トップPDF 授業の活性化に向けて—グループによる学生参加型授業の実践的考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の活性化に向けて—グループによる学生参加型授業の実践的考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の活性化に向けて—グループによる学生参加型授業の実践的考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

⑴ グループ構成人数  グループにおいて適切学習を進めるのに好ましい人数は学習環境によって異なるであろう が、ふつう10人を超えることはない。数が多ければ広く情報が得られ、ディスカッション深 みが増すが、反面、各メンバー発言量が減り、所属グループ参加意識や責任感が弱ま る。数が少ない場合はちょうどその逆となる。浅野(2002)は「 4 ∼ 5 人が好ましいが、 6 ∼ 8 人でもなんとかやれる。 3 人はとてもうまくいくグループができる一方で、一人がはずれた り、一人で請け負ったりする場合フォローしにくさがある。 6 名以上なるとグループから はずれる学生が出はじめる。10人を超えるとグループグループができるか、ほぼ関与しない 学生が出始めるので、それへ対応も苦慮することなる」と述べいる。他方、Jacobs (2002)は、好ましい人数については学習面や運営面からも利点多い 4 人を推奨しいる。
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Motivation im 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Motivation im 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Motivation im Deutschunterricht モティベーションを重んじた楽しいドイツ語授業 Bettina Goesch 大学におけるドイツ授業は、近年、かならずしも学生モティベーションを充分引 き出しいるとは思えない。そこで私は自ら授業実践において、ドイツ文法と表現 練習ゲームやポスター作りを共に行いながら学生やる気を高めいる。その授業では、4~ 5人学生を一つグループ、教師質問しやすい環境を設けるよういる。そ こではドイツを使う場面が多く生れ、学生も楽しく授業参加できるからである。以下は その実践報告である。
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授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

授業の改善に向けて −グループ・ワークによるリーディング指導− 外国語教育研究(紀要)第1号〜第10号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

これまで学校教育では、概して、教師主導一斉授業が行われきたが、英語教育も例 外ではなく、特に、大学英語教育では中学・高校以上教師中心講義形式が好まれた。つ まり、授業は教師側から一方な働きかけ終始し、指導が画一となり、学習者授業参加意識は薄く、学習者授業に対する受身・消極な姿勢は否めず、教育効果において も問題があったが、現状40∼50人規模クラス・サイズでは、定量学習内容を消化する は一応効率で、教師負担も少ないことから、教師主導一斉授業形態が当然よう採 用されきた。しかし、昨今少子時代あっ、学力や学習意欲大きく違う学生を前その英語指導を求められるとき、授業形態一工夫あっも然るべきであるし、授業改善 向け、あれこれ試行し、活路を見い出すも大切なことであろう。
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英和辞書と連結形 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

英和辞書と連結形 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

また、教育現場でも構造について学習者興味を引き出すようしたい。教師用参考書 としては、小野(2004) が、形態論基本なことをかなり分かり易くまとめいる。しかし 連結形や語根といった、形態論ではしばしば議論から外されがちな要素については、やはり取 り扱っいないは残念だ。理論だけでなく、英語語彙実情を観察する視点も欲しい。 Sinclair, et al.(1991) は連結形を含め、接辞用例を多く集めいる。また、語根を軸 構造を示し語彙力向上を目指した辞典として瀬谷(2001)があり、辞書形成情報語根 を取り入れるべきかどうか、考慮対象として興味深い。しかし「語根」もまた、定義ゆれ が大きく、「語根」と「語幹」区別が一定でないということも付け加えおく。
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「2014年日本中國語教師暑假臺灣研習班」に参加して 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

「2014年日本中國語教師暑假臺灣研習班」に参加して 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

はじめ  筆者は2014年 8 月台北で実施された日本人中国教員向け研修「2014年日本中國教師 暑假臺灣研習班」(以下、研修と呼ぶ)参加した。台湾では民国102年、すなわち2013年から 教育部が主体となっ「邁向華教育產業輸出大國八年計畫」と名付けられた一大プロジェ クトが進行中である。このプロジェクトは、従来行われいた中国教育を一層産業させ、 世界中で高まる中国教育需要応じることを目的とし、量で圧倒する中国大陸中国教 育に対して、質高い中国教育を提供し、台湾中国教育ブランド確立をめざしいる。 プロジェクトは、高度なトレーニングを受けた台湾人講師海外各国へ派遣、台湾 中国教育機関へ留学生招致また非ネイティブスピーカー向けテキスト及びデジタル教 材開発などが含まれ、筆者が参加した研修も、このプロジェクト一環として実施されたも であった。(プロジェクト詳細は http://www.edu.tw/userfi les/url/20140529105812/(第 3 版)邁向華文產業輸出大國八年計畫1030526 依國發會意見修.pdf を参照されたい)本稿は、筆 者研修参加記録であるとともに研修終了後、学び取った知見を授業実践した際生じた若 干問題点を記した備忘録である。
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動画投稿サイトYouTubeを活用したドイツ語授業 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

動画投稿サイトYouTubeを活用したドイツ語授業 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 そもそも我が国外国教育では、受験という大きな障壁もあり、聞き取りや発音訓練 を体系授業カリキュラム組み込んだ教材開発が遅れいることは否めない事実で あろう。教員自身発音能力がほとんど問われない上、発音善し悪しが評価基準含 まれない現状では、当然結果であると言えようか。しかし[中略]まず相手発話内容 を的確かつ迅速理解することが、円滑なコミュニケーション前提条件として必要不可 欠であろう。[中略]「受動」ないしは内容理解中心語学教育から、発信「能動」 な語学教育転換がさけばれいるが、相手を無視し、自分言いたいことを一方 述べたてるだけでは、だれからも相手されないことは明白である。まさにリスニング (聴解力)こそが、ボールを投げあうような円滑な対話にとって、表現力以上決定
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英語公用語論に関する一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

英語公用語論に関する一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 加藤周一氏は、次よう論評する。  「今みずから進んで英語を第二国語とし、英語を話し権力を独占する知識層と、英語を 話さず阻害された大衆と乖離を殊さらに強調するは、悪い冗談でしかあるまい。しかもそ れだけではない。今日天下大勢は、経済活動世界と技術移転普及向かっいる。そ 大勢は同時に国際流通を強化し、地方とそれ結びつく歴史文化個性を弱めるよ う働く。もし世界文化多様性を維持することが望ましいとすれば、そのため必要なこ とは、国際と国際文化を教育浸透させることではなく、地方(日本語)と地方文化教 育を徹底させることちがいない。前者は国民文化自覚根拠を脅かし、後者は逆自覚 根拠を強める。国語を英語得るところは、商取引がいくらか便利なることである。 失うところは、日本国民矜持であろう」 14)
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フランス語タンデムコミュニケーションクラスについて 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

フランス語タンデムコミュニケーションクラスについて 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

問題点としては、教師間連絡時間がとられることであろうか。この連絡がうまくいかな いと学生は混乱することなるであろうし、授業内容も、同じこと繰り返しであったり逆 説明が不十分だったりし授業効率上大きな問題が生じるであろう。お互い授業がまっ たく関連なく平行線で進む場合(たとえば、日本人教員は文法を日本語で教え、フランス人教 員は日常会話を教える等)は、学生教員に対する不信感も生まれるであろう。そのほか、 欠席者に対するフォローをどうするか(しかしこの問題はタンデムクラス限ったことではな いが)、評価をどうするか、といった問題もある。結局ところ、タンデムクラスは、教員同 士コミュニケーションがうまくいくかどうかが成功大きな鍵なると思われる。また、レ ヴィと太治が同時に教壇立つ授業を希望する学生もいた。日本人アシスタントいるフラン ス人教員授業を希望しいると思われるが、単にアシスタントとしてではなくより積極 授業運営関わっいくためは、日本人教員は何をしなければならないか。この問い対す るひとつ答えは、教育研修へ定期参加ではないかと思う。最新教育方法を学び、そ れを日本大学における外国教育という文脈中で問い直しみることによって、現実ク ラス運営を担っいくは、日本人教員ひとつ役割ではないだろうか。たとえば、日本人 学習者フランス語語彙力を伸ばすはどうしたらよいか。会話中わからない単語出会っ たとき、辞書頼らず、会話を中断することなく、その会話を続けいくはどうしたらよい か。聞き取り能力(細かな部分こだわることなくメッセージ大意を理解できる能力)を身 につけるはどうしたらよいか。われわれはこうした問題真剣対処しいかなければなら ないだろう。
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The Effective Classroom 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Effective Classroom 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

The Effective Classroom 効果授業 Paul฀Carty Mark฀D.฀Lucas  本論文では、日本大学でコミュニケーションクラスを受講する 1 年生効果な教授 技術を調査する。学生は実用な会話スキルを持たないため、オープンエンドタスク使用 は不十分であるし、また、語彙中心授業も、学生が高校で習得するような潜在語彙を増 加させるだけである。必要なは、学生特定ニーズ合うこれら中間点である。  この「中間点」は以下 4 つポイントが含まれる: 1 )親しみあるトピックを利用 し学生が言語したスキル注意を向け、そのトピックについて話したくなるよう な状態促す。 2 )打ち解けた雰囲気を作り出し、なじみない場所で話すことへため らいを払拭する。 3 )英語を使わなければならない教室環境することで、どんな状況お いも、学生が英語を使用するよう促す。 4 )特定会話ツールを教えることで、学生 自信を向上させ、学生自らが気軽会話を始めたり、終わらせたりできるよう促す。
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カルデロンの翻訳から見る鷗外の翻訳論 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

カルデロンの翻訳から見る鷗外の翻訳論 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本青年行動と経験材料を採った三つ創作は、それぞれが何らかの形で作者鷗外ド イツ生活報告書」(小堀: 7 )となっいる。三部作うち最後となった『文づかひ』つ い述べると、その小説舞台はドレスデンである。小堀は、鷗外『独逸日記』から『文づ かひ』女性主人公として実在人物がいたとしながらも、その内容から判断すると、「作者鷗 外が自分離婚体験を形を変え書いたものであった。(中略)作中核心となる事件とそれ 持つ心理意味づけは鷗外自身ものであった。その点でこれは実際は『舞姫』揚合よ りもはるか直接また密度濃く作者自身を反映し、その内心坤き声を伝える作品であった。 しかしモティーフと道具立てと絡み合せ方が如何にも巧み出来おり、到底、作者は実は 自分ことを書いただとは気取られぬ様」(同:12)気配りをし創作した。それが『文づか ひ』である、と小堀は言う。実在主人公や鷗外離婚、これら事を理解しつつも、可能性 有無かかわらず、どうしても筆者は関連付けたくなる出会いがある。それが文壇デビュ ー第一作を飾ったスペイン劇作家カルデロンと、それが取り持つスペイン人少女と出会い である。なぜならその出会い場が、『文づかひ』舞台となったドレスデンであったからだ。 明治文豪森鷗外を知る人は多い。しかし鷗外文学活動最初がスペイン演劇翻訳から始 まったということを知る人は、決して多くはないであろう。自身最初文学活動をスペイン 演劇翻訳で飾るほど印象深いその体験、「必ずや作家体験や省察や願望(中略)ドイツ留 学中日本青年行動と経験(中略)生活報告書」(同: 7 )というであれば、ドレスデ ンを舞台とした『文づかひ』創作時、この忘れがたい、印象深い体験を思い出さずいたで あろうか。筆者はそう考えしまう。ところで満を持し帰国後新聞連載を始めたカルデロ ン翻訳であったが、鷗外はそれを一つは翻訳に関する不評が理由で中断ししまった。さ ドイツでどのような出会いがあったかを含め、本論主旨である鷗外翻訳態度や翻訳論 就い、カルデロン翻訳を通して考えみたい。
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レクサイル指標の位置づけと計測方法 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

レクサイル指標の位置づけと計測方法 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ため用いた文書が異なっいるためである。さまざまな読みやすさ指標数値は異なった 方法論もと計測されいる。ただし、異なる計測式から得られた数値を参照しながら、分 析対象文書読みやすさを考察することは有効なことと言わなければならない。その際、個々 計測式意味を考慮し、その指標範囲なども考慮することが求められる。実用で使われる 場合は個別利用者にとってはこのような方法論まで考察をした比較は煩雑となるため、単 いくつか読みやすさ指標値を参照するとどまることが多くあると思われる。実際、学 年別においては 5 つ程度読みやすさ指標を算出し、その平均をとっより適切な学年を示 すオン・ラインウェブ・サービスもかなりある(e.g. readability-score.com)。このような場 合、個々計測式方法論を抜き、結果のみを加減しいるわけであり、その信頼性が ある程度高まる場合もあるだろうが、結局、異なる計測式で算出された数値はその方法論お い異なった意味があり、それらを加減することは大きな方法論瑕疵が存することとなる。 読みやすさ異なる指標に対しては、それら「数値」を参照することとどめるべきであり、 加減をした数値は方法論まで立ち至らなければならない別ことであることと認識しなく はならない。
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高校生用スペイン語教科書作成のための一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

高校生用スペイン語教科書作成のための一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

5 . 2 .学習する内容について  先指摘したよう高等学校スペイン学習者授業時間数は学校ごと異なる。しかし この問題は、教科書含める学習項目や内容を限定するよりも、むしろ可能な限り多く項目 を含めることで解決できるではないだろうか。それぞれ学校が立てる目標応じ使用で きるよう、より多く授業時間数を想定し作られた大学生向け一般な教科書が取り入 れいる内容と同様ものを学習事項としてあえて設定するも一つ方策であるよう思わ れる。注意すべきは、文法項目扱いとは違い、用法や表現については限定し学習項目を設 けるということである。そうしなければ収拾がつかないほど膨大な項目を取り上げなければ ならなくなるからである。一方でそうした多大な学習項目を学習者へ示すに当たっては配慮が 必要で、例えば、一度たくさん情報を与えることはせず、小さなステップ分け提示す るがよいよう思われる。
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分離疑問文( Split Questions )のSC 分析 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

分離疑問文( Split Questions )のSC 分析 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 さらに WH 句は疑問素性を得るため移動するではなく疑問素性はないので there 構文 おける虚辞と同様最終な区全体を形成するため Sabel(2000)意味する WH 虚辞である と主張することによってさらなる確証句定式を図った。  第 4 節では SQ 4 タイプをそれぞれ生起位置で範疇ごと認可する事を可能し、[+WH] 素性を持つ WH 要素が確証句指定部へと移動する事で [+confi rm] 素性を付与される。このこと で確証を受けるため [+WH] 素性は満たされ複合体(Wh[-WH]-[+confi rm])が形成されるものと した。この複合体は最終各句指定部へと移動する事によって WH 虚辞(WHAT)として具 現される事を主張することで、SQ type1-4まで各例おえる派生過程を提案した。  最後 SQ-type4に関して返答となる that 節など CP 部分さらなる分類分けができるか検証 するためも住吉(2005)を取り上げた。そこでは返答が疑問文における省略構文となるタイ プと逆疑問文に対して情報追加機能を持つタイプもの(ゼロによる代用)と、遊離付加詞 となるタイプと分類分けし本稿 SC 分析へどのような帰結をもたらすかについても考察を することで SQ 分析が今後いかなる展開をすべきかその可能性を検証した。
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グループ活動を取り入れた初級スペイン語教育の試み 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

グループ活動を取り入れた初級スペイン語教育の試み 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

憶する量多さや日本語で説明されも理解しづらい学習項目であるので、授業練習問題 や実践だけでは練習量が不足であるよう感じられた。 4 . 2 . 3  教員側問題  指導する側問題、教員活動中役割も注意しなければならない。筆者は学習者自発 な学習を促すためグループ活動中はできる限り、学習者から質問されたり、間違った 表現をしいる気付いたりした時他はこちらから指示しないよう心がけた。日本語をス ペイン訳す時既習事項を使っどう表現できるかを考えさせたかったので、文章がで き上がっ学習者が添削をし欲しいと申し出るまでこちらからは積極間違いを指摘しな かった。間違いを訂正する際ひとつ気を付けた点がある。それはその誤り修正をクラス全 体周知するということである。個々グループからクラス全体発表させるときは問題ない が、グループ内で完結する活動ときは訂正仕方注意が必要である。活動中は教員が各 グループを見回り、学習者表現文法な誤り気が付けば、質問を誘導した後、その場で 訂正する。しかし、そのグループ構成員だけが間違い気付くでは効果が薄い。どのよう な間違いが起こり得るかを確認させるため、板書をしその間違いをクラス全員伝える ことが必要である。
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2009年度ケベックスタージュ報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

2009年度ケベックスタージュ報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 個人課題は、texte authentique(モントリオール滞在中実際出会うものを教材とする)を 用い教案を作ることであった。私は学生証取得ため説明プリントを取り上げた。学習目 標は、テクスト内容理解と、疑問形容詞・疑問副詞習得とした。学生証を発行しもらうた めは、「いつ?」「どこへ?」「なにを持っ?」行かなければならないかを辞書を使わず読 みとっもらい、その後、学生証を使っ何ができるかを挙げもらった。折触れ文化 違いも紹介する(モントリオール大学学生証は現金チャージ可能で、様々なキャンパス内で 支払いもできる、等)。プリントくる時間表現を利用し、時間・曜日・月・季節 彙復習も行う。次に、疑問詞を探しもらい、教員がそれを黒板書き出し用法説明を行う。 「自己紹介」をめぐる疑問詞を使った応答練習でまとめ文法学習をした後、「人物当てゲーム」 で知識を定着させるところまで90分の授業案を作成した。講師から、「授業・前(導入)」「授 業・中」「授業・後(評価も含めまとめ)」構成に関して指導を受け、特に導入部分改 善を求められた。授業初め、これから学ぶ項目提示と目標設定を明確おかなけれ ば、学習効果やモチベーションが上がらないことを学んだ。進度ばかり気を取られ、授業開 始後すぐ本題入っいたが、これからは、導入部分(前回まで復習と今回新た学ぶ内 容大まかな提示、具体な目標設定)も時間を割き全体構成を考えながら授業を組み立 いきたいと思った。「授業・後」知識を定着させる班単位ゲームについては、高い評価 をもらった。
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大学生の効果的多読指導法—易しい多読用教材と授業内読書の効果— 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

大学生の効果的多読指導法—易しい多読用教材と授業内読書の効果— 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

2 .多読指導 2.2.授業参加者  対象学生は同じ大学 2 学部 6 クラスで、 1 年間授業内多読を行ったSキャンパス 2 年生 2 クラスグループ(GA)、 1 年間授業外多読を行ったTキャンパス 1 年生 2 クラスグ ループ(GB)、半年間授業外多読を行った同じくTキャンパス 2 年生 2 クラスグループ (GC)であり、いずれも語学が専門学部ではない。GAクラスでは前期・後期ともリー デイング授業を行い、受講者は合計84名(男子77名・女子 7 名)であった。指定テキストが なかったため、毎回授業前半速読および内容把握練習を行い、後半40∼45分を多読 あてた。GBは前期がリーディング、後期がライティング授業であり、指定テキストが課さ れいたので、前期は授業10分間読書と授業外読書を、後期は授業外多読のみを課した。 受講者は合計77名(男性50名・女性27名)であった。GCは84名(男子61名・女子23名)で、 前期はライティング、後期は指定テキストを使用し行う半期リーディングクラスであっ た。そのため、授業多読は導入オリエンテーションのみ行い、その後はGB後期同様 授業多読を課した。
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携帯で英語 −携帯サイトを使った英語授業支援の実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

携帯で英語 −携帯サイトを使った英語授業支援の実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

学生コメントからは「教科書でもできるものを、わざわざお金を払っ、めんどうで見づ らい携帯電話で勉強する必要はない」という学生気持ちがうかがえる。 学生にとってサイト魅力がなかった理由ひとつ、教科書内容と、サイト内容、 あまり大きな相違がなかったことが考えられる。単語帳よう苦手な語句だけを繰り返し学 習できる機能(例えばwww.supermemo.comよう、語句を自分で入力、間違える頻度高 いもだけが何度も繰り返し練習問題くる)や、英文が載っおりわからない語句カ ーソルを当てると意味が出る辞書機能(例:www.rikai.com)など学習支援機能があると、 もっと携帯サイト使用率は高くなるではないだろうか。
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プロジェクト授業の実践と課題 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

プロジェクト授業の実践と課題 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 前節で紹介したプロジェクト授業を通して、 2 つの大きな問題を指摘することができる。第 一は学習者間におけるモチベーション差異、第二は評価困難さである。  第一について、グループモチベーション低い学習者がいることはグループ全体学習 効果影響を及ぼしかねず、教員としてそうした事態は可能な限り避けたいところである。こ れに対して齊藤は、クリスマス・マーケット紹介を実施したクラスにおいてプロジェクト授業学生から改善点を尋ねたところ、教員がグループを作った方がよいと指摘を受けた。ま たプロジェクト準備過程を可能な限り可視させ、プロジェクトへ貢献度を評価しほしい という意見も見受けられた。その理由として、まじめ取り組まない学生存在をあげいる ものが大半であった。
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ヨーロッパ共通参照枠におけるレベルB1について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ヨーロッパ共通参照枠におけるレベルB1について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

 また、同じ理由から、「本物教材」textes authentiques、すなわち、フランスで生活すれ ば必ず身近遭遇する(機械など)使用説明書、案内、広告、ちらし、パンフレット、メニ ューなどを授業取り入れることも、B 1 段階は重要な意味を持つ。その際は、辞書を用 いず内容を理解するよう指示し、文脈から意味を推論する学生能力を高めたい。実際 フランス滞在する時備え、問題処理能力・一人で切り抜ける力を獲得するのに大いに役 立つであろう。なんとなれば、B 1 目標は前述したよう「もしもそう望むならば、実際 敷居 (threshold) をまたいで戸口から外世界踏み出すことができる」敷居段階あたるか らである。辞書を用い全訳させることは、本来授業目的からは逸脱する。学生に対して も、わからないや表現があること欲求不満を感じること無いよう、「細部よりも全体を 理解する授業であり、問題処理能力を高め、更なる理解力を養うため」と十分納得しもらう 必要があるかもしれない。
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日本のスペイン語教育における 授業内容の標準化の必要 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本のスペイン語教育における 授業内容の標準化の必要 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

文化要素を学習できるようなっいたりと、工夫が凝らされいる。たとえば、スペイン とラテンアメリカ諸事情を文法とともに段階学んでいくことを主眼とした西川喬『新ス ペインゼミナール』、旅行会話や日常会話だけでなくパソコン、携帯電話などで用いる活きた 表現を取り入れた福嶌教隆『生き活きスペイン』がある。これら教科書は、本文、文法説 明、練習問題によって構成されいる。文法事項学習が中心据えられいるが、説明がよ りわかりやすくなっおり、練習問題数が増やされるなど工夫がされいる。また写真やイ ラストが採用され見た目も華やかで魅力があるつくりとなっいる。近年、旅行や仕事で外 国出かける日本人が増えるにつれて、実際な運用能力、コミュニケーション能力を身つ けたいと考える学習者が増加した。そうした欲求を満たすため、石崎優子、フェリサ・レイ『ス ペイン世界へ窓』よう、文法学習を中心とした傾向から実践コミュニケーション重 視ものへとシフトする教科書が出きた。このような教科書では、多様な練習問題を組み込 み、学習した文法項目を使用した、教室でペアワークやグループワークといった活動を提案 しいる。さらには、タスクを用いることにより、文法学習と同時に言語使用意義を学ぶ大 森洋子、四森瑞枝『タスクで作ろう、活気ある教室−初級スペイン授業改善を目指し ― 』 という、初級レベル学習者ためタスク活動を実践報告まとめた事例集も発行されいる。  CEFR については日本学会や雑誌においても多く研究や論文があり、その概念をどう生 かすか盛ん論議されいる。しかし、2009年度でも30点以上と多様な教科書が出版され いるもかかわらず、現在ところ CEFR を軸したスペイン教科書は日本からは出版され いない。
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