空×海
A. 参考文献
B.2 要件定義書
2 システム概要
2.1 システムについて
本システムは路面異常を検出し、その異常箇所を地図に付加して提示する。異常の検出には走行情報を用い、
この情報の収集にはスマートフォンのセンサ情報を用いる。走行情報収集の際に操作が多いと走行情報提供者 の負担となってしまう。そこで、本システムでは走行情報提供者の操作をアプリケーションの起動・終了に限 定する。多数の走行情報提供者より収集した大量の走行情報をサーバで解析・統計処理を行うことにより、ス マートフォンごと、車ごとのキャリブレーションを必要としない路面異常検出を実現する。
2.2 システム全体構成
本プロジェクトで開発するシステムの簡略な全体構成図を図 1に示す。
図 1:システム全体構成図 スマートフォン
Android OS
内部ストレージ センサ 走行情報収集 アプリケーション
サーバ
OS 路面異常箇所 プロットシステム
路面異常判定 システム
クライアントPC ブラウザ
データベース
走行情報 走行情報
路面状態マップ
路面状態マップ 閲覧リクエスト
推定 異常個所
参照 記録・更新
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2.3 本システムでの処理の流れ
2.3.1 走行情報の収集・解析を行う処理の流れ
図 2に、走行情報を収集・解析するまでの大まかな処理を示す。
図 2:走行情報の収集・解析を行う処理の流れ
① 走行情報提供者は、スマートフォンにインストールされている走行情報収集アプリケーションを起動し、
自動車で路面を走行する。
② スマートフォンアプリケーションは、スマートフォンに搭載されているセンサを用いて、走行時の振動や 位置などの走行情報を取得し、記録する。
③ 走行を終えたら、走行情報提供者は走行情報収集アプリケーションを終了する。
④ スマートフォンアプリケーションは、終了時に走行情報データをサーバに送信する。
⑤ サーバは、スマートフォンから送られてきた走行情報を解析し、路面異常の検出を行う。
検出した異常は、路面異常情報としてデータベースに記録する。
スマートフォン サーバ
走行情報提供者
②走行情報を記録する
③走行情報収集
アプリケーションを終了する
④記録した走行情報を
送信する 走行情報 ⑤走行情報を解析する
⑥データベースに解析結果
(路面異常情報)を記録する
①走行情報収集
アプリケーションを起動する
8 2.3.2 路面状態マップを閲覧する際の処理の流れ
図 3に、路面状態マップを閲覧する際の大まかな処理を示す。
図 3:路面状態マップを閲覧する際の処理の流れ
路面状態マップの閲覧は、クライアントPC上のWebブラウザから閲覧する方法と、スマートフォンのア プリケーションから閲覧する方法の2種類を想定している。
① 路面状態マップ閲覧者は、クライアントPCのWebブラウザ(またはスマートフォンアプリケーション)
を通じて、路面状態マップ閲覧画面にアクセスする。
② リクエストを受け取ったサーバは要求されている範囲に対して、記録されている路面異常情報を地図にプ ロットしたうえで、これをクライアントPC(またはスマートフォン)に返す。
③ クライアント PCのWeb ブラウザ上(またはスマートフォンアプリケーション上)に路面状態マップが 表示され、路面状態マップ閲覧者はそれを閲覧する。
詳細な処理機能などについては、3.2節で述べる。
路面状態マップ閲覧者 サーバ
③地図を閲覧する
路面状態マップ
②路面異常情報を 地図にプロットする
①路面状態マップ閲覧画面に アクセスする
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