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Type X larva of the suborder Spirurina

遊離したビタミンB 12 を吸収する。

15. アジア条虫 Taenia asiatica

“角がある”(牛) “角がない”

“鉤が無い”(無鉤条虫) “鉤が有る”(有鉤条虫)

子宮枝が多い 子宮枝が少ない

15. アジア条虫

アジア条虫症発生相次ぐ

レバーの生食で感染 国内定着の可能性

これまで日本には分布しないと考えられていたサナダムシの一種「アジア条 虫」に感染した患者が昨年6月以降、関東地方の1都5県で計15人確認され た。この寄生虫は主に豚を中間宿主とし、幼虫が寄生した肝臓(レバー)を生 食したり、加熱不十分な状態で食べたりすると感染する。

患者はいずれも海外の流行地への渡航歴が無く、国内にアジア条虫が定着し ている可能性も出てきた。

折しも、生の牛肉を使ったユッケを食べ、腸管出血性大腸菌O111に感染し た集団食中毒事件が不安を広げている。専門家は「生肉にはさまざまな感染 の危険が潜む。必ず加熱して食べるべきだ」と警鐘を鳴らす。

同研究所寄生動物部の山崎浩室長は、念のため検 査を2度繰り返した。結果は2度ともアジア条虫だっ た。 だが、驚きはまだ続いた。7月上旬、栃木県の 独協医大から持ち込まれた寄生虫もアジア条虫と 判明。その後も確認が相次ぎ、今年2月までに群馬、

栃木、埼玉、東京、神奈川、千葉で計15人もの患 者が見つかった。

http://www.47news.jp/feature/medical/2011/05/post-543.html

ヒトに感染するテニア属条虫の生活環

寄生部位は豚肉でなく“豚レバー”

環境中の虫卵又は受胎片節を 食すると感染する

成虫は小腸内に寄生 六鉤幼虫が孵化

し、小腸壁を貫通 し肝臓へ移行

六鉤幼虫が肝臓内で 孵化し、嚢尾虫となる

ヒトは、生肉又は不十分 な加熱の肉を食して感染

アジア条虫の生活史

T.asiatica

腸管内で片節が破壊されたときには、検便にて虫 卵が検出される

2~3か月後成虫となる

• 症状

– 軽微な下痢程度、腹痛はほとんどない – 嚢虫症にはならない

– 不愉快

• 片節が便とともに排泄

• 片節が肛門からもぞもぞと自発的に排泄される

• 治療

– プラジカンテル

– ガストログラフィンによる駆虫

16 . 包虫属 エキノコックス

単包虫 Echinococcus granulosus 多包虫 Echinococcus multilocularis

イヌ類が終宿主

エキノコックスの疫学

• 単包条虫 Echinococcus granulosus

– 全世界

– 日本では、九州、四国などの温暖な地方

• 多包条虫 E. multilocularis – 北半球のみに分布

• ユーラシア大陸の北部、中央ヨーロッパ、旧ソ連

• トルコ~中国北アメリカのツンドラ地帯~中央部穀倉地帯

– 日本では、北海道、東北地方などの寒冷の地方

• フォーゲル包条虫 E. vogeli – 中南米のみ

エキノコックスの世界分布

単包虫 多包虫 フォーゲル包虫

単包虫と多包虫の違い(成虫)

精巣 陰茎嚢

卵黄腺 卵巣

子宮

虫卵

単包虫 多包虫

・ 体長 : 大きい(3~6mm)

・ 片節 : 3個 時に4個

・ 頭節 : 4個の吸盤、額嘴、鉤

・ 未熟片節 : 1個

・ 受胎片節 : 虫卵が充満

・ 体長 : 小さい(1.2~3.7mm)

・ 片節 : 2~5個 時に6個

・ 頭節 : 4個の吸盤、額嘴、鉤

・ 未熟片節 : 2個

・ 受胎片節 : 虫卵が充満

エキノコックスの生活史

成虫が小腸に寄生

糞便中に虫卵 を排泄

血流、リンパ流 身体各所で

包虫を形成

終宿主

(イヌ、狐、ネコ科動物)

虫卵の 摂取 中間宿主

(羊,牛,馬,豚,ヤギ,鼠 包虫(臓器)

の摂取 原頭節がシス

トから遊離

頭節が小腸壁 に固着

ヒトへの単包虫感染

終宿主

中間宿主

卵の経口接種 胃を通り小腸で孵化

六鉤幼虫が門脈から肝臓へ 単包虫に発達

原頭節が血管に入り心臓へ 肺にとどまり二次包虫形成 肺から全身へ(心臓、脳、皮下)

終宿主

中間宿主

ヒトへの多包虫感染 卵の経口接種

胃を通り小腸で孵化

六鉤幼虫が門脈から肝臓へ 多包虫に発達

原頭節が血管に入り心臓へ

肺にとどまり二次包虫形成

肺から全身へ(心臓、脳、皮下)

単包虫

M: 母包虫 Mother cyst

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