1)検査体制
昭和49年に食肉衛生検査所が設置されて42年が経過した。その間、検査環境の変化に対 応した種々の対策を講じながら、安全で衛生的な食肉の安定供給に努めている。
平成7年度からは「と畜検査電算システム」を導入し、タッチパネル方式による現場での検 査結果の入力を行っている。また、と畜検査の補助的業務として「プレゼンター」を高崎、都 農、日向の3食肉衛生検査所に配置し、と畜検査の集計業務及び現場検査の効率化を行い、精 密検査体制の充実強化を図っている。
なお、平成10年度からは宮崎市の中核市移行に伴い、県からの出向による検査体制の維持 が図られていたが、宮崎市食肉センターは平成15年4月1日付けで廃止され、と畜検査員の 同市への出向体制は終了した。
2)と畜検査頭数
平成27年度の検査頭数は、総計1,027,128頭。畜種別に昨年度と比較すると、牛50,588頭で 対前年度比3.3%の減、豚976,471頭で対前年度比0.6%の増、とく44頭、馬25頭であった。口蹄 疫発生前の平成21年度と比較すると牛は14.3%の減、豚は8.7%の減で、徐々に口蹄疫発生前 の頭数に戻りつつあったが、平成25年度以降、減少傾向にある。
3)検査結果に基づく措置
と殺・解体禁止措置を執った獣畜は豚1頭。全部廃棄処分した獣畜は1,717頭で、検査頭数の 約0.17%であった。
畜種別では、牛453頭(0.90%)、豚1,261頭(0.13%)、とく4頭(9.1%)であった。
原因別では、牛は水腫146頭、白血病82頭、敗血症72頭、炎症66頭、尿毒症51頭の順で、豚は 敗血症546頭、膿毒症480頭、炎症81頭、豚丹毒62頭、水腫37頭の順であった。
4)精密検査
精密検査件数は、一般畜1,301頭、病畜644頭の計1,945頭、検査頭数の0.19%であった。
試験研究上の検査件数は、細菌検査5,222件、病理検査175件、理化学検査8,461件で、
計13,858件であった。
残留抗生物質等検査件数は、一般畜5,783頭、病畜2,173頭の計7,956頭で、全て陰性であった。
5)その他
電算化によると畜検査結果のフィードバック、関係機関との連携による残留抗生物質等の対 策業務の導入、さらには検査精度の強化など、関係事業の強化に努めている。
2.と畜検査
1)検査頭数
畜種
12ヶ月 未満
1ヶ月 未満
1,027,128 50,588 44 25 976,471 279,530 2,630 5 24 276,871 209,223 13,777 1 195,445
187,244 3,991 5 183,248
25,917 8,324 26 17,567
184,087 12,816 1 171,270
‑
132,068 132,068
9,059 9,050 6 1 2
2)手数料収入
畜種
12ヶ月 未満
1ヶ月 未満
394,873,540 39,543,580 16,720 19,000 355,294,240 104,183,690 2,086,880 1,900 18,240 102,076,670 81,928,310 10,963,280 380 70,964,650
69,411,950 3,055,200 1,900 66,354,850 12,484,570 6,326,240 9,880 6,148,450 72,418,280 9,980,300 380 62,437,600
‑
47,311,320 47,311,320
7,135,420 7,131,680 2,280 760 700
※1 使用料及び手数料条例では、12ヶ月未満の牛となっています。
※2 使用料及び手数料条例では、12ヶ月未満の馬となっています。
都城
小林
都農
こま 牛
と く
㈱丸正フーズ
川南支場
と畜場 検査所
緬羊
小林市食肉 センター
㈱ミヤチク 都農工場
山羊
都城市食肉 センター 高崎 ㈱ミヤチク
高崎工場
馬 豚
総 計
計
㈱ミヤチク 都農工場 川南支場 小林
検査所
日向 延岡市食肉 センター 南日本ハム
㈱
㈱丸正フーズ と畜場
日向 延岡市食肉 センター
総 計
計 牛
都城
高崎 ㈱ミヤチク 高崎工場
南日本ハム
㈱ 都農
(単位・・・円)
馬 こま※2 豚
小林市食肉 センター 都城市食肉
センター
山羊 緬羊 と く※1
3) 病畜検査頭数 畜種
と畜場 時間 12ヶ月
未満
1ヶ月 未満
内 2,314 1,506 41 1 766
外 229 197 32
計 2,543 1,703 41 1 798
内 1,386 674 3 1 708
外 93 69 24
計 1,479 743 3 1 732
内 158 143 15
外 47 42 5
計 205 185 20
内 414 368 5 41
外 9 8 1
計 423 376 5 42
内 80 54 26
外
計 80 54 26
内 208 205 1 2
外 80 78 2
計 288 283 1 4
内 外 計
内 68 62 6
外
豚 山羊
と く
計 牛 馬 こ ま
日向 都農
㈱ ミ ヤ チ ク
南 日 本 ハ ム
㈱
食 肉 セ ン ター 都 農 工 場
延 岡 小林
高 崎 工 場
小 林 市
㈱ 丸 正 フー ズ
食 肉 セ ン ター
㈱ ミ ヤ チ ク 検 査 所
総 計
都城
高崎 都 城 市
食 肉 セ ン ター
4)時間外検査頭数
畜 種 検査所
病 畜 229 197 32
健 康 畜 年 末 15,665 588 15,077
健 康 畜 年 末 以 外 40,800 1,500 39,300
小 計 56,694 2,285 54,409
病 畜 93 69 24
健 康 畜 年 末 3,500 15 3,485
健 康 畜 年 末 以 外 13,228 39 13,189
小 計 16,821 123 16,698
病 畜 47 42 5
健 康 畜 年 末 3,954 209 3,745
健 康 畜 年 末 以 外 8,646 710 7,936
小 計 12,647 961 11,686
病 畜 9 8 1
健 康 畜 年 末 2,457 2,457
健 康 畜 年 末 以 外 8,018 21 7,997
小 計 10,484 29 10,455
病 畜
健 康 畜 年 末 健 康 畜 年 末 以 外
小 計
病 畜 80 78 2
健 康 畜 年 末 3,708 211 3,497
健 康 畜 年 末 以 外 7,790 319 7,471
小 計 11,578 608 10,970
病 畜
健 康 畜 年 末 1,893 1,893
健 康 畜 年 末 以 外 2,707 2,707
小 計 4,600 4,600
病 畜
健 康 畜 年 末 153 153 健 康 畜 年 末 以 外 411 411
小 計 564 564
*年末とは12月の1ヶ月間 都農
高 崎 工 場
豚
計 牛 とく 馬
日向 小林
総 計
都 城 市
食 肉 セ ン ター
㈱ ミ ヤ チ ク 都城
高崎
と畜場
南 日 本 ハ ム
㈱ 食 肉 セ ン ター 食 肉 セ ン ター
㈱ 丸 正 フー ズ
㈱ ミ ヤ チ ク 小 林 市
都 農 工 場
延 岡 市
3.検査に基づく処分
炭 疸
豚 丹 毒
サ ル モ ネ ラ 病
結 核 病
ブ ル セ ラ 病
破 傷 風
放 線 菌 病
そ の 他
豚 コ レ ラ
そ の 他
ト キ ソ プ ラ ズ マ 病
そ の 他
の う 虫 病
ジ ス ト マ 病
そ の 他
膿 毒 症
敗 血 症
尿 毒 症
黄 疸
水 腫
腫 瘍
中 毒 諸 症
炎 症 又 は 炎 症 産 物 に よ る 汚 染
変 性 又 は 萎 縮
そ の 他
計
禁止
全部廃棄 453 13 72 51 16 146 89 66 453
一部廃棄 30,777 41 423 175 10 450 28 27,558 5,177 2,585 36,447
禁止
全部廃棄 4 1 1 1 1 4
一部廃棄 35 2 35 1 38
禁止
全部廃棄
一部廃棄 14 1 13 1 1 16
禁止
全部廃棄
一部廃棄
禁止 1 1 1
全部廃棄 1,260 61 480 546 3 20 37 12 81 20 1,260
一部廃棄 589,441 4 115 59 581,075 14,447 1,665 597,365
禁止
全部廃棄
一部廃棄
禁止
全部廃棄
一部廃棄
宮崎県全体
畜 種
と 畜 場 内 と 殺 頭 数
処 分 実 頭 数
疾 病 別 頭 数 細 菌 病 ウイルス・リケッチア病原虫病 寄生虫病 その他の疾病
牛 50,588
と
く 44
馬 25
山 羊 こ ま
豚 976,471
め ん 羊
4.精密検査
1)精密検査件数[総数]
区分 項目
1,945 (591) 1,301 (151) 644 (440) 1,267 (96) 291 (173) 387 (322)
関節炎 28 28 28
その他 101 97 4 101
敗血症 642 (80) 555 (20) 87 (60) 642 (80)
尿毒症 78 (74) 27 (26) 51 (48) 78 (74)
トキソプラズマ症
黄疸 51 (27) 35 (11) 16 (16) 51 (27)
腫瘍 29 (12) 21 (4) 8 (8) 29 (12)
放線菌症
白血病 82 (82) 22 (22) 60 (60) 82 (82) 膿毒症 496 (16) 326 (3) 170 (13) 496 (16)
結核
変性 20 20 20
炎症 160 (79) 82 (11) 78 (68) 160 (79)
水腫 258 (221) 88 (54) 170 (167) 258 (221) ( )内は牛・とく・馬の再掲
2)試験研究上の検査件数[総数]
3)抗生物質等検査件数[総数]
事項
畜種 全 県
一般畜 計
5,222
検 査 内 容
細菌検査 病理検査
供試件数
病畜
豚丹毒
検 査 内 容
理化学検査 細菌検査 病理検査
供 試 頭 数
計
計
内 訳 実頭数
抗生物質等残留
一般畜 病 畜
供 試 頭 数
175 13,858
理化学検査
7,956 8,461
陽 性
一般畜 病 畜 陰 性
計 牛 とく
7,956 4,438 27
5,783 2,894 1
2,173 1,544 26 馬
豚
8 2,880 8
3,483 603 3,483
8 27 4,438
5.と畜場の稼働状況
(川南支場省略)