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まとめ

ドキュメント内 ソフトウェア開発に関する研究 (ページ 55-58)

参考文献

参考文献

[1] Katirji, B., Kaminski, J. H., Preston, C. D., Ruff, L. R., Shapiro, E. B.: Neuromuscular Disorders in Clitical Practice, Butterworth-Heinmann, pp.3-19 (2002).

[2] 神野進: 筋ジストロフィーのリハビリテーション・マニュアル;厚生労働省精神・神 経疾患研究開発費 筋ジストロフィーの集学的治療と均てん化に関する研究, (2011).

[3] Fenderson, B. C., Ling, K. W.,嶋田智明(監訳): 神経筋疾患の検査と評価;医師薬出 版, pp.121-128, pp.206-214 (2011).

[4] 人間工学-視覚表示装置を用いるオフィス作業-視覚表示装置の要求事項; JISZ8513, 日本規格協会(1994).

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4.1 目的とアプローチ

本章では,第2章で指摘した操作環境の違いによるポインティングデバイス操作の特徴 や影響について明らかにする.操作環境による影響は身体機能の程度にかかわらず,誰で もなんらかの影響を受けるが,本論の主たる目的よりII期レベルの運動機能障害におけ る操作環境を想定する.

操作者の姿勢,入力デバイス,ディスプレイとの相対的位置関係は操作性に影響を与え

る[1, 2].第 3章ではディスプレイ正面に対峙して椅子座位姿勢での環境で行ったが,II

期レベルの肢体不自由者は重力に抗する上肢筋力の低下だけでなく,体幹の筋力低下や麻 痺している場合があるため,車椅子上あるいはベッド上での操作になる.車椅子であれば リクライニング機構を使って股関節を伸展位で体幹を後に傾けた座位姿勢であったり,電 動ベッドを利用している場合には,背上げ機能を使っての仰臥位姿勢となる.これらの操 作姿勢では,椅子座位姿勢のようにディスプレイ正面設置だけでなく,設置スペースや介 助方法の関係から側面に設置されることが実際の利用場面では多く見受けられる.よって II期レベルの肢体不自由者においては,仰臥位姿勢とディスプレイ設置位置に対する検討 をし,知見を得ることが必要である.

そこで本章では,II期レベルにある肢体不自由者が電動ベッド上でポインティングデバ イス操作を行う時を想定し,操作姿勢とディスプレイ設置位置を変化させてポインティン グデバイス操作を行った時,操作環境の違いによってカーソル移動操作にどのような影響 をあたえるかを明らかすることを目的として実験を行った.なお使用したポインティング デバイスは第2章同様,トラックボールとした.

第一に,椅子座位姿勢にてパソコンディスプレイの設置位置(以下,ディスプレイ条件) を変化させて,トラックボール操作によるカーソル移動実験を実施した(以下,実験1) その時のカーソル移動時間や移動軌跡,および操作者の官能評価がどのように変化するか を測定し,トラックボール操作に対して及ぼす影響について検討した.

第二に,ディスプレイ条件とベッド上での姿勢(以下,ベッド背上げ角度条件)を変化さ せてカーソル移動実験(以下,実験2)を実施し,同様の検討を行った.

第三に,実験の結果から想定したII期レベルの肢体不自由者の困難さを考察し,利用さ れる生活環境に適合させるための,ポインティングデバイスやディスプレイの設置方法,

人的支援時に求められる考慮すべき点等の,実際の臨床現場での支援に有用な情報,およ び対応方法の提案を行った.

4 ポインティングデバイス操作に対する操作環境の影響

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