第 8 章 スイッチングコマンド
8.7 システムユーティリティコマンド
タグ付フレームは IEEE 802.1Q VLAN 仕様に基づき転 送されます。
Ingress Filtering 有効または無効にします。有効に設定されると、この ポートがフレームに関連付けられた VLAN のメンバー でない場合、フレームは廃棄されます。タグ付フレー ムでは、VLAN はタグの VLAN ID により識別されます。
タグなしフレームでは、VLAN はこのフレームを受信し たポートに対して指定されたポート VLAN ID となりま す。無効に設定されていると、すべてのフレームは 802.1Q VLAN ブリッジ仕様に基づき、転送されます。
工場出荷時は無効です。
GVRP 有効または無効にすることができます。
Default Priority 802.1p 優先順位は、ポートに到着したタグ付パケット に割り当てられます。
スイッチングコマンド 8-71
8.7.106 clear config
このコマンドは、スイッチの電源を切らずに、構成を工場出荷時の初期設定に戻 します。このコマンドが実行されると、スイッチは自動的にリセットされます。
リセットを実行するかどうか、確認メッセージが表示されます。
形式 clear config
モード Privileged EXEC
8.7.107 clear counters
このコマンドは、引数に基づき、指定された <slot/port> またはすべてのポー トやスイッチ全体の統計を消去します。
形式 clear counters {<slot/port> | all}
モード Privileged EXEC
8.7.108 clear igmpsnooping
このコマンドは、IGMP Snooping 機能により管理されたテーブルを消去し、
Multicast Forwarding Database からこれらのエントリを削除しようとします。
形式 clear igmpsnooping
モード Privileged EXEC
8.7.109 clear pass
このコマンドは、スイッチの電源を切らずに、すべてのユーザーパスワードを工 場出荷時の初期設定に戻します。パスワードのリセットを実行するかどうか、確 認メッセージが表示されます。
形式 clear pass
モード Privileged EXEC
8.7.110 enable passwd
このコマンドは Privileged EXEC のパスワードを変更します。まずコマンドを 入力し、[Enter] または改行キーを押してください。
形式 enable passwd
モード Privileged EXEC
8.7.111 clear port-channel
このコマンドは、すべてのポートチャンネル (LAG) を消去します。
形式 clear port-channel
モード Privileged EXEC
8.7.112 clear traplog
このコマンドはトラップログを消去します。
形式 clear traplog
モード Privileged EXEC
8.7.113 clear vlan
このコマンドは VLAN 構成パラメータを工場出荷時の設定にリセットします。
形式 clear vlan
モード Privileged EXEC
8.7.114 logout
このコマンドは、現在の telnet 接続を終了、または現在のシリアル接続をリ セットします。
形式 logout
モード Privileged EXEC
注:ログアウト前に構成の変更を保存します。
スイッチングコマンド 8-73
8.7.115 ping
このコマンドは、ネットワーク上に他のコンピュータがあるかどうかをチェック し、接続を確認します。このコマンドを使うには、ネットワーク ( インバンド ) 接続のスイッチを構成します。TCP/IP に加え、ソースおよびターゲットデバイ スの ping ユーティリティが有効であり、実行されている必要があります。ス イッチが接続されていれば、既定の VLAN (VLAN 1) を通してすべての IP ワー クステーションからスイッチを ping することができます。ただし、スイッチと ワークステーションに物理パスがある場合に限ります。ターミナルインター フェースは 3 つの ping をターゲットステーションに送信します。
形式 ping <ipaddr>
モード Privileged EXEC および User EXEC
8.7.116 reload
このコマンドは、スイッチの電源を切ることなくスイッチをリセットします。リ セットとは、すべてのネットワーク接続が切断され、起動コードが実行されるこ とを意味します。スイッチは保存された構成を使ってスイッチを初期化します。
リセットを実行するかどうか、確認メッセージが表示されます。リセットが成功 すると、スイッチの LED でそのように表示されます。
形式 reload
モード Privileged EXEC
8.7.117 copy
このコマンドはスイッチへのアップロード、またはダウンロードを行います。
ローカル URL は tftp または xmodem を使って指定します。以下は、スイッチ からアップロードするソースファイルとして指定することができます : スタート アップ構成 (nvram:startup-config)、エラーログ (nvram:errorlog)、メッセー ジログ (nvram:msglog)、トラップログ (nvram:traplog)、構成スクリプト (nvram:configscript <scriptname>)。URL はターゲットに指定されています。
このコマンドは、ソースを URL、ターゲットをそれぞれ nvram:startup-config、 system:image 、または nvram:configscript と指定して、スタートアップ構 成、コードイメージ、または構成スクリプトのダウンロードのために使用するこ ともできます。
<scriptname> はアップロードするスクリプトファイル名です。構成スクリプト のダウンロード中、コピーコマンドがダウンロードされているスクリプトの認証 を行います。エラーがある場合、コマンドは認証プロセスの最後にすべてのライ ンを表示し、スクリプトファイルのコピーについてユーザーからの確認を得ま す。
コマンドは、ソースを system:running-config、ターゲットを nvram:startup-config と指定することで、実行中の構成を nvram に保存します。
このコマンドは、ssh キーファイルを nvram:sshkey-rsa、nvram:sshkey-rsa2、nvram:sshkey-dsa としてダ ウンロードし、さらに http セキュア・サーバ証明書を nvram:sslpem-root、nvram:sslpem-server、
nvram:sslpem-dhweak、nvram:sslpem-dhstrong として ダウンロードするために使用することもできます。
既定値 なし
形式 copy nvram:startup-config <url>
copy nvram:errorlog <url>
copy nvram:msglog <url>
copy nvram:traplog <url>
copy nvram:configscript <scriptname> <url>
copy <url> nvram:startup-config copy <url> system:image
copy <url> nvram:configscript
copy system:running-config nvram:startup-config
copy <url> nvram:sslpem-root copy <url> nvram:sslpem-server copy <url> nvram:sslpem-dhweak copy <url> nvram:sslpem-dhstrong copy <url> nvram:sshkey-rsa1 copy <url> nvram:sshkey-rsa2 copy <url> nvram:sshkey-dsa copy <url> nvram:clibanner モード Privileged EXEC
スイッチングコマンド 8-75