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エッジゲートウェイCLIユーザーズマニュアル for amnimo G series

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Academic year: 2021

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(1)

CLI ユーザーズマニュアル

for amnimo G series

(2)

ライセンスおよび商標

ライセンス

 本製品では、GPL(GNU General Public License)等のオープンソースライセンスに基づくソ

フトウェアを使用しています。 詳細については、当社 Web サイトに記載しております。 URL:https://amnimo.com/manual/edge_gw/doc/IM_AMD03A01-12JA_AG10_OSS_license.pdf  保証の範囲と対応責任 本製品において、GPL 等の条項に従いオープンソースソフトウェアそのものの動作に関しては、 保証を行いません。

商標

 本文中に使われている商品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。

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はじめに

はじめに

このたびは当社のエッジゲートウェイ amnimo G series(以下「エッジゲートウェイ」)をご採用い ただき、誠にありがとうございます。

エッジゲートウェイ CLI ユーザーズマニュアル for amnimo G series(以下「本書」)は、本エッジ ゲートウェイの基本的な取り扱い、ならびに CLI(Command line interface)制御について説明した マニュアルです。 本書は、電気通信の用語と概念を理解しているシステムインテグレーターや管理者を対象としてい ます。 エッジゲートウェイの機能を生かし、正しく安全にご使用いただくために、ご使用前に本書をよく お読みになり、機能や操作内容を十分に理解され、取り扱いに慣れていただきますようお願いいた します。

エッジゲートウェイについて

型番

本書は、以下に示す型番のエッジゲートウェイを対象としています。 エッジゲートウェイの形名銘板に記載されている形名と仕様コードでご確認ください。 形名・仕様コードと仕様内容 項目 仕様コード 説明 型名 AG10-0 エッジゲートウェイ 屋内タイプ (0 固定) 通信タイプ 1 LTE(Cat4)、WCDMA(日本) 2 地域 BWA 対応(日本) 拡張ボード 0 0 固定 仕向地 JP 日本モデル 筐体タイプ -1 屋内タイプ 電源タイプ 0 10.8VDC-32.0VDC 記憶容量 (SSD) 000G 064G SSD なし SSD 64GB※ 128G SSD 128GB※ 256G SSD 256GB※ 512G SSD 512GB 001T SSD 1TB※ 002T SSD 2TB※ 付加仕様 /VW1 VMS Nx Witness ※ 弊社サポートにご相談ください。

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エッジゲ ート ウェイ に つい て

対応周波数バンド

通信ボード 1 (AG10-010) 通信ボード 2 (AG10-020) 回線 LTE(FDD) B1/B3/B8/B18 /B19/B21 B1/B18 LTE(TDD) - B41 W-CDMA B1/B6/B8/B19 (HSUPA 含む) -

最大送信電力

回線 LTE 23 ±2.7dBm WCDMA 24 +1/-3dBm

(5)

本書 につ いて

本書について

本書に関するご注意

 本書の内容は、将来予告なしに変更することがあります。  本書の内容の全体または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。  本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づきのことがあ りましたら、当社カスタマーサポートまでご連絡ください。 連絡先: アムニモカスタマーサポート E-mail: [email protected] URL: https://support.amnimo.com  機能/性能上とくに支障がないと思われる仕様変更、構造変更、および使用部品の変更につい ては、その都度の改訂はしない場合がありますのでご了承ください。

関連ドキュメント

本書に関連する他のドキュメントは、以下のとおりです。 資料名称 ドキュメント番号

エッジゲートウェイ amnimo G series AG10

お使いになる前に IM AMD03A01-11JA エッジゲートウェイスタートアップガイド IM AMD03A01-10JA オープンソースソフトウェア使用許諾条件書 IM AMD03A01-12JA エッジゲートウェイ amnimo G series デベロッパーズマニュアル IM AMD03A01-51JA

本書で使用しているアイコンと記号

本書のアイコンと記号には、以下の意味があります。 機能や操作に関して、特に注意する情報を記載しています。 機能や操作に関して、補足的な情報を記載しています。  本書内や他の文書への参照情報を記載しています。 一般ユーザーモードでコマンド操作できることを示しています。 管理者モードでコマンド操作できることを示しています。 設定モードでコマンド操作できることを示しています。

(6)

本書 につ いて

コマンドの記述

本書のコマンド書式は、以下のように記述しています。 表記 説明 VALUE  太字の場合は、固定値です。 太字斜体の場合は、設定パラメーターまたはキーワードです。省略不可です。 [ A | B ] A または B を選択します。省略可能です。 < A | B > A または B を選択します。省略不可です。 [ 0 – 9 ] 0 から 9 までのいずれかの値を選択します。省略可能です。 < 0 – 9 > 0 から 9 までのいずれかの値を選択します。省略不可です。 ⮠ 改行(Enter キー入力)を表します。

出力フォーマットの記述

本書の出力フォーマットの書式は、以下のように記述しています。

設定が必ず存在するパラメーター

parameter PRAMETER

オプション設定のパラメーター

PRAMETER パラメーターの出力条件については、該当パラメーターの出力項目の説明に記載しています。

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安全 およ び 改 造 に 関 す るご 注意

安全および改造に関するご注意

 人体および本エッジゲートウェイまたは本エッジゲートウェイを含むシステムの保護・安全の ため、本エッジゲートウェイを取り扱う際は、本書の安全に関する指示事項に従ってください。 なお、これらの指示事項に反する扱いをされた場合、当社は安全性を保証いたしかねます。  本エッジゲートウェイを無断で改造することは固くお断りします。

安全にご使用いただくために

本節に示す注意事項は、エッジゲートウェイを安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々へ の危害や損害を未然に防止するためのものです。 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警告」と「注意」の 2 つに区分していま す。いずれも安全に関する重大な内容ですので、表示の内容をよく理解した上でエッジゲートウェ イをご使用ください。 警告表示

警告

取り扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷 ※1 を負うことが想定される危害の程

注意

取り扱いを誤った場合、使用者が軽傷※3 の発生が想定される危害・損害の程度 ※2 を負うことが想定されるか、または物的損 ※1 重傷とは失明、けが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るものおよび 治療に入院・長期の 通院を要するものをいう。 ※2 軽傷とは、治療に入院や長期の通院を要さないけが、やけど、感電などをいう。 ※3 物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害を指す。 また、以下のマークで、禁止または強制する内容を説明しています。 禁止/強制の内容を表すマーク してはいけない「禁止」内容です。 必ず実行していただきたい「強制」内容です。

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安全 にご 使用 いただく ため に

エッジゲートウェイ本体の取り扱いについて

警告

 分解・改造はしない。 火災・感電・けがの原因となります。  本体にピンや針金などの金属物など、異物を入れない。 異常動作してけが・感電・故障の原因となります。  子供だけで使わせたり、幼児の手の届くところでは使用したりしない。 感電・けが・やけどの原因となります。  本体を水につけたり、水をかけたりしない。 ショート・感電・火災の原因となります。  屋外や浴室など水のかかる可能性のある場所では使用しない。 感電・ショートの原因になります。  清掃にベンジンやシンナーなどの有機溶剤や洗剤を使用しない。 変色や変形、破損の原因になります。  電源には、アクセサリー(別売品)の AC アダプターおよび直流電源ケ ーブルを利用し、定格電圧以外のものを使用しない。 故障・火災・感電などの原因となります。  電源がオンになっているときに、本体を積み重ねて使用しない。 底面部(銘版が貼られている面)が高温になり、やけどするおそれや 他の機器に影響を及ぼす可能性があります。  異常・故障時には、直ちに電源ケーブルを抜いて、使用を中止する。 そのまま使用すると、火災・感電・けがのおそれがあります。

注意

 本エッジゲートウェイ使用時には固定して使用すること。アクセサリ ー(別売品)の固定金具などを利用して固定すること。 本エッジゲートウェイの安定動作のため、および万一の人体への影響 を避けるためです。

無線通信に関する注意

 本エッジゲートウェイは仕向地に対応した機器のみ使用できます。  本エッジゲートウェイは各国の技術要件に適合しているため、以下の事項を行うと法律で罰せ られることがあります。  本エッジゲートウェイを分解・改造すること  機器ラベルをはがすこと  指定されたオプション品以外のアンテナを使用すること  以下の場所では電波が反射して通信できない場合があります。  強い磁界、静電気、電波障害が発生するところ  金属製の壁(金属補強材が中に埋め込まれているコンクリートの壁も含む)の部屋、キャビ ネット内等  航空機内や病院内などの無線機器の使用を禁止された区域への設置および使用をしないでく ださい。

(9)

安全 にご 使用 いただく ため に

継続的な接続を必要とする緊急およびその他の状況について

エッジゲートウェイは、他のワイヤレスデバイスと同様に、無線信号を使用して動作するため、す べての状況での接続を保証することはできません。したがって、緊急通信をワイヤレスデバイスだ けに依存したり、データ接続の中断が死亡、人身傷害、物的損害、データ損失、またはその他の損 失につながる可能性がある状況でデバイスを使用したりすることはできません。

エッジゲートウェイの設置基準

 エッジゲートウェイは、縦置き、横置きでの使用が可能です。周囲のエアフローは不要ですが、 周囲温度の仕様(-20℃~60℃)を守って使用してください。また、使用環境や使用条件によっ ては、底面部が高温になる可能性がありますので、取り扱いにご注意ください。

本エッジゲートウェイの免責について

 当社は、別途保証条項に定める場合を除き、本エッジゲートウェイに関していかなる保証も行 いません。  本エッジゲートウェイのご使用により、お客様または第三者が損害を被った場合、あるいは当 社の予測できない本エッジゲートウェイの欠陥などのため、お客様または第三者が被った損害 およびいかなる間接的損害に対しても、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。

(10)

各種規格 対応 について

各種規格対応について

エッジゲートウェイが適合した各種規格に関わる内容を記載します。 マーク 規格/国・地域 マークの説明等 電気通信事業法/ 日本 日本の電気通信事業法の技術基準適合認定等を受けた機器を示すマーク(技適マーク)です。なお、T の番号が電気通信事 業法、R の番号が電波法の固有番号を示します。本エッジゲー トウェイは、電気通信事業法の設計認証を取得し、搭載する 通信モジュールは電波法の設計認証を取得しています。

電気通信事業法/ 日本

本エッジゲートウェイは、以下の認証を取得しています。 対象国 認証種類 製品形名 認証番号 日本国 電気通信事業法 設計認証 AG10-010JP-10 認証番号 T:D200011019 AG10-020JP-10 認証番号 T:D200012019 電波法 設計認証※ AG10-010JP-10 認証番号 R:201-180342 AG10-020JP-10 認証番号 R:022-190195 ※ 通信モジュールで取得した認証です。

(11)

目次

目次

ライセンスおよび商標 ... 2 はじめに ... 3 エッジゲートウェイについて ... 3 本書について ... 5 安全および改造に関するご注意 ... 7 安全にご使用いただくために ... 7 各種規格対応について ... 10

第 1 章

エッジゲートウェイの製品概要 ... 18

1.1 エッジゲートウェイの各部の名称と役割 ... 18 前面 ... 18 後面 ... 19 三面図 ... 20 1.2 インターフェイス ... 21 LED ... 21 DIP スイッチ ... 22 PUSH スイッチ ... 22 CONSOLE ポート ... 23 RS232 ポート ... 24 D IN/D OUT ポート ... 25 1.3 エッジゲートウェイの製品仕様 ... 29 ハードウェア仕様 ... 29 ソフトウェア仕様 ... 30 1.4 工場出荷時の設定について ... 31 ネットワーク ... 31 初期アカウント ... 31 初期ホスト名 ... 31 サーバー設定 ... 31 PoE 設定 ... 31 Filter 設定 ... 32

第 2 章

エッジゲートウェイの導入と運用 ... 33

2.1 エッジゲートウェイを設置する ... 33

(12)

目次 コマンドでシャットダウンする ... 39 2.5 リブートする ... 40 ソフトウェアリブートする ... 40 ハードウェアリブートする ... 40 2.6 パッケージを更新する ... 41 コマンドでパッケージを更新する ... 41 2.7 ファームウェアを更新する ... 42 ネットワーク経由でファームウェアを更新する ... 42

第 3 章

CLI の基本 ... 44

3.1 CLI でエッジゲートウェイに接続する ... 44 ターミナルエミュレーターで接続する ... 44 エッジゲートウェイにログインする ... 47 エッジゲートウェイのブートローダーのパスワードを変更する ... 49 3.2 エッジゲートウェイの CLI を起動する ... 51 amsh プログラムを実行する... 51 オプションを付けて amsh プログラムを実行する ... 51 3.3 エッジゲートウェイの CLI の概要 ... 52 動作モードについて ... 52 コマンドプロンプトについて ... 52 3.4 動作モードを変更する ... 53 3.5 コマンドを実行する ... 54 入力補完機能を利用する ... 54 コマンドの履歴を参照する ... 54 エラーメッセージを読む ... 55 3.6 便利な機能を利用する ... 56 ヘルプを参照する ... 56

第 4 章

エッジゲートウェイの基本操作 ... 57

4.1 エッジゲートウェイをリブートする ... 57 4.2 エッジゲートウェイの電源をオフにする ... 57 4.3 エッジゲートウェイの情報を参照する ... 58 4.4 ファームウェアを操作する ... 59 ファームウェアのバージョンを表示する ... 59 ファームウェアのファイルを確認する ... 59 ファームウェアを削除する ... 60 ファームウェアを更新する ... 60 ファームウェアの冗長エリアを同期する ... 61 起動する冗長領域を設定する ... 62 ファームウェアのパッケージ情報を更新する ... 63

(13)

目次 4.5 パッケージリポジトリの操作 ... 64 パッケージリポジトリの認証情報を追加する ... 64 パッケージリポジトリの認証情報を削除する ... 64 パッケージリポジトリの認証情報を表示する ... 65 4.6 ユーザーのパスワードを変更する ... 66 ログインしているユーザー自身のパスワードを変更する ... 66 ユーザーを指定してパスワードを変更する ... 67 4.7 アカウントの設定をする ... 68 アカウント一覧を表示する ... 68 ログインユーザーのアカウントを表示する ... 68 アカウント設定を表示する ... 68 アカウントを設定する ... 70

第 5 章

設定ファイルの操作 ... 72

5.1 設定を初期化する ... 72 5.2 設定一覧を表示する ... 73 5.3 設定ファイルのリストを表示する ... 74 5.4 設定ファイルに書き込む ... 74 5.5 設定ファイルを読み込む ... 75 5.6 設定ファイルの名前を変更する ... 76 5.7 設定ファイルをコピーする ... 77 5.8 設定ファイルを削除する ... 77

第 6 章

ストレージの操作 ... 78

6.1 ストレージデバイスを表示する ... 78 6.2 ストレージのパーティションを設定する ... 81 パーティションを作成する ... 81 パーティションを削除する ... 82 6.3 ストレージをフォーマットする ... 83 6.4 ストレージのマウント状態を表示する ... 84 6.5 ストレージをマウントする ... 85 6.6 ストレージをチェックする ... 86

(14)

目次 fsck/mount 処理が失敗したときのフェイルセーフを処理する ... 94 fsck/mount 処理が失敗したときのフェイルセーフ処理を無効にする .... 95 6.10 ファイルの操作 ... 96 ファイルをリスト表示する ... 96 ファイルを移動する ... 97 ファイルをコピーする ... 98 ファイルを削除する ... 98

第 7 章

モバイルの操作 ... 99

7.1 モバイルモジュールを表示する ... 99 7.2 モバイルモジュールを制御する ... 102 モバイルモジュールの電源を ON にする ... 102 モバイルモジュールの電源をリセットする ... 102 SIM 情報を更新する ... 103 モバイルモジュールの電源を OFF にする ... 104 7.3 モバイル回線の通信ステータスを表示する ... 105 7.4 モバイル回線を手動接続する ... 108 7.5 モバイル回線を切断する ... 108 7.6 モバイル回線の設定を表示する ... 109 7.7 モバイル回線を設定する ... 112

第 8 章

ネットワークの設定 ... 116

8.1 PPP の設定をする ... 116 PPP のステータスを表示する ... 116 PPP を手動で接続する ... 117 PPP を切断する ... 117 PPP の設定を表示する ... 118 PPP の設定をする ... 121 8.2 インターフェイスの設定をする ... 124 インターフェイスのステータスを表示する ... 124 インターフェイスの設定を表示する ... 125 インターフェイスを設定して設定情報を保存する ... 131 8.3 ルーティングの設定をする ... 134 ルーティングテーブルを表示する ... 134 ルーティングの設定を表示する ... 135 ルーティングテーブルの設定をする ... 136 8.4 パケットフィルタリングの設定をする ... 137 パケットフィルタリングの設定を表示する ... 137 パケットフィルタリングのデフォルトポリシーを設定する ... 140 パケットフィルタリングのルールを設定する ... 141

(15)

目次 静的 SNAT を設定する ... 146 DNAT を設定する ... 148 8.6 パケットフィルタリングと NAT の共通設定をする ... 149 パケット合致条件の設定を表示する ... 149 パケット合致条件を設定する ... 153 パケットの合致条件を削除する ... 160 ログ出力設定を表示する ... 161 ログ出力を設定する ... 161 8.7 IPsec の設定をする ... 162 IPsec のステータスを表示する ... 162 IPsec を手動で接続する ... 165 IPsec を切断する ... 165 IPsec の設定を表示する ... 166 IPsec を設定する ... 174

第 9 章

サーバーの設定 ... 186

9.1 ホスト名を設定する ... 186 ホスト名を表示する ... 186 ホスト名の設定を表示する ... 186 ホスト名を変更する ... 187 9.2 タイムゾーンの設定をする ... 188 タイムゾーンを表示する ... 188 タイムゾーンの設定を表示する ... 188 タイムゾーンを設定する ... 189 9.3 時刻を設定する ... 190 手動で時刻を設定する ... 190 NTP ステータスを表示する ... 192 NTP の設定を表示する ... 195 NTP の設定をする ... 198 9.4 SSH の設定をする ... 201 SSH の設定を表示する ... 201 SSH を設定する ... 202 9.5 DNS の設定をする ... 204 DNS で名前を検索する ... 204 DNS のステータスを表示する ... 205 DNS の設定を表示する ... 206 DNS の設定をする... 209

(16)

目次 9.8 システムログの管理をする ... 228 Syslog メッセージを表示する ... 228 Syslog の設定を表示する ... 230 Syslog の設定をする ... 233 amlog メッセージを表示する ... 234 amlog のログを消去する ... 236

第 10 章

ハードウェアの管理 ... 237

10.1 USB デバイスを制御する ... 237 USB デバイスを表示する ... 237 USB デバイスを制御する ... 237 10.2 PoE の設定をする ... 239 PoE のステータスを表示する ... 239 PoE のポートを制御する ... 241 PoE の設定を表示する ... 242 PoE を設定する ... 244

第 11 章

保守と管理 ... 245

11.1 エッジゲートウェイの状態を表示する ... 245 入力電圧を表示する ... 245 筐体内温度を表示する ... 246 11.2 CPU 動作の設定をする ... 247 CPU 動作を表示する ... 247 CPU 動作設定を表示する ... 247 CPU 動作を設定する ... 248 11.3 高低温度保護の設定をする ... 249 高低温の保護設定を表示する ... 249 高低温の保護を設定する ... 252

第 12 章

エッジゲートウェイのアプリケーション ... 256

12.1 DMS の設定をする ... 256 DMS の状態を表示する ... 256 DMS を制御する ... 257 DMS の設定を表示する ... 257 DMS の設定をする ... 258 12.2 NxWitness の設定をする ... 259 Nx Witness の状態を表示する ... 259 Nx Witness を制御する ... 259 Nx Witness の設定を表示する ... 260 Nx Witness の設定をする ... 261 Nx Witness の設定を書き込む ... 263 Nx Witness の設定を読み込む ... 263

(17)

目次 13.1 設定ファイルを制御する ... 264 設定ファイル制御コマンドの基本 ... 264 設定ファイルを初期化する ... 264 設定ファイルを読み込む ... 265 設定ファイルを保存する ... 265 設定ファイルの名前を変更する ... 266 設定ファイルをコピーする ... 266 設定ファイルを削除する ... 267 設定ファイルの一覧を表示する ... 267 13.2 ハードウェアを制御する ... 268 ハードウェア制御コマンドの基本 ... 268 ハードウェアの情報を表示する ... 270 DIP スイッチの状態を表示する ... 270 PUSH スイッチの状態を表示する ... 271 起動エリアを制御する ... 272 LED の点灯を制御する ... 273 PoE コントローラーを制御する ... 275 USB ポートを制御する ... 276 デジタル入力を制御する ... 277 デジタル出力を制御する ... 278 リブート処理を制御する ... 280 コマンドのバージョンを表示する ... 280

第 14 章

付録 ... 281

14.1 各モードに対応している機能 ... 281 改訂履歴 ... 284

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エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

第1章 エッジゲートウェイの製品概要

本章では、エッジゲートウェイ本体を構成する要素について説明します。

1.1 エッジゲートウェイの各部の名称と役割

エッジゲートウェイ本体の前面と後面の基本的な構成について説明します。

前面

エッジゲートウェイの前面の構成を以下に示します。 No. 名称 説明 ❶ LED インジケーター PWR: 電源状態が表示されます。 ANT: アンテナ状態が表示されます。 MOB: 通信モジュールの回線接続状態が表示されます。 ST1、ST2、ST3: 他インジケーターとの組み合わせによって、特定の状態が 表示されます。 ❷ CONSOLE ポート エッジゲートウェイを設定する際に使用します。 ❸ USB ポート USB 2.0 ホストとして動作します。 ❹ コンフィグレーション用 DIP スイッチ エッジゲートウェイの起動モードを設定します。 ❺ PUSH スイッチ エッジゲートウェイのシャットダウンや、工場出荷時の設定に戻す ときに使用します。 ❻ SD カードスロット SDXC タイプ、UHS-Ⅰに対応しています。 ❷ ❸ ❹ ❺ ❶ ❻

(19)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

後面

エッジゲートウェイの後面の構成を以下に示します。 No. 名称 説明 ❶ サブアンテナ 3G/4G 回線のアンテナを接続します。SMA-J 型。 ❷ GPS アンテナ端子 GNSS のアンテナを接続します。SMA-J 型。 ❸ D OUT 外部機器と接続するための絶縁タイプのデジタル出力端子です。 ❹ D IN 外部機器と接続するための絶縁タイプのデジタル入力端子です。 ❺ SIM カードスロット 0、

SIM カードスロット 1 SIM カードスロットには、SIM カードを2枚挿入することができます。

設定によって優先度が変わります。デフォルトでは SIM 0 が使用さ れます。

❻ メインアンテナ 3G/4G 回線のアンテナを接続します。SMA-J 型。

❼ RS-232 ポート D-Sub9 ピンのコネクターに対応しています。

❽ ETH0 ポート Gigabit Ethernet 対応の標準的なイーサネットポートです。

❾ LAN0、LAN1、LAN2、LAN3 ポート(4 ポートスイッ チ)

Gigabit Ethernet 対応の標準的なイーサネットポートです。PoE (IEEE802.3at)に対応しており、PoE 給電が可能です。 ❿ FG フレームグラウンドを接続します。 ⓫ PWR 付属の専用電源 AC アダプターを接続します。 ❶ ❷ ❸ ❹ ❻ ❼ ❽ ❾ ❿ ⓫ ❺

(20)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

三面図

エッジゲートウェイの三面図を以下に示します。 銘板ラベルには、例として AG10-030GA-10 を使用しています。

(21)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

1.2 インターフェイス

エッジゲートウェイに搭載されている各インターフェイスの詳細について説明します。

LED

エッジゲートウェイ前面にある LED の点灯点滅パターンについて説明します。 LED アイコンの説明 LED 説明 赤と緑の LED が消灯している状態を表します。 赤の LED が点灯している状態を表します。 赤の LED が点滅している状態を表します。 緑 LED が点灯している状態を表します。 緑 LED が点滅している状態を表します。 空欄は LED が制御されていない状態を表します。項目間の状態変化があっても、影響しませ ん。 LED 状態一覧 項目 PWR ANT MOB ST1 ST2 ST3 備考 電源断 電源入 起動中 2、3、4、5、6 の順番で繰り返し点灯 500ms 間隔 起動異常発生 停電発生 125ms 間隔 電源断可能状態 シャットダウン 処理中 125ms 間隔 アンテナレベル 普通 RSSI(-73dBm 以上) やや普通 500ms 間隔 RSSI(-74dBm~-83dBm)

(22)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章 項目 PWR ANT MOB ST1 ST2 ST3 備考 接続異常 2G 接続 125ms 間隔 3G 接続 500ms 間隔 4G 接続 ファームウェア 更新中 2、3、4、5、6 が同時に点滅 125ms 間隔 ファームウェア 更新完了 ファームウェア 更新失敗

DIP スイッチ

エッジゲートウェイ前面にあるコンフィグレーション用 DIP スイッチで、エッジゲートウェイの起 動モードを設定します。 DIP スイッチアイコンの説明 DIP スイッチ 説明 ON 状態 OFF 状態 アプリケーション側でのみ使用(ブートローダー側では参照しない)  Linux 起動モードの DIP スイッチ設定  U-Boot コマンドモードの DIP スイッチ設定

PUSH スイッチ

OS を起動したあとに 3 秒間 PUSH スイッチを押したままにすると、エッジゲートウェイがパワー オフ状態になります。 パワーオフ状態が一定期間継続すると、Watchdog Timer によってエッジゲートウェイが再起動さ れます。これによって、コマンド操作(poweroff コマンドなど)を間違って遠隔でパワーオフして しまった場合でも、現地に行かずに復旧させることが可能です。 DIP スイッチが「U-Boot コマンドモード」に設定されていると、エッジゲートウェイを起動

(23)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

CONSOLE ポート

Console は RS-232 レベルで CISCO Console 互換であるため、CISCO のコンソールケーブルを使用 できます。 RJ-45 に対して割り振られている信号のピン番号と、エッジゲートウェイとの接続については、以 下の表を参照してください。 RJ-45 のピンアサインとエッジゲートウェイの接続 ピン番号 ピンアサイン 方向 エッジゲートウェイへの接続 1 RTS OUT × 2 DTR OUT × 3 TXD OUT ○ 4 GND - ○ 5 GND - ○ 6 RXD IN ○ 7 DSR IN × 8 CTS IN × コンソール変換コネクター(DB9-RJ45)を使用して LAN ケーブルを接続する場合は、長さ 1m 以下のストレートケーブルを使用してください。 CONSOLE ポートの通信設定については、以下の表を参照してください。 CONSOLE ポート通信設定 項目 内容 スピード 115200bps データ 8bit パリティ None ストップビット 1bit フロー制御 None

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エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

RS232 ポート

RS-232 は D-SUB 9 ピンオスで提供され、DTE として動作します。ハードウェアフロー制御とソフ トウェアフロー制御に対応しています。最大ボーレートは 500kbps までとなります。 RS232 のピン番号 RS232 のピンアサイン ピン番号 ピンアサイン 方向 1 CD IN 2 RXD IN 3 TXD OUT 4 DTR OUT 5 GND - 6 DSR IN 7 RTS OUT 8 CTS IN 9 RI IN

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エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

D IN/D OUT ポート

デジタル入力(D IN)とデジタル出力(D OUT)について説明します。

インターフェイス回路

エッジゲートウェイには、デジタル入力(D IN)とデジタル出力(D OUT)のインターフェイスが あります。それぞれのポートには、1つのコネクターを接続することができます。 D IN/D OUT ポートの概要 ポート 説明 デジタル入力(D IN)  D IN のフォトカプラーを ON 状態にする場合、最低 1.2mA 以上の電 流が必要  保護素子として、内部回路との絶縁用に 30V のツェナーダイオード を実装  D IN のフォトカプラーは、双方向発光タイプの LED を使用 デジタル出力(D OUT)  フォトモスリレーを使用  最大電流駆動能力は 100mA  最大オン抵抗値は 2Ω  保護素子として、内部回路との絶縁用に 30V のツェナーダイオード を実装 ON/OFF 時にサージが発生するものについては、サージ対策が 必要になります。 以下に、デジタル入力とデジタル出力に関連する内部インターフェイスの回路図を示します。 デジタル入力内部インターフェイス回路図例

(26)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章 デジタル出力内部インターフェイス回路図例

ピンアサイン

エッジゲートウェイのデジタル入力(D IN)とデジタル出力(D OUT)のピンアサインについて説 明します。 デジタル入力(D IN)  絶縁された4つのデジタル入力を持ちます。  入力電圧は 12V、24V 共用で、正負どちらの電圧も受け付けます。  内部インピーダンスは約 7.2 kΩです。  共通コモンを持ちます。 デジタル入力(D IN)のピンアサイン ピン番号 ピンアサイン 内容 1 D IN1 デジタル入力 1 2 D IN2 デジタル入力 2 3 D IN3 デジタル入力 3 4 D IN4 デジタル入力 4 C VIN_COM デジタル入力 コモン

(27)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章 デジタル出力(D OUT)  絶縁された 2 つのデジタル出力を持ちます。  フォトモスリレー出力で最大 100mA の電流を流すことが可能です。ただし、エッジゲートウ ェイ側では電源を供給しません。 デジタル出力(D OUT)のピンアサイン ピン番号 ピンアサイン 内容 1 D OUT1 デジタル出力 1 2 D OUT2 デジタル出力 2 C VIN_COM デジタル出力 コモン

接続例

エッジゲートウェイのデジタル入力(D IN)とデジタル出力(D OUT)の接続例を示します。 デジタル入力接続例 デジタルトランジスタ接続例 無電圧接点スイッチ接続例

(28)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章 デジタル出力接続例 LED 接続例 リレー接続例

(29)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

1.3 エッジゲートウェイの製品仕様

エッジゲートウェイの仕様をハードウェアとソフトウェアごとに説明します。

ハードウェア仕様

カテゴリー 説明

CPU ARM Cortex-A53 1000MHz(2 コア)

RAM 2Gbyte NOR-FLASH 4MByte NAND-FLASH 512MByte eMMC 32Gbyte SSD 256GByte~2TByte※1 モバイル回線※2 3G/4G アンテナ端子 3G/4G 用 SMA × 2 GPS 用 SMA × 1 GNSS GPS(QZSS)/GLONASS/Galileo/BeiDou

PoE 給電 IEEE 802.3at

インターフェイス

Ethernet Gigabit Ethernet 5 ポート

(内 4 ポート PoE 給電機能付きスイッチ)

コンソール RJ45

RS-232 DB9

SD カード 1 スロット(SDXC)

SIM スロット Micro SIM(3FF)×2 スロット、eSIM × 2※3

USB USB2.0 ホスト 1 ポート、Type-A

DIO デジタル IN フォトカプラー 4ch デジタル OUT フォトモスリレー 2ch 端子台(2 ピース型スクリュータイプ) スイッチ Push スイッチ × 1(リセット用) DIP スイッチ × 4(設定用) LED 2色 LED(PWR、ANT、MOB、ANT、ST1、ST2、ST3) サイズ 177(W)✕110(D)✕44(H)mm(ただし突起含まず) 重量 約 820g 電源仕様 10.8VDC(12VDC-10%)~32VDC(24VDC+20%) 消費電力 最大 50W(内 PoE 40W) 絶対最大定格 60W 動作温度 -20℃~60℃ 保存温度 -20℃~70℃ ※1 オプションとして提供しています。 ※2 搭載する通信モジュールによって帯域が変わります。

(30)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

ソフトウェア仕様

カテゴリー 説明 カーネル Linux(4.19) OS Ubuntu 18.04 LTS 基本プロトコル ARP/IPv4/UDP/TCP 接続プロトコル IPCP/PPP/PPPoE 動的 IP アドレス DHCP サーバー/クライアント DHCP サーバーはインターフェイスごとに設定することが可能。 ドメイン名解決 DNS リレー/クライアント ルーティング 静的ルーティング アドレス変換・ポート変換 NAT・NAPT(宛先/送信先) VPN IPsec 時刻同期 NTP/GPS セキュリティ パケットフィルター 運用管理 設定手段 amsh

amnimo エッジゲートウェイ専用 CLI(Command Line Interface)

ファームウェア更新 apt(差分更新)/amfirm(全体更新)

ログ管理 syslog

デバイスマネジメント amnimo DMS (Device Management System)

開発ツールチェイン  gcc-7

7.5.0-3ubuntu1~18.04  binutils

(31)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

1.4 工場出荷時の設定について

エッジゲートウェイの出荷時の設定について説明します。

ネットワーク

eth0:dhcpv4 lan0: lan1: lan2: lan3: br0: 192.168.1.254/24 - lan0/lan1/lan2/lan3

初期アカウント

 ID: admin  PW: 設定なし(初回ログイン時に設定)

初期ホスト名

 amnimo

サーバー設定

 SSH サーバー: 無効  DHCP サーバー: 無効  DNS サーバー: 無効  IPsec: 無効  NTP サーバー: 無効  Syslog サーバー(ローカル保存): 有効  Syslog サーバー(転送): 無効  NxWtiness サーバー: 有効  DMS サーバー: 有効

PoE 設定

すべてのポートが以下に設定されています。  電力供給: 有効 起動ディレイ時間: 0 秒

(32)

エッジゲ ート ウェイ の 製品 概要 第 1 章

Filter 設定

インデックス 番号 ポート 番号 プロトコル 説明 送信元・先 設定 ポリシー

100 137、138 udp NetBIOS Name Service

NetBIOS Datagram Service 送信先 転送 drop 110 137、138 udp NetBIOS Name Service

NetBIOS Datagram Service 送信元 転送 drop 120 137 tcp NetBIOS Name Service 送信先 転送 drop 130 137 tcp NetBIOS Name Service 送信元 転送 drop 140 139 tcp NetBIOS Session Service 送信先 転送 drop 150 139 tcp NetBIOS Session Service 送信元 転送 drop

160 445 tcp Direct Hosting of SMB 送信先 転送 drop

(33)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

第2章 エッジゲートウェイの導入と運用

本章では、エッジゲートウェイの起動、シャットダウン、再起動といった基本的な操作について説明し ます。また、エッジゲートウェイを運用する上で重要なパッケージやファームウェアの更新について も説明します。

2.1 エッジゲートウェイを設置する

エッジゲートウェイを設置するための準備をします。

同梱物を確認する

エッジゲートウェイ amnimo G series には、以下のものが同梱されています。 本体  エッジゲートウェイ×1 付属品  「お使いになる前に」(IM AMD03A01-11JA)×1(A4、2つ折り)  ゴム足(M7901YH)×4 アクセサリー(別売品) また、別売のアクセサリーには、以下があります。 品名 図 部品番号 仕様・備考 AC アダプター

(34)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章 品名 図 部品番号 仕様・備考 AC アダプター

(DC12V/1A) M7901YC DC12V/1A、6W 負荷、60℃環境

ロッドアンテナ M7901YD 2 本セット 外付けアンテナ M7901YE ケーブル長 2.5m、2 本 セット GPS アンテナ M7901YF ケーブル長 5m 本体固定金具 M7901YJ 本体固定ネジ付き コンソール変換 M7901YG RJ-45 – D-Sub9 ピン 直流電源ケーブル M7901YK 電源コネクター片端 未処理ケーブル 別売のアクセサリーは、エッジゲートウェイの保証範囲には含まれません。

(35)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

事前準備をする

必要に応じて、事前に以下のものを準備してください。  RJ45 LAN ケーブル(長さ 1m 以下のストレートケーブル)  シリアルコンソール(D-sub9ピンコネクターがある PC またはそれに準ずる機器) ノートパソコンのような D-sub9ピンコネクターがない機器を使用する場合は、USB- シリアル変換ケーブルを用意してください。  RJ-45/D-sub9 ピン変換アダプター(クロス)

(36)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

2.2 エッジゲートウェイを接続する

エッジゲートウェイの接続図を示します。

前面

後面

RJ-45/D-sub9 ピン変換アダプター PC RS-232 コンセント AC アダプター micro SIM カード

(37)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

2.3 エッジゲートウェイを起動する

エッジゲートウェイは、電源を接続すると自動的に起動します。 以下のように、DIP スイッチで「Linux 起動モード」に設定し、電源を接続します。 DIP スイッチの設定(Linux 起動モード) 故障の原因になるため、起動シーケンスの途中で以下の操作をしないでください。  電源の ON/OFF  SD カードなどの記録媒体の抜き差し  DIP スイッチの切り替え エッジゲートウェイの状態は、本体の LED および CONSOLE ポートで確認することができます。  『1.2.1 LED』  『1.2.4 CONSOLE ポート』 ブートローダーの初期パスワードについて エッジゲートウェイを U-Boot モードで起動するときの初期パスワードは「amnimo」に設定 されています。このパスワードは、必ず変更するようにしてください。

(38)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

2.4 シャットダウンする

シャットダウンには、PUSH ボタンを使用する方法と CLI のコマンドを使用する方法の2種類が存 在します。 自動起動機能に関する注意事項 エッジゲートウェイは 24 時間稼働を目的としているため、障害発生時などにシャットダウン しても、自動的に回復する機能が備わっています。 したがって、本節で説明している方法でエッジゲートウェイをシャットダウンしても、電源 コネクターから電源が供給されている場合は、再起動します。 エッジゲートウェイを電源断状態にしたい場合は、シャットダウンして LED が電源断可能状 態(電源 LED が赤点灯)の状態になってから、電源プラグを引き抜いてください。

PUSH ボタンでシャットダウンする

起動中に 3 秒以上 PUSH ボタンを押し続けることで、エッジゲートウェイの各サービスがシャット ダウン状態に移行し、電源が OFF になります。

シャットダウン処理中の LED 表示

項目 PWR ANT MOB ST1 ST2 ST3 備考 シャットダウン 処理中 125ms 間隔 電源断可能状態

(39)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

コマンドでシャットダウンする

poweroff コマンドでエッジゲートウェイをシャットダウン状態に移行することができます。

 コマンドを使用するための CLI(Command Line Interface)の詳細については、『第 3 章 CLI

の基本』を参照してください。  エッジゲートウェイの専用 CLI でシャットダウンする場合は、『4.2 エッジゲートウェイの電 源をオフにする』を参照してください。 シャットダウンを実行するには、sudo コマンドを使用する必要があります。 実行例 以下に、bash でのコマンドの実行例を示します。 admin@amnimo:~$ sudo systemctl poweroff 

[sudo] password for admin: ←ログインアカウントのパスワードを入力して Enter

Stopping Session 1 of user admin.

Stopping Unpack initramfs on shutdown... [ OK ] Stopped target Timers.

(省略)

[ OK ] Reached target Shutdown. [ OK ] Reached Final Step. Starting Power-Off

(40)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

2.5 リブートする

エッジゲートウェイは、コマンド操作でリブートすることができます。 リブートには、システムを停止する「ソフトウェアリブート」とシステムを停止しない「ハードウ ェアリブート」の 2 種類があります。

 コマンドを使用するための CLI(Command Line Interface)の詳細については、『第 3 章 CLI

の基本』を参照してください。  エッジゲートウェイの専用 CLI でリブートする場合は、『4.1 エッジゲートウェイをリブート する』を参照してください。 エッジゲートウェイをリブートするには、sudo コマンドを使用する必要があります。

ソフトウェアリブートする

システムを停止したあとに、ソフトウェアリブートします。 実行例 以下に、bash でのコマンドの実行例を示します。 admin@amnimo:~$ sudo amctrl reboot -t soft 

Are you sure you want to restart? (y/n): ←「y」キーに続けて Enter を入力

コマンドの実行をキャンセルするには、「n」キーに続けて Enter を入力します。

ハードウェアリブートする

システムを停止せずに、ハードウェアの電源供給を停止し、リブートします。 実行例

以下に、bash でのコマンドの実行例を示します。 admin@amnimo:~$ sudo amctrl reboot -t hard 

Are you sure you want to restart? (y/n): ←「y」キーに続けて Enter を入力

コマンドの実行をキャンセルするには、「n」キーに続けて Enter を入力します。

(41)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

2.6 パッケージを更新する

エッジゲートウェイにインストールされているアプリの更新方法について説明します。

コマンドでパッケージを更新する

エッジゲートウェイは Ubuntu 18.04 LTS をベースにしているため、パッケージ管理システムを用い て、apt リポジトリから各アプリを更新することができます。  コマンドの具体的な使用方法については、『4.5 パッケージリポジトリの操作』を参照してく ださい。 なお、パッケージ管理システムを利用する場合は、エッジゲートウェイをインターネットに接続す る必要があります。 通常は通信モジュールを利用し、モバイル回線でインターネットに接続しますが、イーサネット経 由で接続することも可能です。 eth0 側の IP アドレスの初期設定は DHCP クライアントに固定されています。インターネット側の ONU(光回線終端装置)などのネットワークにあわせて設定してください。  ネットワークの変更方法の詳細については、『8.2 インターフェイスの設定をする』を参照し てください。  モバイル設定については、『第 7 章 モバイルの操作』を参照してください。 以下に、eth0 を経由してインターネットに接続する場合の例を示します。 インターネット ONU

(42)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

2.7 ファームウェアを更新する

エッジゲートウェイのファームウェアの更新には、SD カードを利用する方法と、ネットワークを 介して更新する方法があります。 以下の操作はすべてコマンドで実行します。

 コマンドを使用するための CLI(Command Line Interface)の詳細については、『第 3 章 CLI

の基本』を参照してください。

ネットワーク経由でファームウェアを更新する

ネットワーク上にあるファームウェアを指定して、ファームウェアを更新します。

1.

エッジゲートウェイのネットワークを設定します。 eth0 側の IP アドレスの初期設定は DHCP クライアントに固定されています。インターネット 側の ONU(光回線終端装置)などのネットワークにあわせて設定してください。  ネットワークの変更方法の詳細については、『8.2 インターフェイスの設定をする』を参 照してください。  モバイル設定については、『第 7 章 モバイルの操作』を参照してください。

2.

amsh でログインし、管理者モードに移行します。  詳細については、『3.2 エッジゲートウェイの CLI を起動する』を参照してください。

3.

ファームウェアのファイルを確認します。 ファームウェアを取得するためには、「接続先とファームウェア」「アカウント名」「パ スワード」の情報が必要です。 この手順の実行例で使用している最新ファームウェアの URL は、以下のとおりです。使 用するバージョンにあったファームウェアを用意する必要があります。  接続先とファームウェア ftp://package.amnimo.com/firmware/ag10.amf アカウントとパスワードについては、弊社サポートに別途ご連絡ください。

amnimo# firmware file check ftp://package.amnimo/com/firmware/ag10-v1.0.3-b1.amf  Downloading...

######################################################################### 100.0% version: amnimo G series AG10 version 1.0.3 build 1

PC eth0 LAN ケーブル モバイルネットワーク インターネット シリアル コンソール amnimo G シリーズ 3G/4G ONU

(43)

エッジゲ ート ウェイ の 導入 と 運用 第 2 章

4.

ファームウェアのファイルを更新します。 手順

3

で設定されたファームウェアファイルに更新します。

amnimo# firmware area update 

reboot to update? (y/n): ←「y」キーに続けて Enter を入力

 詳しくは、『4.4.4 ファームウェアを更新する』を参照してください。

エッジゲートウェイがリブートします

5.

更新後のバージョンを確認します。

amnimo# show firmware 

amnimo G series AG10 version 1.0.2 build 1

(44)

CL Iの 基本 第 3 章

第3章 CLI の基本

本章では、キーボードから入力したコマンドを実行し、その結果をウィンドウに出力するために用意 されているユーザーインタフェースである CLI(Command Line Interface)の基本操作について説明し ます。

3.1 CLI でエッジゲートウェイに接続する

CLI でエッジゲートウェイに接続するには、以下の 2 つの方法があります。  シリアルコンソール(RS-232)を利用して接続 エッジゲートウェイと PC をシリアルケーブルでつなぎ、ターミナルエミュレーターを利用し て PC から接続する方法  SSH(Secure Shell)を利用して接続 エッジゲートウェイと同じネットワーク(イーサネット)上に接続されている PC から、ター ミナルエミュレーターや ssh コマンドを利用し、エッジゲートウェイの IP アドレスを指定し て接続する方法 エッジゲートウェイの初期設定では、SSH は無効に設定されています。  SSH を有効にする方法については、『9.4 SSH の設定をする』を参照してください。

ターミナルエミュレーターで接続する

ここでは、Windows のターミナルエミュレーターである Tera Term(Ver 4.105)を使用し、エッジ ゲートウェイに接続する手順について説明します。

シリアルコンソールで接続

Tera Term の「Tera Term 新しい接続」画面から接続します。

1.

「シリアル」を選択し、ドロップダウンリストから使用するシリアルポートを選択して、[OK]

ボタンをクリックします。

(45)

CL Iの 基本 第 3 章

2.

「設定」メニューの「シリアルポート」を選択し、「シリアルポート設定と接続」ダイアログが 表示し、シリアルポートの接続設定をして、[現在の接続を再設定]ボタンをクリックします。 エッジゲートウェイに接続すると、ターミナルエミュレーターにログインプロンプトが表示さ れます。

SSH で接続

Tera Term の「Tera Term 新しい接続」画面から接続します。

1.

「Tera Term 新しい接続」画面で以下の設定をして、[OK]ボタンをクリックします。

① 「TCP/IP」を選択

② 「ホスト」に IP アドレスを入力

以下の図は、LAN0~3 のポートに接続している場合の設定例です。 ③ 「サービス」で「SSH」を選択

(46)

CL Iの 基本 第 3 章

2.

「このホストを known hosts リストに追加する」にチェックを付けて、[続行]ボタンをクリ ックします。 「SSH 認証」画面が表示されます。

3.

認証情報を入力して、[OK]ボタンをクリックします。 エッジゲートウェイに接続すると、ターミナルエミュレーターにログインプロンプトが表示さ れます。

(47)

CL Iの 基本 第 3 章

エッジゲートウェイにログインする

エッジゲートウェイにログインする手順は、初回にログインする場合と、2 回目以降にログインす る場合で異なります。

初回にログインする

ログイン名に「admin」と入力し、パスワードは入力せずに Enter を入力し、ログインします。 ログインしたあとに、パスワードを変更する必要があります。

Ubuntu 18.04.5 LTS amnimo ttyMV0

amnimo login: admin ←ログイン名 admin を入力して Enter

Password: ←パスワードを入力せずに Enter

Last login: Mon Oct 12 15:54:21 UTC 2020 on ttyMV0

Welcome to Ubuntu 18.04.5 LTS (GNU/Linux 4.19.93-02928-g44990b3300f7 aarch64)

(略)

Changing password for admin.

(current) UNIX password: ←パスワードを入力せずに Enter

Enter new UNIX password: ←新しく設定するパスワードを入力して Enter

パスワードには、以下の条件にあてはまる文字列を設定してください。  8 文字以上

 英大文字、英小文字、数字、記号の 2 種類以上を含む

2 回目以降にログインする

2 回目以降にログインする場合は、初回に設定したパスワードを入力します。 Ubuntu 18.04.5 LTS amnimo ttyMV0

amnimo login: admin ←ログイン名 admin を入力して Enter

Password: ←設定したパスワードを入力して Enter

Last login: Mon Oct 12 15:58:31 UTC 2020 on ttyMV0

Welcome to Ubuntu 18.04.5 LTS (GNU/Linux 4.19.145-00773-gd341a7f2d77d aarch64) * Documentation: https://help.ubuntu.com * Management: https://landscape.canonical.com * Support: https://ubuntu.com/advantage ..JggggJ.. ?TMMMMMMMMNNgggggggggg&... .JJ.. _TMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMNm.. .MMMMMN, ?MMMMMMMMM#Y"7???7TMMMMNg, dMMMMMMN{ (MMMMMMMN. ... 7MMMNe. MMMMMMMMr .MMMMMMMMMMMMMMMNm. _MMMMm- _?7TY: (MMMMMMMMMMMMMMMMMN. (MMMMN.

(48)

CL Iの 基本 第 3 章

ログインプロンプトについて

エッジゲートウェイに接続したときに表示されるプロンプトは、接続しているエッジゲートウェイ のシリーズや設定によって異なります。 amnimo G シリーズ

Ubuntu 18.04.3 LTS amnimo ttyMV0 amnimo login:

(49)

CL Iの 基本 第 3 章

エッジゲートウェイのブートローダーのパスワードを変更する

ブートローダー(以下、U-Boot)は U-Boot コマンドモードで起動すると、U-Boot 上にログインす ることが可能になります。初期パスワードが固定されていますので、セキュリティ上、更新するこ とをお勧めします。

U-Boot コマンドモードで起動する

電源を接続する前に、DIP スイッチで「U-Boot コマンドモード」に設定し、電源を接続します。 U-Boot コマンドモードの DIP スイッチ設定 電源を入れると、以下のパスワード入力画面(入力期間:10 秒)になりますので、パスワードを入 力し、Enter キーを入力してログインしてください。 実行例 TIM-1.0 WTMI-devel-18.12.1-118f0bd WTMI: system early-init

SVC REV: 5, CPU VDD voltage: 1.108V

(略)

STATUS:SN=[300002],MAC0=[E8:1B:4B:00:30:02],BS=[a:0 b:385 h:0 s:0],DIPBM=[ubootcomman d]

am_show_board_status: CNTFRQ_EL0=12500000 Hz

Please enter password - autoboot in 10 sec... ←パスワード入力後、Enter キー入力

Return to boot status(0x55) for login

Amnimo>> run stopwdt  ←ウォッチドッグ IC の自動リセット停止

Amnimo>>

 初期パスワードについては、弊社サポートにご確認ください。

 パスワードを入力の失敗は 3 回までです。3 回以上失敗すると、Linux 起動モードで起動

します。

 U-Boot 上で作業する場合、run stopwdt コマンドを実行することで、ウォッチドッグ IC によるリセットを停止して作業時間を確保することができます。run stopwdt コマンドを 実行しない場合、数分後に自動リセットする点に注意が必要です。

(50)

CL Iの 基本 第 3 章

U-Boot でパスワードを変更する

ampasswd コマンドを利用して、パスワードを変更することができます。 実行例 Amnimo>> ampasswd 

Current Password: ←現在のパスワード入力後、Enter キー入力

New Password: ←変更したいパスワード入力後、Enter キー入力

Retry Password: ←再度、変更したいパスワード入力後、Enter キー入力

OK Amnimo>>

Linux 起動モードで起動する

DIP スイッチで「Linux 起動モード」に設定し、reset コマンドを利用して再起動します。 Linux 起動モードの DIP スイッチ設定

実行例

(51)

CL Iの 基本 第 3 章

3.2 エッジゲートウェイの CLI を起動する

エッジゲートウェイの設定を簡略化するために、専用の CLI として amsh プログラムが用意されて います。

amsh プログラムを実行する

amsh プログラムは、以下のように起動します。 実行例 admin@amnimo:~$ amsh 

オプションを付けて amsh プログラムを実行する

amsh プログラムの起動オプションについて説明します。 オプション オプション 内容 -V <level>

--verbose <level> CLI プログラムのコンソールや syslog に出力するログレベルを指定します。 指定した優先度(数値が低いほど優先度が高い)より高いログが出力されます。

設定パラメーター 優先度 内容 none 0 表示しない emerg 1 非常に緊急性の高い対応が必要なログ alert 2 より緊急性の高い対応が必要なログ crit 3 緊急性の高い対応が必要なログ err 4 エラーのログ warning 5 警告レベルのログ info 6 各種情報表示用ログ debug 7 デバッグ用ログ -v CLI プログラムのバージョンを表示する。 -h CLI プログラムのヘルプを表示する。 実行例

amnimo@amnimo:~$ amsh --help  ←ヘルプを表示する

Copyright (c) 2020 amnimo Inc. All Rights Reserved. amnimo G series shell program version 1.0.0

Usage: amsh [<OPTIONS> ...] OPTOINS:

-V <level>, --verbose <level> : verbose output to console and syslog -v : display the version number

(52)

CL Iの 基本 第 3 章

3.3 エッジゲートウェイの CLI の概要

エッジゲートウェイ専用の CLI の概要について説明します。

動作モードについて

エッジゲートウェイの CLI の動作モードには、以下の 3 種類が存在します。 動作モードによって、実行できる操作内容が異なります。  それぞれの動作モードでできる操作については、『14.1 各モードに対応している機能』を参照 してください。  一般ユーザーモード 一般ユーザーモードは、user グループに属するユーザーが操作できるモードのことです。運用 管理に必要な操作を行うことができます。 amsh プログラムを実行した直後は、一般ユーザーモードとなります。  管理者モード 管理者モードは、admin グループに属するユーザーが操作できるモードのことです。一般ユー ザーモードの操作に加え、エッジゲートウェイの制御(エッジゲートウェイの再起動や各種ポ ート制御等)を行うことができます。 一般ユーザーモードで enable コマンドを実行することで、管理者モードに移行します。  設定モード 設定モードは、admin グループに属するユーザーが操作できるモードのことです。各種設定の 確認や設定を行うことができます。 管理者モードで configure コマンドを実行することで、設定モードに移行します。

コマンドプロンプトについて

コマンドプロンプトの表示は、ホスト名や動作モードによって異なります。 設定されているホスト名に続いて、一般ユーザーモードの場合は「$」(ドル)、管理者モードの場合 は「#」(シャープ)が表示されます。設定モードの場合は、「#」の前に「(モードディレクトリ名)」 が表示されます。 本書では、ホスト名を「amnimo」と表記しています。 また、モードディレクトリ名を「cfg」と表記しています。 amnimo$ amnimo# amnimo(cfg)#

(53)

CL Iの 基本 第 3 章

3.4 動作モードを変更する

amsh の実行中に、動作モードを変更する方法について説明します。 一般ユーザーモードから管理者モードに変更 管理者モードへ移行します。 管理者モードに移行できるのは、管理者権限の所有者のみです。 amnimo$ enable ⮠ password: ←パスワードを入力して Enter amnimo# 管理者モードから設定モードに変更 設定モードへ移行します。 設定モードに移行できるのは、管理者権限の所有者のみです。 amnimo# configure ⮠ amnimo(cfg)# 設定モードから管理者モードに変更 設定モードを抜けて、管理者モードに戻ります。 amnimo(cfg)# exit ⮠ amnimo# 管理者モードから一般ユーザーモードに変更 管理者モードを抜けて、一般ユーザーモードに戻ります。 amnimo# exit ⮠ amnimo$ 一般ユーザーモードを終了し amsh を停止

一般ユーザーモードで exit を実行すると、amsh プログラムが終了し、Linux の CLI に戻ります。 amnimo$ exit ⮠

(54)

CL Iの 基本 第 3 章

3.5 コマンドを実行する

CLI でコマンドを入力する際に利用できる機能やコマンドの実行時に出力される内容などについて 説明します。

入力補完機能を利用する

コマンドの入力途中で「Tab」キーを入力することで、コマンドや引数を自動的に補完することが できます。 該当するコマンドが複数ある場合は、コマンドの候補一覧が表示されます。 実行例

amnimo(cfg)# int ←ここで「Tab」キーを押す

amnimo(cfg)# interface ←コマンドが補完される

amnimo(cfg)# interface et ←ここで「Tab」キーを押す

amnimo(cfg)# interface eth0 ←引数が補完される

amnimo(cfg)# interface lan ←ここで「Tab」キーを押す

lan0 lan1 lan2 lan3 ←引数の候補一覧が表示される

amnimo(cfg)# s ←ここで「Tab」キーを押す ssh syslog show ←コマンドの候補一覧が表示される amnimo(cfg)# ex⮠ ←exit を省略して実行 amnimo# ←exit と認識し実行される

コマンドの履歴を参照する

過去に実行したコマンドは、履歴(ヒストリーデータ)として保存されています。「↑」と「↓」キ ーを入力することで、過去に実行したコマンドを表示することができます。  ↑キー: コマンドの履歴で 1 つ過去のコマンドを表示します。  ↓キー: コマンドの履歴で 1 つ直近のコマンドを表示します。 直近で、command-a、command-b、command-c の順でコマンドを実行した場合、履歴は以下の ようにたどることができます。 実行例 amnimo(cfg)# command-a⮠ amnimo(cfg)# command-b⮠ amnimo(cfg)# command-c⮠ amnimo(cfg)# ←コマンド入力がない状態で「↑」キーを押す amnimo(cfg)# command-c ←直近で実行したコマンドが表示される amnimo(cfg)# command-c ←再度「↑」キーを押す amnimo(cfg)# command-b ←1 つ履歴をさかのぼって、実行したコマンドが表示される amnimo(cfg)# command-b ←再度「↑」キーを押す amnimo(cfg)# command-a ←さらに 1 つ過去に実行したコマンドが表示される amnimo(cfg)# command-a ←続いて「↓」キーを押す amnimo(cfg)# command-b ←1 つ直近に実行したコマンドが表示される amnimo(cfg)# command-b ←続いて「↓」キーを押す amnimo(cfg)# command-a ←さらに1 つ直近に実行したコマンドが表示される

(55)

CL Iの 基本 第 3 章

エラーメッセージを読む

コマンドを実行したときに表示されるメッセージには、多くの情報が含まれています。 ここでは、エラーが発生したときのメッセージについて説明します。

異常発生時

コマンドを実行したときにエラーが発生すると、amsh プログラムの verbose オプションに応じた メッセージが表示されます。  詳しくは、『3.2.2 オプションを付けて amsh プログラムを実行する』を参照してください。 実行例 amnimo$ enable  amnimo# configure  amnimo(cfg)# hoge  verbose オプションの出力 LEVEL に応じたメッセージが表示される amnimo(cfg)#

必須項目不足時

コマンドの実行時に必要な入力項目が不足している場合は、不足している設定項目が一覧表示され ます。 以下に、account コマンドで特定のユーザーのアカウントを設定する例を示します。アカウントの 設定モードでパスワードを変更しようとしていますが、グループを設定する必要があるため、エラ ーとなっています。exit コマンドで設定を中止すると、中止してもよいかどうかを尋ねられます。 実行例 amnimo$ enable  amnimo# configure 

amnimo(cfg)# account username1 

amnimo(cfg-account-username1)# password secret ENCRYPT-USERNAME1-PASSWORD  You must fill in the following required fields: ←group の設定が不足している

group

amnimo(cfg-account-username1)# exit  ←アカウントの設定モードを終了

You must fill in the following required fields: group

Cancel configuration? (y/N): ←y または Y を押すと設定をキャンセル。n または N、Enter キーを押すと設定に戻る

 (y/N) は、y(yes)または N(No)を表しています。大文字の方がデフォルトとして設定

されている状態です。何も入力せずに Enter キーを押すと、大文字の方が選択されます。

 y(Y)または n(N)以外の文字を入力すると、再度、中止してもよいかどうかを尋ねられ

(56)

CL Iの 基本 第 3 章

3.6 便利な機能を利用する

CLI を使用する上で役に立つ機能について説明します。

ヘルプを参照する

「?」キーを押すと、コマンドやパラメーターの候補一覧とヘルプメッセージを表示することができ ます。候補一覧がない場合は、キャリッジリターン「<cr>」文字が表示されます。 実行例 amnimo(cfg)# ←何も入力せずに「?」キーを押す

interface Setup network interface setting.

(省略)

exit Exit current mode and back to previous mode.

amnimo(cfg)# interface □ ←コマンドと半角スペースに続けて「?」キーを押す

<IFNAME> Interface’s name.

amnimo(cfg)# s□ ←入力の途中で「?」キーを押す

ssh Setup ssh service setting. syslog Setup syslog service setting. show Show configuration.

amnimo(cfg)# exit □ ←コマンドと半角スペースに続けて「?」キーを押す

参照

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