運転するときは/アイドリングストップ
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運転するときは/アイドリングストップ
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■ エンジン自動停止の条件
アイドリングストップ表示灯(緑色)が点灯中に次の条件をすべてみたすと、停車前の 減速時または停車時にエンジンが自動停止します。
※ブレーキペダルの踏みかたが弱い、または強いと、自動停止しない場合があります。
停車前の減速時
ブレーキペダルを適切に踏んでいる(※)
車速約13 km/h以下に減速している
ハンドル操作をしていない
アクセルペダルを踏んでいない
急な坂道を走行していない
急減速をしていない
ABSが作動していない
ブレーキ倍力装置の負圧が正常である停車時
ブレーキペダルを適切に踏んでいる(※)
ハンドル操作をしていない
アクセルペダルを踏んでいない
急な坂道で停車していない
停車前に急減速をしていない
ブレーキ倍力装置の負圧が正常である運転するときは/アイドリングストップ
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■ エンジン自動再始動の条件
自動停止中に次のいずれかの操作をすると、または車両がいずれかの状態になると、エ ンジンが自動で再始動し、アイドリングストップ表示灯(緑色)が消灯します。
※1 ブレーキペダルの踏み込みが弱いと、自動再始動する場合があります。この場 合、再びブレーキペダルを踏み込むと自動停止し、アイドリングストップ表示灯
(緑色)が再点灯することがあります。
※2 ハンドル操作時の自動再始動条件は、操作量ではなく操舵力となります。このた め、自動再始動するときのハンドル操作量は、路面状況や乗車人数によって変化 する場合があります。
※3 アイドリングストップ表示灯(緑色)は点滅したあと消灯します。
共通
ブレーキペダルから足を離す(※1)
ハンドル操作をする(※2)
アクセルペダルを踏む
アイドリングストップを停止状態(OFF)にする→ 4-32ページ(アイドリングストップOFFスイッチ)
セレクトレバーを または に入れる
S(スポーツ)モードスイッチを作動状態(ON)にする→ 4-15ページ(S(スポーツ)モードスイッチ)
バッテリーの放電が進んだとき(※3)
本システムに関わる異常を検出したとき(※3)
ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき(※3)〈オゾンセーフオートエアコン(プッシュ式)装備車〉
自動停止後、エアコンの吹出し口温度が大きく変化し、冷暖房 性能が十分でなくなったとき(※3)
温度調節ダイヤルを冷房時はCOOL側、暖房時はHOT側に大き くまわしたとき(※3)
デフロスタースイッチを作動状態(ON)にしたとき(※3)→ 5-7ページ(オゾンセーフオートエアコン(プッシュ式))
減速時
(約13 km/h以下)
ボンネットを開けたとき
セレクトレバーを に入れたとき
道路の勾配が急変したとき(※3)停車時
セレクトレバーを に入れたあと にもどす
運転席シートベルトを外したとき(※3)
運転席ドアを開けたとき(※3)
坂道などで車両が動き出したとき(※3)
自動停止してから、しばらく経過したとき(2分程度)(※3)P R L
N
N D
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運転するときは/アイドリングストップ
4-32
アイドリングストップ OFF スイッチ
アイドリングストップを停止状態(OFF)
にできます。
システムを停止状態にするときは、ア イドリングストップOFFスイッチ(1)を押して、メーター内のアイドリング ストップOFF表示灯(2)を点灯させま
す。システムを作動可能な状態にもどすと きは、もう一度スイッチ(1)を押し て表示灯を消灯させます。
手動でエンジンを停止するたびに、シ ステムは作動可能な状態にもどり、ア イドリングストップOFF表示灯は消灯 します。50M40060
■ アイドリングストップ OFF 表 示灯(オレンジ色)
72M00159
メーターパネル内にあります。
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)
ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ が 停 止 状 態(OFF)のときに点灯します。
次のような状況になると、エンジンス イッチが のときに点滅します。点滅中はアイドリングストップが正し く作動しません。日産販売会社で点検 を受けてください。
・本システムに異常があるとき
・エンジン部品(スターター)やバッ
テリーが交換時期であるとき
本システムが正常な場合は、エンジン スイッチを にしたときに、約2秒 間点灯したあと消灯します。エンジンの自動停止中にアイドリング ストップ OFF スイッチ(1)を押すと エンジンが自動再始動し、アイドリン グストップ OFF 表示灯(2)が点灯し ます。
(2)
(1)
アイドリングストップによるエンジン 自動停止中に点滅すると、エンスト状 態になる場合があります。
ON
ON