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5. 設定コマンド

5.6. トリガー操作設定

スキャンモード

スキャナは 3 種類のスキャンモードをサポートしています。

トリガー ― 標準のスキャンモードです。トリガーを押している間は十字の照準と照明が点灯され、バ ーコードを読取るかトリガーを放すと消灯します。

プレゼンテーション ― 対象物(バーコードなど)を検知すると、自動的に十字の照準と照明が点灯し バーコードを読取ります。対象物を検知していないときは消灯します。対象物の検出には、ある程度の 明るい環境が必要です。薄暗い環境下で使用する場合は、検出支援を使用してみてください。

自動照準 ― スキャナが自身の移動を感知すると十字の照準が照射され、トリガーを押すと照明が点灯 しバーコードを読取ります。2 秒間無操作で消灯します。

自動照準+照明 ― スキャナが自身の移動を感知すると十字の照準と照明が同時に点灯し、トリガーを 押すとバーコードを読取ります。2 秒間無操作で消灯します。

トリガー

プレゼンテーション

自動照準

自動照準+照明

連続読取りモード

この設定を「有効」にすると、トリガーを引いている間、連続でバーコードを読取り続けることができま す。トリガーを放すと停止します。この設定はスキャンモード(45 ページ)が「プレゼンテーション」のと きは使用できません。

連続読取りモードを使用する場合は、ピックリストモード(46 ページ)も「常に有効」にしてください。

無効

有効

46

ユニークバーコードの読取り

この設定を「有効」にすると、トリガーを引いている間は同一バーコードの読取りを行ないません。この設 定は連続読取りモード(45 ページ)が「有効」の場合に使用されます。

無効

有効

ピックリストモード

この設定を「有効」にすると、十字の照準の中心がバーコードに重なったときだけ、バーコードを読取るこ とができます。この設定はスキャンモード(45 ページ)が「プレゼンテーション」のときは使用できませ ん。

常に無効

常に有効

デコードセッションタイムアウト

スキャン試行中にデコード処理を継続する時間の最大値を設定することができます。設定範囲は 0.5 秒~9.9 秒です。標準設定は 9.9 秒です。

デコードセッションタイムアウト

「0.5 秒」に変更する場合は、次の手順で行います。ステップ 2 の数字バーコードは必ず 2 桁必要です。

ステップ1 : 「デコードセッションタイムアウト」を読取ります。

ステップ2 : 数字バーコード(196 ページ)から「0」「5」の順に読取ります。

47

同一バーコードの読取間隔

スキャンモード(45 ページ)が「プレゼンテーション」または連続読取りモード(45 ページ)が「有効」

の場合、バーコードの読取りが成功した後に同一バーコードの読取りが可能になるまでの時間を設定するこ とができます。設定範囲は 0.0 秒~9.9 秒です。標準設定は 0.6 秒です。

同一バーコードの読取間隔

「0.5 秒」に変更する場合は、次の手順で行います。ステップ 2 の数字バーコードは必ず 2 桁必要です。

ステップ1 : 「同一バーコードの読取間隔」を読取ります。

ステップ2 : 数字バーコード(196 ページ)から「0」「5」の順に読取ります。

異なるバーコードの読取間隔

スキャンモード(45 ページ)が「プレゼンテーション」または連続読取りモード(45 ページ)が「有効」

の場合、バーコードの読取りが成功した後に異なるバーコードの読取りが可能になるまでの時間を設定する ことができます。設定範囲は 0.1 秒~9.9 秒です。標準設定は 0.2 秒です。

注 異なるバーコードの読取間隔の値は、同一バーコードの読取間隔の値やデコードセッションタイムアウト の値と同一またはそれ以上の値に設定することはできません。

異なるバーコードの読取間隔

48

十字の照準パターンの切り替え

十字の照準の照射可否を設定することができます。この設定はピックリストモード(46 ページ)が「常に有 効」のときは使用できません。

許可

拒否

照明の切り替え

バーコードを読取りやすくする照明の点灯可否を設定することができます。この設定を「拒否」に変更する と周囲の明るさによってはバーコードが読取れなくなりますのでご注意ください。

注 プレゼンテーション動作中にこのパラメータを「拒否」に変更することは推奨できません。

許可

拒否

照明の明るさ

照明の明るさを調整することができます。設定範囲は 1~10 です。標準設定は 10 です。1が最も暗く、1 0が最も明るい設定です

照明の明るさ

「6」に変更する場合は、次の手順で行います。ステップ 2 の数字バーコードは必ず 2 桁必要です。

ステップ1 : 「照明の明るさ」を読取ります。

ステップ2 : 数字バーコード(196 ページ)から「0」「6」の順に読取ります。

49

フレームレート

画像を取り込むとき、低いフレームレートを使用すると画像の明るさが向上します。

注 30fps 以下に設定した場合、照準が点滅しているように見えます。

自動

60 fps

55 fps

50 fps

45 fps

40 fps

30 fps

20 fps

15 fps

10 fps

50

自動露出制御

この機能が有効になっているとき、バーコードの読取りに最適なゲインと露光時間をデコーダが自動的に行 ないます。無効に設定した場合、ゲインと露出を手動で調整することができます。

注 エキスパート向けの設定です。この設定を無効にすることは推奨されません。

有効

無効

固定ゲイン

このパラメータは、自動露出制御(50 ページ)が無効のときに適用されます。ゲインは、RAW 画像データ を 8bit グレースケール値に変換する前に増幅する手段です。固定ゲインを増やすと、明るさとコントラスト が向上しますが、ノイズ(望ましくない画像の電気的変動)が増加しデコードが困難になります。

設定には、以下のバーコードを読んだあと、3 桁の数字バーコード(196 ページ)を使用します。3 桁に満た ない場合は、ゼロで埋めてください(例:15 → 015)。設定可能な値は 1~100、標準値は 50 です。

固定ゲイン

露光時間

このパラメータは、自動露出制御(50 ページ)が無効のときに適用されます。

露光時間の最大値はフレームレート(49 ページ)に基づいています。例えばフレームレートが 60fps の場 合、許容される最大露光時間は 15ms です。このパラメータを、フレームレートが許可する最大値より大き い値にセットすると、フレームレートの最大許容露光時間にセットされます。

露光時間が長くなると、照度が低下します。

設定には、以下のバーコードを読んだあと、4 桁の数字バーコード(196 ページ)を使用します。4 桁に満た ない場合は、ゼロで埋めてください(例:99 → 0099)。設定可能な範囲は 1~1000、標準値は 100 です。

各整数値は1つで 100μs を表します(例:100 → 10ms)。

露光時間

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薄暗い環境での動き検出支援(プレゼンテーション)

この機能は、赤い照明を常に照射し、薄暗い環境下においてのプレゼンテーションモード(45 ページ)での 動き検出を支援します。

注 この機能が有効で、照明の切り替え(48 ページ)が無効の場合は、このパラメータが優先されます。

許可

拒否

視界調整(プレゼンテーション)

スキャナは、十字の照準パターンの中心部周辺のバーコードを探して読取ります。

バーコードの検出時間を速くするためにより小さな領域を検索する場合は、小さな視界を選択し、より大き な領域を検索する場合は、すべての視界を選択します。

小さな視界

標準の視界

すべての視界

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