目 次
③ 災害時における高齢者など の要援護者への対策が必要である
重点的に取り組むべき改善課題
発表時のコメント
・大学と地域が互いに情報発信しあい、連携を深め、距離を縮めることが重要である。
・車にとっては便利であるが、歩行者や自転車にとっては危険であり、特に、高齢者や 小さい子どもの視点にたって安心して通行できる環境整備が必要である。
・災害時に、高齢者など災害弱者といわれる人たちを優先的に援護できるよう、意識 を高揚していくことが重要である。
4 . みんなでつく る地域の将来( 概ね 1 0 年後) の姿
西部地域において優先的に取り組むことが必要なまちづくりの課題をふまえ、私たちは、
次のような地域の将来の姿をめざします。
<参考> 将来の姿の検討方法
<手順−1> 他の地域にない最も地域の特徴的なことやシンボルを探す
<手順−2> 重点的に取り組むべき改善課題を解消し、概ね 10 年後にどのような暮らし や活動があるまちをめざすか?
*10 年後の姿:○ ○ ○ ○のまちになっている
<手順−3> まちづくりに活かしたい資源等をどのように活かしていくか?
*10 年後の姿:○ ○ ○ ○ のまちになっている
<手順−4> <手順−1>〜<手順−3>からめざすべき地域の将来の姿の骨格となる キーワードを抽出し、【誰が】+【どのようにして】+【どのようなまち】にす るか、地域の将来の姿の基本形を作る
<手順−5> <手順−4>の地域の将来の姿の基本形から誰もが分かりやすく、印象に 残る地域の個性あふれる将来の姿を表現する
○ ○ ○ ○ ○ のまち
次回の第5回ワークショッ プにおいて検討頂きます。
5 . 地域の将来の姿を 実現し ていく ための取り 組み方向
ワークショップでは、西部地域において優先的に取り組むことが必要なまちづくりの課 題に対して、「一人ひとりで取り組めること」、「地域みんなで協力して取り組めること」な どとともに、その取り組みを進めていくために必要な条件を検討しました。
ワークショップでの検討から取り組みの方向をまとめると次のようになります。
西部地域は、淀川の沿川にある緑や水辺の環境に恵まれた地域です。しかし、国道1号 や府道京都守口線など大きな幹線道路が通過し、便利である一方、これらの道路があるこ とにより、道路の横断箇所が少ないために地域が分断されています。また、工場や倉庫な ども立地し、土地利用が混在していることも加わり、交通事故の心配や道路の防音壁が見 通しを悪くするなど、夜間の一人歩きは危険な状況になっています。
特に、地震や水害などの大きな災害時に、これらの道路により分断された地区の避難が 懸念されます。さらに、地域にはこれらの災害時に一人で避難できない高齢者などの要援 護者も増える状況にあると考えられます。
このため、いつ起こるか分からない災害などに対しては、どのような場所が危険な場所な のか、どの程度の被害が予想されるのかを事前に周知するハザードマップが大きな役割を果 たします。また、一人ひとりの日頃からの備えとともに、ふだんから隣近所のコミュニケー ションを深め、地域のつながりを強めていくことが大切です。
西部地域では、人々の交流や付き合いを深め、安心・安全に暮らしことができる地域づく りに向け、次のような取り組みを進めていきます。
○ 災害など に備え、 地域で助け合う こ と ができ る安心し て暮らせるま ちを つく ろう !
・日頃から隣近所のコミュニケーションをとり、地域の付き合いを深め、災害時には要援護 者を助けることができるようにしよう。
・災害の危険場所や避難場所を知らせるハザードマップをみんなで話し合いながら作り、み んなで災害に対する情報を共有できるようにしよう。
○ 交通事故や犯罪のない安心し て暮らせるま ちを つく ろう !
・交通事故や犯罪を未然に防ぐことができるよう、危険な場所を知らせるマップをみんなで 話し合いながら作り、日頃から危険な場所を知ろう。
○ 防災や防犯などの取り組みに向けた支援
・避難場所への誘導案内の設置や交通安全施設の整備、災害時の非常食などの備蓄を充実す るとともに、ハザードマップなどの作成の支援を行う。
人々の交流や付き 合いを 深め、 安全・ 安心に暮らすこ と ができ る地域づく り
まちづくりの取り組みの方向
望まれる支援等
西部地域には、淀川が流れ、春には水路沿いの桜が満開となる水路もあり、自然豊かな 地域です。また、地域には摂南大学があり、地域と大学が世代を越えて交流できる環境に あります。
淀川の河川敷には、水や緑の自然を求めて多くの人が四季折々に訪れるとともに、特に、
夏には花火を楽しむ人々でにぎわいます。
しかし、一部の心持たない人々によって、河川敷にゴミが残されるとともに、野良犬や 野良猫も多く住みつき、決して美しく保たれた河川敷とは言えません。
また、地域に大学がありながらも、十分な交流がなく、これら地域の貴重なまちづくり の資源である淀川や大学が活かされたまちにはなっていません。
地域と大学が交流することにより、淀川の河川敷を美しくしたり、また、大学を活かし た文化づくりも可能になります。
これら地域の貴重な資源を活かし、地域住民のみならずこの地域を訪れる人々の憩いの 場を地域と大学の交流を深めることにより創出していきます。
淀川の自然を 活かし 、 地域と 大学の交流があるまちづく り
○ 美し く 、 楽し むこ と ができ る淀川を 地域と 大学が連携し てつく ろう !
・地域と大学などが協力して清掃をするなど、美しい淀川づくりに取り組もう。
・淀川河川敷を活用するなど地域と大学が協働で、誰もがわくわくするようなイベントを開 催し、人々が集い、交流するまちをつくるとともに、地域と大学の交流を深めよう。
○ 地域と大学の交流を促進する橋渡し
・市の一つの顔となっている大学と地域の交流を深めるための橋渡しなどの支援を行う。
○ 美しい淀川を守る活動への支援
・淀川の管理者である国と協力しながら、美しい淀川を守る市民の清掃などの活動や河川敷 でのイベント活動を支援する。
まちづくりの取り組みの方向
望まれる支援等
○ ○ ○ ○
6 . みんなで取り 組む「 ま ちづく り キャ ッ チフレ ーズ」
西部地域では、みんなでつくる将来の西部地域の姿の実現をめざし、次のようなキャッ チフレーズ(=スローガン まちづくり取り組む“合い言葉”)をもとに、地域が協力しあ い、まちづくりを進めていきます。
<参考例> キャッチフレーズ(スローガン)の検討方法
*ここでは、まちづくりの取り組み主体(=主語)は、市民として検討する。
<手順−1> 【誰が】+【どのようにして】+【何を】+【どのように】+【しようと しているか】などキャッチフレーズの基本形を作る
例:◇ 地域のみんなが、参加し、まちづくりを、一歩一歩、進めよう
<手順−2> <手順−1>のキャッチフレーズの基本形から誰もが分かりやすく、印象 に残る「合い言葉」となるよう表現する
◇ 地域のみんなが、参加し、まちづくりを、一歩一歩、進めよう
→ 美しいまちづくりを、みんなで一歩一歩進めよう!
→ 一歩一歩みんなで進めよう、美しいまちづくり(を)!
→ 一人ひとりの力を地域の力にし、みんなが憧れるまちを創る活動を始めよう!
→ 地域みんなの力で、みんなの憧れのまちを創ろう!
→ やったろ、みんなの憧れのまちを創る活動を!
次回の第5回ワークショッ プにおいて検討頂きます。
参考資料 〜各回ワーク ショ ッ プでの検討結果〜
1.第2回ワークショップで出された意見とまとめ 2.第3回ワークショップでの検討結果
3.第4回ワークショップの検討結果 4.第5回ワークショップの検討結果
1 . 第2 回ワーク ショ ッ プで出さ れた意見と ま と め
西部地域
良いところ 改善すべきところ ※ 「まちづくりの課題」
道に(国道1号を外す)歩道がなく、歩きづらい、危ない 災害時に国道1号を渡るのは大変危険(八中→避難場所)
菅原神社前(摂南大学先)交差点がキケン 歩道が細い、自転車が通りにくい
道の幅が狭い
国道・府道以外は道が細くて危険 駅に行きにくい バスが少し不便 バスの便が悪い
老人や障がい者には交通は公共交通(バス)あまりないので不便 老人には不便 日常生活も含めて車に乗らない人
公共交通に遠い 近くに店が少ない
近くに(歩いていける所)商店が少ない コンビニは多いがスーパーは少ない 地区に大きなスーパーなどが思いつかない 大型スーパーがほしい
浮かぶ景観がない
国道1号沿い閑散としている 避難場所への歩いて行く交通
集合場所が遠いのが不安である(九中)
1つの地域に災害の時、集合できる場所(公園)がほしい 高齢者が多いので災害時が心配(独居者)
近所としての係わりが少なくなっているので災害時は心配 古い建物が多い所ほど高齢者の方がたくさん住んでいる。
淀川の堤防がもし切れたら… 地区独自のハザードマップ作成
ハザードマップを有効に使えない地区がある 治安に不安がある
駅前スーパー防犯灯がほしい 大きな道路が目の前にある 道路に寸断されている
国道を大型車が通り、車のハイキで大変 車など交通量が多い(排気ガス・事故)
工場と住宅、農地などが混在している 国道1号との間の川(水路)が夏くさい 臭いがきつい場所がある
淀川があるので良いが、夏は騒音で困る 花火の音、ゴミなどが汚い、うるさい 横が淀川なのでのら猫が多い 淀川河川敷で遊んだり、運動できる 淀川公園に行きにくい(国道)
淀川の公園 大きな公園?がない
河川敷に緑がある 公園が少ない 子どもが遊べない
団地の横の桜並木はステキ 公園がない
地域で誇りに思うもの、
好きなところ
百円橋の下にホームレスがいる 淀川で大きなお祭りをしたい
京阪電車をはさんで西地区に公共の事業があれば良い(例:フェスタ等)
子どもにやさしいまちづくり
大学生とのさらなる交流を行いたい。(伝統的に各世代との交流を)
大学生との交流ができる)
淀川の河川敷や水路沿いの桜並木があるが、子 どもの遊びなどが必要である。
大学と地域の交流などを促進する祭りなどのイ ベントを開催したい。
淀川の花火などの騒音やのら猫対策などが必要 である。
団地としてまとまっているので地域としては住みやすい
道路の公害対策が必要である。
団地としてまとまっているところもあるが、土 地利用が混在しており、土地利用を計画的に進 める必要がある。
印象に残る良い景観がなく、景観づくりが必要 である。
避難場所の確保が必要である。
災害時の高齢者などの要援護者への対策が必要 である。
ハザードマップなどにより起こりうる災害の状 況を知っておく必要がある。
国道1号などがあり便利である一面、地域内の 道路は狭く、歩道もないとことが多く、危険で あり、歩行者や自転車が安心して通行できる生 活道路の整備が必要である。
公共交通(バス)が不便であり、高齢者などの 移動手段確保のためにバスサービスの充実が必 要である。
ちょっとした買い物ができるスーパーなどがな く、買い物が便利になるようにする必要があ る。
治安対策が必要である。
交通面(公共交通・
道路)
買い物などの利便 性
まちなみや景観な ど
大きい道路があるため、地域外からの人との交流ができ る
国道一号線があるので車は便利 車利用者
多様な大型店があって便利(車で移動できる人)
災害などへの心配
環境(住環境、道路 や工場の公害な ど)
公園や緑など
その他(知りたいこ となど)