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■当院の救急医療の状況

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 それを反映して私どもの病院にお いでになる患者さん(救急車両の 数)は増えているわけです(スライ ド9)。平成14年春に新病院に移転 しました。旧病院は駅前にありまし た。いまの新病院は3㎞ ほど南,田 園地帯といいますか田んぼの真ん中 なのですが,交通の便が非常に悪く なったにもかかわらず,救急ですか らそれは関係ないかもしれませんが,

搬送されてきた患者さんは飛躍的に 増えています。平成18年度は年間 7,800台,今年は8,000台を超えるの ではないかということで不安を持っ ています。

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ついに西三河南部医療 圏の基幹病院にも医師 不足問題が表面化 㜞ᵿᏒ┙∛㒮

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 それに伴って,手術件数もやはり増えてしまいま した(スライド1)。実は私どもの病院の手術セン ターの想定手術件数は年間5,000件という数字です。

数年前まではちょうど想定内かなという感じだった のですが,昨年くらいからどんどん増え始めました。

今年(平成19年)もこのペースでいくと,ひょっと すると6,000件に達するのではないかと思っていま す。

 次は分娩の数(スライド1)。地域周産期母子医 療センターの指定をいただいているのですが,やは り近隣の病院,ないしは診療所が産科診療をやめら れるということもあって,昨年の1,452件というの

は,どうも県内1位の数だと聞いております。

●どの地域(範囲)から救急患者が来ているのか  (スライド1)救急外来の患者さんがどの地域か ら来るのか。( )内の数字は平成14年度との比較で すが,大体20%増し,多い所では3倍に近い地区も あります。これは,我々の診療圏が 広域化し,救急に来られる方も広域 化しているということ,さらに集中 化していることの証しだと思います。

 これをわかりやすくマップにして みました。スライド1は,救命救急 センターにかかられた患者さんの数 の平成15年度と平成18年度の比較 です。横ばいないしは少し減ってい るかなという所はあるのですね。赤 くなっている(グレーのアミが濃 い)所は増えているのですが,赤い 色が濃いほど増え方も大きいという ことで,やはり南部の,救急医療を 停止されたような地域の人々は,私

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どもの病院を頼っている。2倍近く増えている所も あります。

 さらに救急車で来られる患者数となりますと(ス ライド14),真っ赤です。もう炎上状態です。しか も南の方はかなり火の勢いが強くて,どうしたもの かなと思います。

 (スライド1)手術件数は,手術を受けられた患 者さんの住所で分けたものですが,これもやはり南

部を中心に,東部も少しありますが,数がかなり増 えているということです。

 (スライド1)当院の救命救急センターの受診者 の在住の地域を見ますと,当然,大体6割弱は地元 の安城市から来ていただいておりますが,それ以外 の地域からたくさんの患者さんに来ていただいてい ます。

 (スライド1)それで現場が実際どんな状況かと いいますと,これは2007(平成19)

年3月24日,土曜日でした。この日 は全体で211名の患者さんが救急外 来に来られて,救急車が35台来まし た。安城市の所轄から来られたのが 19台ありました。それ以外の所から もこれだけ来ています。そんな状況 ですので,スライド1の下の写真は 別の日,昨年7月7日ですが,救急 車がセンターの前で渋滞してしまい ました。「早く降ろせ」,「ちょっと 待ってください」ということでした が,このような写真を撮った人もい ました。

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●当院に来る救急患者の重症度は?

 もう1点の問題点として,患者さ んの重症度はどのような具合かとい うのがあります。たまたま今年(平 成19年)の7月に,厚労省から重症 度を調べなさいという依頼がありま したので,そのデータを少し,ごく 一部ですが紹介いたします(スライ ド18)。軽症,中等症,重症,重篤,

死亡という5段階に分類しています。

先ほど野口善令先生からもお話があ ったように,軽症というのはすぐそ の日に歩いて帰れる方ですが,これ はもう9割になります。入院が必要 な方は10%ちょっとくらいしかい ません。

 救急車で来た方ではどうかというと(スライド 19),321人が救急車で搬送されてきましたが,65%

の人は歩いて帰られるのです。非常に重症な方もい らっしゃいますが,そういう方を含めて入院された 人が3割あるかないかということです。いかに広い 範囲の患者さんを診ているかということです。

■ドミノ倒しのように地域医療が崩壊して

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