2018 年 2 月 8 日 第一東京弁護士会 総合法律研究所 知的所有権法部会 担当:弁護士 佐竹 希 1
「バカラ電子カードシュー」事件
知財高裁平成 29 年 9 月 27 日判決(平成 28 年(行ケ)第 10266 号) I. 事案の概要 原告(エンゼルプレイングカード株式会社:カードゲームの国内・海外販売を主な事業内 容とする会社)は、平成 26 年 1 月 29 日、以下の商標(「本願商標」)の登録出願をしたが、 同年 10 月 9 日に拒絶査定を受けた。そこで、原告は、平成 27 年 1 月 16 日に、当該拒絶査 定に対する不服審判請求をしたが、平成 28 年 10 月 25 日に、特許庁がその請求を不成立と する審決をしたため、当該審決の取消しを求める本訴訟に及んだ。 なお、本願商標の指定商品は、拒絶理由通知の後、第 28 類の「トランプに内蔵印刷され たトランプ識別コード識別認識機能及び識別認識結果によりトランプの真偽又はゲームの 勝敗を判定するプログラムを内蔵してなるトランプ繰り出し装置」(「本願指定商品」)と補 正されている。 ※判決別紙「本願商標目録」 【第1/7図】 【第2/7図】 【第3/7図】 【第4/7図】 【第5/7図】 【第6/7図】 【第7/7図】2 【参考】 カードシュー バカラ等のトランプゲームを行う際に、トランプを繰り出すための商品。 ※Google 画像検索「カードシュー」1 原告使用商品「Angel Eye」2 「バカラのいかさま防止」「ディーラーの間違い発見」「ゲーム結果の自動表示」という 用途・機能を有する電子カードシュー。 仕組みとしては、特許取得の独特のコードが印刷された原告製カードのみを本商品の センサーで読み取り、本商品からカードが引かれる際に、数字・マークを判読することが できる。本商品は、パソコンなど通信機能を備えた機器と接続されており、本商品から引 かれたカードのデータが送信される。卓上の現物カードが明らかになった後、ディーラー が本商品のボタンを押すと、本商品等にゲーム結果が表示される。これと卓上の現物カー ドを商号することにより、プレーヤーやディーラーによるカードすり替え等のいかさま、 間違いを防止することができる。 判決によれば、2005 年~2014 年で、アジア・オセアニア・北米およびヨーロッパの各 国に合計 1 万 4841 台販売されており、売上高約 27 億円、販促費は約 1 億 3000 万円であ る。また、韓国については販売代理店が販売をしている。マカオでは約 90%のシェアがあ り、バカラ電子シューのマーケットで 90%以上のシェアを有する。 1 https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B7%E3 %83%A5%E3%83%BC&client=firefox-b-ab&dcr=0&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUK EwjlreSnppPZAhWDKJQKHeCxC_IQ_AUICigB&biw=1280&bih=922 2 http://www.angelplayingcards.com/en_casino/engineering1.php(英語サイト)
3 II. 争点 ① (取消事由1)本願商標は、商品等の形状を普通に用いられる方法で表示する標章のみ からなる商標として、商標法 3 条 1 項 3 号に該当するか。 ② (取消事由2)本願商標について、商標法 3 条 2 項の使用による識別性が認められる か。 III. 裁判所の判断 1. 取消事由1(商標法 3 条 1 項 3 号該当性判断の誤り) (1) 商標法 3 条 1 項 3 項該当性 本願商標の特徴 一般的なカードシューの特徴 評価 ①全体として横長の箱状であ ること, ①複数組のトランプを格納する 容器として一般に採用される, 横長の箱状であること, トランプを格納して,上か ら一枚ずつ取り出せるカー ド容器の基本的な形状であ って,トランプ繰り出し装 置という機能を効果的に発 揮させるために通常採用さ れている形状である。 ②上面をなだらかに傾斜させ ていること, ②格納されたトランプを前方に 押し出すため,トランプ収納部 分の下面を前方に向かってなだ らかに傾斜させた結果,上面も なだらかに傾斜していること, ③前面を傾斜させ,半円状の 開口部を設けていること, ③トランプを手で前方に滑らせ て取り出しやすくするため,前 面を傾斜させ,半円状の取出口 を設けていること ④ 輪郭 を曲 線と している こ と, 通常採用されている形状の 範囲を超えるものとまでは 認められず,本願商標に接 した需要者が,商品の美感 に資することを目的とした 形状であると予測し得る範 囲内のものである。 ⑤上面部及び側面部に,ラン プ,ボタン,スイッチなどの 立体的形状を有していること 本 願 商 標 に 接 し た 需 要 者 が,商品の機能を効果的に 発揮させることを目的とし た形状であると予測し得る 範囲内のものである。
4 「本願商標の形状と一般的なカードシューの形状とは,横長の箱状であり,上面をなだ らかに傾斜させるとともに,前面を傾斜させ,半円状の開口部が設けられているという 点【筆者注:上記①~③】において共通するものであり,その共通する形状は,トラン プを格納して,上から一枚ずつ取り出せるカード容器の基本的な形状であって,トラン プ繰り出し装置という機能を効果的に発揮させるために通常採用されている形状であ ることが認められる。 そして,本願商標の立体的形状は,全体として曲線を輪郭として用いていること【筆 者注:上記④】など,一定の特徴的形態を有するものであるけれども,このような曲線 を輪郭とするカードシューは,他にも存在するのであって…,通常採用されている形状 の範囲を超えるものとまでは認められず,本願商標に接した需要者が,商品の美感に資 することを目的とした形状であると予測し得る範囲内のものであると認められる。 また,本願指定商品は,「トランプに内蔵印刷されたトランプ識別コード識別認識機 能及び識別認識結果によりトランプの真偽又はゲームの勝敗を判定するプログラムを 内蔵してなる」ものであるところ,前記認定のとおり,ランプやボタン等は,電子的に トランプカードを識別認識してゲームの結果を表示する,又は電子機器を制御するた めに設けられたものであると認められる。このような電子的な機能を有する商品には, その機能を発揮させるために,ランプやボタン,スイッチ等を搭載することが通例であ るといえ,本願商標のランプやボタン,スイッチ等の特徴的形態【筆者注:上記⑤】に ついては,本願商標に接した需要者が,商品の機能を効果的に発揮させることを目的と した形状であると予測し得る範囲内のものであると認められる。 以上によれば,本願商標の立体的形状は,客観的に見れば,機能又は美感に資するこ とを目的として採用されたものと認められ,また,需要者において,機能又は美感に資 することを目的とした形状であると予測し得る範囲内のものであるから,商品等の形 状を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標として,商標法 3 条 1 項 3 号に該当するものと認められる。」 (2) 原告の主張について 【原告主張①】本願指定商品とカードシューは同種の商品といえない(=本願商標の 立体的形状とカードシューの立体的形状と比較することは相当ではない)。 ⇒本願商標の立体的形状が商標法 3 条 1 項 3 号に該当するか否かを判断するに当たっ ては、カードシューの立体的形状と比較して検討するのが相当。 ∵ 本願指定商品は、トランプ繰り出し装置としての一般的なカードシューの機能に、 電子的にトランプカードを識別認識し、トランプの真偽又はゲームの勝敗を判定 するプログラムを内蔵するなどの機能を付加したものである。 ∵ 本願指定商品とカードシューは、共にトランプカードを用いたゲームに使用され る商品であって、本願商標の立体的形状とカードシューの形状とは多くの共通す る要素を含む程度に類似している。
5 【原告主張②】本願商標の立体的形状は、美観等の向上という観点に加えて、再度の 需要喚起を図るための自他商品識別力の付与の観点をも併せ持っている。 ⇒この点は、本願商標が、商品等の形状を普通に用いられる方法で使用する標章のみ からなる商標であるとの認定を左右しない。 ∵ 前記認定のとおり、本願商標の立体的形状は、機能又は美感に資することを目的と して採用されたものと認められる。 ∵ 原告の主観的な意図として、本願商標の形状自体を自他商品識別標識として採用 し、商品の形状に創意工夫を凝らしたものであったとしても、そのことは、需要者 が商品を選択するに際し、外観上の美感という嗜好上の意味合いを与え得るにす ぎず、客観的に、需要者はそれを未だ商品の形状であると認識するにとどまる。 【原告主張③】本願商標の立体的形状は、本願商標の立体的形状は、商品の機能に資 することを目的とする形状ではない。 ⇒前記のとおり、本願指定商品のランプやボタン、スイッチ等の位置、大きさ等を客 観的にみても、本願商標に接した需要者が、商品の機能を効果的に発揮させることを 目的とした形状であると予測し得る範囲内のものであると認められる。 【原告主張④】本願商標の立体的形状又は類似の形状を採用した本願指定商品を取り 扱う事業者は、カジノ業界において原告以外に存在せず、本願商標は、取引に際し必 要適切な表示として何人もその使用を欲するものでも、一般的に使用される標章でも ない。 ⇒本願商標の立体的形状は、客観的にみて、電子的機能を有するカードシューとして 一般的な形状であるといえるから、将来的に、何人もその使用を欲するものではない とはいえず、先に商標出願したことのみを理由として、本願商標を原告に独占使用さ せることは公益上の観点からも適切でない。 【原告主張⑤】本願商標は、米国、欧州連合、オーストラリア、ロシア、マレーシア、 ニュージーランドにおいて、自他商品識別力を有するものとして商標登録されている。 ⇒本願商標は自他商品識別力を有しないから、本件使用商品が一般的に流通している 上記諸外国において商標登録がされたからといって、これが流通していない我が国に おける商標登録が当然に認められるべきであるとはいえない。 2. 取消事由2(商標法 3 条 2 項該当性判断の誤り) (1) 商標法 3 条 2 項の適用について 「商標法 3 条 2 項は,同条 1 項 3 号に該当する商標のように,本来は,特定人によるそ の独占使用を認めるのを公益上適当としないものであるとともに,自他商品識別力を
6 欠き,商標としての機能を果たし得ないものであっても,その使用をされた結果需要者 が何人かの業務に係る商品又は役務であることを認識することができるものについて は,自他商品識別力を獲得したものとして,例外的に商標登録を受けることができる旨 を定めたものである。そして,商標法は全国一律に適用されるものであって,商標権が 全国に効力の及ぶ更新登録可能な排他的な権利であることからすると,商標法 3 条 2 項 により商標登録が認められるためには,同条 1 項 3 号に該当する商標が,現実に使用 された結果,指定商品又は指定役務の需要者の間で,特定の者の出所表示として我が国 において全国的に認識されるに至ったことが必要であると解される(そうである以上, 指定商品又は指定役務の需要者は,通常,全国的に存在していることが前提となるも のである。)。」 (2) 本願商標及び使用に係る商品の構成態様 「原告は、本願商標と類似する形状の商品「バカラ電子シュー」(本件使用商品)を製 造及び販売しているところ、本件使用商品は、…本願指定商品に属するものであること、 本件使用商品と本願商標の立体的形状は、ランプの数や曲面の形状、カード繰り出し口 の形状等において若干相違するものもあり、完全に同一の形状からなるものというこ とはできないものの、実質的に同一性を有するものであるといえることなどが認めら れる。なお、…本件使用商品は、その上面に、看者の注意を惹くように書された「ANGEL EYE」等の文字が記載されていることが認められるが、商品等は、その販売等に当たっ て、その出所たる企業等の名称や記号・文字等からなる標章などが付されるのが通例で あることに照らすと、使用に係る立体形状にこれらが付されているということのみで、 直ちに本願商標の立体的形状について、商標法 3 条 2 項の適用を否定することは適切 ではなく、上記文字商標等を捨象して残された立体的形状に注目して、独自の自他商品 識別力を獲得するに至っているか否かを判断するのが相当である。」 (3) 評価 「本願商標の立体的形状と実質的に同一の形状を有する本件使用商品が、輸出専用の 商品であって我が国において流通していないことは、当事者間に争いがない。そして、 原告が主張するように、本件使用商品が輸出され、又は輸出を前提としてのみ譲渡若し くはそのための展示がされることにより、本願商標が使用されているとしても、本件使 用商品の取引に関係する者は国内の販売代理店に限定されており、本願商標を原告の 出所表示として認識し得る需要者は限られた範囲にとどまるから、本願指定商品の需 要者が全国的に存在していると認められない。のみならず、本件使用商品が輸出される ことにより、諸外国で使用されており、諸外国のカジノ関係者に知られているとしても、 その周知性が我が国に及んでいると認めるに足りる証拠はないから、本願商標が、現実 に使用された結果、本願指定商品の需要者の間で、原告の出所表示として我が国におい て全国的に認識されるに至ったものと認めることはできない。」
7 (4) 原告の主張について 【原告主張①】本件使用商品の販売実績、シェア、広告宣伝、諸外国のカジノ関係 者の認知度、受賞歴、原告工場での説明会(商品展示会)等からみれば、本願商標 がその指定商品に使用された結果,需要者が原告の業務に係る商品であると認識す ることができるに至っている。 ⇒本願商標が現実に使用された結果,本願指定商品の需要者の間で,原告の出所表示 として我が国において全国的に認識されるに至ったと認めることはできない。 ∵ 本件使用商品に関する使用状況,販売台数,シェア,売上,受賞歴,ウェブサイト 等における掲載記事及び販売促進の状況等について原告が主張する事情は,いず れもカジノ施設のある諸外国における状況を示すものであり,我が国における本 件使用商品の使用状況等についてのものではないから,我が国における需要者の 認識を反映したものとは認め難い。 ∵ 日本にある原告の工場における本件使用商品の説明会への来訪者についても,外 国からの訪問者は我が国の需要者とはいえず,需要者といい得るのは販売代理店 の数名の者であって限られた範囲にとどまるものであるから,本願指定商品の需 要者が全国的に存在しているとは認められない。 【原告主張②】原告による本件使用商品の製造,輸出の結果,多数のカジノ関係者 (オセアニア,シンガポール,香港,フィリピン,マレーシア,マカオに所在する カジノの関係者(合計 101 名))等が本件使用商品と同一の本願商標の画像につい て,原告の出所に係る商品であることを認識している。 ⇒原告が提出する多数のカジノ関係者の証明書等は,諸外国のカジノ関係者において, 本件使用商品が原告の業務に係るものであると認識することができるということを内 容とするものであって,直ちに,本願指定商品の需要者の間で,原告の出所表示とし て我が国において全国的に認識されるに至ったことの根拠となるものではない。 【原告主張③】日本最大のカジノサイトである「リゾカジ」(日本語のみ)は,会員 数が約 3 万人であり,月間アクセス数は 30 万近くにのぼるものであり,その登録 会員及び閲覧者のほとんどは,諸外国のカジノ施設への訪問を望む日本人観光客と 推測され,「リゾカジ」の会員である日本人観光客が訪問するカジノにはほぼ 100%, 本件使用商品が設置されているから,本件使用商品は,相当数のカジノ施設を訪問 する日本人観光客に認知されている。 ⇒上記サイトの会員数やアクセス数などから,本件使用商品自体が,外国のカジノ施 設を訪問する一定数の日本人観光客に認知されていると推察することができ,これら の者が需要者といい得るとしても,当該商品の出所にまで関心を寄せていたとは認め 難い。
8 【原告主張④】本願商標は,バカラゲームを行うカジノ施設を有する諸外国(米国, 欧州連合,オーストラリア,ロシア,マレーシア,ニュージーランド)において商 標登録されており,原告が本願商標を盛大に継続使用したことにより,本件使用商 品は,バカラ電子シューのマーケットで 90%以上のシェアを占めている。 ⇒仮に,諸外国のカジノ関係者が,本願商標を原告の業務に係る出所表示として認識 し,理解できるとしても,これらの者は我が国の需要者とはいえず,本願商標が使用 された結果,原告の出所表示として我が国において全国的に認識されるに至ったと認 めることができない。 IV. 検討 1. 商標法 3 条 1 項 3 号に関する判示について 本判決は、立体商標の 3 条 1 項 3 号該当性に関する判断基準を示したマグライト事件 判決(知財高判 H19・6・27)を踏襲しており、下記の①および②に該当するものとし て、3 条 1 項 3 号該当性を認めている(なお、審決では、③に該当しないことにも触れ られている)。 【マグライト事件判決の判断基準3】 ① 商品等の機能又は美観に資することを目的として採用される商品の形状は、特段の 事情のない限り、商標法 3 条 1 項 3 号に該当する。 ② 同種の商品等について、機能又は美観上の理由による形状の選択と予測し得る 範囲のものであれば、当該形状が特徴を有していたとしても、同号に該当する。 ③ 需要者において予測し得ないような斬新な形状の商品等であったとしても、当 該形状が専ら商品等の機能向上の観点から選択されたものであるときには、同 号に該当する。 本判決では、本願商標と電子的な機能を有しないカードシューを比較している。既存の 商品に機能を付加した商品であって、類似商品がない場合の事例として参考になると 考える。 2. 商標法 3 条 2 項に関する判示について 商標審査基準においては、商標法 3 条 2 項の「需要者が何人かの業務に係る商品又は役 務であることを認識することができるもの」とは、何人かの出所表示として、その商品 又は役務の需要者の間で「全国的に」認識されているものをいうとされている。 本判決は、これと同様に、3 条 2 項に該当するためには、特定の者の出所表示として我 が国において全国的に認識されるに至ったことが必要であることし、通常、指定商品又 は指定役務の需要者が、全国的に存在していることが前提となると述べている。 3 現在は、登録実務も同基準で運用されている(商標審査便覧「41.103.04 立体商標の識別 力に関する審査の具体的な取扱いについて」(平成 28 年 4 月新設))。
9 また、本判決は、海外での販売状況、シェア等については、いずれも日本の需要者の認 識を示すものではないとしている。国内の販売代理店についても、「需要者といい得る のは販売代理店の数名の者であって」と述べていることから、需要者とみているように も思えるが、その後、「本件使用商品の取引に関係する者は国内の販売代理店に限定さ れており、本願商標を原告の出所表示として認識し得る需要者は限られた範囲にとど まる」としているとおり、国内の販売代理店が認識していても、日本国内の需要者の全 国的認識を欠くと考えているとも読める。 このように考えると、海外では周知・著名であっても、本使用商品のように、日本にお いて実際に流通していない輸出専用品は、3 条 2 項による登録はかなり困難と考えられ る。 なお、本願商標と本使用商品とは、その形状におけるわずかな差異や、商品名「Angel Eye」が記載されているかという点での差異があるが、本判決はマグライト事件判決を 踏襲し、使用にかかる商品(の形状)は、出願に係る商標と実質的に同一であり,指定 商品に属する商品であればよいとした。また、商品名「Angel Eye」が付されていること についても同様に、それだけで直ちに使用による識別力の獲得を否定することは適切 でないとしている。 以上