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トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 札幌

ドキュメント内 2012_00表紙 (ページ 53-56)

in 札幌実行委員会

(事務局:NPO法人S-AIR)

『トヨタ・子どもとアーティストの出会 い in 札幌』は、札幌市内でアーティス ト・イン・レジデンスを展開するNPO 法人S-AIRと協働し、S-AIRがこれま でに北海道内で開催してきた「アー ティスト・イン・スクール」事業を札幌 市内でチャレンジしました。

札幌では、ASIAS活動を発展させ、

アーティストが空き教室(余裕教室)を アトリエにして長期間滞在することに より、休み時間や放課後を活用した子 どもたちとの交流や創作活動が展開さ れました。

また、北国ならではの雪をつかった ワークショップなど、地域資源をいか した活動も特徴的です。

当プログラムを契機に札幌市が2008 年度より「アーティスト・イン・スクール 事業(おとどけアート)」を開始し、地域 での活動が展開しています。

2006年度

1.

札幌市立清田小学校 全校児童 380名

2006年9月25日[月]­10月6日[金]

(発表会は2006年10月14日[土])

アーティスト:加賀城匡貴 

         (ステージパフォーマンス)

2.

札幌市立山の手南小学校 全校児童 520名

2007年1月22日[月]­2月2日[金]

(棟上げ式は2007年2月2日[金])

アーティスト:野上裕之 (彫刻)

3.

札幌市立有明小学校 全校児童 105名

2007年2月5日[月]­16日[金]

(上映会は2007年2月16日[金])

アーティスト: 石川直樹 (写真)

2007年度

4.

シンポジウム

「学校とアートがつなぐ地域のきずな」

2007年11月18日[日]

札幌市立清田小学校・体育館 来場者 245名

ワークショップ:岩井成昭 (現代アート)

パネルディスカッション・パネリスト:

加賀城匡貴野上裕之、石川直樹、白石邦彦

(札幌市立清田小学校 校長)、今澤慶子(札幌市立山の 手南小学校 校長)、高村誠(札幌市立有明小学校 教頭)

モデレーター:

宮浦宜子(NPO法人芸術家と子どもたち 事務局長)

5.

札幌市立新陵東小学校 全校児童 303名

2007年11月26日[月]­12月7日[金]

(お披露目会・洞窟コンサートは2007年 12月7日[金])

アーティスト:宝音 (絵画)、図布其其格(版画)

6.

札幌市立新光小学校 全校児童 742名

2008年2月4日[月]­15日[金]

北海道

トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 札幌

Program

53 札幌市立清田小学校

全校児童 380名

2006年9月25日[月]­10月6日[金]、

14日[土]

おもに休み時間、放課後

アーティスト:加賀城匡貴(ステージパフォーマンス) 

札幌市在住のアーティスト・加賀城匡貴 氏が、清田小学校の空き教室1室をスタ ジオに長期滞在するという全国的にも 珍しい試みです。児童は、休み時間や放 課後などを利用してスタジオ(教室)を 訪問し、自由にアーティストと交流を図 ることができました。

「scherzo school」と名付け、学校生 活をアーティストの視点から捉え直す活 動を行いました。学校が授業の場だけで はなく、社会生活を学ぶ場でもあるとい うことに着目し、学校にある「めあて(目 標やルール)」と「校歌」をメインテーマに 創作活動を展開。児童とともにコマー シャルを創作し、お昼の放送で配信され ました。 

学校のめあて「廊下を走らない」をテーマに、

コマーシャル撮影を敢行。廊下や校庭で全校 児童を巻き込んだ撮影も行われた。

アーティストが空き教室をスタジオにして、長 期滞在し創作を行う。休み時間のスタジオは 児童でいっぱい。

プログラム紹介

学校にある不思議な場所や不思議な形をした モノなどに画用紙でつくった目玉をつけて日 常的な場所を視点を変えてみて見る「日常再 認識」ワークショップも行われた。それが映像 となって翌日のお昼の放送で流される。

最後には完成したコマーシャルを上映。「廊下 を走らない」理由を子どもたち自身で考える、

質の高い映像作品が完成した。

おとどけアート実行委員会事務局

〒061-3212 北海道石狩市花川北2条6丁 目209  AISプランニング内

TEL : 0133-75-6505 FAX: 0133-75-8845 E-mail: [email protected] URL: http://ais-p.jp

札幌市立新陵東小学校 全校児童 303名

2007年11月26日[月]­12月7日[金]

お披露目会・洞窟コンサート 2007年 12月7日[金]

おもに休み時間、放課後

アーティスト:宝音 [ほうおん] (絵画)

図布其其格 [とぶちちぐ](版画)

「洞窟を作って原始人になろう!」

言葉をもたない原始時代から絵画は存 在し、言葉以上の役割を果たしていた…

モンゴル出身のアーティスト・宝音氏と 図布其其格氏は、絵画の原点である洞窟 壁 画 を 製 作 す る「 原 始 体 感 」ワ ー ク ショップを考案。2週間におよぶアー ティストinスクール事業は、余裕教室に アーティストが滞在して放課後や休み 時間に子どもたちと交流する中から作 品を創作。

原始体験をテーマに、段ボールをつかっ て全長10mもの<洞窟>を校内につく りあげ、子どもたちとともに段ボール洞 窟に壁画を描きました。最終日には、民 族音楽の演奏者でもある二人による「洞 窟コンサート」も開催。

プログラム紹介

学校は地域コミュニティの象徴です。昨 今よくいわれる子どもたちのコミュニ ケーション不足は、そのまま社会の現状 を映しているともいえるでしょう。新光 小学校でのワークショップは、地域の企

業や住民の主体的な協力と連携に支え られながら、地域を巻き込んだアート ワークに発展しました。子どもたちは地 域の未来を担う人材だということを改 めて感じるプログラムとなりました。

「抱腹☆絶頂 ゔぉるけーのFUJISAN」

アーティスト:河田雅文(現代アート) 

アーティスト・河田雅文氏が、新光小学 校の児童や先生方と雪でできた巨大な 

「FUJISAN(富士山)」を制作しました。

FUJISANは、校庭に富士の山頂を模し て雪を盛り、火口周辺を探索できる巨大 な雪のオブジェ。そして、FUJISANを彩 る灯籠と裾野に広がる雪の村を周辺に つくり、最終日にはお披露目のセレモ ニー(山開き)をおこないました。

雪国の子どもたちも冬に外で遊ぶ機会

が減っています。

この活動を通じて、子どもたちが雪と積 極的に触れ合う機会を創出し、雪山に登 り『理想郷的実景』を創造してくれるこ とを目指しました。

先生方の積極的な働きかけにより、学校 に隣接する新川地区除雪共同企業体の 全面協力を得て、巨大な雪山が誕生。

FUJISAN大噴火では花火会社に現物協 賛をいただくなど、このワークショップ を通して、地域と学校、先生や用務員、

PTAの新たな連携がうまれました。

札幌でのバリエーション

地域と連携した

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