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東京高裁判決平成29・3・23

薬害イレッサ訴訟東京高裁判決 (東京高判平成23年11月15日判時2131号35頁) について

薬害イレッサ訴訟東京高裁判決 (東京高判平成23年11月15日判時2131号35頁) について

... 東京高判昭和56年4月23日判時1000号61頁は、ストレプトマイシンによ る副作用に関する記載、すなわち、①一過性である、②どのような場合に 発現するか、③主な内容、及び④耳鳴、難聴を発症した場合にできれば投 与を減量しまたは中止する、という記載について、「ストマイ難聴が殆ん ど回復不能な極力発現を避止すべき副作用であることについての警告とは ...

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訴えの予備的追加的併合と判決理由中の判断 : 名古屋高裁平成27年 2 月26日判決をきっかけとして

訴えの予備的追加的併合と判決理由中の判断 : 名古屋高裁平成27年 2 月26日判決をきっかけとして

... 5 相手方当事者が同一である他の高裁の判断の問題点 ( 1)当事者の主張 本件で、被控訴人は、注意義務違反を争うさいに第一審で以下の主張をした。 「東京高等裁判所平成 22年 9 月29日(本件通知書の「 6 月28日」は誤記)判決(以 下「東京高裁判決」という。 )は, 「転居届は,通信,信書そのものとはいえず, ...

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刑事判例研究19 実在の児童の写真を素材として作成されたコンピュータグラフィックスにつき児童ポルノ製造罪及び提供罪の成立を認めた事例(東京高裁平成29年1月24日判決Westlaw Japan文献番号2017WLJPCA01246001)

刑事判例研究19 実在の児童の写真を素材として作成されたコンピュータグラフィックスにつき児童ポルノ製造罪及び提供罪の成立を認めた事例(東京高裁平成29年1月24日判決Westlaw Japan文献番号2017WLJPCA01246001)

... 2 児童の実在性について 児童ポルノ性が認められるためには,実在の児童を描写したものでなけ ればならない。このことは立法者においても前提とされている。その根拠 としては,児童ポルノが児童を性欲の対象としてとらえる風潮を助長する のみならず,描写の対象となった児童の人権を害すると考えられているこ とが挙げられる 20) 。すなわち,被写体となった児童に対する権利侵害が児 童ポルノに係る行為の違法性を基礎づけているので,児童の実在性が要求 ...

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金融取引法の課題 (4) : 平成30年3月22日広島高裁岡山支部第2部判決を題材として

金融取引法の課題 (4) : 平成30年3月22日広島高裁岡山支部第2部判決を題材として

... 3 .1 鈴木(正)見解 20) 本判決について次の2点から判旨を支持している。 「社会的に非難されるべき関係」の文言は,公共工事等の指名入札停止の一事由として一般的 に使用され,暴力団排除条例での使用例や,裁判例 21) や警視庁 HP「東京都暴力団排除条例Q& A」7 22) においても指摘されており,本裁判例の解釈はこれらの見解に整合的であり,妥当な内容 ...

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青山ビジネスロー レビュー第 5 巻第 2 号 (5) 下級審の判断ア第 1 審 ( 岡山地裁平成 25 年 3 月 27 日判決 ) イ控訴審 ( 広島高裁岡山支部平成 26 年 1 月 30 日判決 ) 3 判旨 ( 最高裁平成 27 年 10 月 8 日第一小法廷判決 ) 4 本判決の論理 (

青山ビジネスロー レビュー第 5 巻第 2 号 (5) 下級審の判断ア第 1 審 ( 岡山地裁平成 25 年 3 月 27 日判決 ) イ控訴審 ( 広島高裁岡山支部平成 26 年 1 月 30 日判決 ) 3 判旨 ( 最高裁平成 27 年 10 月 8 日第一小法廷判決 ) 4 本判決の論理 (

... たとえば、ストック・オプションの行使益は、その利益を得た原因によってそれぞれ異な 23) 債務免除を受けた者が法人である場合には、「その他の取引」に係る収益として、これによって得 た利益が当該事業年度の益金に算入されることになると考えられる(法人税法 22 条 2 項)。この点に ついては、DES(Debt Equity Swap デット・エクイティ・スワップ)による債務消滅益について「そ ...

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集団密航助長罪の解釈論上の問題について / 東京高裁平成21年12月2日第9刑事部判決を契機にして

集団密航助長罪の解釈論上の問題について / 東京高裁平成21年12月2日第9刑事部判決を契機にして

... 航者本人は第 3 条 1 項にいう不法入国者には必ずしも該当しないので,擬律にあたっては 注意が必要である」と述べ,また岩橋・前掲97頁もまた,「入管法 3 条 1 項による不法入 国者に当たらない者も,集団密航者に含まれることに注意する必要があります」と述べて いる。入国・上陸した者が「集団密航者」でなければ,それを助長した行為が集団密航助 ...

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2018 年 2 月 8 日第一東京弁護士会総合法律研究所知的所有権法部会担当 : 弁護士佐竹希 バカラ電子カードシュー 事件 知財高裁平成 29 年 9 月 27 日判決 ( 平成 28 年 ( 行ケ ) 第 号 ) I. 事案の概要原告 ( エンゼルプレイングカード株式会社 : カー

2018 年 2 月 8 日第一東京弁護士会総合法律研究所知的所有権法部会担当 : 弁護士佐竹希 バカラ電子カードシュー 事件 知財高裁平成 29 年 9 月 27 日判決 ( 平成 28 年 ( 行ケ ) 第 号 ) I. 事案の概要原告 ( エンゼルプレイングカード株式会社 : カー

... 商標法 3 条 2 項 により商標登録が認められるためには,同条 1 項 3 号に該当する商標が,現実に使用 された結果,指定商品又は指定役務の需要者の間で,特定の者の出所表示として我が国 において全国的に認識されるに至ったことが必要であると解される(そうである以上, 指定商品又は指定役務の需要者は,通常,全国的に存在していることが前提となるも のである。 ) 。 」 ...

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判例研究38:元市長に対する求償金請求控訴事件:国立求償事件(東京高裁平成27年12月22日判決 判自405号18頁)上告不受理(確定)原審 東京地裁平成26年9月25日判決 判自399号19頁

判例研究38:元市長に対する求償金請求控訴事件:国立求償事件(東京高裁平成27年12月22日判決 判自405号18頁)上告不受理(確定)原審 東京地裁平成26年9月25日判決 判自399号19頁

... 本件における具体的事実と (64) 、議会の政治的判断へ踏み込むことへの最高裁の慎重な姿 勢を考え合わせば、やや形式的な側面はあるが、原審のような判断もありうるであろう。 これに対して本判決は、後の請求権行使決議によって民意が上書きされたとの立場をと り、求償権の消滅は認めなかった。神戸市事件最判は債権放棄の対外的な効力について、 「普通地方公共団体による債権の放棄は、条例による場合を除いては、……[地方自治法] ...

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情報セキュリティ上の瑕疵による個人情報等の漏洩と個人情報保護法 : 東京地裁平成26年1月23日判決の検討

情報セキュリティ上の瑕疵による個人情報等の漏洩と個人情報保護法 : 東京地裁平成26年1月23日判決の検討

... 2.1.1.プライバシー権の生成―宴のあと事件最高裁判決 個人の住所や電話番号,カード情報,写真などの流出事件 が大規模化してきたのは最近(インターネット発達後が特に 多い)のことであるが,これら情報はそこで初めて保護され るようになったものではない。議論は,いわゆる「プライバ シー」の権利(憲法 13 条)の発生や定着等にさかのぼる。 ここで,保護されうるプライバシーの概念そのものが判例法 ...

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刑事判例研究15 第一行為により侵害者の攻撃能力が失われたことを認めつつ,第二行為を含めた行為全体について正当防衛を認めた事例(東京高裁平成27年7月15日判決(LEX/DB 25540966))

刑事判例研究15 第一行為により侵害者の攻撃能力が失われたことを認めつつ,第二行為を含めた行為全体について正当防衛を認めた事例(東京高裁平成27年7月15日判決(LEX/DB 25540966))

... して,先行して攻撃を加えているという侵害者の帰責性 29) や平穏阻害状況 の存在 30) を挙げている。これらの論拠は,事後的に見れば侵害が終了して いるが行為当時の一般人の目から見れば侵害の終了が認識不可能な場合に も延長可能である。ゆえに,以上で示した理解はそれほど突飛なものでは ないといえよう。さらに,最高裁平成20年月25日決定 31) (以下,「最高裁 平成20年決定」とする。) ...

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判例研究 電子マネー発行会社の責任[東京地裁平成27.6.25判決]

判例研究 電子マネー発行会社の責任[東京地裁平成27.6.25判決]

... (6)本裁判例は、サクラサイトの違法性を立証するために、経験則からアプローチした裁判例と して評価されている。このアプローチは、 「サイトの管理システムや勤務状況といった当該サイト 内部の事実には立ち入らずに、外観から「利益の帰する者が利益を生む行為をし、不利益を被る 者はあえて不利益を被る行為をしない」という経験則を機能させる」ものであるとする。ただし、 ...

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建設アスベスト訴訟と共同不法行為論(2・完) : 4つの高裁判決の検討を中心に

建設アスベスト訴訟と共同不法行為論(2・完) : 4つの高裁判決の検討を中心に

... ていた可能性が高い建材メーカーが何の責任も負わないことの不合理をど う考えるかという点にあったのであり,このような考え方は取り得ないも のと考える。したがって,「到達」は個別的因果関係の問題ではなく (個 別的因果関係は後段ないしその類推で推定される) ,製造販売行為の危険性にか かわる問題,すなわち,因果関係の起点としての資格を,当該被告の製造 販売行為が備えているかどうかの問題 (学説が言うところの「適格性」要件の 問題) ...

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解離性同一性障害を患う被告人の刑事責任能力および量刑に関する判断  : 名古屋高裁金沢支部平成28年 3 月10日判決 (平成27年(う)第37号強制わいせつ被告事件)

解離性同一性障害を患う被告人の刑事責任能力および量刑に関する判断 : 名古屋高裁金沢支部平成28年 3 月10日判決 (平成27年(う)第37号強制わいせつ被告事件)

... 17・ 3 ・24 7 、東京地判平成 20・ 2 ・ 6 8 においても、被告人が解離性同一 性障害にり患していたこと自体は認められているものの、被告人には完全責任 能力が認められている。この段階ではまだ、裁判所が解離性同一性障害という 精神障害の存在を認めた、と言い得るに留まるのであり、解離性同一性障害 ...

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建設アスベスト訴訟と共同不法行為論(1) : 4つの高裁判決の検討を中心に

建設アスベスト訴訟と共同不法行為論(1) : 4つの高裁判決の検討を中心に

... 因行為者としての十分性」と呼ぶ 29) 。留意すべきは,この⚒つ (「適格性」 と「十分性」) は,一方を高めれば他方が低まる (危険性として高度のものを要 求して「適格性」を高めると被告以外に危険性を有する企業を取り逃がす可能性が 高まって「十分性」が低まり,他方,危険性ある企業を取り逃がさないようにして 「十分性」を高めようとすると危険性の高くない企業までが入ってくる可能性が高 まって「適格性」が低まる) ...

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解離性同一性障害患者たる被告人の刑事責任能力判断 : 大阪高裁判決平成31年 3 月27日 : 平成31年(う)第53号覚せい剤取締法違反被告事件

解離性同一性障害患者たる被告人の刑事責任能力判断 : 大阪高裁判決平成31年 3 月27日 : 平成31年(う)第53号覚せい剤取締法違反被告事件

... 9 解離性同一性障害が被告人の刑事責任能力自体に影響を与えるものと判断した 裁判例として、まずは東京地判平成 20・5・27LEX/DB文献番号25420977(本件に 関する判例評釈として、拙稿「判例研究 アスペルガー障害および解離性同一性 障害を患う被告人の刑事責任能力判断 [東京地裁平成20.5.27判決] (平成19年(合 わ) ...

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キューピー図形事件:東京高裁平成15(行ケ)192号平成15年10月29日判決(認容・審決取消)

キューピー図形事件:東京高裁平成15(行ケ)192号平成15年10月29日判決(認容・審決取消)

... 3 取消事由 本件商標の商標法4条1項11号該当性の判断の誤り 【判 断】 1 商標法4条1項11号に係る商標の類否は,同一又は類似の商品又は役務 に使用された商標が,その外観,観念,称呼等によって取引者,需用者に与え る印象,記憶,連想等を総合して,その商品又は役務に係る取引の実情を踏ま えつつ全体的に考察すべきものであり(最高裁昭和43年2月27日第三小法 ...

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JASRAC審決取消判決 (東京高裁平成24年(行ケ)第8号)

JASRAC審決取消判決 (東京高裁平成24年(行ケ)第8号)

... 18 4 音楽著作権管理事業の規制について(1/5) ●音楽著作権管理制度の経緯 • 昭和13年12月 大日本音楽著作権協会(JASRACの前身)設立 以降、仲介業務法(著作権に関する仲介業務に関する法律)の下、 JASRACが文化庁長官の許可を受け、音楽著作権管理事業を独占 • 平成13年10月1日 著作権等管理事業法施行。許可制から登録制に ...

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第三者のもとにある資料収集(判例ノート) : 弁護士会照会と東京高裁平成24年10月24日判決

第三者のもとにある資料収集(判例ノート) : 弁護士会照会と東京高裁平成24年10月24日判決

... 両者の差異を簡単に図示すると上記のようになる。 ここで大きな違いは、当事者本人に情報が流通する段階の違いである。調査嘱託 の場合は裁判所から当事者に直接情報がわたることとなる。 第一審判決では「調査嘱託は、裁判所が職権により又は当事者の申立てを審査し た上で行うものであり、濫用的な調査嘱託の利用を排除する制度的な保障が設けら れているといえることからすると、被告が本件調査嘱託に応じて契約者情報を開示 ...

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取締役の利益相反取引と権限濫用行為 : 東京高裁平成26年5月22日判決を契機に

取締役の利益相反取引と権限濫用行為 : 東京高裁平成26年5月22日判決を契機に

... Y社は本件貸付けとして,平成17年12月16日から平成21年⚒月⚔日にか けて,Aに対し,12回にわたり利息を天引きした後の合計⚔億6056万8193 円をAの銀行預金口座に送金した。またY社はAとの間で,Aを債務者と する金銭消費貸借契約証書11通 (貸付金額合計⚔億6500万円) を取り交わし た。Aは本件貸金債務の返済として,平成18年⚔月20日から平成20年10月 ...

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歩道状空地は宅地か私道か 東京地裁平成 27 年 7 月 16 日判決 TAINS Z 東京高裁平成 28 年 1 月 13 日判決 TAINS Z 最高裁平成 29 年 2 月 28 日判決 TAINS Z はじめに本件は 相続人が 相続財産で

歩道状空地は宅地か私道か 東京地裁平成 27 年 7 月 16 日判決 TAINS Z 東京高裁平成 28 年 1 月 13 日判決 TAINS Z 最高裁平成 29 年 2 月 28 日判決 TAINS Z はじめに本件は 相続人が 相続財産で

... ハ 原告らは、平成21年1月14日、本件相続に係る相続税申告書を提出した(以下「本 件相続税申告」という。)。 ニ 原告らは、平成23年7月4日、本件相模原歩道状空地について、当初申告において不 特定多数の者の通行の用に供されている私道であるとしてその価額を評価していなかっ たが、自用地の価額の100分の30に相当する価額によって評価すべきであったとし ...

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