(1) 年別搬送人員
蜂に刺される、犬にかまれる等で、平成26 年中に811人が救急搬送されました
(図 2-32)。
(2) 年齢層別搬送人員
年齢層(5歳単位)別では、45歳から49歳が多くなっています(図 2-33)。 年 救急搬送人員(人) 平成 22 年 919 平成 23 年 866 平成 24 年 933 平成 25 年 879 平成 26 年 811 合 計 4,408
0~4歳 5~9 歳 10~14 歳 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳
47 38 38 28 42 33 34 47 45 70
50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80~84 歳 85~89 歳 90~94 歳 95歳以上
45 44 56 63 60 55 37 24 4 1
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 救
急 搬 送 人 員
( 人
)
n=4,408
0 10 20 30 40 50 60 70 80
救 急 搬 送 人 員
( 人
)
n=811
図 2-32 年別の搬送人員
図 2-33 年齢層別搬送人員(人)
34
(3) 発生場所別搬送人員
発生場所別にみると、住宅等居住場所に多く、次いで、道路・交通施設が多くな っています(図 2-34)。
(4) 初診時程度別搬送人員
89.8%が軽症ですが、蜂に刺されて重症と診断される事案も発生しています
(図 2-35)。
住宅等居住場所 475 58.6%
道路・交通施設 168 20.7%
公園・遊園地・
運動場等 50 6.2%
店舗・遊技 施設等
32 3.9%
会社・公共施設等 25 3.1%
学校・児童施設 等 21 2.6%
医療施設 5 0.6%
その他 35 4.3%
n=811
軽症 728 89.8%
中等症 78 9.6%
重症 5 0.6%
n=811
【事例 かまれる、刺される】
自宅の庭の植木に水やり中に、蜂に左中指を刺され救急要請した。(81歳 女性 中等症)
図 2-34 発生場所別搬送人員
図 2-35 初診時程度別搬送人員
35
9 おぼれる
(1) 年別搬送人員
平成26年中は739人が搬送され、過去5年で最も多い搬送人員となりました
(図 2-36)。
(2) 年齢層別搬送人員
おぼれる事故は、乳幼児、高齢者で多く発生しています(図 2-37)。
年 救急搬送人員(人) 平成 22 年 494 平成 23 年 550 平成 24 年 664 平成 25 年 679 平成 26 年 739 合 計 3,126
0~4歳 5~9 歳 10~14 歳 15~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳
34 7 5 3 4 3 6 0 4 5
50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80~84 歳 85~89 歳 90~94 歳 95歳以上
7 7 27 29 92 129 142 155 57 23
0 100 200 300 400 500 600 700 800
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 救
急 搬 送 人 員
( 人
)
n=3,126
0 20 40 60 80 100 120 140 160 180
救 急 搬 送 人 員
( 人
)
n=739
図 2-36 年別の搬送人員(人)
図 2-37 年齢層別搬送人員(人)
36
(3) 発生場所別搬送人員
おぼれる事故の発生場所は、住宅等居住場所が84.7%で最も多くなっていま す(図 2-38)。
(4) 初診時程度別搬送人員
程度別にみると、9割以上が中等症以上と診断されており、約8割が、重篤又は 死亡と診断されています(図 2-39)。
住宅等居住場所 626人 84.7%
店舗・遊技施 設等 59人 8.0%
公園・遊園 地・運動場等
6人 0.8%
学校・児童施 設等 3人 0.4%
その他 45人 6.1%
n=739
軽症 34人 4.6%
中等症 65人 8.8%
重症 48人 6.5%
重篤 294人 39.8%
死亡 298人 40.3%
n=739
図 2-39 初診時程度別搬送人員
【事例1 おぼれ】
19 時から入浴し、19 時 40 分頃家族が様子を見に行くと、浴槽で頭の上まで湯に 浸かっている女性を発見した。(84 歳 女性 中等症)
図 2-38 発生場所別搬送人員
37
ここでは、就学前の乳幼児、小学校、中学校、高等学校、成人、高齢者と年齢区分ごと に事故の傾向や事故の要因等を取り上げています。
1 0歳~5歳(乳幼児)の事故
(1) 年別搬送人員
0歳から5歳の乳幼児の事故で、平成22年から平成26年までの5年間に44,
798人が救急搬送されました。平成26年は、9,629人が搬送され、過去5 年間で最も多くなりました(図 3-1)。
(2) 年齢別搬送人員
平成26年中の乳幼児の事故を年齢別にみると、1歳児の搬送人員が2,478 人と最も多く、次いで2歳児が1,996人となっています(図 3-2)。
年 救急搬送人員(人) 平成 22 年 8,407 平成 23 年 8,616 平成 24 年 8,840 平成 25 年 9,306 平成 26 年 9,629 合 計 44,798
年齢 救急搬送人員(人)
0歳 1,669
1歳 2,478
2歳 1,996
3歳 1,536
4歳 1,135
5歳 815
合 計 9,629 0
2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 救
急 搬 送 人 員
( 人
)
n=44,798
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000
0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳
救 急 搬 送 人 員
( 人
)
n=9,629