籔鰍
秘書、聰
書.◎2
◎、鮒
◎.著書
歴 目
園
金薩欝鎖上書獲欝出上部驚艶ド鰯驚出金繭欝畿下部欝繊 頚の驚鎧灘鐘
図5−4.露出部位による潜時の比較
縦軸は潜時の逆数,横軸は左から一対すっ比較させた条件を示した.
誤差棒は標準誤差.
7書 蟻
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嚢滋露出上部露凌土部露出ド部籔艶嚢磁欝出下部議出
額の露出翻鍾
図5−5.露出部位による持続時間比較
縦軸は累積持続時間,横軸は左から一対ずつ比較させた条件を示した.
誤差棒は標準誤差.
5.3.2.マグニチュード評定の結果
全てのペアにおいて有意差が見られた.
全面露出条件と上部露出条件での比較で有意差が見られ[t(10)=2.38,p<.051,
上部露出条件と下部露出条件での比較でも有意差が見られた[t(10)=2.31,
p<.05].また,全面露出条件と下部露出条件との比較でも有意差が見られた.
[t(10)・3.78,P<.05].
蜜艦萎姜繊 ぶ鑑灘織 立鑑灘畿 箪議燃蟻 繁灘灘蟻 饗蓬1鰯驚
鍛懸鎌鰯鍛締
図5−6.露出部位による評定値の比較 5.3.3.質問紙の回答結果
スピード感に関する質問紙の回答は,全面露出条件と下部露出条件との比較 で,全面露出条件は,速く感じた(すごく速く感じた9%を含む)100%であった
(図5−7).一方,下部露出では90%が遅く感じたとの回答であった(図5−8).上
部露出条件と下部露出条件の比較では,上部露出条件が速く感じた55%で,遅く 感じた(凄く遅く感じた9%を含む)27%であった(図5−9)のに対して,下部露出
条件が,速く感じた9%,凄く速く感じた9%,遅く感じた(凄く遅く感じた18%
を含む)64%であった.また両者とも18%がどちらでもないとの回答であった(図
5−10).上部露出条件と全面露出条件の比較では,上部露出条件が遅く感じた(凄
く遅く感じた17%を含む)59%,その他(途中動きが止まる,動かない,動いて いる感じが無い)33%,どちらでもない8%(図5−11)に対して,全面露出条件 では,凄く遅く感じた9%,速く感じた(凄く速く感じた9%を含む)73%,動き が止まる,どちらでもないがそれぞれ9%であった(図5−12)
重さについての回答では以下の通りであった.全面露出条件と下部露出条件 を比較で,全面露出条件は軽いと感じた(身体46%,乗っているもの9%,両方45%)
100%であった(図5−13).下部露出条件では乗っているものが軽く感じたが27%,
重く感じた(身体9%,乗っているもの9%,両方37%)が55%,どちらでもない9%,
その他9%であった(歯5−14).上部露出条件と下部露出条件の比較は,上部露出
条件で軽く感じた(身体!9%,乗っているもの18%,両方9%)が.46%で,重く感
じた(身体9%,乗っているもの18%,両方9%)が36%,どちらでもないが9%,そ
の他が9%(図5−15)で,下部露出条件は,軽く感じた(身体34%,両方8%)が42%,
重く感じた(身体8%,乗っているもの33%,)が41%,どちらでもないが17%であ
った(図5−16).最後に全面露出と上部露出の比較では,全面露出が軽く感じた
(身体25%,乗っているもの33%,両方17%)が75%で,乗っているものが重く感
じたが8%(図5−17)で,どちらでもない9%であったのに対して,上部露出は乗 っているものが重く感じたが27%で,逆に軽く感じた(身体9%,乗っているもの 9%,両方37%)が55%,どちらでもない9%,その他9%であった.
最後に自由記述で得られた回答をまとめると,「顔の全体,または上半分が出 ていると浮遊感が顕著」「顔が全部出ていると飛んでいるような感じた」「おで こに風が当たっていると進んで感じた…ふわふわしているときに草原の中を走 っている,スペースマウンテンに乗っているみたいな感じ」「お面をつけない方 が進んでいる」「顔の上半分がかくれていると速く動かない」「顔の下半分が隠 れていると何も着けないときと比べ,飛んで行こうとするけれど遠くまで飛べ ない感じ」という顔面の全体,または上部露出のときに自己運動が感じられた との回答であった.また,r顔の上部を塞がれた方が軽い」r速く感じた」とい う回答や「顔に違和感がありすぎた」「お面を付け替えるたびに』贋れるのに時間 がかる」などであった.
図5−7.スピード感(全面露出) 図5−8.スピード感(下部露出)
遠くeた
図5−9.スピード感(上部露出) 図5−10.スピード感(下部露出)
ど鮎 蛎f
図5−11.スピード感(上部露出) 図5−12.スピード感(全面露出)
図5−13.重さに関する感覚(全面露出)図5−14.重さに関する感覚(下部露出)
図5−15.重さに関する感覚(上部露出)図5−16.重さに関する感覚(下部露出)
図5.17.重さに関する感覚(全面露出)図5.18.重さに関する法覚(上部露出)
5.4.考察
潜時の逆数は,全面露出,上部露出,下部露出条件をそれぞれペアにして比
較させたものをt検定にかけた.その結果,上部露出条件と下部露出条件のペア の間で有意差が見られた.また累積持続時間の結果も同様であった.いずれも顔 の鼻から上の部分が風という刺激に晒される方が鼻から下あ部分を刺激に晒さ れるより,潜時は速く,持続時間は長くなることが確認された.しかし,マグニ チュードで評定させた結果は,全てのペアの条件間で有意差が見られた.この結 果の違いは,Brandt et a1(1973)による運動速度での実験を行ったときにベク
ションの強度評定には影響を与えたが,潜時には影響しないということが報告 されている.この指標の性質についての指摘は、皮膚感覚でも当てはまってい た.本実験の場合でも主観評定値の方が独立変数の変化に対して顕著な反応を 示していた.更にそれぞれのペアを比較して回答させた質問紙や自由記述では,
自己運動のスピード感は、まとめると全面露出が一番速く,次が下部露出で上 部露出は遅く感じたと回答があり,それぞれのペアで一番違いが見られたのが 全面露出と下部露出のペアであり,潜時や持続時間とは異なる結果であった.
また,自己運動の重さについては,全面露出と下部露出にだけに顕著な差が見 られた.この結果も潜時や持続時間とは異なる結果であった.これらの結果か ら,顔面の一部が覆われることによって感じ方が変化することが確かめられた.
特に,下部露出と全面を露出した場合及び上部を露出した場合の比較で顕著で あった.潜時や持続時間とは主観的感覚には違いが見られ、さらに自由記述で は,スピード感や移動の重さ(または軽さ)感に対して、「浮遊感」,「ふわふわ」.
「飛んでいる」など多様な知覚表現が得られたが、いずれの指標についても顔 面の上部が塞がれると成績が下がったり,記述内容の方向性が逆転した.この ことから,われわれが前進している方向や速度情報の手がかりが顔面の第I枝 領域に集中している可能性が示唆された.また,比較する部位(全面露出>上 部露出・全面表出>下部露出・上部露出>下部露出)によってその違いは一致 したことから,顔面の上部の皮膚感覚に方向情報を認識する感覚器官が存在す る可能一性が示唆された.しかし皮膚感覚でのベクションは非常に繊細な現象だ と考えられる.つまり,皮膚感覚領域は聴覚領域が視覚領域よりも弱い自己運 動が知覚されると言われている以上に皮膚感覚単体では非常に弱い自己運動を
引き起こす領域であると考えられる.このため,自由記述で得られた回答での お面の違和感等の問題点も今後の課題であるが,皮膚感覚と多感覚が統合され ることにより自己運動は増幅されることがSen.et a1(2010)の報告によっても 本研究からも明らかなものとなった.
6.総合考察
6.1.研究のまとめ
まず,本研究で得られた重要な点を以下にまとめる.本研究では視覚や聴覚 の感覚器官を使わずに自己運動知覚は生起するのかという検討を行ったが,実 験1から一貫して風に振動が加わると自己運動知覚は増幅するという結果が得
られた.
実験1では,風による皮膚感覚情報だけでは自己運動知覚はほぼ生起されな いことが確認された.また統制条件であるジョーバマシンによる前庭刺激は弱 い振動で行ったため,生起した自己運動知覚は風だけの条件とは有意差が確認 できないものであった.しかし,皮膚感覚から受け取る情報も先行研究で報告 された視覚刺激(Seno et a1.2011)と同様に前庭感覚と統合されることにより,
自己運動知覚(ベクション)を増幅することが明らかとなった.以上のことか ら皮膚感覚刺激からの情報が自己運動知覚を生起するためには,単一感覚では なく多感覚統合として作用することが重要であることが確認された.また,自 己運動の方向は前方が強く正確に知覚された.自己運動の感じた方向について の質問と自由記述から,自己運動が知覚された方向が刺激に対して選択的であ ったことが確認された.つまり,どの方向から刺激を呈示しても刺激とは反対 の方向に移動している感覚が生起するということが明らかになった.この結果 は,自己運動は聴覚刺激のCV(Lackner,1977:Sakamoto et a1.2004)と同様 に36ぴ方向を変えても生起することが確認された.この2点のことから風によ る皮膚刺激が確実に自己運動を誘導しているということが確認された.
実験2で方向には有意差は見られなかった要因としては,条件の多さに最大