トップPDF 河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授がこの 6 月急逝されたという知らせは、あまりにも突然、それ聞いた時、 もう少し早くお会いしてお話しできる機会作っておくべきだったと後悔念が頭巡っ た。というのも、河合先生後任として和歌山大学から関西大学へ赴任して来たあるが、 新任人事が急遽決定したため、和歌山大学いろいろなことが整理できないままになってい て、それが終わり次第、連絡取り、いろいろお話しようと考えていたからある。  実言うと、河合先生訃報受けとったは、和歌山大学研究中だった。関 西大学授業終え、研究最後後片付けしに和歌山大学まで行き、ちょうど最後 整理が終わろうとしている時に訃報受け取った。河合先生後任ということ関西大学研究室は河合先生使用されていた研究室だったので、このこと、「あの研究研究 したかったが、病ため研究去った。奥田に研究は任せたぞ」というメッセージだと解釈 することにした。
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故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

故河合忠仁教授を偲んで 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

宇佐見 太 市  河合忠仁教授逝きて三か月になる。烏兎怱々感が深い。  約40年間、親しくおつき合いさせていただいた。  初めて出会いは、私が20歳、彼が25歳、奈良教育大学英語科主催行事においてあっ た。当時英会話ブームは凄まじく、大学生私も四六時中、英会話活動に没頭していたが、 高等学校教諭河合先輩英語がとても流暢あったこと覚えている。
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河合忠仁教授略歴及び主要研究業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

河合忠仁教授略歴及び主要研究業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

外国教育研究16(2008年10月) 10 学術論文 A Study of the New Course of Study and the New Textbooks(英文) 単著 昭和56年 近畿大学視聴覚教室通信 2 The Lack of Self-Expression in Teaching English (英文)

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惜別のことば 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

惜別のことば 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

追悼 河合忠仁教授 5 ます。近畿大学時代に、イリノイ大学語学研修、学生引率して共に過ごした 1 ヶ月 も、今となっては思い出深い 1 コマです。教師として姿と、また研究者として姿垣間見 たように思うからです。学生一人が、週末過ごしたホームステイ先から戻ってこなくて大 騒ぎになったときこと。結局、ホストペアレンツに連れられて、隣州へ旅に出ていたこと が判ったものの、連絡怠ったコーディネーター前にして、先生は烈火如く怒られまし た。そこには、教師として責任感はもちろんこと、親がわが子気遣う心情にも似たもの 感じたものです。また、引率合間に出かけた書店、面白そうな本見つけた先生は、そ 場に座り込ん実に長々とページめくっておられました。その旺盛な好奇心が、きっと後 韓国英語教育ついて立派な研究として花開いただと思います。
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言語研究の底を流れる思想を考える—推論様式を手掛かりとして— 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

言語研究の底を流れる思想を考える—推論様式を手掛かりとして— 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

、前提 2 :聖母マリアは処女ある 4 4 4 4 4 、結論:私 は聖母マリアある。もちろん西欧論理学枠組みにおいて、これは「非論理的」思考(私≠聖母 マリア)あるが、見方変えると「彼女は私太陽だ」(彼女≠私太陽)ようなメタファー生 成原動力ともなり得る「論理」もある。無意識うちに私たち縛っている西欧思想意識 レベルに引きずりだすこと(そして願わくは、これと対峙する思考法存在示すこと)意図し ている本論と、この論理(思考法)が決して無縁はないように思われることここは述べてお きたい。なお、古論理(パレオロジック)については、実に多く研究者が注目していることも付 言しておく。木村敏(1973:140)、丸山圭三郎(1987:140)、中村雄二郎(2001:86 94)参照こと。 また、中沢新一(2004)も、名称こそ異なるものの、複論理(バイロジック)という呼び名、 同様思考法が主要な話題となっている。
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齋藤榮二先生に心から感謝を込めて齋藤榮二教授略歴及び主要業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

齋藤榮二先生に心から感謝を込めて齋藤榮二教授略歴及び主要業績 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

฀ 論文 昭和57年 「現代英語教育研究社 Study฀of฀Difference฀in฀the฀Degree฀and฀Accuracy฀of฀Understanding฀between฀Those฀Who฀look฀up฀ Words฀ in฀ English-English฀ Dictionaries฀ and฀ Those฀ Who฀ Look฀ Them฀ up฀ in฀ English-Japanese฀ Dictionaries฀ 単著 昭和57年12月 「桜の聖母短期大学紀要 7

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教師の専門能力開発をめぐる研究 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

教師の専門能力開発をめぐる研究 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

がもつダイナミックさと多面性を考慮すると同時に、文化的に多様な現代オーストラリアなら びに地球上のあらゆる文化に暮らす人々を理解することの重要性を認識させるためである ( :以下QSCC 2001) 14) 。初等・中等外国語教育に必要な組 織の枠組みとカリキュラム作成のために「オーストラリアの言語レベルに関するガイドライン ( :以下ALLガイド[r]

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W・ラーベと環境問題 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

W・ラーベと環境問題 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

も私たちは夜にはガスや電気光やその他この種あらゆる発明品明るい朝となるま あいつらから眠りと夜安らぎ奪ってしまったんです。私たちは夜にはもう眠 り時間がなくなっているということが、あいつら家々屋根や塔から追い払ってしま ったんです、臭気が甲虫や毛虫や蝶たちこの茂みや他園芸からそうしたように。ず っと向こう郊外は勿論まだ生き延びていけるでしょうが、あんな所にもまたまた 煙突や煤煙伴って工場がやって来て生き延びようとする気持ちに嘔吐催させてしまう んです。だからあいつらにはもう恐らく何んにも残されてはいないんですよ。」 13)  今日ともなれば上記ラーベこの警告は重苦しいいほど現実性伴って伝わるあろうが 100年も前にこの深刻な真実理解できたはごく僅かな人たちだけあったろう。しかしな がらまた一方この作家が繰り返し取り扱う問題独特に異化して持ち出して来ることのみに 注目してはならないあろう。かかる場合に動物相や植物相そのものだけに関心が示されてい るはなく、これらが人間置かれている状態象徴化していることが重要なあり、結 局は生存脅かすある技術が増大することによって人間にふさわしい在り方が破壊されるとい うことが反語的に糾弾されているある。それは上掲引用に続いて「動物たちはほんの少 しだけ人間行っているに過ぎないです」という言葉に如実に表明されていよう。  ラーベは産業革命大都市における随伴現象たる諸変化述べているばかりはない。地方 都市やいわゆる田園地帯におけるそれらも描き出しているある。それは大都市から離れ た地域にも工場が所在地選定した結果あったり、大衆社会出現過程大衆観光が次第に 生じてきた結果あったりするが、数世紀にわたって維持されて来た居住環境越えて居住域 が次々と造成され始めていた事実反映に外ならない。大衆観光映し出している例として 1888年に書かれた物語「皇女フィッシュ」(           )が挙げられよう。この作品は ハ−ルツ()地方ある小さな町「イルメンタール」(        )が19世紀後半に数多く 見受けられたように保養地に変貌してゆく有り様が描かれているあるが、それまで野生 草花や良い匂いする薬草が生い茂っていた町中や周辺部いたるところに「イタリア−ド イツ−イギリス風ルネッサンス様式邸宅」が観光用呼び物とともに建ち並ぶようなる。 この一般的な建築ブーム助成者はアメリカから戻ってきたアレックス・ロートブルク (      )という男、無論「概して関心も持たず,生粋愛国的なイルメンタール出身者もなく」 14) 、ただ利己的な利益志向からそうなったあったが、それでも目眩 らまされた住民たちは町景観最終的には壊してしまうこの男すべて計画に感激して同 意し、たとえば周囲自然も含めた彼提案ように歓迎する。
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The Methodology of Taskbased Teaching 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Methodology of Taskbased Teaching 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Course฀design฀is฀concerned฀with฀the฀selection฀and฀sequencing฀of฀content̶the ฀‘ what ’฀ of฀teaching.฀฀ As฀such,฀it฀contrasts฀with฀ ‘ methodology ’ ,฀which฀addresses฀the ฀‘ how ’ ฀of฀teach[r]

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Designing a taskbased syllabus 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Designing a taskbased syllabus 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

本章は Brown(1995)カリキュラム構築モデルもとに、一企業英語プログラム 発展させるため実施した学習者と職場ニーズ分析、さらにニーズ分析結果用い、学 習項目設定行い、タスク中心シラバス構築させたケーススタディある。シラバス 作成には、Long and Crookes (1992)タスク中心シラバス構築(Task-based Syllabus Design, TBSD)アプローチ活用した。これは次3つ理由による。(1)学習内容と 目標言語使用分野できるだけ近づけることが可能ある。(2)タスク使って基準準拠 評価が可能ある。(3)TBSD は言語形態学習者に意識させること重要性認識した ものあり、これは受講者ニーズに合致するものあった。Part 1はニーズ分析結果 まとめ、Part2はタスク中心シラバス学習目標設定プロセス説明する。
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中国新時代的来 留学生教育 −以北京大学 例 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中国新時代的来 留学生教育 −以北京大学 例 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

B. 我们还为部分优秀学生开辟了免试入学的途径。在本科生方面,北京大学2000年开办了留 学生预科项目,预科班学生在通过汉语测试后,可直接入学开始本科的学习。 对于学业优异的北 大本科和硕士应届毕业生,可以通过院系推荐,免试攻读高一级学位。 C. 对于中国政府奖学金生,采取审核材料,与院系协商的方式录取。通过这一途径入学的本 科生日本人每年1-2名。而研究生,很多都是先通过北京大学的入学考试,然后参加日本文部省 的奖学金考试,成为中国政府奖学金生。
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新時代の中国語教育 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

新時代の中国語教育 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

かくてわれわれは、おそらく学生指導という点において、よりきめ細かい対応すること になるだろう。社会的にも最近傾向として、通信教育や独学よりもスクールに通い、具体的 な指導あおぐというスタイルとる学生が増えている。 しかし、指導不可能になることもありうる。その時は、その学生が去るか、教授が去るか ある。ミスマッチは急速に解消されるようになるだろう。大学院等においてはなおさら個人 性向、専攻分野に即した指導が求めれよう。そうしてこそ、大学として学生社会的に保 障することができる。
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マルチメディアを利用した外国語教育と情報ネットワークの展開 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

マルチメディアを利用した外国語教育と情報ネットワークの展開 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 今、私たち身の回り虚心に見渡す限り、次ような現象が見て取れる。すなわち、現実 と接点基礎にした、双方向、真剣勝負とも言うべき日常生活コミュニケーショ ン活動に人は勤しむ一方、強烈な自己表現衝動に駆り立てられてネット空間にハンドルネーム 駆使して遊び感覚思いまま好き勝手にまるで独白ような発話どんどん連ねていくス タイルコミュニケーションも堪能している、という事実ある。殊に後者場合、匿名性 もつ解放感がその志向− 遊び感覚− いやがうえにも高めていることは否めないだろう。  人間は、外物的現実ばかりに気が向き、そればかりが見え過ぎるも困りものだし、逆に、 内なる心的現実のみに心惹かれるもよくない。できるものなら人は、それら二つ現実世界 うまくバランスとっていかねばならない。しかし実際にはなかなか理想通りにはいか ず、たとえば前者に片寄りがちな人に対しては、文学などがこれまでその矯正役果たしてき たと言えよう。目に見える外現実だけはなく、豊潤な言葉によって創造される虚構空間 中にこそ別新たなる内的世界− 心見る世界− が存在すること、文学がしかと私たちに教
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メキシコにおける前衛主義 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

メキシコにおける前衛主義 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

トーレス = ボデーは、1928年に発表された「新しい詩」 9) と題する文章、同時代行 方について省察おこなっている。そのなか、トーレス = ボデーは、文学全体が危機にさ らされていること認めながら、しかし、死にかけているは詩だけにとどまらず、深刻な懐 疑主義に陥った文明精神そのものあり、その元凶は実証主義にほかならないと主張している。 さらに、高踏派、象徴主義、ダリオようなモデルニスモ詩人たち点検したうえ、従来 頽廃したロマン主義乗り越えた同時代生み出す必要性があること訴えた。“A través del poema se sienten los andamios que el artista no tuvo tiempo de destruir. El lector atento podría hacer, dentro de cada uno de ellos, la historia de una emoción romántica y su tránsito al esquemático juego de inteligencia en que se realiza. Lo que era aritmética, nú mero lleno de sugestiones y de promesas, se ha ido trocando en álgebra, fría ecuación de astucia.” 「詩を通して、芸術家に崩す暇なかったさまざまな足場があることが感じられる。 注意深い読者ならば、それぞれ裡にロマン主義的な感動物語作り上げ、その感動が成就 される図式的な知遊びへと移し変えることができるだろう。算術的なもの、つまり暗示と約 束満たされた数字あったものは、代数学に、狡知冷たい等式に転じてしまった」。トー レス = ボデーは、ここ示されたような変革意思が、まだ不完全なものあるにしても、ジャ ン・コクトーやルヴェルディ、ヘラルド・ディエゴ Gerardo Diego(1896‒1987)やアルベルティ Rafael Alberti(1902‒1999 )、フェルナン・シルバ = バルデス Fernán Silva Valdés(1887‒ 1975)やオリベリオ・ヒロンド Oliverio Girondo(1891‒1965)といった詩人たち作品に見 出せるとしている。
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中国語の構文分析法 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中国語の構文分析法 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

.上記の俗流的論法に対する最も有力な理論的な反論はこれまでの主語、述語、目的語 3文成分間の関係を総括する朱徳熙(1983)の論文であった。即ち「正常な状況下で は、「主語」は必ず「謂語」の前にあり、「賓語」は必ず「述語」の後にある。「主語」 と「謂語」の間の関係は緩やかであり、中間に停頓(ポーズ)を置くことができる。 「述語」と「賓語」は意味上と構造上の関係はいずれも[r]

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日本人大学生のEFL 学習者コーパスに見られるMAKEの使用 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本人大学生のEFL 学習者コーパスに見られるMAKEの使用 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

2  データ・方法 2 . 1  コーパス  本研究は日本人大学生EFL学習者におけるオーセンティックなMAKE使用見るた め、コーパス ₂ 種類使う。一つはICLEプロジェクトコントロールコーパスとして構築さ れた大学生英語母語話者エッセイコーパスLOCNESS、本研究は約17米語論述 文使う。もう一つはInternational Corpus of Learner English(ICLE)サブコーパスとして 構築されたICLE-Jある。ICLEは約250万学習者英語電子コーパス、L ₁ 別にEFL学習 者論述文構築した16種類サブコーパスから成る。ICLE-Jは昭和女子大学金子教授が 構築したサブコーパス、約20万日本人大学生英語論述文コーパスある。表 ₂ は両コ ーパス総語彙数(トークン)と総エッセイ数ある。
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李氏朝鮮期中国語会話テキスト『朴通事』に見られる存在文について 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

李氏朝鮮期中国語会話テキスト『朴通事』に見られる存在文について 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

用いられる基本動詞もあり、用法が多岐に渡り大きな特徴有する。よって、語法書は、 他特殊な文型ある“把字文”“被字文”などと同様に“有字文”として特別に項目立て るが一般的ある。  さらに、このような基本動詞特殊性と同時に、存現文が特殊な文型として、ことさらに取 り上げられるはその語序による。中国最初Grammar専著とされる『馬氏文通』() では、「同動助動四之四」、行為表す一般的な動字(動詞)とは別に、行為記さず 不動状況のみ言うとして〈有〉 〈無〉 〈似〉 〈在〉とりあげる。語序について明確な説明はみ られないものの、〈有〉には通常起詞がない場合があるに対して、〈在〉は必ず起詞必要と
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フランス語動詞事象の意味分類に関する考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

フランス語動詞事象の意味分類に関する考察 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

以上、Vendler に始まる動詞分類方法論再検討を通して、フランス語動詞事象意味分 析がいかに発展してきたか見てきた。Vendler が提示した状態、活動、完了、瞬間カテゴ リーは、現在まで広くフランス語動詞事象アスペクト的意味分析分類枠として用いられて おり、その有用性は疑う余地がない。しかしながら、彼方法論にはあいまいな点も多く、be + ∼ ing と共起性によって導き出した各カテゴリー意味特徴が概念的に矛盾点している、 共起テストがアスペクト的性質に統一されていない、さらには分析対象(発話事行)と分析 レヴェル(動詞)が一致していない等問題点が見られた。Vendler 四分類フランス語動 詞事象分析に応用した研究は、分析基準が整備されより体系的な事象意味分析が試みら れている。本稿はその内容カテゴリー定義、共起テスト、分析対象と分析レヴェル三 つに分けて整理した結果、以下内容が明らかになった。一に、意味カテゴリーは直感的認 識に頼って定義されることも多かったが、対立概念用いて任意性質有無調べることに よって、弁別的意味特徴集合として客観的に表されうる。二に、共起テストはカテゴリー そのもの説明と区別されるべきあり、本来機能は、動詞事象が表す概念特徴と意味的 共起性または非共起性によって事象タイプ判別することにある。三に、動詞事象分類 分析対象となるは統辞論的な意味における動詞はなく、動詞含めた言語要素が文 脈に応じて表す意味ある。発話レヴェルは言語内外様々な要素が意味構築に関与して いおり、事行タイプはこれら要素意味特徴が総合された結果判別される。
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リキャスト −その特徴と第二言語教育における役割− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

リキャスト −その特徴と第二言語教育における役割− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

  (1993)の研究では、4種類のフィードバックが、与格文型の動詞の学習にお いて、文法指導の効果を発揮するか比較する実験を行った。対象となったフィードバックは、 誤りがあったとき( )誤りと伝え、何が間違っているのか簡単な説明をする、( )誤りがあ るとだけ伝える、( )誤りを正しい表現に修正する(リキャスト)、( )「それで正しいと思う か?」と[r]

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ドイツ語圏スイスにおける言語状況:標準変種の規範化と方言の拡大 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ドイツ語圏スイスにおける言語状況:標準変種の規範化と方言の拡大 外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ダイグロシア(diglossia)、標準変種(standard variety)、変異形(variante)、複数中心地言 (pluricentric language) 1 .序  スイス連邦には、ドイツ、フランス語、イタリア、レトロマンシュ 4 つ国語 (Landessprache)があるが、連邦レベル使用される公用(Amtssprache)はドイツ、フ ランス、イタリア 3 言語あることが、それぞれスイス連邦憲法 4 条と70条 1 項 規定されている。公用選択は 4 条 2 項により各州に委ねられており、本稿取り上 げるドイツ圏は全体 6 割以上占めている。ドイツは次節考察する「ダイグロシ ア」(diglossia)状況が存在し、憲法定められているドイツは、事実上公的機関使用 されるH変種(high variety)指していると解釈される。一方、会話は主に各地方言が 用いられており、L変種(low variety)と呼ばれている。しかし、H変種とL変種と使い分
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