3 章
第3章 CLI の基本
本章では、キーボードから入力したコマンドを実行し、その結果をウィンドウに出力するために用意 されているユーザーインタフェースである CLI(Command Line Interface)の基本操作について説明し ます。
3.1 CLI でエッジゲートウェイに接続する
CLI でエッジゲートウェイに接続するには、以下の 2 つの方法があります。
シリアルコンソール(RS-232)を利用して接続
エッジゲートウェイと PC をシリアルケーブルでつなぎ、ターミナルエミュレーターを利用し て PC から接続する方法
SSH(Secure Shell)を利用して接続
エッジゲートウェイと同じネットワーク(イーサネット)上に接続されている PC から、ター ミナルエミュレーターや ssh コマンドを利用し、エッジゲートウェイの IP アドレスを指定し て接続する方法
エッジゲートウェイの初期設定では、SSH は無効に設定されています。
SSH を有効にする方法については、『9.4 SSH の設定をする』を参照してください。
ターミナルエミュレーターで接続する
ここでは、Windows のターミナルエミュレーターである Tera Term(Ver 4.105)を使用し、エッジ ゲートウェイに接続する手順について説明します。
▌
シリアルコンソールで接続Tera Term の「Tera Term 新しい接続」画面から接続します。
1.
「シリアル」を選択し、ドロップダウンリストから使用するシリアルポートを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
「シリアルポート設定と接続」画面が表示されます。
CLIの基本 第3 章
2.
「設定」メニューの「シリアルポート」を選択し、「シリアルポート設定と接続」ダイアログが 表示し、シリアルポートの接続設定をして、[現在の接続を再設定]ボタンをクリックします。エッジゲートウェイに接続すると、ターミナルエミュレーターにログインプロンプトが表示さ れます。
▌
SSH で接続Tera Term の「Tera Term 新しい接続」画面から接続します。
1.
「Tera Term 新しい接続」画面で以下の設定をして、[OK]ボタンをクリックします。① 「TCP/IP」を選択
② 「ホスト」に IP アドレスを入力
以下の図は、LAN0~3 のポートに接続している場合の設定例です。
③ 「サービス」で「SSH」を選択
CLIの基本 第3 章
2.
「このホストを known hosts リストに追加する」にチェックを付けて、[続行]ボタンをクリ ックします。「SSH 認証」画面が表示されます。
3.
認証情報を入力して、[OK]ボタンをクリックします。エッジゲートウェイに接続すると、ターミナルエミュレーターにログインプロンプトが表示さ れます。
CLIの基本 第3 章
エッジゲートウェイにログインする
エッジゲートウェイにログインする手順は、初回にログインする場合と、2 回目以降にログインす る場合で異なります。
▌ 初回にログインする
ログイン名に「admin」と入力し、パスワードは入力せずに Enter を入力し、ログインします。
ログインしたあとに、パスワードを変更する必要があります。
Ubuntu 18.04.5 LTS amnimo ttyMV0
amnimo login: admin ←ログイン名 admin を入力して Enter
Password: ←パスワードを入力せずに Enter
Last login: Mon Oct 12 15:54:21 UTC 2020 on ttyMV0
Welcome to Ubuntu 18.04.5 LTS (GNU/Linux 4.19.93-02928-g44990b3300f7 aarch64)
(略)
Changing password for admin.
(current) UNIX password: ←パスワードを入力せずに Enter
Enter new UNIX password: ←新しく設定するパスワードを入力して Enter
パスワードには、以下の条件にあてはまる文字列を設定してください。
8 文字以上
英大文字、英小文字、数字、記号の 2 種類以上を含む
▌
2 回目以降にログインする2 回目以降にログインする場合は、初回に設定したパスワードを入力します。
Ubuntu 18.04.5 LTS amnimo ttyMV0
amnimo login: admin ←ログイン名 admin を入力して Enter
Password: ←設定したパスワードを入力して Enter
Last login: Mon Oct 12 15:58:31 UTC 2020 on ttyMV0
Welcome to Ubuntu 18.04.5 LTS (GNU/Linux 4.19.145-00773-gd341a7f2d77d aarch64) * Documentation: https://help.ubuntu.com
* Management: https://landscape.canonical.com * Support: https://ubuntu.com/advantage ..JggggJ..
?TMMMMMMMMNNgggggggggg&...
.JJ.. _TMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMNm..
.MMMMMN, ?MMMMMMMMM#Y"7???7TMMMMNg, dMMMMMMN{ (MMMMMMMN. ... 7MMMNe.
MMMMMMMMr .MMMMMMMMMMMMMMMNm. _MMMMm- _?7TY: (MMMMMMMMMMMMMMMMMN. (MMMMN.
CLIの基本 第3 章
▌
ログインプロンプトについてエッジゲートウェイに接続したときに表示されるプロンプトは、接続しているエッジゲートウェイ のシリーズや設定によって異なります。
amnimo G シリーズ
Ubuntu 18.04.3 LTS amnimo ttyMV0 amnimo login:
CLIの基本 第3 章
エッジゲートウェイのブートローダーのパスワードを変更する
ブートローダー(以下、U-Boot)は U-Boot コマンドモードで起動すると、U-Boot 上にログインす ることが可能になります。初期パスワードが固定されていますので、セキュリティ上、更新するこ とをお勧めします。
▌
U-Boot コマンドモードで起動する電源を接続する前に、DIP スイッチで「U-Boot コマンドモード」に設定し、電源を接続します。
U-Boot コマンドモードの DIP スイッチ設定
電源を入れると、以下のパスワード入力画面(入力期間:10 秒)になりますので、パスワードを入 力し、Enter キーを入力してログインしてください。
実行例 TIM-1.0
WTMI-devel-18.12.1-118f0bd WTMI: system early-init
SVC REV: 5, CPU VDD voltage: 1.108V
(略) STATUS:SN=[300002],MAC0=[E8:1B:4B:00:30:02],BS=[a:0 b:385 h:0 s:0],DIPBM=[ubootcomman d]
am_show_board_status: CNTFRQ_EL0=12500000 Hz
Please enter password - autoboot in 10 sec... ←パスワード入力後、Enter キー入力 Return to boot status(0x55) for login
Amnimo>> run stopwdt ←ウォッチドッグ IC の自動リセット停止 Amnimo>>
初期パスワードについては、弊社サポートにご確認ください。
パスワードを入力の失敗は 3 回までです。3 回以上失敗すると、Linux 起動モードで起動 します。
U-Boot 上で作業する場合、run stopwdt コマンドを実行することで、ウォッチドッグ IC によるリセットを停止して作業時間を確保することができます。run stopwdt コマンドを 実行しない場合、数分後に自動リセットする点に注意が必要です。
CLIの基本 第3 章
▌
U-Boot でパスワードを変更するampasswd コマンドを利用して、パスワードを変更することができます。
実行例
Amnimo>> ampasswd
Current Password: ←現在のパスワード入力後、Enter キー入力
New Password: ←変更したいパスワード入力後、Enter キー入力
Retry Password: ←再度、変更したいパスワード入力後、Enter キー入力 OK
Amnimo>>
▌ Linux 起動モードで起動する
DIP スイッチで「Linux 起動モード」に設定し、reset コマンドを利用して再起動します。
Linux 起動モードの DIP スイッチ設定
実行例
Amnimo>> reset ←再起動
CLIの基本 第3 章
3.2 エッジゲートウェイの CLI を起動する
エッジゲートウェイの設定を簡略化するために、専用の CLI として amsh プログラムが用意されて います。
amsh プログラムを実行する
amsh プログラムは、以下のように起動します。
実行例
admin@amnimo:~$ amsh
オプションを付けて amsh プログラムを実行する
amsh プログラムの起動オプションについて説明します。
オプション
オプション 内容
-V <level>
--verbose <level> CLI プログラムのコンソールや syslog に出力するログレベルを指定します。
指定した優先度(数値が低いほど優先度が高い)より高いログが出力されます。
設定パラメーター 優先度 内容
none 0 表示しない
emerg 1 非常に緊急性の高い対応が必要なログ alert 2 より緊急性の高い対応が必要なログ
crit 3 緊急性の高い対応が必要なログ
err 4 エラーのログ
warning 5 警告レベルのログ
info 6 各種情報表示用ログ
debug 7 デバッグ用ログ
-v CLI プログラムのバージョンを表示する。
-h CLI プログラムのヘルプを表示する。
実行例
amnimo@amnimo:~$ amsh --help ←ヘルプを表示する Copyright (c) 2020 amnimo Inc. All Rights Reserved.
amnimo G series shell program version 1.0.0 Usage: amsh [<OPTIONS> ...]
OPTOINS:
-V <level>, --verbose <level> : verbose output to console and syslog
-v : display the version number
-h,--help : display this help and exit
CLIの基本 第3 章
CLIの基本 第3 章
3.4 動作モードを変更する
amsh の実行中に、動作モードを変更する方法について説明します。
一般ユーザーモードから管理者モードに変更 管理者モードへ移行します。
管理者モードに移行できるのは、管理者権限の所有者のみです。
amnimo$ enable ⮠
password: ←パスワードを入力して Enter amnimo#
管理者モードから設定モードに変更 設定モードへ移行します。
設定モードに移行できるのは、管理者権限の所有者のみです。
amnimo# configure ⮠ amnimo(cfg)#
設定モードから管理者モードに変更
設定モードを抜けて、管理者モードに戻ります。
amnimo(cfg)# exit ⮠ amnimo#
管理者モードから一般ユーザーモードに変更
管理者モードを抜けて、一般ユーザーモードに戻ります。
amnimo# exit ⮠ amnimo$
一般ユーザーモードを終了し amsh を停止
一般ユーザーモードで exit を実行すると、amsh プログラムが終了し、Linux の CLI に戻ります。
amnimo$ exit ⮠ user1$