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クロノポテンショメトリー (CP) パラメータ

ドキュメント内 pdfマニュアル (ページ 87-91)

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1. 負電流は還元、正電流は酸化に用います。還元の間、低電位リミットに到着した場合、電流極 性は自動的に正側に切り替ります。同様に酸化プロセスの間に高電位リミットに到達した場合、

電流極性は自動的に負側に切り替ります。電流極性切替えの数はセグメント数に依存します。

設定セグメント数に到着した場合、実験は停止します。

2. 初期電流極性は初期極性パラメータにより決められます。

3. 測定中のデータはデータ保存間隔と同じ速度で更新されます。

4. 一般的には、データ保存間隔は実験の長さに応じて選択されます。測定が長くなりますと、デー タ保存間隔も大きくなります。データが最大ポイントを超えますと、データ保存間隔は自動的 2倍になります。故に、データポイントは期待しない長い計測を超えることはありません。

5. セグメント数を大きくすることは可能ですが、データは最初の400セグメントのみが保存され ます。測定中に広範のセグメントが表示されますが、保存はされません。

6. 電流極性は特定の電位または指定時間の一方で切り替ります。陰極または陽極時間設定は異な ります。他方、時間優先が選択されていても、リミット電位に到達した場合、電流極性は電極 を守るために逆転します。

クロノポテンショメトリーによる充放電データ

4.131 電流ランプ‐ クロノポテンショメトリー (CPCR) パラメータ

電流ランプ − クロノポテンショメトリー パラメータダイアログボックスを表示します。

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1. 初期電流と最終電流は少なくとも1×10-9 A離します。

2. 負電流は還元、正電流は酸化に用います。還元の間、高電位リミットまたは低電位リミットに 到着した場合、測定は停止します。

3. 少なくとも10ポイントは測定を行う上で必要です。さもなければ、電流スキャン速度を減少さ せるか、サンプリング間隔を減らします。

4. 測定中、データはデータ保存間隔と同じ速度で更新されます。

5. 一般的には、データ保存間隔は実験の長さに応じて選択されます。測定が長くなりますと、デー タ保存間隔も大きくなります。データが最大ポイントを超えますと、データ保存間隔は自動的 2倍になります。故に、データポイントは期待しない長い計測を超えることはありません。

実験パラメータ、範囲、詳細は次の通り

パラメータ 範囲 内容

初期電流 (A) -0.01 〜 +0.01 初期電流 最終電流 (A) -0.01 〜 +0.01 最終電流

スキャン速度 (A/Sec) 1×10-10 〜 0.01 電流のスキャン速度 サンプル間隔 (Sec) 0.0025 〜 32 サンプリング間隔 高電位リミット (V) -10 〜 +10 高電位リミット値 低電位リミット (V) -10 〜 +10 低電位リミット値 データ保存間隔 0.0001 〜 32 データ保存間隔

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4.13.2 マルチ電流ステップ (iSTEP) パラメータ

マルチ電流ステップパラメータダイアログボックスを示します。:

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1. ステップ時間が0.001秒以下の場合、このステップは無視されます。

2. ステップ時間がサンプル間隔より短い場合、このステップは無視されます。

3. ステップ時間*(サイクル/ サンプル間隔)64 Kを超える場合、または実験後、データ転送す る場合、サンプル間隔は自動的に増えます。

4. サンプル間隔が0.002秒以上の場合、データは転送され、リアルタイム表示されます。

5. 電位が高電位リミット、低電位リミットに達しますと、測定は停止します。

実験パラメータ、範囲、詳細は次の通り

パラメータ 範囲 内容

ステップ手順: 112:

ステップ電位 (A) -0.25 〜 +0.25 ステップ電位 ステップ時間 (Sec) 0 〜 10,000 ステップ期間* 高電位リミット (V) -10 〜 +10 高電位リミット値 低電位リミット (V) -10 〜 +10 低電位リミット値 サイクル数 110,000 サイクル数 サンプル間隔 (Sec) 0.0025 〜 32 サンプリング間隔

ドキュメント内 pdfマニュアル (ページ 87-91)