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オブジェクトビルダでの作業(その他)

ドキュメント内 TI 34P02K11-01 (ページ 57-62)

2. 例題:流量監視

2.6 オブジェクトビルダでの作業(その他)

2.6.1 I/O シミュレートの設定

I/O

オブジェクトを登録し,コントロールオブジェクトを定義して,ヒストリデー タ,帳票と設定してきました。この例題で必要となるオブジェクトビルダの設定は ほぼ完了しました。ここまでのところをデバッグするためにシミュレート機能を設 定します。

オブジェクトビルダの[ツール

(T)

]-[オプション

(O)

]を選択します。

オプションダイアログの[

I/O

コンフィグレーション]タブを見てください。

I/O

シミュレーション」の項目はシミュレーション入力を利用する場合は

ON

に します。これは

I/O

オブジェクトに対する入力がシミュレーションか,実データか という設定ではなく,実データに加えてシミュレーション入力を利用するか否かの 設定になります。コントロールオブジェクトのプロパティ設定時に,「シミュレー ト開始」にチェックをして「シミュレートパターンの選択」を行いましたが,そこ で「シミュレート開始」のチェックをはずせば,そのコントロールオブジェクトは 実データで入力されることになります。

チェックを確認したら,[

OK

]を押して,オブジェクトビルダを上書き保存しま す。

チェックします

<2. 例題:流量監視>

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TI 34P02K11-01 3rd Edition:2010.06.30-00

2.6.2 データサーバ上の VBA の使用

ここで簡単なプログラムを書いてみましょう。データサーバ上の

VBA

を使用して,

コントロールオブジェクトの流量データから開平演算値を求め,その値をプロパ ティにセットするコードを記述します。この開平演算値は最終的にはグラフィック 画面に表示されます。(例題の完成図にも表示してあります)

■ VBE 画面表示

オブジェクトビルダの[ツール

(T)

]-[

VBE(E)

]を選択すると,

VBE

の画面が表 示されます。

VBE

VBA

によるプログラミングを行う環境を指します。

■ コードの入力

オブジェクトコンボボックスで「

Y

流量」を選択すると自動的に「

Cv_Change( )

」 のプロシージャ定義が表示されます。

VBA: Visual Basic Applications Edition VBE: Visual Basic Editor

V プロジェクト

エクスプローラ

プロパティ ウインドウ

コードウインドウ

(ここにコードを書きます。)

オブジェクトコンボボックス プロシージャコンボボックス

VBA: Visual Basic Applications Edition VBE: Visual Basic Editor

VBE が開いたとき,ここにあるすべてのウインドウが表示されているとは限りません。メニュー の[表示(V)]から選択するか,ツールバーのアイコンをクリックして表示してください。

コードウインドウの表示はプロジェクトエクスプロー ラの「MainGroup」をダブルクリックします。

プロパティウイ ンドウを開く プロジェクトエク

スプローラを開く

「Y流量」を選択

そこに以下のコードを入力します。

見慣れない単語が並びますが,

1

1

つの単語(

Private

Sub

)は今のところは呪 文だと思ってください。

Y

流量

_CvChange()

」というのは,

Y

流量の

Cv

(現在値)が変化したときに自動

的に呼び出される一連の手続きでプロシージャと呼ばれます。つまり,

Private Sub Y

流量

_CvChange() ~ End Sub

の間に式を書くと,

Y

流量の

Cv

が変化したときに,

この中の式が順に(といってもこの場合は

1

行だけですが)実行されるのです。

VBA

の書き方の規則で,「

Y

流量

.Cv

」と書くと

Y

流量の

Cv

値を指します。

Extra1

」というのはプロパティの

1

つで,変数が入る空の箱です。「

Y

.Extra1

」と書くことで,「

Y

流量の

Extra1

」となります。「

Extra1

」はユーザが 自由に使えるプロパティです。

A = B

」という式は

A

B

が等しいという意味と「

B

A

に代入する」という意

味があります。例題の式を見てください。「

Sqr

」は√です。計算結果を

Extra

1に 代入しています。

Private Sub Y

流量_CvChange()

Y

流量

.Extra1 = Sqr ( Y

流量

.Cv / 100 )

100 End Sub

1行追加

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2.6.3 モード変更とデバッグ

I/O

オブジェクト・コントロールオブジェクトの登録から始まりヒストリデータの 定義,そして

VBA

のコード記述までオブジェクトビルダで作成する項目は一通り 完了しました。ここまでのところを確認する意味でシミュレート機能を使い,デ バッグしてみましょう。オブジェクトビルダの[ツール

(T)

]-[モード変更

(M)

] を選択してください。今までは「デザインモード」だったはずです。これをデバッ グモードに変更します。モード変更時に「保存をしてから行ってください」という メッセージが表示されたら,[

OK

]を押してオブジェクトビルダ画面で「上書き 保存」してからモード変更を行ってください。

モード変更するとオブジェクトビルダの

VBE

画面が表示されますからプログラミ ングの結果をプロパティウインドウで確認します。

VBE

画面のプロパティウインドウはコントロールオブジェクトのプロパティを表示 しています。

右上の▼を押して「

Y

流量」を選択します。

Cv

値と

Extra

1の値が変化しているのがわかりますか。

注目!

押して選択

注目!

注目!

押して選択

注目!

データサーバのモード

オブジェクトビルダはデータサーバに対する動作モードの変更も行っています。「デザイン」-「デ バッグ」のモード変更はオブジェクトビルダのモードですが,「ランタイム」への変更はシステム全 体のモード変更にもなります。

システム全体のモードには「開発モード」と「操業モード」があります。システムの「開発モード」

はデータサーバの「デザインモード」,システムの「操業モード」はデータサーバの「ランタイム モード」だと考えてください。そして,デバッグモードはその中間に位置し,主に

VBA

のプログラム デバッグを行うモードと考えてください。

以上で,オブジェクトビルダでの作業はすべて終了しました。オブジェクトビルダ

デザインモード

ランタイムモード デバッグモード

開発モード

操業モード オブジェクト

ビルダの 起動

モード変更 モード変更

モード変更

システムの 操業モードへの

切り替え

<2. 例題:流量監視>

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