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14 技術的な情報

14.1 システム要件

14.1.3 拡張必要動作環境

Linuxでは、すべてのデバイスがデバイスファイルと呼ばれる特定のファイルに関連付けら れています。 あなたのマシンで使用可能なデバイスファイルはすべて /dev ディレクトリ内 にあります。 使用しているLinuxカーネルのバージョンによって、レコーダーデバイスのフ ァイル名が使用されているローレベルドライバの違いにより異なる場合があります。

この章ではデバイスファイル名の確認方法およびアクセス方法を確認することができます。

いかなる場合でも、Nero Linux がシステム上の誤設定を検出した場合には、起動時にそれ を警告します。

14.1.3.1 Linux におけるデバイスファイル名の説明

現在、ドライブの接続方法には IDE、SCSI、USB、FireWire(IEEE 1394)、シリアル AT A など多数の方法があります。

14.1.3.1.1 IDEデバイス

ほとんどの内蔵レコーダーはIDEバスで接続されています。 Linuxはバス上の位置によ りデバイスファイルを割り当てます (バス番号およびマスター/スレーブ設定)。

基本的に、 以下の命名規程を用います:

/dev/hda : プライマリマスターデバイス

/dev/hdb : プライマリスレーブデバイス

/dev/hdc : セカンダリマスターデバイス

/dev/hdd : セカンダリスレーブデバイス

技術的な情報

マザーボード上にさらに多くのIDEコントローラーがある場合、ファイル名の スキームは同じで、残りの文字を使用します(例 /dev/hde/dev/hdf

14.1.3.1.2 SCSIデバイス

SCSI接続の記録デバイスはLinux上2つのドライバによって制御され、この2つのデバイス ファイルは1つのデバイスを制御するために作成されます:

/dev/srX または /dev/scdX :

メディアからデータの読み取りのみ行うために使用します

/dev/sgX : Nero Linuxがデバイスとやり取りするために使用します (Xはデバイスの識別番号です)

使用しているレコーダーがLinuxカーネルから正常に認識されている場合、それはファイル /prc/scsi/scsi として現れます。

残念ながら、SCSIがレコーダーと組み合わせている番号Xはここでは確認できません。

しかしたいていの場合、数字は0から始まり、加算して使われるので、 /proc/scsi/scsi のデバイスの位置に呼応しています。

一般的にディストリビューションはカーネルをこのオプションで出荷しています。

時折、カーネルの設定によっては、これらファイルの1つが使用できません。

両方をもつためには、カーネルの設定が以下のオプションのように設定されているか確認す る必要があります:

CONFIG_SCSI (SCSI サポート)

CONFIG_BLK_DEV_SR (SCSI CD-ROMサポート : /dev/scdX を供給します)

CONFIG_CHR_DEV_SG (SCSIジェネリックサポート : /dev/sgX を供給します)

カーネルをCDまたはDVD記録用に設定する方法についての詳細は、Linux HOWTOを参考にすることができます。例えば以下のサイト

CD-Writing HOWTO:http://www.ibiblio.org/pub/Linux/docs/HOWTO/other-formats/html_single/CD-Writing-HOWTO.html

CDROM-Writing HOWTO: http://www.ibiblio.org/pub/Linux/docs/HOWTO/other-formats/html_single/CDROM-HOWTO.html

技術的な情報 14.1.3.1.3 外付デバイス

外付デバイスは全て仮想SCSIデバイスと関連付けられているので、ファイル名のスキーム は実在するSCSIデバイスと同じです。

外付デバイスを接続した後も /proc/scsi/scsi に現れない場合、カーネルが適切に設 定されているか確認してください。 詳細はお使いのLinuxディストリビューションの説 明書などをご覧ください。

お使いの外付デバイスが /proc/scsi/scsi ファイル内にありNero Linux のドライブ一覧に無い場合、SCSI一般対応が有効になっているか確認してく ださい。 ほとんどの場合、'sg'

カーネルモジュールをロードすることでこの問題は解決します。

14.1.3.1.4 シリアルATAデバイス

一部新しいレコーダーでは以前のIDEに変わりシリアルATAコネクタを持つものが登場して います。 これらデバイスは2.6カーネルのlibataで正しく制御することができます。 しかし ながらシリアルATAを問題なく使用するためにはカーネル2.6.19以降をお使いになることを 強く推奨します。

libataで制御されるシリアルATAデバイスは - 外付デバイスのように - 仮想SCSIデバイス と関連付けられますので、/proc/scsi/scsi ファイルに表示されます。

14.1.3.2 IDE デバイス設定

14.1.3.2.1 2.4カーネルでのIDEデバイス設定

2.4カーネルでは、Nero Linuxで使用したいと考えるすべてのIDEデバイスは(読み取り専用 のCD/DVD-ROMも)ide-scsiドライバを使用しなければなりません。このドライバは標準的 IDEデバイスを仮想SCSIデバイスに関連付けます。

一般に、Linux ディストリビューションではあらゆるものが自動設定されますのでレコーダ ーのみがこのドライバを使用しています。このような場合、Nero Linux 内では

CD/DVD-技術的な情報 ROM ドライブは使用できませんので ide-scsi ドライバを使用するよう設定しなければな りません。

デバイスの設定を行う前に、カーネルが次のオプションで設定されているか確認してくださ い。

CONFIG_BLK_DEV_IDESCSI(SCSI エミュレーションサポート)

CONFIG_SCSI(SCSI サポート)

CONFIG_BLK_DEV_SG(SCSI ジェネリックサポート)

デバイスを設定します。 ide-scsi ドライバを使用することになりますので、変数指定を hdx=ide-scsi とカーネルコマンドラインで指定することで完了します。 例えば、レコーダ ーに対応するデバイスファイルが /dev/hdb である場合、カーネルコマンドラインで hdb=ide-scsi を指定する必要があります。

方法が分からない場合、カーネルブート時にオプションを渡す方法についてディストリビュ ーションのドキュメントを確認してください。注:実際には多くのディストリビューション においてブートローダーのパラメータを設定するためのグラフィカルなフロントエンドが提 供されています。

Red Hat Linuxでは ksconfig (このアプリケーションは キックスタート設定と呼ばれて います)を実行します。アプリケーションが起動したら、ブートローダーオプションを クリックしてカーネルパラメータの欄に入力します。

[SuSE Linux]では、[YaST2]を実行し、左側のペインから[システム]を選択して

[ブート・ローダーの設定]をダブルクリックします。モジュールが起動したら、[コ ンフィグレーションファイルの編集]をクリックしてデバイスパラメータを設定します

14.1.3.2.2 2.6カーネルでのIDEデバイス設定

2.6カーネルでは、ide-cdrom というネイティブIDE CD-ROMドライバへ全面的にプログラ ムが書き直されており、最新技術の使用および光学ディスクへの記録ができるようになって います。このドライバには高速デバイス(DVDレコーダー等)が使用できるようDMAアク セラレーションの機能が含まれています。

これに伴い、ide-scsiドライバ(以前のカーネルで使用されていたもの)は使用されなく なっています。このドライバを2.6カーネルで引き続き使用した場合、お使いのデバイスは

技術的な情報 Nero Linuxでは使用できません(注:ブート時にもカーネルから警告のメッセージが表示さ れます)。

2.6カーネル上でNero LinuxでIDEデバイスを使用する場合には、ide-cdrom ドライバとの 関連付けをしなければなりません。したがって、カーネルコマンドラインでは「旧」ide-scsiドライバと関連付けの設定を行ってはいけません(hdxx=ide-scsiのパラメータは除 去)。

設定方法が不明な場合には、ディストリビューションの説明書などをご参照ください。

14.1.3.3 デバイスファイルに適切なパーミッションを設定する

14.1.3.3.1 固定「/dev」サポートのパーミッションを設定する

すべてのディスクデバイスへのアクセス権を他のユーザーに与える場合は、Linux で、対応 するデバイスファイル名に適切なパーミッションを設定します(これは、Nero Linux では なくオペレーティングシステムによって実行されることに注意してください)。

必要要件:

 これを実行するのに十分な権限

デバイスファイルに適切なパーミッションを設定するには、以下の手順で行います。

1.

ターミナルを開きます。

2.

次のコマンドを入力します(ここで X は IDE デバイスに対応する文字です)。

1. chmod o+r+w /dev/sg*

2. chmod o+r+w /dev/hdX

3.

複数の IDE デバイスを使用している場合、コマンドを繰り返し実行します。

 ユーザーには全ての SCSI

ジェネリックデバイス(例、CD-ROM)と IDE ディスクデバイスへの読み書きのパーミッションが与えられます。

技術的な情報

一部のユーザーにのみアクセス権を与えたい場合には、別の方法として新しい グループ、例えば "nero" というグループを作成しディスクデバイスに関連する デバイスファイルのグループを変更します。デバイスファイルへの読み込み/書 き込み権をこのグループに設定して、の使用を許可したいユーザーすべてをこ の新しく作成したグループに追加します。

14.1.3.3.2 udev サポート

Nero Linuxはudev、実際にLinuxディストリビューションで使用されている新しい /dev ファ イルシステム実装をサポートしています。

このファイルシステムでは、すべてのパーミッションがブート時に指定されたコンフィグレ ーションファイルで設定されます。変更を恒久的なものとするためには、 /etc/udev/rules.d を変更する必要があります。詳細は、udevのFAQをご覧ください。

まれに、Nero Linux が既に起動している時にホットプラグで接続されたデバイスが直接認 識されないことがあります。 そのような場合は、Nero Linux を再起動してください。

14.1.3.4 IDEデバイスのDMAアクセラレーションの設定

DMA アクセラレーションによりディスクドライブのスループットが向上し、レコーディン グデバイスをより安全に使用することができます。お使いの Linux カーネルとディストリビ ューション設定によって、DMA アクセラレーションは自動的に起動時に有効になっている 場合があります。

お使いのハードウェアが対応している場合、DMA アクセラレーションは IDE ハードディス クだけではなく、CD/DVD ドライブに対しても有効にすることを推奨します。

デバイスのうち一つでも DMA アクセラレーションが無い場合、Nero Linux は起動時に警告 を表示します。

次の手順に従って、デバイスの DMA アクセラレーションを有効にします(この設定は、

Nero Linux ではなくオペレーティングシステムで行われることになります)。

1.

hdparm –d1 /dev/hdX コマンドをルートとして実行します(ここで X は、IDE デバイス に対応する文字を表します)。

 DMA アクセラレーションが有効になります。

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