のれんおよび無形資産の償却累計額及び減損損失累計額の増減は、以下の通りです。
(単位:百万円)
耐用年数を確定できない無形資産 耐用年数を確定できる無形資産
償却累計額及び減損損失累計額 のれん FCCライセンス 商標権 その他 ソフトウエア テクノロジー 顧客基盤 周波数
移行費用 マネジメント
契約 有利なリース
契約 商標権 ゲームタイトル その他 無形資産合計
2016年4月1日 . . . ¥(15,874) ¥– ¥(11,243) ¥– ¥(766,865) ¥ – ¥(541,305) ¥ (6,761) ¥ – ¥(46,368) ¥(5,179) ¥(52,590) ¥(24,844) ¥(1,455,155)
償却費 . . . – – – – (228,538) (22,301) (137,608) (6,658) – – (2,161) (6,851) (4,280) (408,397)
減損損失 . . . (30,260) – – – (1,327) – – – – – – – (714) (2,041)
支配喪失 . . . – – – – 74 – – – – – – 54,206 119 54,399
処分 . . . – – – – 78,284 – 77 – – 1,367 100 – 1,021 80,849
為替換算差額 . . . – – 17 – (883) – (1,405) – – (227) (34) 5,235 332 3,035
その他. . . – – – – (6,053) – (574) – – (13,503) (22) – 1,016 (19,136)
2017年3月31日 . . . (46,134) – (11,226) – (925,308) (22,301) (680,815) (13,419) – (58,731) (7,296) – (27,350) (1,746,446)
償却費 . . . – – – – (242,904) (42,098) (116,815) (6,793) (4,997) – (2,693) – (5,321) (421,621)
減損損失 . . . (43,128) – (2,501) – (510) – (3,706) – – – – – – (6,717)
処分 . . . – – – – 157,312 – 40,320 – – 17,749 21 – 448 215,850
為替換算差額 . . . 4,487 – 347 – 12,251 (1,720) 31,956 – 120 2,803 392 – (140) 46,009
その他. . . 6,086 – – – 913 – 163 – – (9,902) 5 – 835 (7,986)
2018年3月31日 . . . ¥(78,689) ¥– ¥(13,380) ¥– ¥(998,246) ¥(66,119) ¥(728,897) ¥(20,212) ¥(4,877) ¥(48,081) ¥(9,571) ¥ – ¥(31,528) ¥(1,920,911)
(単位:千米ドル)
耐用年数を確定できない無形資産 耐用年数を確定できる無形資産
償却累計額及び減損損失累計額 のれん FCCライセンス 商標権 その他 ソフトウエア テクノロジー 顧客基盤 周波数移行
費用 マネジメント
契約 有利なリース
契約 商標権 ゲームタイトル その他 無形資産合計
2017年3月31日 . . . $(434,243) $– $(105,667) $– $(8,709,601) $(209,911) $(6,408,274) $(126,308) $ – $(552,814) $(68,675) $– $(257,436) $(16,438,686)
償却費 . . . – – – – (2,286,370) (396,254) (1,099,534) (63,940) (47,035) – (25,348) – (50,085) (3,968,571)
減損損失 . . . (405,949) – (23,541) – (4,801) – (34,883) – – – – – – (63,225)
処分 . . . – – – – 1,480,723 – 379,518 – – 167,065 198 – 4,217 2,031,721
為替換算差額 . . . 42,235 – 3,266 – 115,314 (16,190) 300,791 – 1,130 26,384 3,690 – (1,318) 433,067
その他. . . 57,285 – – – 8,594 – 1,534 – – (93,204) 46 – 7,860 (75,170)
2018年3月31日 . . . $(740,672) $– $(125,942) $– $(9,396,141) $(622,355) $(6,860,853) $(190,248) $(45,905) $(452,569) $(90,089) $– $(296,762) $(18,080,864)
のれんおよび無形資産の帳簿価額は、以下の通りです。
(単位:百万円)
耐用年数を確定できない無形資産 耐用年数を確定できる無形資産
帳簿価額 のれん FCCライセンス 商標権 その他 ソフトウエア テクノロジー 顧客基盤 周波数
移行費用 マネジメント
契約 有利なリース
契約 商標権 ゲームタイトル その他 無形資産合計
2017年3月31日 . . . ¥4,175,464 ¥4,100,651 ¥703,031 ¥ – ¥722,934 ¥522,894 ¥448,806 ¥103,814 ¥ – ¥104,754 ¥57,532 ¥– ¥182,223 ¥6,946,639
2018年3月31日 . . . ¥4,302,553 ¥3,960,597 ¥664,878 ¥12,226 ¥739,901 ¥521,603 ¥332,444 ¥125,866 ¥115,333 ¥ 89,278 ¥57,357 ¥– ¥165,067 ¥6,784,550
(単位:千米ドル)
耐用年数を確定できない無形資産 耐用年数を確定できる無形資産
帳簿価額 のれん FCCライセンス 商標権 その他 ソフトウエア テクノロジー 顧客基盤 周波数
移行費用 マネジメント
契約 有利なリース
契約 商標権 ゲームタイトル その他 無形資産合計
2018年3月31日 . . . $40,498,428 $37,279,716 $6,258,264 $115,079 $6,964,429 $4,909,667 $3,129,179 $1,184,733 $1,085,590 $840,343 $539,881 $– $1,553,718 $63,860,599
FCCライセンスは、米国連邦通信委員会(FCC)が付与する特定の周波数を利用するためのライセンスです。
FCCライセンスは規制当局の定める規制に準拠している限り、その更新・延長は最低限のコストで行うこと ができることから、FCCライセンスの耐用年数を確定できないと判断しています。
商標権のうち「Sprint」、「Boost Mobile」などの事業が継続する限りは法的に継続使用でき、かつ、予見 可能な将来に渡ってサービスを提供することを経営陣が計画している商標権については、耐用年数を確定 できないと判断しています。
テクノロジーは、被取得企業の企業結合時点において既に開発済みの技術、あるいは開発の進んだ技術 から期待される将来の超過収益力を反映したものです。
顧客基盤は、被取得企業の企業結合時に存在した顧客から期待される将来の超過収益力を反映したもの です。
周波数移行費用は、ソフトバンク(株)が割り当てを受けた周波数において、「終了促進措置」に基づき、既 存の周波数利用者が他の周波数帯へ移行する際に発生した費用のうち、当社が負担した金額です。
マネジメント契約は、フォートレスが締結している、ファンドを通じた資産管理契約から期待される超過収 益力を反映したものです。
有利なリース契約は、企業結合時に、被取得企業の借手のオペレーティング・リース契約の条件が、支配 獲得日時点の市場の条件と比べて有利である場合、その将来キャッシュ・フローの有利な差異に係る公正価 値を見積り、無形資産として認識しているものです。有利なリース契約の取崩額は、オペレーティング・リー ス料に計上しています。
ゲームタイトルは、被取得企業の企業結合時に存在したゲームタイトルから期待される将来の超過収益力 を反映したものです。
償却費は、連結損益計算書上、「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「ソフトバンク・ビジョン・ファ ンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」に含めて表示しています。
減損損失は、連結損益計算書上、「その他の営業損益」に含めて表示しています。減損損失の内容は「注記 36.その他の営業損益」をご参照ください。
2017年3月31日に終了した1年間および2018年3月31日に終了した1年間の「FCCライセンス」におけ る「その他」の金額は、スプリントが保有している周波数の一部について、他のキャリアとの交換に伴い認識 したものです。詳細は「注記36.その他の営業損益」をご参照ください。
「企業結合」による増加は、以下の通りです。
2017年3月31日に終了した1年間
2016年9月にアームを子会社化した結果、のれん2,650,911百万円、テクノロジー537,680百万円、顧 客基盤148,649百万円および商標権5,940百万円を認識しました。この企業結合取引の内容は、「注記5.企 業結合(1)アーム」をご参照ください。
2018年3月31日に終了した1年間
2017年12月にフォートレスを子会社化した結果、のれん14,275百万円(134,366千米ドル)、ソフトウエ ア1,762百万円(16,585千米ドル)、マネジメント契約128,323百万円(1,207,860千米ドル)および商標権 5,103百万円(48,033千米ドル)を認識しました。この企業結合取引の内容は、「注記7.企業結合(2)フォー トレス」をご参照ください。
「支配喪失」による減少は、以下の通りです。
2017年3月31日に終了した1年間
2016年7月にスーパーセルの支配を喪失した結果、ゲームタイトルが47,636百万円減少しました。この 支配喪失の内容は、「注記44.非継続事業」をご参照ください。
無形資産に含まれている自己創設無形資産の帳簿価額は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2017年3月31日 2018年3月31日 2018年3月31日 ソフトウエア . . . ¥50,919 ¥61,667 $580,450
無形資産に含まれているファイナンス・リース資産の帳簿価額は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2017年3月31日 2018年3月31日 2018年3月31日 ソフトウエア . . . ¥297,531 ¥313,955 $2,955,149
なお、当社のファイナンス・リース債務は、貸手がリース資産の所有権を留保することにより担保されてい ます。
割賦払いで購入したことにより、所有権に対する制限がある無形資産は、「注記20.有利子負債(6)所有 権が制限された資産」をご参照ください。
「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に含まれる研究開発費の合計額は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2017年3月31日に
終了した1年間 2018年3月31日に
終了した1年間 2018年3月31日に 終了した1年間 研究開発費 . . . ¥64,459 ¥136,861 $1,288,225
2018年3月31日に終了した1年間の研究開発費の増加は、2017年3月31日に終了した1年間において、
アームの研究開発費を同社の支配獲得日(2016年9月5日)以降より認識していることによるものです。
企業結合で取得したのれんは、企業結合のシナジーから便益が生じると期待される資金生成単位または 資金生成単位グループに配分しています。
のれんおよび耐用年数を確定できない無形資産の資金生成単位または資金生成単位グループへの配分 額は、以下の通りです。
のれん
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
報告セグメント 資金生成単位または資金生成単位グループ 2017年3月31日 2018年3月31日 2018年3月31日 国内通信事業 ソフトバンク(注1) . . . ¥ 909,463 ¥ 909,463 $ 8,560,457 スプリント事業 スプリント . . . 330,726 313,942 2,955,026 ヤフー事業 ヤフー(注2) . . . 16,519 16,519 155,488 マーケティングソリューション . . 9,821 9,821 92,442 ショッピング . . . 58,159 56,847 535,081
一休 . . . 72,044 72,044 678,125
決済金融 . . . 20,891 20,891 196,640
その他 . . . 1,524 1,524 14,344
小計 . . . 178,958 177,646 1,672,120
流通事業 ブライトスター . . . 60,394 16,609 156,335 アーム事業 アーム . . . 2,691,818 2,860,738 26,927,127
– その他 . . . 4,105 24,155 227,363
合計 . . . ¥4,175,464 ¥4,302,553 $40,498,428
(注1)ソフトバンクは、ソフトバンク(株)およびWireless City Planning(株)から構成されています。
(注2)ヤフー事業の個別の資金生成単位ではなくヤフー事業全体に便益が生じると見込まれるため、「ヤフー」に配分しています。
耐用年数が確定できない無形資産
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
報告セグメント 資金生成単位 2017年3月31日 2018年3月31日 2018年3月31日 スプリント事業 スプリント . . . ¥4,766,499 ¥4,591,131 $43,214,712 ヤフー事業 ショッピング . . . 20,130 20,130 189,477
一休 . . . 10,120 10,120 95,256
小計 . . . 30,250 30,250 284,733
流通事業 ブライトスター
米国・カナダ地域 . . . 3,030 2,868 26,996 ブライトスター
アジア・オセアニア地域 . . . 1,613 1,225 11,530 ブライトスター
ヨーロッパ・アフリカ地域 . . . . 2,290 – –
小計 . . . 6,933 4,093 38,526
– その他 . . . – 12,227 115,088
合計 . . . ¥4,803,682 ¥4,637,701 $43,653,059
各資金生成単位または資金生成単位グループの回収可能価額の測定方法は、以下の通りです。
2017年3月31日に終了した1年間
使用価値:ソフトバンク、マーケティングソリューション、ショッピング、決済金融、一休、ブライトスター、
ブライトスターの米国・カナダ地域、中南米地域、アジア・オセアニア地域、欧州・アフリカ地域、
ソフトバンクコマース&サービス(株)
処分コスト控除後の公正価値:スプリント、ヤフー、アーム
2018年3月31日に終了した1年間
使用価値:ソフトバンク、マーケティングソリューション、ショッピング、決済金融、一休
処分コスト控除後の公正価値:スプリント、ヤフー、アーム、ブライトスター、ブライトスターの米国・カナダ 地域、アジア・オセアニア地域、欧州・アフリカ地域
使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映し、マネジメントが承認した今後5年分の事業計画を基 礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位または資金生成単位グループの税引前の割引率 7%〜12.3%(2017年3月31日に終了した1年間は7.21%〜16.17%)により現在価値に割引いて測定 しています。なお、キャッシュ・フローの見積りにおいて、5年超のキャッシュ・フローは、0%〜0.6%(2017 年3月31日に終了した1年間は0%〜2.34%)の成長率で逓増すると仮定しています。
処分コスト控除後の公正価値は、スプリントおよびヤフーについては、主に活発な市場における相場価格 に基づいて測定しています。アームについては、市場参加者の想定する仮定に基づき、市場参加者が将来
受け取ると期待するキャッシュ・フローを、今後10年分の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額 に反映させ、税引後の割引率10%(2017年3月31日に終了した1年間は9%)により現在価値に割引いて 測定しています。10年超のキャッシュ・フローについて、11年目は20%、12年目は10%、13年目は4%
の成長率と仮定し、14年目以降は2%(2017年3月31日に終了した1年間は、11年目は19%、12年目は 10%と仮定し、13年目以降は2%)の成長率で逓増すると仮定しています。なお、公正価値測定において、
観察可能でないインプットを使用しているためレベル3に分類しています。ブライトスター(資金生成単位グルー プ)および米国・カナダ地域、アジア・オセアニア地域、欧州・アフリカ地域については、インカム・アプロー チおよびマーケット・アプローチを用いて測定しています。インカム・アプローチにおいては、市場参加者の 想定する仮定に基づき、市場参加者が将来受け取ると期待するキャッシュ・フローを、今後10年分の事業計 画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額に反映させ、税引後の割引率9.5〜11%により現在価値に割引 いて測定しています。なお、10年超のキャッシュ・フローについては3%の成長率と仮定しています。また、マー ケット・アプローチにおいては、評価対象会社と比較可能な類似会社のEV/EBITDAの評価倍率を用いてい ます。なお、公正価値測定において、観察可能でないインプットを使用しているため、レベル3に分類してい ます。
ブライトスターののれんは4つの資金生成単位(米国・カナダ地域、中南米地域、アジア・オセアニア地域、
および欧州・アフリカ地域)をまとめたブライトスター(資金生成単位グループ)に配分し、のれんを除く耐用 年数の確定できない無形資産は3つの資金生成単位(米国・カナダ地域、アジア・オセアニア地域、および欧 州・アフリカ地域)にそれぞれ配分しています。
2018年3月31日に終了した1年間においてブライトスターの事業計画を見直した結果、ブライトスターの のれんおよび耐用年数の確定できない無形資産を配分した全ての資金生成単位および資金生成単位グルー プについて減損の兆候が認められたため減損テストを実施しました。その結果、ブライトスター(資金生成単 位グループ)および欧州・アフリカ地域の回収可能価額が帳簿価額を下回ったため減損損失を認識しました。
減損損失の内訳は、のれんが43,128百万円(405,949千米ドル)、無形資産が6,717百万円(63,225千米 ドル)、有形固定資産が652百万円(6,137千米ドル)です。回収可能価額の測定に用いた仮定は前述の通り ですが、インカム・アプローチにおける現在価値の測定に用いた税引後の割引率は10.5〜11%です。
上記を除いて、毎年度一定時期に実施する減損テストにおきましては、いずれの資金生成単位及び資金 生成単位グループにおいてものれんおよび耐用年数を確定できない無形資産について減損損失を認識し ていません。
2017年3月31日に終了した1年間においては、ブライトスターののれんは5つの資金生成単位(米国・カ ナダ地域、中南米地域、アジア・オセアニア地域、ソフトバンクコマース&サービス(株)、および欧州・アフリ カ地域)をまとめたブライトスター(資金生成単位グループ)に配分していましたが、2017年3月に流通事業 内の事業再編を決定したため、のれんはソフトバンクコマース&サービス(株)を除く4つの資金生成単位をま とめたブライトスターに再配分されました。これにより減損の兆候が認められたため、のれんおよび耐用年