Муниципальное образовательное учреждение Гимназия №3 им. М.Ф. Панькова 訪問時間:午前 10 時〜 12 時
1.対応者:Глухова Ирина Николаевна学校長
Тихонова Елена Владимировнаハバロフスク市教育局普通教育部専門家 副校長、教員など他 6 名
2.住 所:г.Хабаровск, ул. Московская, 10 3.メール・電話等:8-4212-22-77-40
4.入手資料:2011-2012学年度の教科課程表
本校は 1933 年以来の伝統を有する古い学校である。2008 年に第二次世界大戦英雄のパニ コフ氏の名前が付された。
現在 1,400 人の児童生徒が在籍し、135 人の教職員が勤務している学校である。
本校の特徴は次に通りである。本校では 10 年前から「個人の地域生活への適応Адаптация личности к региональной жизни」というプログラムを始めた。このプログラムは、児童生徒 の健康管理、進路選択力、民族間・宗教観寛容、自然保護姿勢を育成することを目的としてい る。その中で特に盛んに行っているのは自然保護姿勢の育成であり、ハバロフスク市の野生動 物リハビリセンター・ウチョースに保護されているアムールトラ・ジョリクのための募金活動 である。
本校の教員であるマルオフ先生がウチョースの設立者クルグロフさんと友情関係にあって、
ウチョースをベースに子どもたち向けの夏季キャンプを開設した。そのキャンプの目的は、子 どもたちの野生自然の厳しい環境の中で生き残る能力、野生自然への愛着、保護姿勢を育成す ることである。怪我したジョリクがウチョースにいることを知った本校の児童生徒は、マルコ フ先生と生物学担当教員であるエロフェエバ先生とフョドロバ先生の協力を得て、学校内だけ ではなく、市内でジョリクの手術用の募金活動を始めた。学校の全生徒の参加のお蔭で、手術 に必要な 50 万ルーブルだけではなく、ジョリクのエサとして生肉、野菜の収集に成功した。
(後程別のクラスに案内され、高学年の生徒たちが募金活動の経過と成果についてプレゼンテー ションをしてくれた。)
質疑応答
質問:子どもたちが募金活動に積極的になるように何をしているか。
答え:子どもたちはどこか遠くで起こっている問題より、身近に起こっている切実な問題、そ してその問題の解決が実現可能であることが分かれば関心をもってくれる。本校の生徒たちは 動物の保護のためだけではなく、人間を助けるためにも積極的に活動している。例えば、重病 を患い、複雑で高額な手術が必要であった少年のために募金活動で 50 万ルーブルを集めるこ とに成功した。募金のみが活動の中止ではない。それと同時生徒たちがマスメディアに働きか け、より多くの市民に問題に関心をもってもらえるように一所懸命である。やはり一番大事な のは、子どもたちに問題に共感をもたせ、その問題の実現可能性を理解してもらうことである。
質問:本校では国家統一試験をどう評価しているか。
答え:本校は国家統一試験に 8 年間参加している。卒業生の結果はかなり良い。数学の問題 があるが、それは本校が人文系であり、歴史、文学、言語に力を入れているからである。外国 語は 2 言語が必修であり、さらにもう一つは選択科目である。例えば、英語とフランス語が 必修であり、日本語や韓国語を選択科目として選べる。本校は国家統一試験の問題の内容に対 して批判的である。なぜならば、人文系の科目の試験問題は四者択一のテスト式であるのが適 していない。
質問:では、国家統一試験を廃止するべきだと考えるか。
答え:いいえ、この試験形態を支持している。なぜならば、生徒たちが従来の中等教育修了試 験と大学入学試験という二回試験ではなく、一回だけ試験を受けることによって負担が減少し ているからである。モスクワは国家統一試験を一番最後に取り入れたから神経質になっている かもしれないが、ハバロフスクでは最初からやっており、それなりの経験を蓄積しているので、
何の問題がない。
質問:新しいスタンダードの実施状況はどうなっているか。
答え:今年はまだ新スタンダードの実施が始まったばかりなので、第 1 学年生のみが移行し ている。旧スタンダードとの違いは、放課後の補充教育時間が 10 時間も設けられていること である。1 年生の授業は 12:20 分に終了する。それから午後 1 時から補充教育が始まる。そ れは、市民教育(郷土学)であり、舞踊、英語、スポーツ活動などである。
質問:新スタンダードで地方コンポーネントが存在しないため、これまで地方コンポーネント で教えていた科目はどうするか。
答え:まだ第 1 学年で始めたばかりで、第 5 学年以降の地方コンポーネントの科目の時間設 定は検討中である。おそらく、放課後の 10 時間以内に設定するであろう。新スタンダードは 活動的アプローチを重んじているので、本校はすべてのクラスにテレビ、パソコン、電子ボー ドを整備している。3 つのコンピュータ室がある。その他に、保護者の支援で 32 台のノート パソコンを購入し、必要に応じて授業に持ち込むようにしている。家庭によって、子どもにノー トパソコンを買ってあげられないところもある。でも、学校では全員ノートパソコンを使える ようにしてあるから、児童生徒が満足している。電子教材の作成に力を入れている。
質問:本校には先住少数民族や外国籍の児童生徒が在籍しているか。
答え:ここ 14 年間にわたって、先住少数民族の子どもたちを第 10 学年の化学・生物学クラ スに受け入れている。その目的は、彼らを医学大学への進学を準備することである。彼らは本 校に通っており、宿舎に住んでいる。当初本校のプログラムに追いつけない生徒もいるが、放 課後の補充クラスなどを通して結果的に到達後が高まる。これらの生徒たちの財政は市ではな く、州を通して連邦プログラムから出ている。
外国籍の生徒は 13 人いる。ほとんど旧ソ連諸国(カザフスタン、ウズベキスタン、アルメ
ニア等)からであるが、国籍別の統計をとっていない。日本人もいた。北朝鮮からの男子生徒 が本校に入校したときロシア語一切できなかったが、短期間でロシア語が堪能になり、国家統 一試験を受験できて、高点数を取得した。
質問:大学に進学しない卒業生の進路はどうなっているか。
答え:ハバロフスク市には、中等職業教育機関網は非常に充実している。大学に行かない卒業 生はカレッジなどに進学し、中等職業教育を修了している。男子の場合、徴兵に行く子もいる。
そして、本校は自営業の基礎知識も与えているので、学校卒業後自分のビジネスを始める人も いる。
質問:本校の教員の確保はどのようにしているか。
答え:本校には空席がない。教員が常に足りている。極東国立人文大学を卒業した教員が多い。
ここ 6 年間で本校の卒業生が母校に教員として戻ってきた。校長自身が教員ファミリーであり、
校長の母、妹、娘と姪が本校で教員として働いている。
Н . Иグロデコフ記念ハバロフスク郷土博物館
Хабаровский краевой краеведческий музей им. Н.И.Гродекова 訪問時間:午後 2 時〜 3 時 30 分
1.対応者:Гедык Александра Александровнаエコロジー・生物学センター)
2.住 所:г.Хабаровск ул. Шевченко,11 3.メール・電話等:8-909-853-50-16 4.入手資料:Гродековский музей
「ティン・エコ」クラブ(旧ソ連時代の「若 い自然研究者」のようなクラブ)に所属する生 徒に対する郷土博物館の展示物を使っての補充 教育の授業を参観。15 名の生徒に極東国立人 文大学の女性教員(このクラブの研究指導員)
が展示物を説明。このクラブには 30 名が所属 している。残りの半分は前日極東国立人文大学 で授業を受けた。30 名中男子学生は 5 名のみ である。生徒は8〜 11 年生で、ハバロフスク 市以外の地区の学校の生徒も参加している。「動物のエコロジー」を専攻、本日の研究テーマ は「ハバロフスクの生物多様生」。
補充教育施設であるエコロジー・生物学センターのゲーデック・アレクサンドラ・アレクサ ンドロブナに話を聞いた。このセンターはハバロフスク地方が管轄する組織。スタッフは補充 教育の専門家。8 つの分野がある。動物のエコロジー、植物のエコロジー、水のエコロジー、
都市のエコロジー、一般応用エコロジー(人間と環境)、地理学、地質学、森林学。200 〜 250 名が在籍している(女生徒が 3 分の 2)。彼らは、通常は主として通信制で指導を受け、
何回かこのような実地教育を受ける。授業料は無料。コースは 3 年間だが、生徒の知識・経 験に応じて、第一段階(3 年間)、第二段階(2 年間)、第 3 段階(1 年間)のいずれかのグルー プに属する。現在何学年かも考慮する。大学生は対象外なので、11 年生の入学希望者で第 3 段階に入れない者は入学を断る。
コースを修了すると認定証(証明書)が授与される。現在、エコロジー関係の大学・学部と コース修了者に入学上の特権を与えるように交渉中だがまだ実現していない。
残念ながら全員がコースを修了するわけではない。修了率は 50%ほどである。所属したけ ど向いてないと分かったり、エコロジーでは将来食べていけないと親から反対されたりする生 徒もいる。
< 11 月 9 日>
私立学校「真紅の帆」
Частная школа «Алый парус»
訪問時間:午前 9 時 40 分〜 11 時
1.対応者:Подойницкая Ольга Федоровна学校長 2.場 所:г. Хабаровск, Братский переулок 4.
3.メール・電話等:4212-32-37-67, 32-78-49 4.入手資料:
ハバロフスク市内にある私立普通教育学校を訪問。「真紅の帆」という名称。学校長(女性)
から話を伺った。彼女は現在 58 歳。1992 年に大学院で学位(社会学)をとった。当時は自 由で何でもやれるような雰囲気が社会全体にあった。それで 1995 年に自分の学校を開設した。
情熱を持って始めたが今では校長として途中で放り出すわけにもいかないので頑張っている。
現在の校舎は 3 度目の建物である(2009 年に市から借用)。建物は古く修理や維持費が大変 である。この 2 年間で修理などに 700 万ルーブルを支出している。1995 年当時ハバロフス クには 11 の私立学校があったが、現在では本校も含め実質的に 3 校のみである。モスクワや サンクトペテルブルクとは異なり、ハバロフスクの私立学校の状況は厳しい。モスクワなどで は高い授業料もとれるし市からの私立学校への援助もあるが、ハバロフスクではそのような援