第 6 章 チャート機能
6.2 チャートの特長
チャートには、以下の特長があります。
• ネットワーク上のIT資産の把握や分析が容易になります
− センサーで検知した機器の台数が自動で集計されます
− 機器台数の増減が表やグラフで確認できます
− 機器の種別とその割合がグラフで確認できます
• コスト削減やエコロジー対策のための分析が容易になります
− 機器の稼働時間と電力使用量の概算が確認できます
− プリンターの印刷量が確認できます
− グラフや表のデータをCSVファイルに出力できます
• Adobe® AIR®を使用したグラフィカルでわかりやすいインタフェースを提供します
6.2.1 機器の台数と構成
セグメントグループおよびセグメントごとに機器の台数や機器種別の構成を集計します。
情報を参照できる機器は、チャートにログインしたユーザーに割り当てられたセグメントグ ループ内の機器です。
機器が接続するセグメントを移動する場合は、以下のように情報が引き継がれます。
同一セグメントグループ内のセグメントに移動する場合:
変更前のセグメントに接続されていた機器は、移動後のセグメントで管理されます。
異なるセグメントグループのセグメントに移動する場合:
移動後のセグメントでは、接続を変更した機器が新たに検知された機器として扱わ れます。このため、接続を変更した機器は、移動前と移動後のセグメントの両方で 管理されます。
図 6.2 同一セグメントグループ内のセグメントに機器が移動した場合
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第6章 チャート機能
図 6.3 異なるセグメントグループのセグメントに機器が移動した場合
6.2.2 プリンターの印刷量
プリンターから印刷量を取得します。印刷量が取得できるプリンターは、ネットワークプリン ターおよびネットワークに対応した複合機のうち、SNMP をサポートした機種です。
印刷量は、印刷した紙面数をカウントします。1 枚の紙に片面で印刷した場合は、割付印刷の 有無にかかわらず、1 でカウントします。1 枚の紙に両面で印刷した場合は、2 でカウントしま す。
印刷量の取得と計算は、以下のように処理されます。
1. センサーは、プリンターに対して30分間隔で累積印刷枚数(*)を取得します。
*) SNMPで取得できるMIB情報から、printmibのprtMarkerLifeCount(OID: 1.3.6.1.2.1.43.10.2.1.4)の 値を取得します。
2. センサーは、次の日の最初にマネージャーへ接続したときに、前日の最後に取得した各 プリンターの累積印刷枚数をマネージャーに通知します。
3. マネージャーは、センサーより通知された累積印刷枚数と、前の日に通知された累積印 刷枚数の差分より、(1)の日の印刷量を計算します。
例:
センサーが1月20日にプリンターより最後に取得した累積印刷枚数が30として、1月21日 の最後に取得した累積印刷枚数が35の場合、プリンターの1月20日の印刷量は5となりま す。
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第6章 チャート機能
図 6.4 プリンターの印刷量の取得の概要
ヒント
• センサーがプリンターを検出してから、チャートで印刷量を参照できるのは、センサー がプリンターを検出した日から2日後になります(検出日にセンサーが累積印刷枚数の 収集を開始し、1日後にセンサーが検出日の累積印刷枚数を通知し、2日後にセンサー が(1日後の)累積印刷枚数を通知したときに、マネージャーで“1日後”の印刷量が計算 されます)。
• センサーがプリンターから印刷量を取得している状態で、マネージャーを1日以上停止 していた場合、マネージャーを停止させていた期間の印刷量は、マネージャーを起動さ せた日の前日の印刷量として累積されて計算されます。
6.2.3 機器の電力使用量と稼働時間
稼働時間は、センサーが 30 分間隔で機器が通信可能かどうかを確認して集計した時間です。
電力使用量は、稼働時間と機器種別に設定されている平均消費電力の積算によって計算された 概算値です。マネージャーの機器管理画面で、機器ごとの平均消費電力を指定することもでき ます。詳細は、"4.2.4 機器の情報更新と事前登録"を参照してください。
電力使用量と稼働時間の計算は、以下のように処理されます。
1. センサーは、機器に対して30分間隔で通信可能かどうか(*)を確認します。通信可能 であれば機器の稼働時間に30分を加算します。
*) 機器に対してARPリクエストを送信し、ARPレスポンスを返すかどうかで判定します。
2. センサーは、次の日の最初にマネージャーへ接続したときに、前日の機器の稼働時間を マネージャーに通知します。
3. チャートは、機器の稼働時間を表示する場合、マネージャーに格納された機器の稼働時 間を表示します。機器の電力使用量を表示する場合、機器の稼働時間と平均消費電力を 積算した結果を電力使用量として表示します。
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第6章 チャート機能
図 6.5 機器の電力使用量と稼働時間の取得の概要
ヒント
• センサーが機器を検出してから、チャートで電力使用量および稼働時間を参照できるの は、センサーが機器を検出した日から1日後になります(検出日にセンサーが稼働時間 の取得を開始し、1日後にセンサーが検出日の稼働時間をマネージャーに通知します)。
• センサーが機器より稼働時間を取得している状態で、マネージャーを1日以上停止させ ていた場合、マネージャーを停止させていた期間の電力使用量および稼働時間は、マ ネージャーを起動させた日の前日分のみ参照できます(センサーが取得し、マネー ジャーに通知できなかった稼働時間は、過去1日分のみセンサー内に保持されます)。
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第6章 チャート機能