• 検索結果がありません。

ドッキング機構

ドキュメント内 星出宇宙飛行士ISS長期滞在プレスキット (ページ 92-95)

IMAP/VISI

2. ソユーズ宇宙船について

2.1 ソユーズ宇宙船の構成

2.1.4 ソユーズ TMA 宇宙船の主要諸元

2.1.6.5 ドッキング機構

ソユーズ宇宙船は、プログレス補給船と同じ

Probe/Drogue

タイプのドッキング 機構(ハッチを兼ねる)を装備しており、「ズヴェズダ」の後部、「ピアース」

(DC-1)

下部、「ラスビエット」(MRM-1)下部、「ポイスク」(MRM-2)上部の計4箇所にドッキ ングすることができます(図

2.1.7-5

参照)。

2.1.6-3 ソユーズ宇宙船のドッキング機構

【ドッキング訓練の様子】古川宇宙飛行士のTwitterより

「ソユーズ宇宙船のドッキング運用シミュレーション訓練。適切なタイミングで主 エンジンを噴射して軌道高度を上げながら、国際宇宙ステーションへ徐々に近づい てゆく。自動ランデブー・ドッキングシステムが正常に働いているかを注意深くモ ニターしながら、コマンドを打つ。

自動ランデブー・ドッキングシステムは2系統あり、もし一方が故障しても他方が あるし、万一両方が故障しても手動でのランデブーやドッキングという選択肢があ る。ソユーズは、何重にも冗長な大変信頼性の高い宇宙船である。

いつものごとく、訓練では様々なものが次々に壊れた場合の対処を実施。自動ラン デブー・ドッキングシステムの1系統が最初に故障、後にもう一方も故障し、手動で 最終接近・ドッキングを行うシナリオであった。その他の細かい故障も多数。3人の クルーで協力して対処。」

星出宇宙飛行士長期滞在プレスキット

2.1.6.6

軌道制御エンジン/姿勢制御スラスタ

ソユーズ宇宙船の後部には、メインエンジン

1

基が装備されており、軌道制御や、

軌道離脱のための逆噴射時に使用されます。姿勢制御には

20

基以上装備されて いる小型のスラスタが使われます。

なお、大気圏突入後のカプセルの姿勢制御は、帰還モジュールに装備している 別システムの小型のスラスタが使われます。

2.1.6-4 ソユーズ宇宙船後方のメインエンジン

メインエンジン

(通常、断熱カバー で覆われている)

後方スラスタ 4基のうちの1基)

星出宇宙飛行士長期滞在プレスキット

2.1.6.7

打上げ時の緊急脱出に関わる装置

ソユーズ宇宙船への搭乗クルーの乗り込みは、打上げ

2

時間前に行われます。

打上げ時には米国のアポロ宇宙船とは異なり、フェアリングを装備しており、この フェアリングの頂部に緊急脱出用の固体ロケットが取り付けられています。

1983

年のソユーズ

T10A

打上げ時には、打上げ

90

秒前にロケットが爆発し、ク ルーがこの緊急脱出システムを使って無事脱出した例があります。

緊急時には、この固体ロケットの推力で上昇します(高度約

950

1,200m

まで 上昇)。その後、

4

枚の空力安定フィンを展開することで速度を落とし、軌道モジュ ールと帰還モジュールを切り離した後、約

2.5km

離れた地点に着地することになり ます。なお、通常の打上げでは打上げ

158

秒後には、この緊急脱出用ロケットとフ ェアリングは分離されます。

2.1.6-5 ソユーズロケット先端に装着される緊急脱出用ロケット(RSCエネルギア社)

2.1.6-6 フェアリング上の空力安定フィン (青丸内:メッシュ状で、緊急時には90度下側へ展開)

星出宇宙飛行士長期滞在プレスキット

ドキュメント内 星出宇宙飛行士ISS長期滞在プレスキット (ページ 92-95)