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バリエーションの使用

4 データの分析

4.2 プロンプト

4.2.2 バリエーションの使用

定義済みのプロンプト値をクエリまたはドキュメント (ブックまたはプレゼンテーション) のバリエーションとして保存することが できます。ドキュメントのバリエーションには異なるデータソースのプロンプト値を含めることができます。バリエーションは個々 のユーザ向け (ユーザ固有バリエーション) またはすべてのユーザ向け (グローバルバリエーション) に作成できます。次にブ ックまたはクエリを開くときに、ユーザ固有バリエーションおよびすべてのグローバルバリエーションを適用できます。また、異 なるプロンプト値を選択しバリエーションを再度保存することによってバリエーションを変更することもできます。バリエーション を削除することもできます。

複数のバリエーションを作成して、異なるプロンプト値を選択できるようにすることができます。ただし、一度にアクティブにでき るバリエーションは 1 つのみです。

バリエーションはプロンプトダイアログで作成および維持します。バリエーションは、2 つのモードで使用できます。ドキュメント バリエーションで作業する場合はドキュメントモードを、クエリバリエーションで作業する場合はデータソースモードを使用しま す。アイコンによってどちらのモードがアクティブであるかが示されます。現在どちらのモードがアクティブであるかは、デザイ ンパネルの [コンポーネント] タブでブックのプロパティ [変数をマージ] を選択するかどうかおよびプロンプトダイアログを開く 方法によって決まります。

データソースモードで作業中の場合

データソースモードでは、クエリのバリエーションがプロンプトダイアログに表示されます。新しく作成したバリエーションは、常 にこのクエリに保存されます。クエリのバリエーションで作業する際には以下の前提条件が適用されます。

● ユーザがバリアントを作成するための権限オブジェクト S_RS_PARAM が SAP NetWeaver サーバで維持されている。

● クロスタブのコンテキストメニューを使用してプロンプトダイアログを開いている。プロンプトのコンテキストメニューは、ブッ クのプロパティ [変数をマージ] が選択されていない場合にのみ使用できます。

● 新しいクエリを挿入したときに、ブックのプロパティ [変数をマージ] を選択していない。

ドキュメントモードで作業中の場合

ドキュメントモードでは、ブックまたはプレゼンテーションのバリエーションがプロンプトダイアログに表示されます。新しく作成し たバリエーションは、このドキュメントに保存されます。ドキュメントのバリエーションで作業する際には以下の前提条件が適用 されます。

● ユーザがバリアントを作成するための権限オブジェクト S_RS_PARAM が SAP NetWeaver サーバで維持されている。

● ブックがすでに SAP NetWeaver サーバに保存されている。

● リボンのアイコンを使用してプロンプトダイアログを開いている。

● 新しいクエリを挿入したときに、ブックのプロパティ [変数をマージ] を選択している。

関連情報

ユーザ固有バリエーションを作成する [100 ページ] グローバルバリエーションを作成する [100 ページ]

バリエーションを適用する [101 ページ] バリエーションを変更する [101 ページ] バリエーションを削除する [101 ページ]

プロンプトのブックプロパティを選択する [102 ページ]

4.2.2.1 ユーザ固有バリエーションを作成する

1. プロンプトダイアログを必要なモードで開きます。

2. バリエーションのプロンプト値を定義します。

3. [バリエーションの使用] フィールドにバリエーションの名前を入力します。

4. 保存アイコンをクリックします。

これで、ドロップダウンリストから新しいバリエーションを選択できます。

4.2.2.2 グローバルバリエーションを作成する

グローバルバリエーションは、ユーザ固有バリエーションのタイプを変更することによって作成します。

1. プロンプトダイアログを必要なモードで開きます。

2. [バリアント設定の表示] アイコンを選択します。

使用可能なバリエーションが、[バリエーション設定] ダイアログに名前、タイプ、および技術名称とともに一覧表示されま す。

3. 変更するユーザ固有バリエーションの横にある変更アイコンを選択します。

ユーザ固有バリエーションのタイプは [ユーザ] です。

4. バリエーションのタイプとして [グローバル] を選択します。

5. 技術名称を入力します。

6. [OK] アイコンをクリックします。

7. [閉じる] を選択して、[バリエーション設定] ダイアログを閉じます。

バリエーションがグローバルバリエーションとして保存され、権限のあるすべてのユーザが使用できるようになります。

4.2.2.3 バリエーションを適用する

1. プロンプトダイアログを必要なモードで開きます。

2. ドロップダウンリストでバリエーションを選択します。

最初に、ユーザ固有のバリエーションがリストされます。次に、グローバルバリエーションが縦棒区切りでリストされます。

3. [OK] ボタンをクリックします。

バリエーションがクエリまたはブックに適用され、それに応じてクロスタブが表示されます。

4.2.2.4 バリエーションを変更する

1. プロンプトダイアログを必要なモードで開きます。

2. ドロップダウンリストでバリアントを選択します。

3. バリエーションのプロンプト値を変更します。

4. 保存アイコンをクリックします。

バリエーションが新しく定義されたプロンプト値とともに保存されます。バリエーション名を変更する場合は、[バリエーション設 定] ダイアログに移動します。

4.2.2.5 バリエーションを削除する

1. プロンプトダイアログを必要なモードで開きます。

2. [バリエーション設定の表示] アイコンをクリックします。

使用可能なバリエーションが、[バリエーション設定] ダイアログに一覧表示されます。

3. 削除するバリエーションの横にある削除アイコンをクリックします。

バリエーションが削除されます。

4. [閉じる] を選択して、[バリエーション設定] ダイアログを閉じます。

バリエーションが完全に削除されます。