182c x:地 d X=S
らは 178aは181aとして存在し,酸性下で181aは暗緑色塩182aになり,このも のは5∞-800 nffiに特有な吸収極大を示していることに注目した。 そこで,これら 178a-dおよびそれらのカチオン182a-dのπ電子状態を明かにする為,NMRスペク
H
。:。
178a X=NH b X=NMc
c又=0 d X戸S
�iN、�
、��JV
182a X=NH b X=NMe c 又迫 d X=S
トル,電子スペクトル,分子軌道計算からの検討-を行なった。 また,相原3)の芳香族性理
論,Gimarc5)のTCS則をこれら化合物に適用し,共鳴エネルギー及び安定性について検 討した。 これらの計算はHMO法8)で行ない,用いたパラメータ_ 8-10)は第二章7)と同
じイ直を採用した。
(l) NMRスペクトル. 178b とその0-,S-類似体のNMRスペクトルを関連化合物,
芳香族アミン177a,cおよび51b, c, lH- 2,3 -デハイドロシクロヘプタピラジン 1 83a, b およびそれらのチアジン類似イ本183c とそれらのカチオン184a-c, 101), N
ーメチルカチオン185a・b1 0 1)と186a-c98・10 2)およびキノキザリン(187),フェナジ ン(189)と比較した。
H Me
。 :
H2。,:〕 。,:〕 0;)
.51b X=OH 183a X=NH 184a X=NH 185a X=NMc
C X=SH b X=NMc b X=N加lc b X=S
C X=S c X戸S
九1e R
潟
N HR .。怜 c:。 o:@
Rl �NHR2
177 R1 R2 186a X=NMc 187 188
a H H b 又::()
b M c H C X=S
C H M c
七員環およびベンゼン環のプロトンの化学シフトの平均値(δav)と中性分子と対応する カチオン分子との平均化学シフトとの差(ムÒ av)をTable1に示す。
Table 1 からゆjらか なように測定に川いた溶媒による化学シフトの差は小さい。 例えば CD3CN中のシグナルはCDC13に比較して低磁場であるが,その差は 0. 1ppmより小さい。
オキサジン178cのCD3CN rllのベンゼン環プロトンと七員環プロトンのò avは6.61と 5.83 ppmであり, CDCl}溶媒IjJでは6.72 と 5.83 ppmとなり,その差は小さい。 チアジン 178dの対},芯するイ直はCD}CN Ijl, 6.96と6.22 ppmであり,CDC13 では6.95と6.17 ppm で,その差は0.1 ppm以下である。 ジアジン178bの CD3CN中のベンゼン環プロトン と七員環プロトンのò avは6.47 と5.33 ppmであり,CDC13中では6.49と5.46ppmとな り,その差は小さい。r俊性条件下では,酸の波)立によりシグナルが変動するが,この時も そのシフトの差は0.1 ppm以下であり,従って,これらの電子状態の比較をする時,平均 化学シフトの差(ムò av)でこれらの比較をしても良いことを示唆している。 NMRスペ
クトル とπ電子分布とのr:uの関係をゆj かにするため,178a-dと関連化合物の π電子密 度をMN以コ法3 7)で計71した。
Tab1e 1. 1H-NMR of Cyc1ohepta[b]quinoxa1ines and Their O-and S-Ana1ogues and Their Re1ated Compounds
Sav
Compd protons neutra1(1) acidic(2)
.6oav .60 av
(2 )ー(1 )
Oav
compd protons neutra1(1) acidic(2) (2 )ー(1 )
177a O. 1 0
177b 177c 51b 51c 187
188 183a 183b 185a 183c 18�c 178b
186a
fhu 「tJロμ
fhu fhu
「td
「ぺJ 口μ 口μ
fo fo
「弓d
、〈J 口U UH
コJ, 「/』日υ
H5-8 AHH. 4l H口 円UJFコ口u QJ Fコロμ
日5-9 H3-9 H3-9 H 1 _4
6.54a) 6.37a) 6.70b) 6.60e) 6.90a) 8.86a) 7.97 8.06e) 6.32b) 6.35b) 6. 35g) 6.45b) 6.43g) 6.4 7a)
A斗.4E,. 口μ 「1dコJFhJ ハUベ,e-fhu 口U
6.4 7g)
GJ 「べJ「〈J「hJ
nU 4l fo uu
7.28c) 7.23c) 7.75d) 7.1 5f) 7.4 OC) 9. 31 c) 8.31 8.45f) 7.33c) 7.32c) 7.23a) 7 . 61 c ) 7.53a) 6.57a,s) 6.38 6.81a,s) 6. 71
0.74 178c H1-4
H6-10 H1-4 H6-10 H 1 -4 H6-10 H 1 -4 H6-10 H1-4 H7-10 H1-4 H6-10 H 1 -4 H7-10 H1 -4 H6-10
6.61 a) 5.83 6.61 g) 5.83g) 6.96a) 6.22 6.96g) 6.22g) 7.96b) 6.62
b fhu 「4J『JI
6.33
6.80a,s)
7 . 1 4 1 . 31
0.86
1 .05 186b 6.97a,s) 0.36
0.55
0.50 178d
7.3 6 6.95a,s)
1 .53 一o.01 0.45
0.34 186c
7 • 1 3 0.91
0.39
1 .01 181 a
7 . 31 0.35
0.97
0.88 182a
7.68 1 .46
1 . 1 6
1 . 1 0 181 b
6.32 6 . 1 3
5.94a,s) 6.00 0.10
1. 05 180b
Solvent: a) CD3CN, b) CDC13, c) CD3CN + CF3COOD, d) CDC13 + CF3COOD (6:1), e) CD3CN + CDC13 (1:1),
f) CD3CN + CDC13 + CF3COOD (2:2:1). g) Value for the neutra1 species of the parent compounds.
s) The BF4- or S03F- sa1t.
0.34 1 .38
芳香族化合物のNMR化学シフトとπ電子密度との関係は多くの研究者により検討され ている。 10 3) プロトンおよび炭素原子に関して次の関係が認められている。
ð.
0 11 =10.7 pπ (1)
ムoc = 160 pπ (2)
ここでð.oは化学シフトの変化を表し, pπは811�日の変化を表している。 芳香族アミン 177a-cのムoav は51 b, Cよりも大きい。 それらの相対的な値はそれらアミンの塩基
性10 4 )に関係している。 183a, b 1 0 1)とそのふ類似体183c101)において,七員環の プロトンのδav の他は芳杏族アミン類177a-c, 51 b, Cのベンゼン環プロトンに比較
して幾分小さい。 183cのムoav はジアミン183a, bより僅かに大きな値である。
N,N'-ジメチル体(185a) 101)とN-メチルカチオン(185 b) 1 0 1)の平均化学シフトの差
はカチオン184a,184cの他と酷似している。 化合物183・185 のπ電子密度をFig.l に示す。
83
0.991
0.997 1.167
H
1838
0.985 1.116
183b
183c
H
H
1848
H
。
::
1j
4184b
1.049
H
184c
Me
0871
Jミ.
953i k
14/ 了〆+ 1