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オプション記述ファイルのキーワード

ドキュメント内 EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編 (ページ 194-200)

■キーデータ

5.12  オプション記述ファイル

5.12.1  オプション記述ファイルのキーワード

オプション記述ファイルは,apgrpt コマンドの実行時に入力します。COBOL 言語のプログラムから印刷 する場合は,CALL 文で apgrpt コマンドを引数として記述します。

apgrpt コマンドで指定できるオプション記述ファイルのキーワード一覧を次に示します。

表 5‒8 オプション記述ファイルのキーワード一覧

キーワード 印刷する場合 表示する場合

単一様式 複数様式 単一様式 複数様式

DBInfoFileName

DBInfoFilePath

FileName

FontWidthMode

ImageFilePath

MappingDataFile

MappingDataPath

MultiFormInfoDefFile × ×

MultiFormInfoDefPath × ×

MultiReportSetFile × ×

MultiReportSetPath × ×

Numbering

NumberingFormat

NumberingFrom

NumberingPos

NumberingReset

キーワード 印刷する場合 表示する場合

単一様式 複数様式 単一様式 複数様式

PrintEndPage

PrinterName × ×

PrintFileName

PrintFinishing

PrintSet

PrintStartPage

ReplaceItemCntlFile

ReplaceItemCntlFilePath

ReplaceItemFilePath

ReportFilePath

ReportTitle

TrayCode

TraySelection

UserDefDataFile

UserDefDataPath

WindowStyle

ZoomRate

(凡例)

○:指定できます

△:指定しても無効です

×:指定できません 注※

apgrpt コマンドで/p オプションが指定されたとき,またはオプション記述ファイル(apgrpt コマンドの/k オプション)で キーワードに PrinterName が指定されたときのどちらかの場合です。

(1) 帳票の出力先の指定

帳票を印刷するときの出力先を指定します。

(a) PrinterName

帳票を即時印刷実行する場合,帳票を印刷するプリンタを指定します。半角空白を含むプリンタ名を指定 する場合は,プリンタ名を「"」で囲んでください。半角空白を含むプリンタ名を「"」で囲まないで指定 した場合は,エラーになります。プリンタ名を省略した場合は,Windows 上で,通常使うプリンタとし て指定してあるプリンタに印刷されます。帳票ファイル名を省略した場合は,指定を無視します。

(b) PrintFileName

帳票をプリンタに出力する代わりに,指定されたドライブの新規ファイルへ出力します。印刷出力ファイ ル名は,ドライブ名とフォルダ名を含むフルパスで指定します。フルパスで指定しない場合は,EUR のイ ンストール先フォルダからの相対パスが仮定されます。

このオプションを指定した場合は,プリンタがどの出力ポートを選択していても,指定したファイルに出 力されます。

(2) 帳票ファイル名の指定

(a) FileName

レポートファイル名(*.agr)またはフォームシートファイル名(*.fms)を指定します。

複数様式で帳票を出力する場合は,「FileName」の指定は無効になります。

(3) EUR 起動時のウィンドウの指定

(a) WindowStyle

EUR を起動したときに表示するウィンドウを指定します。省略した場合は,edit が仮定されます。

指定値 説  明

edit レポート編集ウィンドウが表示されます。

view レポート確認ウィンドウが表示されます。

print レポート印刷ウィンドウが表示されます。

レポート編集ウィンドウ

レポート編集ウィンドウは,帳票ファイル名を指定しないで起動した場合,帳票ウィンドウを「重ねて 表示」実行時のウィンドウの位置,ウィンドウサイズで最前面に表示し,その後ろにマッピングデータ ウィンドウを表示します。ユーザ定義データウィンドウは表示されていません。既存の帳票ファイル名 を指定して起動した場合は,前回レポート編集ウィンドウで EUR を終了したときのウィンドウの位 置,ウィンドウサイズで,帳票ウィンドウ,マッピングデータウィンドウ,およびユーザ定義データ ウィンドウが表示されます。

レポート確認ウィンドウ

レポート確認ウィンドウは,メインウィンドウに帳票ウィンドウを最前面かつ最大表示します。マッピ ングデータウィンドウとユーザ定義データウィンドウは表示されません。レポート確認ウィンドウで は,帳票の編集はできませんが,ほかの帳票を開いたり,印刷したりできます。

レポート印刷ウィンドウ

レポート印刷ウィンドウは,メインウィンドウに帳票ウィンドウを最前面かつ最大表示します。マッピ ングデータウィンドウとユーザ定義データウィンドウは表示されません。レポート印刷ウィンドウで は,帳票の編集をしたり,ほかの帳票を開いたりできません。

(4) ズーム倍率の指定

(a) ZoomRate

EUR を起動したときに,レポート編集ウィンドウ,またはレポート確認ウィンドウに表示する帳票の表示 倍率を指定します。指定できる値は,標準のサイズを 100 とした百分率で 10〜800 です。また,「as」を 指定すると,帳票全体が帳票ウィンドウに入る大きさで表示されます。省略した場合は,標準のサイズ

(100)が仮定されます。

(5) 用紙の向きの指定

(a) PaperOrientation

印刷するときの用紙の向きを指定します。「PrinterName」を省略した場合,この指定は無視されます。

複数様式で帳票を出力する場合は,「PaperOrientation」の指定は無効になります。

指定値 説  明

portrait 用紙の向きを縦にします。

landscape 用紙の向きを横にします。

省略した場合は,帳票を定義したときの設定に従います。ここで指定された値が帳票定義時の属性と異な る場合は,帳票の一部が印刷されない場合があります。次にオプション指定の印刷結果の例を示します。

図 5‒14 A4 縦向きの帳票を A4 用紙に印刷した場合

図 5‒15 A4 横向きの帳票を A4 用紙に印刷した場合

(6) マッピングデータ用のファイルの指定

帳票定義するときのマッピングデータ(帳票の表部分の入力データ)の入力ファイルを変更する場合に指 定します。ファイルのパスを含めて指定することもできます。

(a) MappingDataFile

マッピングデータ用のデータファイル,または可変記号値定義ファイルの名称を指定します。省略した場 合は,帳票定義時に指定されたデータファイルを仮定します。仮定したデータファイルがない場合は,帳 票上に定義された文字列,罫線,図形および画像だけを印刷します。

複数様式で帳票を出力する場合は,「MappingDataFile」の指定は無効になります。

(7) ユーザ定義データ用のファイルの指定

帳票を定義するときのユーザ定義データ(帳票を定義するときのユーザ定義データウィンドウの入力デー タ)の入力ファイルを変更する場合に指定します。ファイルのパスを含めて指定することもできます。

(a) UserDefDataFile

ユーザ定義データ用のデータファイル,または可変記号値定義ファイルの名称を指定します。省略した場 合は,帳票定義時に指定されたデータファイルを仮定します。仮定したデータファイルがない場合は,帳 票上に定義された文字列,罫線,および図形だけを印刷します。

複数様式で帳票を出力する場合は,「UserDefDataFile」の指定は無効になります。

(8) 接続情報ファイルの指定

(a) DBInfoFileName

接続情報ファイル名を指定します。接続情報ファイル名は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけ のどれかで指定してください。ファイル名をフルパスで指定しなかった場合は,次に示す順にファイルを 検索します。

•[オプション]ダイアログの[ファイル]タブで,「接続情報ファイル」に指定されているフォルダ

(9) ファイルのパス指定

定義した帳票を配布した先の環境(ファイルのパス)が,帳票を定義した環境と異なる場合,このオプショ ンでファイルのパスを指定します。

(a) ReportFilePath

帳票ファイル(レポートファイル,またはフォームシートファイル)のある場所を指定します。

(b) ImageFilePath

画像データファイルのある場所を指定します。

(c) MappingDataPath

マッピングデータ用のファイルのある場所を指定します。

(d) UserDefDataPath

ユーザ定義データ用のファイルのある場所を指定します。

(e) MultiReportSetPath

帳票セット指定ファイルのある場所を指定します。

(f) MultiFormInfoDefPath

複数様式情報定義ファイルのある場所を指定します。

(g) DBInfoFilePath

接続情報ファイルのある場所を指定します。指定されたフォルダは,「DBInfoFileName」で指定するファ イルのデフォルトになります。

(h) ReplaceItemCntlFilePath

置き換え表ファイルを管理している置き換え表管理情報ファイルのある場所を指定します。

(i) ReplaceItemFilePath

置き換え表ファイルのある場所を指定します。

(10) 印刷ページの選択

ページ番号,および印刷部数を指定します。このオプション記述ファイルのキーワードは,「PrinterName」

が指定されているとき,有効になります。

ドキュメント内 EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編 (ページ 194-200)