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(図5)
200グラムのさやを、なべで煮込む。こ の時、分量の20%のソーダ灰をいれ て、繊維以外のものが煮溶けやすくす
る。
2時間煮ると、全体的にやわらかくな
る。
煮汁を濾しながら捨て、水洗いする。
写真は煮あがる前の茎。茎を煮ると、
煮汁が黒くなってくる。これは、茎内部 の成分が溶け出たものではないかと考 えられる。沸騰した状態で一時間置い たら、火から上げて冷水で冷ます。この 時にしっかり鍋の水を捨て、新しい水を 入れること。煮汁による繊維の染色を 防ぐことが出来る。
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(図6)
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煮あがった状態。全体的に黒味が増
す。
濾しとると、泥のような液体が残る。溶 け出した物体と思われる。
さやをミキサーに入れ、撹搾させる。
3分ほど撹絆した状態。
(図10)
(図11)
(図12)
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(図13)
これをさらし布で濾し、繊維を取り出
す。
ミキサーの中身はどろどろな状態。
水分をしぼると、泥のようなものと繊維 が絡まっているのがわかる。
それらの塊を手にとって見たところ。
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(図14)
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(図15)
(図16)
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(図17)
泥のようなものを洗い流した繊維。
繊維は取り出せたが、非常に硬いもの であった。
繊維を手にとって見たところ。太く硬い のが見える。
繊維部分を乾燥させて重量を測った。
すると、44グラムになった。このことか ら、200グラムからはおおよそ、40グラ ム程度の繊維が取れることがわかる。
(図18)
(図19)
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(図20)
(図21)
繊維をミキサーにかける。とても硬く、
太い繊維なので念入りに10分ほどミキ サーにかける。
ハガキサイズの紙を漉く、市販の枠に 流しいれたところ。
今回は10グラムで4枚のハガキが作
れた。
今度は枠を大きくし、ヘチマ等と同じよ うに10グラムでA4サイズの紙を漉こう とした。すると、枠の中で繊維が広がら ず、均一な面にならなかった。もちろ ん、この溶液にはネリ材が含まれてい るのだが。
(図22)
(図23)
(図24)
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結果、このようにいびつな紙になってし まった。
今度は材料を2倍の20グラムとし、ミ キサーにかける時間も倍とって見た。
するとさすがに紙状に漉きあがった。
一晩平らなところで乾燥させて、出来 上がる。
■結果と考察
一応、紙状には漉きあがったが、かなり無理があると思われる。特 に、このような専門の機械でなく、家庭用食品加工ミキサーでは限界 があるのかもしれない。
また、泥のような廃棄物ができてしまったのも、問題点と言えるだ ろう。せっかく廃物利用なのに、新たなゴミを生んでしまっている。
この泥はおそらく溶け出した有機物と思われるので、上手く分離がで きれば、肥料として活用できそうである。