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比例 と反比例の単元において

,数

量の変化や対応の関係 に気づ くことができる能力を向 上 さえることと

,話

し合いによる自己有用感の向上を育成す るために

,本

研究では

,話

合い活動で ワール ド・ カフェを取 り入れ る。本章では

,ワ

ール ド・ カフェを取 り入れた実 践計画を行 う。1節では

,実

践計画の概要を提示す る。

2節

では実践計画における課題点 と 今後

,よ

り実践を充実 させていくためにどのような視点を改善 してい くかを概観す る。

1節  

授 業 の 立 案 と概 要

2節  

授 業 案 の 成 果 と今 後 の 方 向性

59

1節  

授 業 の 立 案 と概 要

1章か ら

4章

まで

,算

数科 での関係 づ け る力や 自己有用感 を高め る必要性,ワール ド・カ フェの効果

,一

枚 ポー トフォ リオ について述べ た。 本節 では

,こ

れ までの章 を踏 まえた上 で, 自己有用感 を高め るた めの算数科 にお ける話 し合 い活動 を取 り入れ た実践計画 の概要 を述べ る。

1.実践計画の 目的

本 実践計画の 目的 は

,以

下の

2点

である。

(1)ワ

ール ド・ カフェを活用 した算数科授業 を立案す ること

(2)立

案 した授 業 が 自己有用感 を高め ることにつ なが るか を評価 ・考察 し

,今

後 の授業 づ く りへの示唆 を得 ること

2.実

践計画の内容

単元名 「比例 と反比例」(全 16時間)

比例については

,第 5学

年 で

,か

んたんな比例の形 について学習 を行 つている。 また, 一方が

2倍 ,3倍

,・ ・ 。とな るとも う一方 も

2倍 ,3倍

,・ ・ 。となる関係 の原理 について 第

2学

年のかけ算 での乗数 と積 の関係 で も学習 を行 つてい る。

本 単元では

,こ

れ らの既習事項 を踏 まえなが ら

,図

形 の高 さと面積 との関係や時 間 と道 の との関係 を手がか りとして

,比

例 についての指導 を行 う。

また

,反

比例 においては

,面

積 が一定の図形 にお ける

,縦

の長 さと横 の長 さの関係や速 さと時間 との関係 な どを手がか りと して

,指

導 を行 う。

これ らの指導を行 うことで

,比

例 。反比例 にお ける

2つ

の数 量の変化 と対応 との関係 に 気づ くことができるよ うにす る。 こ うして

,比

例 。反比例 の

2つ

の数量の関係 についての 理解 を豊かにす ることになる。

3.実 践計画の方法

1章

では

,児

童 の学習内容や数学教育の考察

,全

国学力・学習状況調査 問題 の分析結 果か ら

,数

量関係 の特徴や 困難点 について述べ た。第

2章

では

,本

研 究で着 目 してい る「自 己有用感」の捉 え方 を考察 し,自 己有用感 向上についての意義 を松 田(1997)と 片桐 ら

(2014)

の実践か ら考察 した。 第

3章

では, ワール ド・カフェについて概観 を した後

,山

梨大学付 属 中学校

(2003)の

実践 を紹介 し, ワール ド・ カ フェの有効性 について述べた。第

4章

で は

,学

習成果 の評価 を行 うた めに

,ポ

ー トフォ リオ評価 について述べた。 さらに

,一

枚 ポ ー トフォ リオについて堀

(2006)の

説明 をもとに紹介 した。

4.授

業立案 における各章 の取 り組み との 関連

1章では,「数量関係 」領域 において小学校学習指導要領解説算数編 (文部科学省,2008) の内容か ら筆者 は,「数量の変化や対応 の関係 に気づ くことので きる能力」の習得の重要性 を述べた。 また

,同

6年

生で学習す る理科での 「て このはた らき」の学習 において

,力

のつ り合 いが反比例 の関係 が活用 されてい る。 そ うした

,教

科 間のつ なが りを意識 した学 習 の展開 も必要で ある。 さらに

,こ

の単元 は中学以降の

1次

関数や

2次

関数 の内容 につな が る。そのため

,本

単元 の学習内容 は

,教

科間や後 の発展 を意識 した単元計画 に配慮す る 必要がある。 そのために表や グラフ

,式

の読み取 る活動の重視が考 え られ る。 それ は

,個

人で数値 を読み取 る活動 であつた り

,読

み取 つた情報 を意見交流 した りす ることをスモー ル ステ ップで取 り組み を行 う。

2章

では,自 己有用感 について概観 した。そ こか ら

,本

研 究にお ける 自己有用感 の捉 え方 を 「自らの行動 に対す る重要 な他者 か らの承認 に よつて安心感や 充実感 を得 る こと」 と し た。 他者 との関わ りか ら自己有用感 は他者 か らの承認が必要であ ることか ら協働 での活動 に取 り組 む。 また

,先

行研 究か ら自己有用感 に支 え られ た活動 の 中には

,他

者理解や試行 錯 誤 が含 まれ てい るこ とを本研 究で考察 した。 そ こか ら, 自己有用感 を育むためには

日 常生活 にお いて継 続 的 に価値 づ けを行 うこ との重要性 を明 らか に した。 本研 究では授 業実 践 についての立案 を行 うため

,普

段 の学級経営 について触れ ることは しないが

,授

業内に お いて も児童の発言や活動 を価値づ ける姿勢 を教師が見せ て

,学

級 全体 がお互 いに認 め合

うことができる支持的風 土を形成す るこ とが重要である と考 える。

3章

では ワール ド・ カ フェについて概観 し

,先

行研 究を考察す るこ とで

,ワ

ール ド・カフ ェを採用す ることの効果 について述べた。 ワール ド・ カフェ特有 の考 えの可視化 を活か し た話 し合 い活動の場づ く りを行 う。場づ く りを行 うことで

,対

話 が苦手 な児童や説 明が苦 手な児童

,学

力 の低 い児童への配慮 を し

,単

元内容 の全体 での共通理解 を図 る。 また

,考

えを可視化す ることに よつて考 えの形成 を焦点化 しやすい とい うメ リッ トも授業立案 に活 かす。

4章

では

,ポ

ー トフォ リオについて概観 し

,そ

こか ら利点 と課題 を取 り上げた。その上で 一枚 ポー トフォ リオに着 目した。一枚 ポー トフォ リオの利点 である情報量の少 な さと変容 を読み取 りやす い とい うこ とを活 か し, ワール ド・ カフェを通 じて 自分の理解 した ことを 記入す る とともに

,話

し合 い活動のついての コメン トを書 き合い相互評価 を取 り入れ るこ

とで

,学

習内容の再確認 とともに学習 に対す る充実感 を得 ることを 目的 とす る。

5.題 材の関連 と発展

本 単元で学習す る内容 は前段階の学年 の既習事項の上に成 り立つ。 第

6学

年で学習す る

「比例 と反比例」の単元の学習過程は以下の図6‑1のよ うに表す。図 6‑1のよ うに第

5学

61

年 で簡 単な場合 の比例 を学習 し

,立

体の体積 を求 める ことを通 して比例 の具体的 な事象 に 触れ る。 第

6学

年 で文字式 と比 の学習 を行 い、変化 と対応つ いての理解 を深 める。それ ら

を踏 まえて

,本

単元で ある 「比例 と反比例」 を学習す る。

年 年

比例

簡単な場合 の比例

直方体や 立方体の体積

 

底 面積 が一 定 の立体 は

,体

は高 さに上ヒ例

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