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4章 Kasteleyn行

列      57

(a)υ

2を とす る とυ21‑lυ2を ∈ν ′である。 また,υ2を に接続 す る

Mの辺 は υ2をυ2,+1のみである。 これ は除去 され るか らν ′に含 まれない。つ ま り

,M′

の辺で のメこ接続するのはυ2を‑lυ2̀∈ ν ′ のみ となる。

(b)υ

21+1と す る と υ21+lυ21+2∈ ν ′で あ る。 また,υ2″

+1に

接続 す る ノ の辺 は υ21υ2二十1のみであ る。 これ は除去 され るか

らν ′に含 まれない。つ ま り

′の辺で υ21+1に接続す るのは υ2̀+lυ2を+2∈ ν ′のみ となる。

以上 よ り

,任

意 の υ∈yl Ⅱ y2に対 して υに接続す る ν ′の辺 がただ l つ存在す るため ν ′も完全マ ッチ ング となる。      

命題

4.4.42部

グラフσ

=(ylⅡ y2,0の

任意の完全マッチ ング ν,M′

Eに

対 し

,あ

る互 いに辺 を共有 しない ν の交互閉路

o,… .,Cが

あつて,

Mに

q,.…

,色 で順 にマ ッチ ングの回転 をす る とM′ になる。

証明   σ =(yl  y2,E)に おいて ,Cの 頂点を yl={υ

l,・

,吻

0, 72=

{bl,・

,bN}と

表し ,順序を定める。このとき

,

ρ

σ

 oM

とす る。σを互 い に素 な巡 回置換 の積 で表 して

σ

=(jF)...j段

ャ ⇒

)(jr)。

… 嘱ャ が

.… (づF)・ ..う

s))

とお く。 この とき

r=1,…

。,sに 対 して

α =し ,%け … 鵠 知粉

とおくと ,α は閉路である。実際,任意の

%∫

→∈ yl(t=1,…

(r))に

対して

=″ であるから ,電 P%0→

)∈

νとなるしよって ,%P,%c→

)

は隣接する。また ,任 意の

%∫

■ に対して

=ル lo″ ょりρ

oケ

1='

であるか ら

%←P)=%σ‑1←

∫ ■ )=b♭ C乳

)

となる。よって

,%(t̀→

)%∫?1∈

ν′ となり

,%(をs→),陽

̀ム

は隣接する。さ らに ,オ

)。

…寃ヤ

r)tま

互いに異なるため ,tr)'…

:,υ

,し)は

互いに暴なり

,

2)

4章  Kasteleyn行

列      58

ρは全単射であるか ら

,%(.)),―

・,%(礁

ヤ→

)も

互いに異なる。以上の こと か らの は閉路であることが分かる。

次 に,Mを

o,… .,aで

回転 す る と ν ′にな る こ とを示 す。 ここで,

ν

,M′

1なので

ν

={υ

あ 01に 1,̲,Ⅳ

}

M′ ={υ

を ら。 σ

‑lo lづ

=1,…

,Ⅳ} に注意す る。 あ とは

1.の

がMの交互閉路である。

2.ν

Q,…

.,色 で回転 した完全マッチ ングは ノ ′の辺 をすべて含む。

2つ

が示 されれ ば命題 は証 明で きる。

1.について

,簡

略のため頂点の番号 を置 き換 えて

α 圭←雌

,し(⇒,… .,υ

π

,ら(m))

とおく。このとき

(1,…

)(π 2か

1,…

は互いに異なる )は σを分解した巡回置換なので ,鶴 ≠りを

+1(づ

=1,… 。 ,m)に 注意する。ま ず ,Cの 1つ おきの各辺について

υを(ぅ

)=υ

b訪(を)∈

M

で あ る。 仮 に

bp(。を+1∈ ν

とすると場

bp(→

∈ν かつυ

・≠鶴+1で あるから ,Mが 完全マッチングで

あることに矛盾する。つまり

l+1¢

■ イ であり ,cは

Mの

交互閉路である。

2.について,Mを

Q,…

,aで

回転 したマ ッチ ングを ν ″とす る。任

意の

M′

の元りを しについて,鶴 りが Mrrに 含まれることを示す。

(a)づ =づ

∫ →となる

r,tが

ないときσ

(j)=り

である。つまり ,ル

loM(り

)=

をより

(づ)=ν(づ

)=ρ

(づ)

第 4章 Kasteleyn行 列       59

となる。またσ

(づ)=う

ということは鶴ら oは q,…

.,色

に現れない。

つまりυ

ibρ

Oは Q,̲,Cの 回転で除去されない。よって,υ島

=

υぅ

(ぅ)∈

ν″となる。

(b)づ =j∫r)と

なる

r,ι

があるとき

=い 物 彎 矩)%司

と表 され る。M″ は

Q,… ,Qで

ν を回転 したものだか ら

%(Pl)鶴 P∈ ν″

であ る。 い ま(4.3)よ

.       ρ

(づ

21)=ρ

‑1(j∫r)))

弗苗 ′ °―

づ ∫

r))=ゴ

よ り

吻し

̀∫

→ 可

(ぅ

21)∈ M″

とな る。

以上 よ り

,命

題 が成 り立つ。

4。

εの条件

任意 の ν ∈ングに対 して εの条件

sgn(め ε

)が

Mに

よらず一定

となるためには

,任

意 の ν,M′%グ について

Sgn(M)ε

(M)=Sgn(M′

Oグ

) (4.4)

が成 り立てば よい。 ここで

,命

4.4。

4よ

,任

意の

M,M′

∈彪グに対 し て

,あ

る互いに辺 を共有 しないMの交互閉路

Q,… .,aが

あつて,Mに

4章 Kasteleyn行

列      60

0,…

.,色 で順 にマ ッチ ングの回転 をす ると ν ′になる。 この ことか ら,

任意 の ν ∈ ン と ν の任 意 の交互 閉路 σ に対 して,Mを θ で回転 し て も

Sgn(y)ε

(M)

が不変であれば(4.4)が成 り立つ。

以下

,正

方格子

2部

グ ラフGπ の各単位正方形

Fに

対 して,Fの境 界(反時計 回 り)の 閉路 を ∂

Fと

表す。 また,∂

Fや

Gれ,れ 上の閉路 σ に対

して

eは

Π くの

σ の辺

Π   ε

"),

eはFの

をそれぞれ ε(∂F),ε)と表 す。

定理

4.5.1正

方格子

2部

グラフGm,π =(zE)において

,写

像 ε

:E→

1)が ,Gれ

,れ の各単位正方形

Fに

ついて ε(∂F)=‑1

を満たす とす る。つ ま り

,Gれ

,っ の各単位正方形の

4辺

の うち εの値が

‑1

とな るのは奇数 とす る。 この とき,εの条件 が成 り立つ。

この定理 を

,い

くつかの補題 を準備 して証 明す る。

補題

4.5.2正

方格子

2部

グラフ上の閉路 σ について

がある完全 マ ッ チ ングの交互閉路であるな らば

の内部の頂点の個数 は偶数個 となる。

証 明 σ の内部 の頂点が奇数個 であ り

,か

,σ =(υ

l,ら1,.… ,υJ,仇

)が

ある完全 マ ッチ ングMの交互閉路 とす る。 この とき,Mの 元 は

υlbl,02b2,…,t」JbJ または ら2,b2υ3,…,bJυl

となる。 よって σの内部の頂点 を端点 とするMの辺のも う一方の端点が θ上の頂点 となることはで きないか ら,Mの辺 は σの内部の頂点 どうし をつな ぐことにな る。 しか し

,こ

れ は σ の内部の頂点が奇数個 であるこ

とに矛盾する。っまり ,σ の内部の頂点の個数は偶数個となる。    

補題

4。

5.3工 方格子 2部 グラフ

Gれ

=(И E)の 各単位正方形 Fに つい てε

(∂F)=‑1が

成 り立つとする。このとき ,Gπ

上の任意の閉路 σに ついて ,σ 内部の面積

(単

位正方形の個数

)を sと

おくと

ε

)=(‑1)S

4章  Kasteleyn行

列      61

が成 り立つ。

証明 仮定 よ りσ 内部の面積 が

sで

あ るか ら

の内部 の単位正 方形 を それぞれFl,… .,民 とす る。 また,ε(∂F)=‑1であるか ら

ε(∂Fl)。 …ε(∂FЭ =(‑1)3        (4.5)

と表 され る。 この とき∂Fl,…,∂民 は σ の辺 および σの内部の辺 を含 む が,Cの内部 の辺 は

2度

ずつ現れ るので

ε(∂Fl)・ …ε(∂)

の値 に寄与せず

,こ

の値 は ε)に 一致す る。 よって,(4.5)よ りε)=

(‑1)Sが

成 り立つ。       

補題

4.5.4正

方格子

2部

グラフ σれ,れ

=(yl 

 y2,E)の

完全 マ ッチ ング

M⊂

Eの

交互閉路 σ

=(η

l,・2̲1)に対 して

の長 さを とし,

Mを σで回転 した完全 マ ッチ ングをM′ とする。 この とき

,次

の式が成 り立つ。

証明   σ =(71  Ⅱ

 y2,E)に

おいて ,Cの 頂点をyl={υ

l,・

Ⅳ }, 72=

{bl,・

,bN}と

する。また,こ こでは議論を簡単にするためにσを

σ ={υ

l,bl,υ 2,b2,…

,吻,仇}

とする。すると

M={υlbl,υ2万,・

1,石

ι 仇

,̲}

動 「 ′ ={扇

,b2υ 3,…

,bJυl.…}

={υ

lbJ,1あ

,….,υJbz̲1.… }

であるか ら

,置

換 ル弓i豫 について

,も

との元 とその行 き先 を上下 に対応 させ て記す と

sgn(a=sgn(2)× ←

1ソ

1

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